フランス RankIV 自走式対空砲 AMX-13 DCA 40
概要
AMX-13の車体にボフォース40mm砲のライセンス生産品を搭載したもの。
こちら皆さんおなじみの米英で用いられるボフォース40mm機関砲とは違い砲身長がそこそこ延長された発展強化型であり、
レートの上昇だけでなくAP弾における貫通力が10mで90mmを超えるなど対空だけでなく対地も十分にこなせる性能となっている。
しかしこの40㎜砲は改良の際大幅な重量の増加を伴っており、素のAMX-13より動きがすこしもっさりとなった、
(なんと40㎜砲一式で75㎜オートローダーの砲塔より重い)
さらに砲塔には弾薬が敷き詰められているので被弾すると弾薬庫爆発を起こしやすい。
装甲は無論、機動力も過信せずに進軍ルートを見極めれば戦後IFV達もびっくりの対戦車機関砲として活躍できるだろう
車両情報(v2.7)
必要経費
必要研究値(RP) | 63,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 76,000 |
乗員訓練費(SL) | 22,000 |
エキスパート化(SL) | 76,000 |
エース化(GE) | 800 |
エース化無料(RP) | 520,000 |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | 1,100 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.7 / 5.0 / 5.0 |
RP倍率 | 1.72 |
SL倍率 | 1.1 / 1.5 / 2.5 |
最大修理費(SL) | 10,000⇒18,262 / 2,940⇒4,414 / 5,040⇒6,692 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 26.4⇒52.2 / 17.9⇒30.0 |
俯角/仰角(°) | -5/85 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 0.5(自動装填) |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 40 / 20 / 15 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 20 / 20 / 20 |
重量(t) | 15.5 |
エンジン出力(hp) | 302⇒372 / 239⇒270 |
3,199rpm | |
最高速度(km/h) | 65 / 60 |
実測前進~後退速度(km/h) | 52 ~ -7 / 40 ~ -6 |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 78 |
乗員数(人) | 4 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 40 mm Mle51 T1 cannnon | 404 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||||
40 mm Mle51 T1 | 規定 | AP-T/HEFI-T | 0.93 | 145 | 1025 | 94 | 90 | 77 | 62 | 51 | 41 | - |
40 mm HE-T | HEFI-T/AP-T | 0.93 | 145 | 1025 | 94 | 90 | 77 | 62 | 51 | 41 | 20 | |
40 mm AP-T | AP-T/HEFI-T | 0.93 | 145 | 1025 | 94 | 90 | 77 | 62 | 51 | 41 | 20 |
弾種は同じでHEF-IとAPI-Tの比率が異なる。(上から順にHEF-I:API-Tが1:1、3:1、1:3)
弾種
名称 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
AP-T | 0.93 | - | 1025 | 94 | 90 | 77 | 62 | 51 | 41 |
HEFI-T | 0.96 | 145 | 1005 | 4 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 2,600 | 4,500 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
40 mm HE-T | |||
II | サスペンション | 2,400 | 4,100 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
40 mm AP-T | |||
III | フィルター | 4,400 | 7,600 |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
IV | 変速機 | 5,700 | 9,800 |
エンジン | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | CCKW 353 AA |
---|---|
次車両 | AMX-30 DCA |
解説
特徴
米英でお馴染みのボフォース40mm/L60の戦後改良型であるボフォース40mm/L70を1門搭載した対空戦車。M19やM42と違って1門のみだがリロード速度が速く、更にM19やM42の物と比べ発射レートが倍になっており高い投射力を発揮することが出来る。しかし見て分かる通り砲塔には弾薬が敷き詰められており、砲塔に被弾すると高い確率で弾薬庫爆発を起こすので注意。
【火力】
40mmの大口径と強化された速射力、長砲身化と弾薬の改良により高初速、高貫通力を誇る。その為、側面さえ取れればこのBR帯の大体の戦車は撃破できるだろう。 更に砲弾初速が米英の前期型ボフォースと比べ速くなっている為(881m/s→1021m/s)本業である対空射撃も当て易くなっている。
【防御】
車体は「対空砲としては」比較的分厚めで船体崩壊もしない為エンジンや変速機、車体構造に助けられ(正面から下部寄りに)1発程度なら耐えられる可能性がある。砲塔は20mmの垂直で構成されており12.7mmクラスの機銃相手にも近距離ではスポスポ抜かれてしまう上に、弾薬が隙間なく敷き詰められているので砲塔に対しての攻撃への生存性はほぼ皆無に等しく、更にはオープントップで装填手の頭がはみ出ている為機銃や掃射には気をつけよう。
【機動性】
車体がAMX-13の流用で車重エンジン出力も数値上は変わっていないが砲周りが重い為絶妙なモッサリ感がある(更に改修時のエンジン出力の伸びも本家に比べ微妙に低い) しかし対空砲としては優秀なその脚を活かして緊急の場合の対戦車戦闘や迅速な陣地転換をしよう
史実
AMX-13 DCA40は仏にも供給された米のM24を基にしたLight Combat Team構想に影響を受け、AMX-13と共に植民地に空挺派遣出来る軽量対空車両として開発されたが、諸々の問題と時代は既にジェットの時代であり時代遅れとされ試作のまま姿を消した
小ネタ
この車両が搭載しているボフォース40mm/L70は戦後間もない時期にボフォース社がジェット等高速化する標的に対抗出来る様にボフォース40mm/L60に改良を施した品である。変更点は砲身長の増大(2.2m→2.8m)及び薬莢長を40×311mmから40×365mmへ大型化、発射速度をL60の毎分120発から毎分240発(最後期型は300発)に高速化 最大射程も7kmから12kmと大幅な強化を遂げたが代償として重量がL60の1.91tからなんと5.15tと数倍の重量になってしまった(ゲーム内で妙にDCA40が本家と比べてモッサリした動きなのはコレも一因)
今でもイタリアやスウェーデンを始めとする世界30か国以上で使用され、現代のニーズに合わせてAPFSDSやVT信管付きHEなど多種多様な砲弾が開発されている
有名どころではスウェーデンのIFVであるCV90、イタリアのCIダルドCIWS、日本ではしきしま型巡視船などに最新のVT砲弾などと共に搭載されており、WT内では米M247SPAAや独ヤグアル級?に搭載されている名銃ならぬ名砲である
AMX-13 DCA 40という名前のフルネームはAtelier de Construction d'Issy-les-Moulineaux(イシー=レ=ムリノー工廠)char de 13 t(13トンの戦車)défense contre avions(対空防御)canon de 40 mm(40mm砲)とクッソ長い名前になっていて、車両の重さや搭載砲などを略した名前になっている。本車に限らずフランス戦車は大抵製造社+重量+etcとなっている場合が多いので、この機に名前にも注目してみるのも面白いだろう。
外部リンク
●DMM公式
AMX-13 DCA 40:対空戦車
コメント
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