ソ連 RankVI 攻撃ヘリコプター Mi-24V
概要
v1.81で実装されたソ連RankVI攻撃ヘリコプター
mi-24Aからパイロット配置をタンデム方式に変更し、武装も順当に強化されている。同ランクのアメリカヘリコプターに比べ、鈍重だがその分重武装が施され優れた攻撃性能を誇る。
機体情報(v2.3.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 390,000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 990,000 |
乗員訓練費(SL) | 280,000 |
エキスパート化(SL) | 990,000 |
エース化(GE) | 2,200 |
エース化無料(RP) | 890,000 |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | 2,400 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 10.0 / 9.7 / 9.7 |
RP倍率 | 2.14 |
SL倍率 | 1.2 / 2.7 / 3.3 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | ***⇒*** / ***⇒*** |
(高度1,000m時) | |
最高高度(m) | 4,950 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
最大推力(kgf) | ***⇒*** / ***⇒*** |
搭乗員(人) | 2 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
限界速度(IAS) | *** km/h |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
レーダー警報装置 | 〇 | - |
レーザー警報装置 | × | - |
ミサイル警報装置 | × | - |
光波妨害装置 | 〇 | - |
光学式追跡装置 | × | - |
暗視装置
有無 | 種類 | |
---|---|---|
パイロット | 〇 | 赤外線 |
ガンナー | × | - |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) | 水平旋回角 | 俯角/仰角 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||||
銃座 機銃 | 12.7 mm YaK-B machine gun | 1 | 1,470 | 機首下 | *** | ±**° | -**° / +**° |
機関砲 | 23 mm GSh-23-2 cannon | 4 | 1,000 | 側部 | ***/*** |
弾薬
追加武装
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
500 kg FAB-500M-54 | 478 | 201 | 109 | 9 | 134 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
250kg OFAB-250sv | 250 | 97 | 97 | 6 | 114 |
ロケット
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
S-24 | 235 | 25.5 | 410 | - | 65 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
S-8KO | 11.3 | 1.38 | 650 | - | 420 |
空対地ミサイル
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
9M114 Shturm | 31.0 | 3.93 | 550 | SACLOS | 5.0 | 560 |
空対空ミサイル
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
R-60 | 44.0 | 1.15 | 2.5 | IR, 後方 | 5.0 | 21.0 | 30 |
武装オプション
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*3 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | ||||||
R | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
M | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
A | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
G | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
M & R | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
△△ | * | ||||||
M & A | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
△△ | * | ||||||
G & M | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
G & A | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
G & R | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
M & A & R | △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | - |
△△ | * | ||||||
△△ | * | ||||||
G & M & R | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
△△ | * | ||||||
G & M & A | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
△△ | * | ||||||
G & M & A & R | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** |
△△ | * | ||||||
△△ | * | ||||||
△△ | * |
機体改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | Compressor | *** | *** | *** |
Flak jacket | ||||
**mm弾薬ベルト | ||||
II | Helicopter frame | *** | *** | *** |
新しい**mm機関銃 | ||||
爆弾懸架装置 | ||||
III | エンジン | *** | *** | *** |
Replacing helicopter blades | ||||
ロケット懸架装置 | ||||
IV | Cover | *** | *** | *** |
ガンポッド |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
開発の開始時期はMi-24Dと同時期であるが、新規ミサイルの開発に合わせて開発されたため後発機となった機体。試作にMi-24Dの初期生産型を使ったため機体そのものは殆どMi-24Dと同等である。パット見の違いは下記ジャマーの存在と機首センサー類が丸っこくなった程度の差か。
しかし、本機からは新型の対戦車ミサイル(9M114 シュトゥールム)と、対空ミサイルが積めるようになった。9M114は今までの9M17Mと比べ、貫徹力こそ650mmと変わらないものの飛翔速度が230m/sから400m/sへと向上しているほか、射程距離も4kmから5kmへと伸びているのでより安全な場所から発射できるようになった。最大で8発持っていけるようになったのも嬉しいポイントで、対空ミサイルなどと一緒に装備しても4発は携行可能である。そして対空ミサイルだが、R-60ミサイル及びR-60Mミサイルを最大4発持っていける。対空攻撃能力に乏しいヘリコプターにとっては待ちに待った装備で、航空機に対してだけではなく敵ヘリコプターにも攻撃できるようになり、まさに一機で対地から対空までこなせる優れものにMi-24を進化させる。R-60Mであれば、AH-1ZのAIM-9Lのように全方位交戦能力があるので、できれば早めに開発しておきたい。その他の追加武装としては、直径80mmのS-8ロケットを20発装填したロケットポッドを装備できる様になった他、GSh-23-2ガンポッドの最大装備数が2基から4基に向上した。一応500kb爆弾も積める実装当初はMi-24D同様に積めなくなっていたが、いつの間にかに追加されていた。使う機会があるかはどうかは兎も角だが・・・。
また、実装から暫くは無用の長物と化していた赤外線ジャマー(IRCM)、及びホバー赤外線サプレッサーシステム(HIRSS)をつけることで敵の対空ミサイルのロックオンをある程度防ぐことができ、なおかつフレアを使って楽に回避することもできるようになっている。この点では同じく対空ミサイルを積める、IRサプレッサーとフレアしか持っていないAH-1Zより優れているが、向こうはIRサプレッサーがデフォルトでついておりフレアもTierIで開発できるのに対して、こっちはIRサプレッサーの開発が必要でIRサプレッサーを開発しないとTierIIのフレアが開発できないなど、少し劣る面もある。
立ち回り
兵装の更新が行われた事により、その圧倒的搭載量を余すことなく発揮し、東側代表的なヘリコプターの名に恥じない汎用性を持つようになっている。
【ヘリコプターEC】
AAMを手に入れたことにより敵ヘリコプターの迎撃も可能になり、固定武装はガトリング砲へと進化したことによりソフトスキンの破壊から、敵ヘリの迎撃に至るまで使えるようになった。
対地に関してもミサイルは9M114シュトゥールムへと更新が行われ、ロケットも大口径のS-8KOとなったことによりハードターゲットの破壊はお手の物である。
しかしR-60/60MにはECCMがないため、IRCMもしくはフレアを開発済みのヘリ相手への命中は期待できない。敵の機体を見極めて撃ったり、可能な限り接近して撃つなど工夫をすると良いだろう。
しかし現状Ka-50/Ka-52天下であるため毛根が死滅するレベルのストレスに襲われることになる
【リアリスティックバトル】
S-8KOはS-5Kと異なり威力も弾道も安定する優秀なロケットとなっている。初手で運用するのに困る事はないだろう。
またSPが必要であり初手では出せないが新たに装備出来るようになった『S-24』ロケットもも特徴である。S-8KOとは異なりパイロン一つに一個しか装備が出来ないため最大で4基しか持ち運べないが、命中させれば一発爆散を起こせる圧倒的な威力と優秀な弾道性能が魅力となっている
また特殊な運用としてR-60Mによる対空も一つの手段となるだろう。
先述の通りIRCM搭載ヘリにはあまり有効ではないのだが、現状の航空機はIRCMを持っていないため高い撃墜率を誇る凶悪な兵装となっている。当然IRCMを持ってない初手AH-1GやUH-1を狙うのも十分可能である。ただしR-60/60Mを使用する場合ガンポッドとS-24は搭載できないのに注意が必要。
SPを溜めて出す場合、9M114シュトゥールムを8基か4基+AAM4基のオプションで出す事になるだろう。
【アサルト】
こちらも極めて高い適正を持っている。
特に凶悪なのがATGM×4,AAM×4,ロケット×40のオプションであり、敵対空砲が出ればATGMで破壊を、敵ジェットが湧けばAAMで破壊を、地上戦車にはロケットで足止めを…と、とにかく万能である。
後発のヘリと比べてもかなり上位の適正があるため、開発はアサルトで行うとストレスを感じずに進められると思われる。
史実
Mi-24Aのエンジンやシステム面の強化を目的に作られた型である。
開発開始時期こそ同時期なものの、先に完成したMi-24Dを原型にして作られているため機体性能そのものはそちらとほぼ同等である。
大きな違いはやはり完成を待って開発された9K113シュトゥルム対戦車ミサイルの存在で、これによって対戦車攻撃能力が大きく向上した。
また、アフガニスタン侵攻時の戦訓を元に対空ミサイルへの備えとして赤外線ジャマーやチャフ/フレアディスペンサーを装備したことも特徴である。
小ネタ
この機体を境に従来の設計思想であるガンシップの延長線上にあった攻撃ヘリコプターという存在であったハインドシリーズは、対戦車戦闘に特化した対戦車ヘリとしての性格が強くなっていく事となる。
尤も、大規模な戦車部隊を装備した正規軍同士の戦争が殆ど起こらなかったため、西側のAH-64シリーズ同様その任務の大半が非対称戦争の非正規軍を相手にした任務であった。
しかし、やはり設計思想のまま兵員室が残されていることに起因する重量過多や航続距離の不足など、純粋な攻撃ヘリとしては如何ともし難いものがあったことも確かであった。
HIRSSやフレアなど改修を行う事によってしっかりと機体のモデルも更新が行われる。
特にソビエト製のヘリは他国のものと違い改修するものが多いため、改修による変化が視覚的に把握ができ、モチベーションにつながる…かもしれない。
HIRSS…ホバー赤外線抑止システム。排気口にカバーが取り付けられる。大きめの変化であり分かりやすい。一度装備をすると無いものに違和感を感じるようになる
フレア…フレアディスペンサー。機体側面に排出用装置が取り付けられる。
IRCM…対赤外線妨害手段。機体後部のアタッチメントに妨害装置が取り付けられる。残念ながらVer1.99現在あまり意味がない*4。
本機に限らず、ソ連/ロシアのヘリコプターにはエンジンのインテークの前に丸いコブのような物体がよく付いている。
これはPSS(Particle Separator System)またはPZU(PyleZashchitnoe Ustroystvo/ПылеЗащитное Устройство)と呼ばれるダストセパレーターである。
ヘリコプターはその仕組み上、離着陸時に盛大に砂埃を巻き上げやすく、それがエンジンに入ってしまうと問題になるため除去する必要がある。
画像出典:DCS Guide Mi-8MTV2 By Chuck
(仕組み)
1.ダストを含む外気が取り込まれる。
2.流路がカーブしているため、重いダストは遠心力でカーブの外側=PSSの中央へと集まってゆく。
3.ダストが除去された綺麗な空気がエンジンに送られる。
4.ダストが捕集バッフルに入る。
5.ダスト排出口にガスを噴射する。このガスはエンジンから出る高温の排気ガスを抽気したものであり、アンチアイスシステムの一部を兼ねている。
6.ガスの勢いに引っ張られ、ダストを濃密に含む空気が排出口から出てゆく。
遠心力で分離するという原理はダ○ソンの掃除機にも似ているが、気流がサイクロンでない点、内側にダストが集まる点が異なる。
↑WTの3Dモデルにもちゃんと排出口が付いている。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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