ドイツ RankIII 駆逐戦車 8.8cm FlaK 37 Sfl.

この画像を見ると対空戦車のようであるが、実際は駆逐戦車。(旧バージョンでは自走砲のアイコンが使用されていた。)
概要
Ver1.63にて追加された、8.8cm高射砲を18トンハーフトラックに載せた自走砲。
車両情報(v1.63)
必要経費
必要研究値(RP) | 18,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 77,000 |
乗員訓練費(SL) | 22,000 |
エキスパート化(SL) | 77,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 60 |
護符(GE) | 980 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.7 / 4.0 / 3.7 |
RP倍率 | 1.36 |
SL倍率 | 0.6 / 1.0 / 1.5 |
最大修理費(SL) | 1,130⇒1,426 / 1,400⇒1,766 / 1,980⇒2,498 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 9.7⇒13.4 / 6.5⇒7.7 |
俯角/仰角(°) | -3/85 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 6.5⇒5.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 14 / 14 / 14 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 14 / 14 / 14 |
重量(t) | 25.0 |
エンジン出力(hp) | 326⇒402 / 203⇒230 |
2,600rpm | |
最高速度(km/h) | 43 / 40 |
実測前進~後退速度(km/h) | 40 ~ -7 / 28 ~ -7 |
最大登坂能力(°) | 40⇒43 / 40⇒41 |
視界(%) | 181 |
乗員数(人) | 6 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 88mm Flak37 高射砲 | 40 |
弾薬*1
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
Pzgr. | APCBC | 9.5 | 285.6 | 810 | 153 | 151 | 140 | 128 | 116 | 106 | - |
Sprgr | HE-TF | 9.0 | 698 | 820 | 11 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** | *** |
修理キット | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
弾薬開発1 | ||||
II | サスペンション | *** | *** | *** |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | ||||
砲火調整 | ||||
弾薬開発2 | ||||
III | フィルター | *** | *** | *** |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
弾薬開発3 | ||||
IV | 変速機 | *** | *** | *** |
エンジン | ||||
追加装甲 | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
![]() | |
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
冬季迷彩 | |
![]() | |
条件 | 撃破 160 / 200GE |
説明 | 標準的な冬季迷彩 |
砂漠迷彩 | |
![]() | |
条件 | 撃破 200 / 200GE |
説明 | 標準的な砂漠迷彩 |
研究ツリー
前車両 | Dicker Max |
---|---|
派生車両 | - |
次車両 | Sturer Emil |
解説
特徴
高貫徹・高威力の88mm砲を高速リロードで撃てるという、火力に一点特化した自走砲。
その反面、防御は皆無で機動性も劣悪、おまけに巨体で目立つという、非常に尖った性能の車両である。
なお航空機に非常によく狙われるが、元々対空砲であり仰角が取れるため、真っすぐ突っ込んでくる相手なら返り討ちにすることもできる。
【火力】
徹甲弾の貫徹力は同格車両の正面装甲を貫くには十分。
加えて炸薬量が多いため貫通後の加害に優れ、大抵の車両は一撃で撃破できる。
リロードもかなり早いため、有利な射撃位置につければ次々とキルが取れるだろう。弾道と精度も優秀で、遠距離戦も余裕をもってこなせる。
ただし、俯角が-3度のみと地形の変化に対応しづらくなっている。
また、車体、砲の旋回も非常に遅く防御力も低いため接近戦には非常に弱い。
車体前方への砲の指向が可能だが、操縦席の屋根と干渉して俯角がさらに減る、操縦手が被弾しやすくなる、エンジン火災、船体崩壊の危険が増すなどデメリットが多く、有用な場面は限られる。
ver1.93アップデートにて時限信管付きの榴弾と測距儀が追加された。榴弾を選択し、測距儀で距離を測ることによって信管を設定できる。これで史実での役割である対空砲らしくなった。
【防御】
各所に最低限の装甲や砲に防盾はあるものの、オープントップ故に支援砲撃の至近弾の破片や機銃掃射にとても弱い。
そして図体が大きいため、目立つ上に被弾しやすい。
AP弾であれば過貫通を起こして軽微な被害で済むこともあるが、HEATやHEが命中すれば一撃で爆散する。
特に車体後部の目立つ弾薬庫は狙われやすいので注意が必要だ。
遮蔽物があれば車体を隠し、砲塔だけ出して戦うようにするといいだろう。
【機動性】
トラックと侮るなかれ、なんと同BR帯の中戦車並みの重量がある。つまり、機動性は低い。
特にRB/SBではかなり鈍重である。方向転換にも時間がかかるため、砲塔旋回速度の遅さも相まって敵前での回頭はかなり厳しい。砲を横に向け砲塔部分のみを露出して射撃し、射撃の退避を車体の全速前進で補う運用がメインとなるだろう。
史実
素体となっているトラックはSd.Kfz.9(Sonderkraftfahrzeug 9)。"FAMO"(ファモ)の呼び名でも知られる。
1936年に戦車牽引車として開発され、複数台で戦車を牽引する運用がされた。
112輌が対空戦闘仕様として空軍と陸軍向けに発注されたが、生産は14両で打ち切られた。
小ネタ
8.8cm FlaKの直接照準器は砲の俯仰角と連動しておらず、上を向くことができない対地用の照準器となっている。
そのため、ゲーム内のように対地も対空も直接照準で、という運用は実際には不可能である。
8.8cm FlaKはその対戦車戦闘能力を買われ、有名な"ティーガーI" 重戦車が搭載する "8.8cm Kwk 36 L/56" 砲の原型となった。
外部リンク
コメント
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