ドイツ RankII 中戦車 PzKpfw III Ausf.M
概要
ゲーム的にはⅢ号戦車L型にシュルツェンとスモークディスチャージャーを追加装備させた型。
AP弾に対しての防御力は変わらないものの、HEAT弾に対しての全周防御力が大幅に向上している。
課金車両のN型を除けば通常ツリー最後のⅢ号戦車であり、度重なる改良の結果、ここまで来るともはや初期型(B型)とは別物の車両となっている。
車両情報(v2.3.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 14,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 55,000 |
乗員訓練費(SL) | 16,000 |
エキスパート化(SL) | 55,000 |
エース化(GE) | 270 |
エース化無料(RP) | 250,000 |
バックアップ(GE) | 90 |
護符(GE) | 860 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.3 / 3.0 / 3.0 |
RP倍率 | 1.30 |
SL倍率 | 0.6 / 1.0 / 1.1 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 13.3⇒26.3 / 8.3⇒14.0 |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 4.8⇒3.7 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し / - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 53 / 30 / 53 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 30 / 30 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 23.0 |
エンジン出力(hp) | 465⇒572 / 265⇒300 |
3,000rpm | |
最高速度(km/h) | 60 / 54 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 88 |
乗員数(人) | 5 |
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 50 mm KwK39 cannon | 1 | 84 | ** |
機銃 | 7.92 mm MG34 machine gun | 1 | 5,750 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
5cm KwK 39 L/60 | PzGr 39 | APC | 2.05 | 0.0289 | 835 | 106 | 102 | 85 | 68 | 54 | 43 |
PzGr 40/1 | APCR | 1.07 | - | 1130 | 130 | 121 | 90 | 62 | 43 | 29 | |
PzGr 40 | APCR | 0.9 | - | 1130 | 129 | 119 | 83 | 53 | 34 | 21 | |
Sprgr. 38 | HE | 1.81 | 0.17 | 550 | 5 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | 550 | 790 | 75 |
Ostketten | ||||
改良された部品 | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
PzGr 40/1 | ||||
II | サスペンション | 780 | 1,100 | 110 |
ブレーキシステム | ||||
改良された消火器 | ||||
砲火調整 | ||||
III | フィルター | 690 | 1,000 | 95 |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
PzGr 40 | ||||
発煙弾発射機 | ||||
IV | 変速機 | 1,500 | 2,200 | 210 |
エンジン | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
L型の機動力はそのままに、シュルツェンでHEAT弾に対して防御力を高めたモデル。
HEAT弾や砲撃支援の爆風に対してシュルツェンがある程度身代わりになってくれるので地味に撃たれ強さが増した。同クラスの中では砲の性能が劣るので真正面からの撃ち合いは出来るだけ避けたい。
機動力を生かして有利ポジションに早く移動することや、遮蔽物を利用して隠れながら攻撃することを考えて行動すれば活躍を期待出来る。
対抗馬である格下のT-34や同BRのKV-1と比べると装甲、火力とも大幅に劣っているので、ただ撃ち合っても貫通できる事は少なく、敵の攻撃で一撃爆散になる事が多々ある。 →現在はⅢ号M型 BR3.3→さらにバージョン2.5で3.0にダウンした。 T-34(1940)BR3.3、T-34(1941、1942) BR3.7、 KV-1BR3.7となっており苦労する事が少し減った。
とはいえ、やはり軽戦車なみの装甲と低い単発火力のため正面から撃ち合いをせずにリロードの早さを活かした狙撃や2,3発当ててから気付いて撃たれる前に逃げる、ヒットandアウェイに徹するといいだろう。
しかし砲弾の距離減衰が激しく、1キロを超えるとロクに貫通しない事もあるので遠距離戦は厳しい。相手によっては裏取りして不意打ちするか、機動戦で倒すことも必要となるだろう。
つまり、現状として戦果を挙げるには軽戦車に近い運用が求められ、有効射程は精々1キロであることから800メートル以内で交戦するといいだろう。
まとめるとリロードが早く、足回りは良いが貫通力が低く、装甲も薄い戦車である。
なお、弾薬は炸薬入りではあるが貫徹力不足が懸念されるAPC弾と近距離では貫徹力が高いが炸薬がなく、距離による減衰が激しいAPCR弾を使い分けることになる。500mで貫徹力が並び、以遠ではAPC弾の方が上回るのでどの弾を使用するかは敵との距離で判断しよう。
つまり、現状として戦果を挙げるには軽戦車に近い運用が求められ、有効射程は精々1キロであることから800メートル以内で交戦するといいだろう。
↓各点箇条書き↓
- 【火力】
APC(炸薬入り)で最大106㎜、APCR(炸薬なし)で最大137㎜貫通可。
リロード速度は4秒台~3秒台と手数に優れる。
車体が揺れがちなので、出会いがしらの撃ち合いは苦手気味。
砲塔旋回速度は最大改造して21.5度と早くなった。
俯角が-10度と地形を活かしやすい。
- 【装甲】
追加装甲により車体正面装甲厚は実質73㎜。ただし垂直装甲のため体感の装甲はそれ以下。
砲塔正面20㎜の四角い追加装甲が装備されておりこちらも70㎜相当の防御力になる。抜かれやすいのは車体正面と同じ。
シュルツェンという砲塔を囲む坊盾が追加されたことでHEAT系の弾に対して防御力がUPした。ちなみに車体のシュルツェンは冬用幅広履帯を装備すると外される(干渉するためか)。好みで着脱を行うといいだろう。
車体正面操縦者席前ののぞき窓のみ20㎜と薄いポイントとなっている。
- 【機動力】
【AB】
ABの平原で最大速度は54㎞/h。平時は30km/h~40㎞/hで走行することになるだろう。
加速力に関しても16㎞/h~22km/hまではすぐに出て37㎞からゆるく加速していく。急発進は苦手気味。
旋回速度は3㎞/h。
後進速度は-11km/h。
この次には言わずと知れたドイツの重戦車である虎1に乗れるがBRが5.3に跳ね上がる。注意しよう。
史実
L型をベースに徒渉能力を高めたもの。エンジンルーム左右の吸気口、後部オーバーハング下の排気口にそれぞれ水密ハッチが付き、エンジンマフラーは防水弁付きの新型が高い位置に設けられた。突き出たエンジンマフラーのぶん、L型とは車体全長が異なる。
当初1,000輌が発注されたが、すでに戦車としての威力不足は明らかになっており、V号戦車パンターの生産に集中するなどの方針転換などから、発注数の削減、既生産車体の自走砲・火焔放射戦車・N型への転用が行われ、その結果、M型として完成したのは1942年10月 - 1943年2月間、250輌にとどまった。
M型は前線部隊の補充用に用いられた。
小ネタ
履帯の開発が終了すると幅広履帯に換装されるのだが、その代わりとして車体側面のシュルツェンが外れてしまう。もしシュルツェンを付けて戦いたい場合は、本車の開発画面で『履帯』部分のチェックを外そう。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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