日本 RankIV 重爆撃機/長距離爆撃機 G5N1 / 深山
概要
ランク4の大型陸上攻撃機にして、初めて手に入る他国でいう所の重爆撃機。ちなみに読み方は「しんざん」。
戦略爆撃機をも凌ぐ図体の巨大雷撃機という、日本面丸出しの珍兵器大和魂が形になったような斬新なコンセプトだが、肝心の魚雷は支給されていないようだ。
機体情報(v1.91.0.75)
必要経費
必要研究値(RP) | 75000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 250000 |
乗員訓練費(SL) | 52000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | 480000 |
バックアップ(GE) | 80 |
護符(GE) | 1550 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 4.0 / 4.3 / 5.3 |
RP倍率 | 1.66 |
SL倍率 | 1.5 / 4.1 / 5.8 |
最大修理費(SL) | 5,200⇒6,780 / 10,750⇒13,598 / 9,520⇒11,833 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 495⇒531 / 484⇒512 |
(高度7620m時) | |
最高高度(m) | 11156 |
旋回時間(秒) | 25.2⇒23.6 / 25.9⇒24.4 |
上昇速度(m/s) | 4.8⇒10.5 / 4.8⇒7.2 |
離陸滑走距離(m) | 489 |
エンジン型式 | *** *** |
最大出力(hp) | 1222⇒1491 / 1208⇒1340 |
離陸出力(hp) | 1388⇒1657 / 1374⇒1506 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | 6 |
限界速度(IAS) | 520 km/h |
降着脚破損速度(IAS) | *** km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 (単装) | 7.7mm 九七式 | 6 | 3916 | 前方x3、側部x2、下部x1 |
機銃 (単装) | 20mm 九九式一号 | 2 | 900 | 上部x1、後部x1 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
---|---|---|---|
7.7mm 九七式 | 既定 | T/AI/Ball/AP/AP/I | - |
徹甲弾 | T/AP/AP/AP | 60 | |
AP-T | T/AP | 60 | |
20mm 九九式一号 | 既定 | T/HEF/AP-I | - |
徹甲弾 | HEF-T/AP/AP-I/AP/AP-I | 160 | |
空中目標 | HEF/HEF-T/HEF/AP/HEF-T | 160 |
追加武装
分 類 | 名称 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備 考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | ターン アラウンドタイム (sec) | ||||||
B | 60kg 九七式六番陸用爆弾 | 24 | -0.0/-0.0/-0.0 | -1.4/-1.2/-1.2 | +0.7/+1.3/+1.3 | - | - | 初期装備 |
B | 250kg 二五番通常爆弾二型 | 12 | -0.0/-2.2/-2.2 | -2.7/-2.4/-2.4 | +1.6/+2.9/+2.9 | 900 | - | 初期装備 |
B | 800kg 八〇番通常爆弾一型 | 4 | -0.0/-2.2/-2.2 | -2.8/-2.5/-2.5 | +1.7/+3.0/+3.0 | 900 | 14 in | - |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
九七式六番陸用爆弾 | 60 | 25.3 | 65 | 2 | 69 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
九九式二五番陸用爆弾 | 253 | 114.4 | 81 | 6 | 118 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量*1 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
八〇番通常爆弾一型 (八〇番改一爆弾) | 800 | 429 | 106 | 14 | 178 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 胴体修理 | *** | *** |
ラジエーター交換 | |||
タレット7mmベルト | |||
14 in (mod35) | |||
II | コンプレッサー交換 | *** | *** |
機体交換 | |||
新しい7mmマシンガン | |||
III | 翼修理 | *** | *** |
エンジン交換 | |||
タレット20mmベルト | |||
IV | 新しいエンジン噴射 | *** | *** |
カバー交換 | |||
新しい20mm機関砲 |
カモフラージュ
研究ツリー
前機体 | Ki-67-I Ko |
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派生機体 | --- |
次機体 | G8N1 |
解説
特徴
搭載量3.2tの爆装が最大の特徴。
一方で銃座は上部銃塔と尾部に一号銃が1挺ずつ、他に限定旋回の7.7mmが6挺と九七式飛行艇に毛が生えた程度。
運動性も劣悪であり、特に高速域で昇降舵を大きく動かすと慣性が働いて操作不能になる*2。300km/hを超えたらゆっくりとした操作を心がけ、500km/hを超えたら微調整以外出来ないものと割り切ろう。
加えて速度もあまり出ないので、前方に敵の迎撃機が見えたら生還は諦め、すぐに高度を下げて小基地特攻に切り替える事。護衛や高度がないまま敵陣に突っ込むのは死にに行くような物である。
立ち回り
【アーケードバトル】
改修を完了できればなかなかの上昇力があるものの、未改修状態ではかなりきつい性能。低速な上に、機動性能も劣悪で、扱いやすい機体とは言いがたい。
出撃したらまずはしっかり上昇。しばらく自軍基地上空にこもってしっかり高度を確保しよう。高度は7000mほどはほしい。8000mあればほとんど大丈夫。
800kg爆弾4つの装爆量はなかなか強力で、敵基地・飛行場にたどり着くことさえできればどんどん溶かすことができる。だが、機体性能が低い・装爆量が多いということは、それだけ狙われやすいということでもある。しっかりと高度を確保する、護衛を依頼するなどの対策を怠れば、すぐに敵に目をつけられ、撃墜されてしまうので注意。
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【空RB】
開幕は迂回上昇必須。最低でも高度6000~6500mは確保したいところ。800kg爆弾4つを無事に小基地に落とすことができれば御の字だが迂回上昇を挟んだすえの行動であるが故に、この時点で味方チームのゲージが半分近く削られていることも。さらに未改修の状態では水平飛行でも300km/h台を出すのがやっとであり、投下地点にたどり着くにもまさに牛歩の歩みだ。
防御性能に言及すれば20mm一号銃のおかげで襲い来る敵機をなんとか返り討ちにできるといったところ。このランク帯では7.7mm機銃6門はもはや牽制にしかならないが諦めずに撃ちまくろう。
【陸RB】
スポーン時は味方が制空権を奪取しているかどうかを見極めたうえで出撃したい。本機の速度では敵を振り切ることはまず難しく、爆弾投下だけを考えてむやみに敵の中に突っ込めばすぐに敵機の胃袋の中だろう。防護性能の貧弱さと緩慢な機動性は如何ともしがたいが、無事に800kgを投下し敵車両を撃破できれば仕事は終わりだ。
二回目以降の出撃時はとにかく高度を意識し上昇。途中で敵機の出撃を確認した場合は諦めて基地へ退避しよう。
【シミュレーターバトル】
鈍重な空中性能、貧弱な銃座、脆い上に巨大で目立つ機体、高額な出撃費と見渡す限り欠点だらけ。にもかかわらずBRは5.3で会敵は死を意味する。
飛龍よりは高速とはいえ、撃墜されれば大赤字*3なので実際には自軍の飛行場周辺かその裏側あたりで高度を稼ぐ必要がある。目標到達までに5000m以上にしておけば大体は成功して帰還できるが、稀に6000m以上を巡回する敵エース機もいるので注意。また、高度を上げれば、小基地であっても相応に発見し難い事も勘案しよう。
最善の防御策は、直援機に護って貰う事だ。殊に自分が戦闘機に乗れないと変態の群れ荒武者揃いの戦闘機乗りは近寄りがたく感じるかもしれないが、実際は辞を低くして頼めば状況が許す限り付き合ってくれる人たちばかりだ。腕利きはNPC機なら2・3機まとめて引き受けてくれるので、生還の可能性は大幅に上がる。
敵機に襲撃されたら、ただ真っ直ぐ飛ぶのは避けたいところである。小刻みに動いたり、横滑り等を行って敵の射線軸をずらしつつ、なけなしの一号銃で僅かでも抵抗してみせよう。高度が高ければ敵機の動きも鈍くなりがちなので、多少余命が伸びる。
史実
陸上攻撃機の定義については一式陸攻の史実項目にある通りだが、その陸攻にも二通りの種類が存在していた。中型陸攻(中攻)と大型陸攻(大攻)である。
深山*4は大型陸攻に分類され、一式陸攻とほぼ同時期に開発がスタートされた物だが、例によって海軍から要求された性能が非現実的なまでに高く、元より四発機開発の経験に乏しい日本の技術陣にとり、当初から状況は厳しかった。
そこで開発にあたり、米国より試作旅客機DC-4Eの現物を購入、徹底したリバースエンジニアリングを行いそのデータが転用された。完成した機体の形状は原型機とは大きく異なり、三尾翼は双垂直尾翼に、主翼は中翼配置に改められている。
試製1号機は1941年4月に初飛行を行ったが、予定された新型エンジン「護」の実用化が間に合わず現行機の「火星」が搭載され、試験結果は要求性能を大きく下回った。その後「護」搭載機による試験飛行でも要求性能を上回らず、計画は打ち切られ生産は試作機6機に終わった。陸軍でもこの四発機に注目し、キ85の番号を与えて採用計画を進めていたが、開発中止により立ち消えとなった。
なお、開発中止には一式陸攻の成功も関係していて、高性能な一式陸攻が大攻の開発を消極的にさせたという見方もある。つくづく報われない機体である。そも運動性が物を言う雷撃任務に、戦略爆撃機をも凌ぐ巨人機を宛てる発想自体がナンセンスであり、完成機も船舶への攻撃には使用されず、陸上輸送機に改修され魚雷等の輸送任務に従事した。
そもそも原型機DC-4Eからして、あのアメリカをして手に余ると言わしめた程の、技術的贅沢の粋を凝らした実証機であり、先進性故に実用上の洗練からは外れた未完の大器*5であった。そこから貪欲に、あるいは愚直にあらゆる新機軸を取り入れた深山もまた、未完に終わる運命は避け難かったのかもしれない。「アメリカ側は日本海軍による軍事転用を見抜き、わざと価値の無い物を売りつけた」とすら言われるが、その巨体に余る程の新技術を満載したDC-4E・深山の飛来無くして、後の連山の開発は成し得なかったのもまた事実である。
小ネタ
機体の大きさはなんとB29とほぼ同サイズでゲーム中1位。...だったのだが、BV238の実装により、現在は2位。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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