AMX-30 (1972)

Last-modified: 2023-08-07 (月) 22:03:25

フランス RankV 中戦車 AMX-30 (1972)

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概要

1.75"La Résistance"にて実装された戦車。
前車から自動装填装置が続くかと思いきや単発砲へと戻った。やっと見た目が常識的どころかそこらのMBTよりカッコよくなった。
本車最大の特徴とも言える点として、スモーク以外の砲弾がなんとHEAT弾とHE弾しかない

車両情報(v2.7)

必要経費

必要研究値(RP)170,000
車両購入費(SL)440,000
乗員訓練費(SL)130,000
エキスパート化(SL)440,000
エース化(GE)1,400
エース化無料(RP)830,000
バックアップ(GE)100
護符(GE)2,300

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング8.0 / 8.0 / 7.7
RP倍率2.08
SL倍率1.1 / 1.7 / 1.8
最大修理費(SL)7,980⇒11,874 / 8,580⇒12,767 / 9,240⇒13,749

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)28.6⇒56.5 / 17.9⇒30.0
俯角/仰角(°)-8/20
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
8.7⇒6.7
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
79 / 35 / 30
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
80 / 41 / 30
重量(t)36.0
エンジン出力(hp)1116⇒1374 / 637⇒720
2,400rpm
最高速度(km/h)72 / 65
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
最大登坂能力(°)27⇒*** / 29⇒***
視界(%)131
乗員数(人)4

光学装置

倍率暗視装置種類世代
IR投光器---
車長10.0x赤外線-
砲手6.8x-8.0x赤外線-
操縦手1.0x赤外線-

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲105 mm CN-105-F1 cannon15030
機銃20 mm 20F2 automatic cannon11,000-
機銃7.62 mm A-A-F1N machine gun12,000-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
105 mm
CN-105-F1
OCC 105 F1HEAT10.951.021,000400
OE 105 F1 Mle.60HE12.12.070025
OFPH 105 F1Smoke11.40.005700-
 

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯9,20014,000
修理キット6,000
砲塔駆動機構9,200
IIサスペンション6,2009,400
ブレーキシステム
手動消火器4,000
火砲調整6,200
OFPH 105 F1
IIIフィルター8,70013,000
救急セット
昇降機構
発煙弾発射機
IV変速機9,00014,000
エンジン
砲撃支援
Rangefinder
NVD(暗視装置)

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両Lorraine 40t
派生車両
次車両AMX-30B2
 
 

解説

特徴

--加筆求む--

 

【火力】
口径こそ他国と同レベルの105㎜砲だが、なんと弾種がHEAT弾しかない。加害力は低く障害物の多いマップでは使いにくい。また、弾速がL7系のHEATFSに比べ200㎧ほど遅く、偏差射撃はやりにくい。しかしかし・400㎜の貫通力・弾薬を誘爆させやすい・新たに弾を開発しなくてよい・弾代が無料といった利点もある。同軸機銃として20㎜機関砲が搭載されていて、仰角を多くとれるので対空射撃に使ったり装甲が薄い相手なら蜂の巣にできる。

 

【防御】
避弾経始を意識した車体だが元の装甲厚は薄く、弾けたらラッキー程度に考えておこう。

 

【機動性】
加速がよく良好であるが、超信地旋回ができないため小回りは悪い。

 

史実

長くなったので格納

 パリ解放以来、国産戦車による再軍備という夢を叶える為に開発されたARL-44、AMX M4、AMX-50であったがいずれも失敗に終わり、戦後に開発された戦車で成功といえるのは軽戦車のAMX-13だけであった。これらの経験から得られたものは「重量級の戦車は無理がある」という事だった。
 1950年代に入るとフランス陸軍より「低コストで軽量、高機動・高火力な戦車」の開発要求が出され、これに答えてバティニョール・シャティヨン社が重量25tで揺動砲塔に自動装填装置と90mm砲を装備し最高速度65kmを出せるという要求に適った戦車を開発した(Char 25t)。この戦車は採用こそされなかったが、その性能に軍部が触発されて更なる新型戦車の開発を模索する。
 フランスが更なる新型戦車の開発を模索していた頃、時を同じくして西ドイツも新型戦車の開発を目指していた事もあり、1957年に両国は共同開発を行う協定を行い「標準戦車」と呼ばれる戦車の開発を目指す事になる。これはフランスと西ドイツが各々で戦車を開発し、より優れた性能を示したどちらか一方の戦車を両国で採用するというものだった。
 標準戦車の要求性能は「防御力は必要最低限のものにし、機動力を重視する」というものだった。これは当時、対戦車兵器の進歩が著しく重装甲を施した所で必ずしも防ぐことはできないと考えられていたからである。
 1962年になると両国が各々開発した標準戦車を持ち込んで共同試験が始まり、更にこの計画にイタリアが加わった。イタリアは開発には関わらず試験結果が良かった方を採用するつもりで参加した。試験の結果は西ドイツの標準戦車の方が僅かに加速と速度で優れていると判断された。当然、協定によって西ドイツの標準戦車が採用されるはずであったが、西ドイツの戦車が当時流行のL7 105mm砲を装備していたのに対して、フランスの戦車は独自開発のCN-105-F1 105mm砲を装備しており、フランスがこの主砲を装備する事にこだわり譲らなかった事から西ドイツと意見が分かれ共同開発は中止になり、結局各々で戦車を開発する事になる。(どこかで聞いたことあるような話…)
 この時フランス側で開発された標準戦車がAMX-30であり、試験結果に満足したフランス陸軍は1963年に正式採用した。一方、西ドイツの標準戦車はその後Leopard 1として採用され、イタリアもこちらを採用しただけにとどまらず、Leopard 1はNATO標準戦車となり広く配備される事となる。
 NATO標準戦車の座を譲る事になったAMX-30であったが性能は悪くなかった事からサウジアラビアなどの中東国の他、スペインでも採用された。

小ネタ

 HEAT弾しかない本車だが、これは当時のフランス軍がG弾という特殊なHEAT弾を重用していた為で、本車が装備するHEAT弾がこのG弾だと思われる。

G弾とは

 G弾とは特殊なHEAT弾であり、弾体自体は通常のHEAT弾だがそこに外郭を被せており、ライフル砲から発射された際この外郭が独立して回転する事で中のHEAT弾自体は回転しないというものである。
 HEAT弾は回転を与えられるライフル砲から発射されると、回転によりメタルジェットの生成が阻害されいくらか効力が落ちてしまうのである。これを解消してHEAT弾の効力を最大限にしようとした為にこのような構造がとられている。
 しかし、このG弾にはある欠点があった。この砲弾には外郭があることは説明したが、当然この外郭の分HEAT弾の弾体自体は小さくなってしまい、なんと通常のHEAT弾より威力が小さくなる事が判明したのである。見事なまでの本末転倒


この車両の搭載した国産の105mm砲は当初G弾専用であったために、威力不足が発覚してからは結局専用のAPFSDS弾を開発し搭載された。(本ゲームでは次のAMX-30B2から使用できる。)
レオパルト1の搭載した主砲は当時標準となりつつあったL7A1 105mm砲であり、APDSや普通のHEAT-FSを使用できたためにAMX-30ほど威力不足が深刻化することはなかった。


威力不足といわれたG弾であるが、実戦においては同じくG弾を使用したイスラエルのM51スーパーシャーマンがエジプトやシリアのソ連製戦車を多数撃破したとされている。読み方はゴキブリ弾ではない

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

●DMM公式
AMX-30 1972年型:次世代型戦車

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算