アメリカ RankII 攻撃機 A-36 Apache(アパッチ)
概要
Ver1.51で追加された攻撃機。P-51の高性能に惚れ込んだ当局が、予算問題回避のため攻撃機名目で発注した機体。ともあれ、爆弾懸下装置とダイブブレーキを新設した立派な仕上がりだ。しかも低空特化チューンのアリソンエンジンに地上攻撃はハマり役、攻撃後はマスタングに早変わりするので使い勝手はすこぶる良い。
機体情報(v2.5.0.39)
必要経費
必要研究値(RP) | 9,200 |
---|---|
機体購入費(SL) | 22,000 |
乗員訓練費(SL) | 6,300 |
エキスパート化(SL) | 22,000 |
エース化(GE) | 180 |
エース化無料(RP) | 190,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 640 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 2.7 / 2.7 / 2.7 |
RP倍率 | 1.18 |
SL倍率 | 0.5 / 1.3 / 2.2 |
最大修理費(SL) | 1,080⇒1,356 / 2,500⇒3,140 / 2,390⇒3,001 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 556⇒621 / 542⇒589 |
(高度1,760m時) | |
最高高度(m) | 9,000 |
旋回時間(秒) | 23.4⇒21.3 / 24.2⇒22.3 |
上昇速度(m/s) | 9.7⇒17.4 / 9.7⇒13.1 |
離陸滑走距離(m) | 400 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒1,325 |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒1,500 |
毎秒射撃量(kg/s) | 3.23 |
燃料量(分) | min23 / 30 / 40 / 60 / max79 |
銃手(人) | - |
限界速度(IAS) | 855 km/h (降着脚287km/h) |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)650 km/h, (離陸)520 km/h,(着陸)279 km/h |
主翼耐久度 | -6G ~ 12G |
レーダー
なし
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機銃 | 12.7mm ブローニング | 6 | 2000 | 機首、翼内 | 50/70 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm M2 Browning 中期ベルト | 既定 | T/Ball/I/AP-I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
汎用 | AP-I/AP-I/ AP-I/T/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 | |
地上目標 | T/AP/AP/ AP/AP-I/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 0 | 0 | |
曳光弾 | T/T/T/AP-I | 26 | 25 | 19 | 12 | 0 | 0 | |
ステルス | AP/AP-I/ AP-I/I/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
追加武装
分 類 | 名称 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備 考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 100lbs bomb | 2 | -**/-6.5 | -**/-0.8 | +**/+0.5 | 20 | - | - |
B | 250lbs bomb | 2 | -**/-11.5 | -**/-1.8 | +**/+1.3 | 40 | FSBC mk.5 | - |
B | 500lbs bomb | 2 | -**/-25.9 | -**/-3.5 | +**/+2.8 | 80 | FMBC mk.1 | - |
G | 12.7 mm M2 Browning | 2x2 | -**/-25.9 | -**/-3.0 | +**/+2.4 | 170 | OGP-1 | 搭載弾薬数 1,360 搭載時の 毎秒射撃量 5.45kg/s |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
100 lb AN-M30A1 | 45.35 | 24.5 | 79 | 2 | 67 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
250 lb AN-M57 | 113.4 | 55.5 | 92 | 4 | 103 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
500 lb AN-M64A1 | 226.7 | 118.8 | 100 | 5 | 118 |
ガンポッド
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm M2 Browning 中期ベルト | 既定 | T/Ball/I/AP-I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
汎用 | AP-I/AP-I/ AP-I/T/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 | |
地上目標 | T/AP/AP/ AP/AP-I/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 0 | 0 | |
曳光弾 | T/T/T/AP-I | 26 | 25 | 19 | 12 | 0 | 0 | |
ステルス | AP/AP-I/ AP-I/I/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | *** | *** |
ラジエーター交換 | |||
プライマリ12mmベルト | |||
ガンポッド | |||
II | コンプレッサー交換 | 630 | 1200 |
機体交換 | |||
FSBC mk.5 | |||
III | 翼修理 | 700 | 1300 |
エンジン交換 | |||
新しい12mm機関銃 | |||
IV | 新しいエンジン噴射 | 910 | *** |
カバー交換 | |||
FMBC mk.1 |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
[添付] | |
条件 | - |
説明 | 標準迷彩 |
研究ツリー
解説
特徴
攻撃機ではあるが爆装は最大でも500lb二つと控えめ。ABにおけるリロード時間は戦闘機基準となっているため要注意。1.65アップデートで攻撃機準拠になった。
固定武装はアメリカ機ではお馴染みのM2ブローニング6挺である。そのうち2挺は機首装備のプロペラ同調のため、翼内に6門装備した他の機体より毎秒射撃量がやや小さくなるが、さほど性能は変わらないので戦闘機譲りの機体性能を活かした空戦やAPの多いベルトでの対地攻撃で活用できるだろう。
角形ダイブブレーキが装備されているため、RBなどで急降下爆撃を行う時は利用しよう。
また、1.77アップデートで、翼下にガンポッドを2つ装備できるようになった。ガンポッドを装備すると 12.7mm機銃10門というP-47をも凌駕する超火力を得ることができる。
立ち回り
【アーケードバトル】
ダイブブレーキと爆弾懸架パイロンのついたP-51、といった趣の機体。
500ポンド爆弾による対地攻撃に徹してもいいし、BR2.7としてぶっちぎりに高い機体性能と12.7mmブローニング×6という扱いやすい火力を持つため対空戦闘もこなせる。ヤーボ入門にちょうどいいだろう。
対空戦闘の際は米陸軍機の基本通り一撃離脱、まっすぐ行ってまっすぐ逃げるのをきちんと行えばそうそう犬死にはしないはず。
【リアリスティックバトル】
本機の特徴は、なんといってもBR最高を誇る速度とエネルギー保持であろう。水平飛行速度は海面高度で550km/h超と、他機を圧倒する。爆装量は大した事ないので、空RBなら戦闘機と割り切って使うのがいいだろう。
欠点として、上昇力の弱さと旋回性能の低さが挙げられる。特に3,000m辺りから絶望的なくらい上らなくなる。とは言え、陸は無論、空RBでもBR的にそこまで高度を取る必要はないので、あまり気にする必要はない。
2,000m辺りからWEPを炊き続けてもオーバーヒートしなくなる。
一応ダイブブレーキも使えるが、翼面荷重の高さも手伝って、爆撃時の機首引き起こしには苦労する。急降下する場合は機首引き起こしを早目に行おう。
空中スポーンが利用できるため、速度性能、空戦性能を生かして低空を突撃し、敵の攻撃機を狩ったり軽トーチカを破壊する事で、敵の単発戦闘機を低空に誘導できる。うまく離脱し自陣へ向かえば味方の単発戦闘機がちょうど援護に来てくれる頃合いのはずだ。このBR帯は枢軸機の上昇性能が非常に高いので一機でも高度を落とさせる事が重要である。
余談だが、陸RBにおける本機の必要SPは攻撃機準拠であり、F6FやP-47で出撃して撃墜されたとしても必要SPが上昇しない。爆装量こそ心許ないものの、ヤーボ2機目として繰り出しやすい仕様になっている。低空であれば高BRでも通用する速度性能を持っているので、是非デッキに入れる事をオススメする。
【シミュレーターバトル】
分類上は攻撃機だが性能的には低空特化型の強力な一撃離脱機。
ランク2戦場において低空を570Km/hで駆け抜ける本機に追いつける機体はほぼ存在せず、ほとんどの機体相手に100Km/h近い速度差を見せつけて置き去りにできる。
ガンポッドも爆弾も邪魔なだけなので置いていこう。
基本的に高度3000メートルあたりを巡行し、低空の敵機めがけて一撃離脱、当てても外れてもそのまま離脱する立ち回りを心がければ一方的に戦果を稼げるだろう。
最高速度に対する旋回力としてはそれなりのものがあるが、遭遇する主な敵機には大抵旋回力で負けるため、あまり曲がって速度を喪失し、格闘戦に追い込まれる事態は避けるべきである。
加速力も優れている方ではないため、一度速度を失うと逃げるのに苦労するだろう。
例外として低空のFW190A1相手ならば旋回力で勝っているので、シザーズで押し出されない自信があるなら格闘してもよい。
低空ではエンジンが熱いので、可能ならMECしていきたい。
低空特化のエンジンを積んでいるため高度2000メートルあたりで既に馬力が低下し始め、3000メートル付近で地表高度の3分の2程度の馬力しか出なくなる。
高高度での戦闘は苦手だが、SBにおいての戦闘は大抵3000メートル以下で発生するためあまり問題とはならない。
稀なケースだがFW190に乗った敵エースが高度5000に居座っていたり、敵味方ともに上昇合戦に入って高度4000くらいで格闘戦が発生しているような戦場の場合、本機の出番はあまりないので別の機体に乗り換えよう。
史実
A-36アパッチは既に配備され始めていたP-51マスタングMk.Iを急降下爆撃機として改修したものである。
ベースとなったP-51はイギリスへのレンドリース法に基づき、多くの資金を用意して開発が進められた。ノースアメリカン社の気合いはかなりのもので、イギリス空軍だけではなくアメリカ陸軍航空隊にもP-51を売り込もうと日々奮闘していたのだ。しかし、戦闘機開発の予算のほとんどを使い果たしてしまい、肝心のアメリカ陸軍にはたったの47機しか納入されなかった。
これではいかんと悩んだのは軍用機調達を担当していたエコールズ将軍だった。彼はP-51の可能性を信じており、何とかして導入を進めようとしていた。この時彼は、攻撃機開発の予算には当時幾分かの余裕があったことに目を付ける。当時、欧州でのJu 87の活躍により、アメリカ陸軍も急降下爆撃機を配備しようという流れがあったのだ。そこで、P-51を攻撃機として改修するようにノースアメリカン社に打診した結果、爆弾懸架用のパイロンとダイブブレーキを追加したA-36Aとして設計が見直されることとなった。
その後、P-51と共に配備が進んだA-36はヨーロッパ各地を転戦していくことになる。被害はそれなりであったが、P-47が配備されるまでA-20などと共に地上攻撃任務を数々こなしていった。太平洋戦線にも進出していたが、これといった戦果は挙げていない。
ちなみに余談であるが、アパッチという公式愛称があるのだが、ある部隊ではインベーダー、また別の部隊ではP-51やマスタングと呼ばれなかなか呼称が統一されなかった。結局ややこしいからとマスタングに統一されてしまったりと、公式の愛称はあまり使われていなかったりする。
ドイツ軍からはスクリーミング・ヘルダイバーの名で呼ばれていたとか。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
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- どう見ても(敵機を)攻撃機です、ありがとうございました。アイコン的につけられやすいから、上手く反撃、逃走する経験を積んでいきたい。 -- 2016-10-21 (金) 01:55:04
- お・・・おまえは おまえは・・・Bf109まで・・・ッYak9まで・・・ッスピットファイアまで・・・・・ッ何て奴だ・・・ッおまえはなんだ!!化け物!!悪魔(ドラクル)・・・・・・!!悪魔(ドラキュラ)・・・・・・!! -- 2016-11-13 (日) 21:27:33
- ECで使ってるけど、このランク帯で追いついてくるやつはなかなかいないから重宝してる。 -- SB? 2016-12-08 (木) 07:40:13
- 速いけど3000m程度でも目に見えて出力ガタ落ちするからつらい。高速時の操縦性とエネルギー保持は本家譲りなので一撃離脱の練習には丁度いい。 -- 2016-12-08 (木) 16:10:18
- そういや次期アプデでリロードが攻撃機と同じになるんだっけ? -- 2016-12-13 (火) 19:50:41
- ただでさえOPなのに更にbuffするのか… -- 2016-12-13 (火) 20:44:24
- 空戦中に爆弾戻って機動性悪化するとなるとむしろnerfな気がするぞ... -- 2016-12-14 (水) 08:44:11
- ただでさえOPなのに更にbuffするのか… -- 2016-12-13 (火) 20:44:24
- こんなの攻撃機じゃないわ!ダイブブレーキの付いた戦闘機よ! -- 2016-12-15 (木) 14:02:31
- 陸RBだと必要SPが攻撃機だけどな。空RBだと攻撃機スポーンだけどな。 -- 2016-12-15 (木) 15:44:54
- だったら(敵機を)落とせばいいだろ! -- 2017-03-02 (木) 12:09:32
- リロード爆撃機仕様になったねコイツ(´-ω-) -- 2016-12-23 (金) 00:20:30
- やったな! -- 2016-12-24 (土) 01:22:45
- なんか増えたなと思ったら強化されてたんか。ちょっとBR3.0デッキに入れていくか。 -- 2016-12-24 (土) 01:50:08
- 速度とエネルギー保持が優秀なのは言うまでもないとして、現行パッチだとメッサーシリーズとも互角の格闘ができる。攻撃機とは一体w(RB) -- 2016-12-25 (日) 12:34:52
- これ全レシプロ攻撃機・爆撃機中最高の速度と旋回率持ってる機体か? ABだと片っ端から一撃離脱しつつ片手間で中戦車とかトーチカ吹き飛ばせるし戦場に与える影響力が半端ない -- 2017-01-06 (金) 21:01:15
- 前はサンボルやコルセア乗ってた方が対地も対空も強い程度だったのに、低ランクでこのスピードとリロードタイム縮小で凶悪になりすぎぃ!。BR5.0帯でも安心して連れてけますわ。 -- 2017-01-06 (金) 22:35:43