フランス RankI 軽戦車 Char de Combat Renault AMC.35 (ACG.1)
概要
フランスランクIの軽戦車。
主砲が47㎜になり加害力が増した。しかし肝心の機動性は軽戦車とは名ばかりの劣悪さである。
車両情報(v2.7)
必要経費
必要研究値(RP) | 2,900 |
---|---|
車両購入費(SL) | 700 |
乗員訓練費(SL) | 200 |
エキスパート化(SL) | 1000 |
エース化(GE) | 20 |
エース化無料(RP) | 96,000 |
バックアップ(GE) | 20 |
護符(GE) | 190 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.3 / 1.3 / 1.3 |
RP倍率 | 1 |
SL倍率 | 0.1 / 0.2 / 0.3 |
最大修理費(SL) | 130⇒167 / 180⇒231 / 320⇒411 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 14.9⇒29.6 / 9.3⇒15.7 |
俯角/仰角(°) | -12/14 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 3.9⇒3.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25 / 20 / 15 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25 / 25 / 25 |
重量(t) | 14.5 |
エンジン出力(hp) | 195⇒240 / 159⇒180 |
1,400rpm | |
最高速度(km/h) | 47 / 42 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒43 / ***⇒41 |
視界(%) | 88 |
乗員数(人) | 3 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 47mm SA35 L/32 cannon | 96 |
機銃 | 7.5mm MAC31 machine gun | 1800 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
47 mm SA35 L/32 | Mle1935 | APC | 1.62 | - | 660 | 62 | 59 | 47 | 36 | 27 | 20 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | AMD.35 |
---|---|
次車両 | Crusader Mk.II(FR) |
解説
特徴
砲火力と装填速度は他国並みである半面、機動性が足を引っ張るため軽戦車としての運用は難しい。駆逐戦車のような運用になるだろう。
かつてはランクII軽戦車だったので偵察機能が使えたが、現在はランクIに降格してしまい中戦車と大差なくなってしまった。
【火力】
前車AMD.35から口径が上がり47㎜なった。AMD.35の悩みどころだった貫徹後のダメージと加害範囲は改善され、貫徹力も数値は下がってしまったが口径の小ささに掛かる貫徹力のデバフも軽減された(と思われる)。しかし弾薬は相変わらず炸薬のない徹甲弾のみであるので、弱点を狙うことは変わらない。貫徹力は下がったとはいえ平凡な程度にはあり、同格は十分貫通することができるが、格上が相手となると心もとない。
また、AMD.35にはなかった人力の砲安定装置があるので早撃ちが得意になっている。
特筆するべきは砲塔に念願の装填手が配備されたため、装填速度がBR1.0の多くの戦車より倍近く速くなっている。かつては低ランクで主砲を(他国並みに)連射できる貴重な1台だった。
砲塔旋回速度は標準的ではあるが、後述の機動性の問題があるため咄嗟の追従や接近戦は苦手である。
【防御】
装甲はBR1.3軽戦車としては割とある方とはいえ、あまり頼れるものではなく、接近されればM2機関銃にすら貫通される可能性がある。フランスの特徴的な傾斜装甲もなく跳弾は期待できない。
後述の機動性の問題があるため敵に肉薄されると成すすべがないので、極力姿を見せない立ち回りが求められる。
また上述のように装填手が配備されているため乗員数は3名になっている。運よく1人だけやられただけなら戦闘が継続できるだろう。
【機動性】
劣悪の一言に尽きる。
軽戦車とは名ばかりで、重戦車のような機動性である。最高時速こそ並の数値が書いてあるが、舗装された道か下り坂でもない限りその速度が出ることはない。
加速が鈍く飛び出し撃ちは難しいうえに旋回性がかなり低く、ある程度速度が乗っている場合でも曲がろうものならすぐに減速してしまう。更に登り坂になると速度が一切出ず、進路を曲げようとすると動けなくなってしまう。
速いと感じられるのは拠点に向かって一直線に走り続けている時ぐらいしかなく、咄嗟の移動や陣地転換は苦手なのでルート選択は慎重に行うべきである。
史実
ルノー社はAMRの要求を満たす車両を製造する一方で、これを支援する戦闘用機銃搭載車(Automitrailleuse de Conbat)を満たす戦車を開発した。最初のモデルはAMR.33を基本にしたYR型のAMC.34軽戦車で、これを引き継いだ形で1935年に新型砲塔のAPX-2を搭載したACG.1型のAMC.35軽戦車が完成した。サスペンションは水平スプリングを持つハサミ型を採用し、エンジンはB1bisと同型の180馬力のルノー4気筒エンジン(B1bisは6気筒)、旋回砲塔には47mmSA35L/32砲と7.65mmHotchkiss同軸機銃を装備(47.2口径オチキス25mmSA35対戦車砲を装備した車両もある)した。
本車は初期を除きAMX社で約100両生産され、その内10両はベルギーが購入し、騎兵隊用機銃搭載車(Automitrailleuse de Cavalerie)と名称変更され、FRC(Fonderie Royale de Canons)製47mmM1931対戦車砲装備のベルギー製新型砲塔を搭載した。
ベルギー軍は共食い修理に使われた一両と操縦訓練に使われた一両以外の稼働状態だった全8車両を1er Guidesと2ème Lanciersに各4両づつ配備し戦闘に投入、そのうち4両は37mm pakに撃破、2両は故障、残りの車両は首都が占領された時に鹵獲された。
一方フランスでは開戦時本車を配備している部隊は一つもおらず、急遽訓練された少数の部隊により実戦に投入されるに留まった。
ドイツ軍にはベルギーの物はPanzerkampfwagen AMC738(b)と呼ばれ、フランス軍の物はPanzerkampfwagen AMC738(f)として警察業務や操縦手の訓練用として使用された。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
●DMM公式
AMC 35:鋼鉄騎兵
コメント
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- 加速が悪すぎで驚く。主砲は装填が速くて使いやすかった。 -- 2017-12-22 (金) 18:33:17