イタリア RankI 駆逐戦車 Fiat-Ansaldo Semovente L40 da 47/32 / セモヴェンテL40 da 47/32
概要
L3/33 CCを一回り大きくしたようなイタリアの自走砲。
比較的小さい車体に中戦車並みの47mm砲を積むことに成功している。
一方でオープントップ化されているので、航空攻撃や支援砲撃には弱くなった。
車両情報(v1.97)
必要経費
必要研究値(RP) | 7900 |
---|---|
車両購入費(SL) | 10000 |
乗員訓練費(SL) | 3000 |
エキスパート化(SL) | 6300 |
エース化(GE) | 80 |
エース化無料(RP) | 140000 |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.3 / 1.3 / 1.3 |
RP倍率 | 1.12 |
SL倍率 | 0.4 / 0.6 / 0.7 |
最大修理費(SL) | 640⇒*** / 1040⇒*** / 1510⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 15.9⇒**.* / 10.7⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -12/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 7.8⇒6.0 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し/ - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 15 / 15 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 15 / 15 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 6.8 |
エンジン出力(hp) | 97⇒*** / 60⇒*** |
2,500rpm | |
最高速度(km/h) | 47 / 43 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 62 |
乗員数(人) | 3 |
レーダー
なし
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 47 mm 47/32 mod.35 cannon | 1 | 70 | 8 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
47 mm 47/32 mod.35 | Granata Perforante mod.35 | APHE | 1.5 | 0.03 | 630 | 55 | 52 | 41 | 30 | 22 | 17 |
Granata Perforante mod.39 | APBC | 1.44 | 0.03 | 630 | 54 | 52 | 46 | 39 | 33 | 29 | |
Granata mod.35 | HE | 2.37 | 0.15 | 250 | 5 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 460 | 630 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
II | サスペンション | 310 | 420 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
Granata perforante mod.39 | |||
III | フィルター | 580 | 790 |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
IV | 変速機 | 1100 | *** |
エンジン |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
自走砲(駆逐戦車)であるものの、同格の戦車と比較して強力な砲を積んでいるかというと特にそうでもなく、防御力・機動性も特段良いとはいえない。
初期戦車達と比較するとBRが高いにも関わらず車体の小ささ以外に優位な点があまり存在しないという辛い性能の車両である。
正面戦闘は無謀に近いので、可能な限り待ち伏せや不意打ちを心がけよう。
【火力】
M13/40と同じ47mm砲を積んでいる。
…がリロード時間は初期で7.3秒。なんとM13/40 (I)より遅くIII型の二倍以上である。車体固定なので取り回しの面でも劣り、さらにM13/40と同様に人力の砲安定装置も搭載していないので早撃ちも苦手である。
このようにL3/33 CCとは違う意味で不意打ちに成功しても安心することが出来ない。側面を取っても相手の弱点をよく見極め一撃必殺の覚悟で砲弾をお見舞いしよう。
車載機銃もなく、種類も駆逐戦車なので支援砲撃を使う事もできない為、戦果を挙げられるかどうかは47mm砲の扱いに掛かっている。
【防御】
傾斜部分は47mm-54mm程度、防盾の一部分に80mm相当の場所が存在するが前面の多くは30mm程度であり容赦なく抜かれてしまう。さらに右手側の側面には15mmしかない切り欠きが存在するので、どうしても防御の姿勢を取らなければいけない場合は左側面が見えるように傾けた方が生存性が若干高いかもしれない。
また、オープントップである為に航空機の機銃掃射に弱く、しかも車体の小ささが祟って車長が戦闘室に入りきらずに頭がはみ出しているので車両からの機銃でも車長が沈黙してしまう。
車体の小ささを活かして極力見つからない運用を心がける必要があるだろう。小さいとはいえL3/33 CCのような圧倒的な小ささではないので注意したい。
【機動性】
カタログスペックの最高速度はL3/33 CCとほぼ同等であるが加速が悪いためあちらのような軽快さは感じ辛い。
低ランクのイタリア車両は全体的にサスペンションが柔らかく、かつ減衰がよろしくない傾向があるが、特にこの車両に至っては顕著であり、進路を変えようとすると時間差でサスペンションが強く揺り戻してきて必要以上に曲がってしまうので操縦が地味に難しく、急停止時や主砲発射時には照準がかなり荒ぶってしまう。固定砲かつ不意打ちを求められるこの車両にとって非常に辛い特徴であり、物陰から飛び出して相手に正面を向けつつ揺れを抑えているうちに相手がこちらを向いてしまい、逆に初弾を叩き込まれてしまうといった状況に陥りやすい。サスペンションの柔らかさを活かして、敵に砲を向けたら車体を停止させずに撃つのも一つの手段である。
史実
47/32 L40はL6/40の車体に32口径47㎜軽量対戦車砲を搭載した対戦車自走砲である。
搭載する47mm砲は元は1935年にオーストリアで開発された歩兵砲で、イタリアでライセンス生産されたもの。
M13/40 (I)やM14/41も同じ砲を積んでいるなど大戦前半のイタリア機甲部隊とは切っても切り離せない砲である。
まずL3/33 CCの車体を利用した対戦車自走砲が構想されたが、さすがに車体が小さすぎてこれは没案となった。
つぎにその後継であるL6/40の車体を利用して製造されたのが本車である。
L6軽戦車が実戦配備された1941年にこちらも試作車が完成し、ほぼ間をおかずに量産が開始される。
L6/40は実戦配備早々に軽戦車としての限界を露呈して生産が打ち切られたが、こちらは1943年まで生産が続けられた。
生産されたのは280~300両とされる。イタリア機甲部隊の一翼を担い、東部戦線や北アフリカ戦線に投入された。
小型軽快であったことから後方のパトロールにもよく用いられた。
イタリアが降伏した後もRSI軍でも使われ、さらにはドイツ軍が自分たちが中東欧戦線で使うために接収・再生産させた。
バリエーションとして指揮戦車型が2種類作られた。砲弾搭載数を減らして通信機を積んだ小隊指揮車型と、砲を撤去してもっと強力な通信機を積んだ中隊指揮車型である。
小ネタ
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外部リンク
コメント
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