B-34

Last-modified: 2023-04-17 (月) 00:07:01

アメリカ RankII 中爆撃機 B-34 Lexington(レキシントン)

6521.jpg

機体情報(v2.5.0.39)

概要

ロッキード B-34 レキシントンはVer1.65で実装された、アメリカツリーのランクII双発爆撃機。
B-18A同様に旅客機ベースの爆撃機で、L-18 ロードスター高速機から派生した。

必要経費

必要研究値(RP)9,200
機体購入費(SL)22,000
乗員訓練費(SL)6,300
エキスパート化(SL)22,000
エース化(GE)180
エース化無料(RP)190,000
バックアップ(GE)40
護符(GE)640

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング2.7 / 3.0 / 2.7
RP倍率1.18
SL倍率0.6 / 1.5 / 1.6
最大修理費(SL)1,170⇒1,516 / 3,370⇒4,367 / 2,850⇒3,693

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)509⇒572 / 496⇒539
(高度4,572m時)
最高高度(m)9,500
旋回時間(秒)28.3⇒25.8 / 29.3⇒27.0
上昇速度(m/s)8.5⇒16.7 / 8.5⇒12.0
離陸滑走距離(m)480
エンジン型式Pratt & Whitney R-2800-31
最大出力(hp)***⇒1,789 / ***⇒1,520
離陸出力(hp)***⇒2,156 / ***⇒1,887
毎秒射撃量(kg/s)1.40
燃料量(分)min35 / 45 / 60 / max118
銃手(人)3
限界速度(IAS)633 km/s
降着脚破損速度(IAS)235 km/s
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)328 km/s, (離陸)313 km/h, (着陸)235 km/s
主翼耐久度-4G ~ 7G

レーダー

なし

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機銃12.7mm
M2ブローニング
2500機首40/60
機銃7.62mm
ブローニング
2750機首30/50
機銃
(連装)
12.7mm
M2
1800後方上部30
機銃
(連装)
7.62mm
ブローニング
12000後方下部40

弾薬

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
12.7 mm
M2 Browning
中期ベルト
既定T/Ball/I/AP-I2625191233
汎用AP-I/AP-I/
AP-I/T/I
2625191233
地上目標T/AP/AP/
AP/AP-I/I
2625191200
曳光弾T/T/T/AP-I2625191200
ステルスAP/AP-I/
AP-I/I/I
2625191233
 
武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
7.62 mm
Browning
既定T/AP/AP-I/
Ball/Ball/I
1097433
汎用T/AP/AP/AP-I/I1097433
曳光弾IT/AP-I1097433
ステルスAP-I/AP-I/I1097433
 
武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
12.7 mm
M2 Browning
中期ベルト
既定T/AP/I/AP-I2625191233
徹甲弾AP/AP/AP/T/I2625191233
汎用AP-I/AP-I/AP-I/T2322161000
 
武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m

7.62 mm
Browning

既定T/Ball/Ball/
Ball/AP/I
1097433
徹甲弾T/AP/AP/AP/I1097433

追加武装


名称
(爆薬量)
種類


影響【AB/RB&SB】費用
(SL)
搭載条件備考*1
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
B250lbs
(55.5kg)
AN-M57
7-**/-2.2-**/-1.9+**/+1.9合計搭載量
1750lbs
(爆薬量388.5kg)
B

B
250lbs
(55.5kg)
AN-M57
4-**/-2.2-**/-2.0+**/+2.0180SBC-17合計搭載量
2250Ibs
(爆薬量633.9kg)
500lbs
(118.8kg)
AN-M64(A1)
3
T1005kg
Mk.13/44
1-**/-2.2-**/-2.0+**/+2.070ITC mk.III

爆弾

名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
250 lb AN-M57113.455.5924103
 
名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
500 lb AN-M64A1226.7118.81005118
 

魚雷

名称投下可能速度
(km/h)
投下可能高度
(m)
重量
(lbs)
水中最高速度
(km/h)
射程
(km)
Mk.13/440 - 7590 - 7312216625.49
 

機体改良

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Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理420810
ラジエーター
7mm弾薬ベルト
7mm銃座用弾薬ベルト
IIコンプレッサー380730
機体
新しい7mm機関銃
ITC mk.III (Mk.13/44魚雷)
新しい7mm銃座用機関銃
III主翼修理5301000
エンジン
12mm銃座用弾薬ベルト
12mm弾薬ベルト
IVインジェクター交換5501100
カバー交換
新しい12mm銃座用機関銃
SBC-17 (500lb爆弾)
新しい12mm機関銃

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
fileBlcR8jngW6X.htm
条件
説明

研究ツリー

前機体B-18A
次機体B-25J-1
 
 

解説

特徴

搭載量は最大でも2500ポンド(約1.2t)と控えめながら、このBR帯ではそれほど気にならない。飛行特性は全くランク不相応であり、400km/h以上で巡航できる上、上昇力に至っては本機に優越する機体はジェット爆撃機B-57Aまで登場しない。
その高速性能は戦闘機相手でも振り切れる程である。また、銃座も強力であり、生存性は極めて高い。
爆装だけでなく魚雷も装備出来るので、海戦マップでも活躍できる。さらに爆撃機スポーンの高度有利を活かせば、敵爆撃機に固定機銃で攻撃を仕掛けることもできる。総評としては、低いBRに対して恐ろしく優秀な総合性能を誇る凄まじい機体である。

立ち回り

【アーケードバトル】
BR2.7爆撃機にして上昇力16.7(←!!)m/sという並みの戦闘機すら上回る驚異の上昇性能を誇る。WEPの使用で20°で上昇ができる爆撃機は他にはまずいない。ただし武装が強いからといってヘッドオンしようものなら漏れなくパイキルか火災が起きるので完全な重戦運用はできないと思われる。

 

【リアリスティックバトル】
BR2.7のためBR4.0のBf 109 F-4とマッチングしない
なんと先日のBR改定でBRが3.0に引き上げられてしまい、ボトムでF-4メッサーとマッチすることになったが、それでもこの機体性能を持ってすればきっと太刀打ち出来るだろう。
当然の如く爆撃機スポーンである上に、合計1.2tの爆弾を抱えたままでも9m/sという圧倒的な上昇力を誇り、比較的良好な機動性に固定機銃4門と銃座4門で制空もお手の物、さらには戦闘機でも追いつくのに手間がかかるほど高速で飛行しエンジン加熱もほとんどないという、初心者でも非常に扱いやすい機体である。弱点という弱点はフラップ耐性の低さ(戦闘で300km/h未満)と機体下部が銃座の死角である事と片肺では速度維持が厳しい程度で、それ以外は抜かり目のない性能を持っている。
この機体は基本何でもできる。小基地爆撃、対地、雷撃、制空、偵察、遊覧飛行、何でもござれである。自分なりの戦い方を見つけてみるのもいいだろう。
爆撃機迎撃が捗る本機だが、一機だけ相手をしないほうがいい爆撃機がいる。それはBV 238である。本機でのBV 238の迎撃は非常に難しい。こちらは速度、機動性において相手を圧倒しているものの、BV 238には非常に強力な銃座があり、後ろから襲いかかろうものならあっという間に燃やされるか、パイロットキルをされてしまう。本機の機動力では銃座の迎撃を避けながらBV 238に接近することは難しい。しかしながら爆装的には無視できない相手であるため、どうしても迎撃しなければならない時はヘッドオンでパイロットキルを狙うのがいいだろう。

一例としては、

【陸上マップの場合】
開幕で5500m程度まで上昇し、小基地を爆撃した後に制空や爆撃機迎撃、必要に応じて対地攻撃もすると良いだろう。

対地の際は高度800m~1000m程度、時速300km/h前後を維持し、爆弾は瞬時信管に設定、照準器を用いて目標ちょい手前で投下するとほぼ確実に破壊できる。ただしトーチカは1発では破壊できないため、軽トーチカあるいは戦車を狙うといい。

【対日海戦マップの場合】
あらかじめ魚雷を選択の上、開幕で投棄し5500mまで上昇、爆撃機狩りなど制空。必要に応じて空母着艦のち雷撃。

 

【シミュレーターバトル】
修理費が安いため乗り捨て前提の特攻ができ、速度と上昇力で目的地まで早く到達可能。目的地への飛行中に襲撃してくる戦闘機もRBと同じ銃座視点のため非常に迎撃しやすく、また固定機銃で対地攻撃や空戦の援護もできる。
この機体の銃座視点がかなり便利で、コックピット視点しかない戦闘機に比べて周囲の索敵が格段にしやすい。わざわざ機体を動かさなくとも爆撃地点や対地目標の確認及び進路調整、ランディングアプローチなどができるので時間短縮にも繋がる。ただしマウス操縦だとこの方法が出来ないので、フライトスティックあるいはゲームコントローラーとマウスを併用している必要がある。

史実

B-34は、アメリカ海軍の爆撃/哨戒機PV-1のアメリカ陸軍航空隊での名称である。よって、ここではPV-1についての概要
ロッキード・ロードスター輸送機を軍用機化した機体で、同様にロッキード・スーパーエレクトラ旅客機を軍用機化したハドソンの成功を踏まえてイギリス空軍が発注したものである。

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当時イギリスは対独戦のために多数の爆撃機を必要としており、早急に数を確保したかった空軍はロッキード社が開発したロードスター輸送機に着目。転用であれば一から開発するよりも簡単であり、また同じくロッキード社のスーパーエレクトラ旅客機から転用されたハドソンの成功例もあったことから、イギリス空軍はロッキード社に軍用機化を打診、爆弾倉と照準器、銃座などの火器、各種通信機器を搭載できるよう設計変更がなされて誕生したのが本機である。

本機はアメリカからのレンドリースとして供与されることになったため、当時爆撃機を管理していたアメリカ陸軍によってB-34として制式化された後、イギリス空軍においてVentura(アメリカの都市名)として制式化された。

当初ヴェンチュラは爆撃任務に就いたが、現場からは鈍重で実戦に耐えられるものではない、搭載量も大したものではなく、戦闘機の護衛が必要だと評価は散々であり、結果としてあまり戦果を出せぬままモスキートに機種転換されて爆撃任務を退くことになった。

民間機転用の軍用機としてはハドソン程の成功作とはならなかったが、哨戒任務に転用された本機は一定の活躍を見せ、アメリカ陸軍においても練習機などの用途で活用された。

しかしこのB-34に転機が訪れる。この機体にアメリカ海軍が注目したのである。

陸軍と海軍の仲の悪さはどこの国にもある。アメリカも然りであった。当時のアメリカ海軍において偵察、哨戒任務の主力は飛行艇のPBYカタリナであった。しかし冬になると寒冷地では基地となる港湾が凍結して運用出来なくなるというデメリットがあり、海軍はこれに悩まされていた。海軍としては陸上基地から運用できる哨戒爆撃機を求めていたが、当時中型以上の爆撃機は陸軍の管轄下であり、陸軍は海軍が爆撃機を保有する事をかなり嫌がっていた。そのため海軍において重要な対潜哨戒任務をあまり意欲のない陸軍がするというチグハグな状況になっており、海軍としては非常にもどかしい状態であった。

そんなある時、海軍はわずか20機であるがハドソンを陸軍から受領し、PBO-1として対潜哨戒任務に就かせたところ非常に運用がしやすい事を認識。これによって海軍は本格的に陸上哨戒機の導入に向けて動き始めたのである。

そして行き着いた先はハドソンの後継機であるB-34であった。海軍はこのB-34を導入すべく陸軍との交渉に踏み切る。

海軍は陸軍への交渉材料として、従来飛行艇の工場として海軍管轄下にあったボーイング社のレントン工場をB-29の生産に振り替えること、その見返りとしてB-34を海軍管轄下に置くこと、海軍の爆撃機保有を認めることを陸軍に要求した。

陸軍にとってみれば、最重要なB-29の生産拠点が増えて、失うのは中途半端な性能のB-34のみ、海軍としては哨戒機に程よいB-34を手に入れることが出来て失うのはあまり必要のない飛行艇の工場と、両者winwinの条件であり、陸軍はこれを快諾。B-34は海軍に移管されることになった。

海軍はB-34の生産をロッキード社からヴェガ社に振り替えて、対潜哨戒のためのレーダー通信機器を増設した上でこれをPV-1として制式化。直ちに太平洋の前線に配備された。

PV-1は爆弾、魚雷のほか、翼下にHVARロケットを装備でき、また機首下に12.7mm3門のガンポッドを追加でき、無抵抗な潜水艦や輸送船への攻撃に活躍。さらにはレーダー装備ということもあって海兵隊では夜間戦闘機として使用された例もあり、実際に一式陸攻を撃墜したという戦果もある。

戦後はアメリカの同盟国に供与され、日本の海上自衛隊でも発展型のPV-2が創設期に供与され、主に訓練機として運用されている。
B-34としての概要
アメリカ陸軍では本機にB-34Aの名称を与え、イギリス向けとして生産された機体の中から250機を自軍の装備とし、この250機のうち少数機を航法訓練機B-34Bの名称で訓練に使用している。

アメリカ陸軍ではエンジンをライトR-2600-31に換装したヴェンチュラIIもO-56の名称で550機発注したが、大半はキャンセルされ、最終的に18機をB-37として受領した。

参照・引用 Wikipedia「PV-1」

小ネタ

◆知名度の無さ

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この機体は性能が非常に高い割に知名度に欠けている。飛行機が好きだという人でもB-34と言われてすぐに思い浮かべられる人はそう多くない。それがこの機体をさらに凶悪なものにしている。特に対日戦ではたいていの機体が何も知らずにヘッドオンしてくるので、そんな敵機に猛烈なブローニングの雨を降らせて火達磨にする事が出来てしまうのだ。ただし相手が上手いとこちらも継戦不可能なダメージを受けることがあるためその辺は自己判断で----


◆旋回銃座

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この機体を強機体たらしめる要素は高速、高機動、高火力の固定武装、さらには優秀な銃座配置がある。特に機体上部の旋回銃座は機体の上方全てを射程におさめ、敵爆撃機の腹部に潜り込んで旋回銃座で攻撃すれば優秀なブローニングによってたちまち敵爆撃機は火達磨になる。爆撃機迎撃には斜銃よりも旋回銃座の方が便利だったりする。
ただし格闘戦を仕掛けてくる二式大艇には要注意。20mm5門の火力は伊達ではない。その場合は腹部に潜り込んで反撃するか、敵に機体の尾部を向けて銃座の最大火力で反撃すること。
ちなみにBV238に向かっていった者には気絶という運命が与えられる。

 

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ
ロッキード B-34:ハドソンの後継機

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • 強すぎワロタ RBで基地爆した後に重戦メッサーの後ろについて掘るの気持ちいいわ -- 2021-03-23 (火) 11:30:03

*1 爆薬量はTNT換算