陸軍入門講座
自分に合った戦車を選ぼう!
WTには多種多様な戦車が実装されていますが、大きく分けて6つの車種に分かれます。自分のプレイスタイルにあった戦車を選ぶことで、高い戦果を期待することができます。これから始める人も、ここで自分に合いそうな車種を目標に進めてみるといいかもしれません。
※アップデートにより各モードで情報が古くなっている部分が存在します。公式フォーラムのパッチノートや、スペックシート、テストドライブ、カスタムバトルにおける確認を推奨します。確認、加筆修正にご協力ください。編集後は編集報告で ほう (れん) そう
M41
Pz.38(t) F
PT-76B
軽戦車は非常に高い機動力を持ちますが、火力、装甲は基本的に周りの戦車に比べて貧弱です。持ち前の機動力を生かし戦線の後方に回り込み、側面を攻撃したり敵を撹乱することが主な任務です。うまく側面を突くことができれば、正面から撃破することの難しい車輛を簡単に撃破し、チームを勝利に導くことができます。また、軽戦車特有の技能として偵察を行うことで味方に敵の位置や情報を送り効果的な支援を行う事ができます。
ABよりRBやSBで輝く車輛かもしれません。
火力
★★☆☆☆
初期こそ周りも軽戦車ばかりなので火力不足にはあまり陥りませんが、RANKIIIを超えると急激に攻撃が通用しづらくなります。PT-76BやM24は威力こそあるものの貫徹力が低く、必然的に側面や背面からの攻撃をせざるをえなくなります。RANKIV~VになるとAPDSやHEAFSの普及により、大幅に貫徹力が増しますが、小柄な車体が仇となって大型の砲を積めず、他の車種と比較して砲威力が低くなります。T92やM41は、敵の弱点を狙うことが必須になります。
装甲
★★☆☆☆
基本的に無きに等しいでしょう。ソ連の低RANK軽戦車は辛うじて周りからの攻撃を防げますが、米独は基本貫徹を許してしまいます。高RANKともなれば周りの砲火力のインフレも相まって全く頼りになりなくなります。小柄な車体や、最高の持ち味である機動力を生かして敵の射線を回避する様な立ち回りを心がけましょう。
機動力
★★★★★
機動力は軽戦車の最強の武器です。低RANKこそあまり映えることはありませんが高RANKになると高出力エンジンのおかげで70km/h近い速度を出すことが可能になり、孤立した重戦車なら一切の反撃を与えずに撃破できます。然し中戦車(MBT)の機動力も増しているので過信は禁物です。
M26
PantherII
T-54
中戦車は戦線の要です。軽戦車と重戦車の中間的な性能を持ち、オールラウンドに戦うことができます。しかしそれ故に特化した性能を持つ戦車に負けやすく、それらと戦うにはその戦車の弱点を突く必要があります(軽戦車なら装甲、重戦車なら機動力)。それを踏まえて戦えば、あらゆる戦車に対応できる万能戦車と化すでしょう。
火力
★★★☆☆
RANK II~IIIは75mm砲や76.2mm砲といった中口径砲を搭載しています。この時はまだ搭載スペースに余裕があるので、同RANK帯重戦車と同じ砲を搭載しており、正面からでも十分に攻撃が通用しますが、RANK IVになると重戦車の大型、大口径化についていけず重戦車より一回り威力、貫徹力の低い砲(例としてTigerII(H)は71口径8.8cm砲を搭載していますが同RANKのPz.Kpfw V Ausf.Fはほぼ同口径ながらも威力の低い70口径7.5cm砲を搭載しています。またソ連車も重戦車のIS-2が122mm砲を搭載する中、通常ツリーでは85mm砲を積んだ中戦車しかいません。)しか搭載できなくなります。持ち前の機動力を生かして側面攻撃を心がけましょう。RANK Vになると100mm級砲を搭載できるようになります。また高貫徹力HEATFSや、格下に有効なHESH,APCBCといった砲弾も揃い、敵を選ばずに戦闘を行うことができます。それでもRANK Vの重戦車は120mm級砲を積んでおり、口径では劣りますが、装填速度が重戦車に比べ1/2~1/3と非常に速いので手数で攻める戦いができます。
装甲
★★★☆☆
装甲は重戦車程ではないですが、全RANKを通してそこそこの装甲があり、格下、同格の弾なら十分に弾くことができます。しかし機動力を重視しているので重戦車とは違い背面・側面が非常に脆弱です。高い旋回性能を生かして敵に対し適切な角度を取ることが重要になります。
機動力
★★★★☆
軽戦車程ではないにしても、高い機動力を誇ります。RB以上なら軽戦車よりも履帯性能が高い分、同じぐらいの機動力を発揮することができます。高い機動力を生かし、軽戦車よりも高い火力を敵の側面に浴びせられるのが中戦車の一番の強みかもしれません。
M103
Maus
T-10M
重戦車は戦線において盾役と攻撃役の二つを演じることになります。大出力エンジンを搭載しているおかげで大柄な車体に非常に厚い装甲を持つことができ、車体が大きい(=車内スペースが広い)ため大きな火砲を積むことができます。これにより重戦車は高い火力と装甲を保持しており、一見最強のように思えます。しかし重戦車にも欠点はあります。機動力が極めて低いことです。中には中戦車に追随できる速力を持つ(代わりに装甲は薄めであることが多い)重戦車もいますが、大抵は遅く、旋回速度も低いです。それ故に軽戦車の奇襲に対応しづらく、自分の装甲を容易く撃破できる格上や駆逐戦車の攻撃を回避することも難しいです。爆撃の餌食になることも少なくありません。非常に強力な戦力となる重戦車ですが、彼らの前では繊細な立ち回りを要求されることになるでしょう。
火力
★★★★☆
装甲
★★★★★
機動力
★★☆☆☆
対戦車自走砲・駆逐戦車・突撃砲等、本来は国や兵科によって色々な呼称や役割が与えられていますが、本ゲーム内ではまとめて駆逐戦車として分類され、戦車ハンターの役割が割り振られています。強力な砲を搭載している代わりに、旋回砲塔がない、装甲が薄い、機動力が低い等の弱点があります。前線に出すぎると弱点を突かれてあっさりやられてしまうので、後方からの狙撃や待ち伏せ・奇襲・拠点防衛戦闘が基本的な戦術となります。通常の戦車よりも立ち回りが難しいですが、使いこなすことができれば無敵の戦車キラーとして活躍することもできるでしょう。
ここでは便宜上、機動力が高く装甲が薄めのものを軽駆逐戦車、装甲が厚く機動力が低いものを重駆逐戦車、どちらとも言いづらいものを対戦車自走砲としています。
火力
★★★★★
装甲
★☆☆☆☆~★★★★★
機動力
★☆☆☆☆~★★★★★
M18 GMC
Marder III H
ZIS-30
対戦車自走砲は攻撃に全てを振った戦車です。周りに比べて最も火力の高い砲を持ち、あらゆる敵を撃破することができます。然し装甲は無きに等しく、機関砲弾すら通してしまうほど薄いです。機動力も決して高いとはいえません。小柄な車体であることも合わさって待ち伏せが基本戦術となることでしょう。最初は待ち伏せがうまくいかないかもしれませんが、使いこなすことができれば敵に一切の反撃を許さずに撃破することができるでしょう。独ソの対戦車自走砲は、高RANKになると軽駆逐戦車に置き換えられます。
火力
★★★★★
装甲
★☆☆☆☆
機動力
★★☆☆☆
M36 GMC
Jagdpanther
SU-100
軽駆逐戦車は中戦車と対戦車自走砲の中間的な性能を持ちます。中戦車に劣らない機動力を持ちながら、対戦車自走砲とほぼ同等の火力を持ちます。然し大抵の軽駆逐戦車は、砲塔を持たない為、機動力は陣地転換ぐらいにしか使うことができません。中戦車のように扱うには、敵の出る方向を予測しなければならず、扱いが難しいものの使いこなせれば中戦車の上位互換として、高い戦果を期待することができるでしょう。
火力
★★★★☆
装甲
★★★☆☆
機動力
★★★☆☆
T95
Jagdtiger
ISU-152
重駆逐戦車は正面戦闘に全てを振った戦車と言えます。巨大な車体に搭載された砲は、あらゆる戦車を粉砕することができ、分厚い正面装甲は、あらゆる敵の攻撃を受け付けません。防衛戦ともなれば、敵は相当な犠牲を払わない限りこの戦車を撃破することはできないでしょう。然しその巨体ゆえに、機動力は重戦車以上に劣悪です。砲塔旋回も持たないこの戦車は、中戦車ですら接近されれば苦戦を強いられるでしょう。また、その火力故に、あらゆる敵に攻撃されることになります。位置取りさえ間違えなければ、敵に最も恐れられる戦車となるでしょう。
火力
★★★★★
装甲
★★★★★
機動力
★☆☆☆☆
[添付]
Wirbelwind
[添付]
自走式対空砲はこれまでの車輛とは異なる特殊な車輛です。この車輛が攻撃するのは戦車ではなく航空機です。故に対戦車能力は低く、軽戦車や対戦車自走砲ぐらいしか攻撃が通用しませんが、この車輛の持つ対空火力は敵爆撃機に対して大きな脅威になることでしょう。対戦車能力こそ低いものの、敵爆撃機を撃墜し続けることで味方戦車を爆撃から守り、チームを勝利に導くことができるでしょう。
また、貫通力が低いとは言え通常の戦車砲とは比べ物にならない速度での発射が可能なため、装甲の薄い軽戦車や対戦車自走砲、自走式対空砲を相手取る時には凄まじい制圧力を持ちます。
火力
★★☆☆☆☆
装甲
★☆☆☆☆
機動力
★★★☆☆
AB(アーケードバトル)入門
WTでのシステム(AB)
移動・射撃・修理など基本的な操作方法、詳細な説明は陸軍基本戦闘も参照しよう。
- 視界
視点は三人称、砲手、運転手、車長視点がありいつでも切り替えることができる。視界上の敵はマーカーで表示される。隣の大きな惑星やその衛星のように隠蔽率という数値はない。
しかし、車体や砲塔の特定の部分に視線判定のポイントが存在し、そのポイントが一定数、一定時間視界に入ると車体全体が表示されるのはとても似通っている。
その為、地形の高低差や自身の視界の手前から奥に向かって続いている壁や横一列に並んだ門柱や樹木等の細い障害物のような戦車全体を隠せない障害物でも、彼我の視線上で格子状に並んで見える形で位置していると、本来ならその隙間や障害物からはみ出して見えている筈の部分が表示されず、戦車の姿を隠してしまう。
市街戦マップ等では、表示されてないだけで建物の角から戦車の一部がはみ出している事もある。
ABでは敵視認可能距離・見越し点表示可能距離はあり、どちらもスキルであげることができる。 - 移動
マニュアルでの操作のほか、照準位置に正面を向けるドライバーアシスタンスモードもある。マップの地形により移動速度は変わる。 - 砲撃
ABでは、着弾予想点(+字)が表示される。敵をロックオンして砲を自動に向けることはできない。主砲以外に副砲、機銃なども使用可能。 - 装甲・ダメージ
WTはHP制ではなく重要モジュール・乗員の破壊度合いで撃破判定がでる。そのため履帯やキューポラだけ狙っていても撃破は不可能。
装甲については傾斜装甲に対して貫通力の減衰と跳弾がある。傾斜が大きいほどその効果は大きい。 - その他(砲撃支援・航空攻撃)
WTでは戦車の操作以外に、砲撃支援(軽・中戦車・対空戦車のみ)、キルストを貯めて航空攻撃が可能。
出撃の前に
※3両目の車輌を登録しよう
格納庫画面では以下のように初期保有車輌2両が登録されている、はず。(画像はPC版、独、機体枠を一つ拡張した状態)
ABではキルされた後に違う車輌を選んで2回までリスポーンができる。
しかし、初期状態だと2両しか登録されていないため1回しかリスポーンができない状態だ。
「機体を選ぶ」を選択して車輌を登録しておこう。
(なお、最初に選んだ国以外だと初期は2両しかない。研究をして地道に増やしていこう。)
ちなみに車輌名の下に車輌のバトルレーティング(BR)が表示されている。
予備と書いてあるのはBR=1.0の初期車輌である。
BRはマッチングにおいて重要なので次の項目で見ていこう。
車輛のバトルレーティングを確認しよう なるべくBRを揃えよう
ABにおいてはBRが上の戦車に正面から太刀打ちすることが困難、しかし正面切って闘うことはとても多い。なのでデッキ内の車両のバランスを考え、BRか砲性能を基準にデッキ内最高BRの車両+1.0の敵戦車にも通用するという基準で選ぶと2両目3両目で活躍することが出来るかもしれない。
例:ティーガーI H(BR5.7) パンターD型(BR5.7) Jagdpanzer IV/70(V)(パンターと同様の主砲を積んでいる4号駆逐戦車 70(V)=BR5.3) Flakpanzer IV Ostwind(BR4.7)
- 使用する戦車や敵戦車のスペック、砲弾の貫通力、装甲・内部モジュールを確認しよう
まずは格納庫で戦車のスペックなど各情報を確認してみよう。 - テストドライブをしてみよう
開発完了・開発中の機体ならテストドライブが可能。戦闘に入る前に一度テストドライブして操作や戦車の使用感を試してみよう。 - ※出撃前にテストドライブでやるべきこと
複数の弾種を持てるようになった際にキー割り当てを変更したい場合があると思う。その場合はテストドライブ選択時に表示されるコンフィグ画面で搭載順を変更できるのでそこで確認しておこう。(むしろそこでしか出来ない)
ただし、搭載数の変更は出撃時の車両選択画面でしか出来ないので注意しよう! - 「双眼鏡」の設定をしよう
Menu(メニュー)→Controls(コントロール)→Tank controls(戦車の操作)→Camera control(視点操作)→Binoculars(双眼鏡)から設定できる双眼鏡では、砲塔を回さずに(もしくは砲塔の無い駆逐戦車でも)スナイパーモード以上の倍率でより高い視点から索敵をすることが出来る。双眼鏡の有無で索敵能力には天と地程の差が出るので、設定は是非ともしよう。ABにおいてもポーランドなどの市街地において視線が遮られてマーカーが表示されないことがある。その際に敵戦車を確認する、ということにも使用可能である。また主砲発射ボタン(デフォではマウス左)を長押しすると双眼鏡の中心に砲を向けることができる。ただし発砲はできないので注意。
いざ出撃!
だいたいの操作方法とシステムが理解できたらいざ出撃!まずはABに出撃し戦闘の基本を学ぼう。
初心者向け戦闘の重要ポイント
- まずは戦況を確認
動く前にとりあえずマップや周りを確認。味方や敵、拠点位置を確認し戦況分析を行い、次に何するのかを考えてから動こう。 - 孤立しない
うまいプレイヤーほど孤立は避ける。
開始直後に拠点へダッシュするのは慣れてきてから。慣れないうちは味方が動くのを待って後ろについていこう。敵の手薄なところを奇襲するなどの明確な目的がないのならば、単独行動は避けるべきだ。
味方がどんな立ち回りをしているのかも参考になる。 - 物陰に隠れる
隠れるところのない駄々っ広いところにいるのは危険。岩や建造物などの近くでできるだけ身を隠すことを心掛けよう。 - 射撃は静止して水平な場所で
移動しながら撃つと照準通りには飛ばない。坂などの傾斜している場所で撃っても照準通りには飛ばない。射撃するときは水平なところから止まって撃とう。 - 砲撃支援を使おう
砲撃支援が使用可能になったら積極的に使っていこう。自分に近い程精度が良くなるのでなるべく近くの敵を狙って砲撃支援を使おう。特に自走砲や対空戦車などは撃破できる可能性も高い。 - 航空攻撃を使おう
戦車で倒せない敵も航空攻撃の爆弾やロケットなら倒すことができる。航空攻撃時は一時的に戦車を離れてしまい、その間戦車は完全無防備なので安全な場所に移動してから使おう。 - 急所を狙おう
ある程度慣れてきたら敵の急所を積極的に狙っていこう。燃料タンクや弾薬庫、砲手やドライバーを狙うと効果的。ためしにガレージにある車両のプレビューから『装甲』を選んでみよう。装甲の薄い部分などがはっきりとわかる。まだ開発してない戦車も見れるので、敵でよく会う車両をじっくりと観察するといいだろう。 - 地形を活かそう
マップに慣れたらくぼ地や丘など起伏をうまく使って車体を隠したり、見回しのよい高台に上って狙撃を行おう。敵や味方の立ち回りを参考にすればどこが良いポイントか知ることができる。
戦闘終了後は
- 車両を改造しよう
戦闘で貯まった経験値で車両の改造ができる。特に修理パーツ、履帯、消火器、弾薬、主砲は優先的に改造しよう。 - 乗員スキルを上げよう
経験値を貯めれば乗員のスキルアップもできる。耐久力をつけたいなら生命力、リロード速度を上げたいなら装填手の武器再装填など自分のスタイルに合わせてスキルを上げていこう。 - 敵の車両の弱点を探そう
戦闘で出会った敵でうまく倒せなかった車両はもう一度装甲やモジュールをチェックしてどこが弱点なのかを分析しよう。
中・上級者へのステップアップポイント
『初心者は「出来る」様になれ。
上級者は「出来ない」を無くせ。』
ゲームシステムとゲーム内の機能を理解する
Warthunderは、ゲーム内に登場するプレイヤーが使える全ての陸上兵器の砲性能と装甲防御力の詳細を、何時でも自由に確認することが出来ます。
また、既に入手している車両や、開発ツリー上で開発可能な位置にある車両、課金戦車等は、何時でも自由にテストドライブで性能や使用感を確認することが出来ます。
兵器の性能に関してゲーム内で手に入らない情報は、殆どありません。
全てゲーム内の当該車両のプレビュー、カスタマイズ画面で確認することが出来ます。
特に、装甲に関しては、装甲板の配置や厚さや形状のみならず、視点を『砲弾の入射角度』に見立てて、ポインターがある場所に砲弾が命中した場合の実質的な装甲厚を自動計算して表示してくれます。
自分が使用する車両が搭載している砲弾の貫通力と照らし合せれば、実際に戦場でどの位の距離から、何処を狙えばいいか判断する材料は、全てゲーム内で揃います。
- 撃破する為に必要な情報
当該車両の装甲と内部モジュールの情報で確認。 - 弱点を撃ち抜くために必要な距離の情報
自分が使う車両の砲弾の情報で確認。
また、自分の乗っている車両の装甲厚と内部モジュール配置を確認すれば、具体的な防御力を全て確認する事が出来ます。
- 撃破されない為に必要な情報
自分の車両の装甲と内部モジュールの情報で確認。 - 弱点を撃ち抜かれないめに必要な情報
自分が使う車両の移動速度や、地形や遮蔽物に隠れるために車体の大きさ、形状の確認。
自分の使う車両の一番装甲があつい場所と、装甲が薄い場所でも見掛け上の装甲厚が増す角度(昼飯の角度)の確認。
Warthunderも、BR1やBR2台のゲームの参加者が、初心者ばかりとは限りません。
ABモードでも、反射神経が物をいうカジュアルTPSというより、判断力や思考が勝敗を分けるシミュレーター寄りの要素が色濃いWarthunderの陸軍モードでは、搭乗員スキルがカンストしている廃人ベテランが相手でも、自分の車両と相手の車両の情報をちゃんと把握して、ゲームシステムとゲーム内の機能を理解していれば、自分の頭で状況を整理して、その場に合った状況判断を下して、適切な行動を選択して、同じ土俵の上で互角に勝負することが出来ます。
また、一部の初心者向けページをのぞき、Wiki内の内容の殆ど、特に車両ページの解説は、『読む人が、ゲームシステムやゲームの機能を理解している』前提でかかれています。
テクニックや、陸軍基本戦闘のページにかかれている事を理解して身につける事が、一番の脱初心者の近道です。
- 【例】ソ連戦車(T34 1940 L11)の場合の考え方
車両ページにあるように傾斜装甲を採用しているソ連戦車T34は、真正面からの攻撃に対して実質80mm以上の効果を発揮する優れた車体装甲を持っている。
しかし、砲塔の正面や、車体の一部(車載機銃のマウント部分等)に50mm前後の装甲厚しかない部分をプレビュー画面で確認できる。
相手の砲弾の貫通力が50mm以上になる距離に近づかなければ、正面から貫通される事は、殆ど無い事。車体も砲塔もコンパクトで、的が小さい(隠しやすい)事も確認できる。
貫通力90mmを超える砲を持つ戦車がいても、80mmを超える距離まで接近されない様に対処すれば良いと判断できる。
側面は、傾斜装甲があっても実質50mm程度の効果しかないので、自分よりもBRの低い戦車の戦車砲でも貫通される可能性が高い事。車体も長いので正面よりも的が大きい(隠しつらい)事が確認できる。
次にX線(X-Ray)モードで、内部モジュールと乗組員の配置を確認する。
ソ連ページで解説されているように、傾斜装甲を持つソ連戦車の特徴の一つ、人間工学を無視した人員配置や構造の影響で、車体前方部分に乗組員が、淒い密度で詰まっている。また、砲塔を狙われると非常に脆い事、車内の各所に燃料タンクが分散していて、一撃で致命傷(撃破)になる可能性が高い点も確認できる。
車体前部を貫通されるだけで乗組員がノックダウンして、性能低下や負傷したの人員の配置換えで行動不能になる&燃料タンクを撃ち抜かれやすい打たれ弱さが確認できる。
- 【例】アメリカ戦車(M4A1)の場合の考え方
M4A1の車両ページの解説にもあるように、致命的な弱点になっている弾薬庫と燃料タンクの正確な位置と、そこを守る装甲厚を確認できる。
また、側面の装甲が極端に薄く、車体が斜めになっていても貫通を狙いやすい点。BR1台の戦車や20mm以上の対空砲でも貫通できる可能性がある事。大きめの車体で重要パーツと人員配置が分散しているので、側面から一撃必殺を狙えない時に複数の乗組員をノックダウンしたり、燃料タンクをきる場所が限られている事も確認できる。
一番防御力の高い車体正面にも、右側の車載機銃やアンテナ部分の出っ張り等、装甲の傾斜が浅く、貫通しやすく弾薬庫や乗組員にダメージを与えやすい場所がある事。遮蔽物や、ハルダウンで車体を隠している砲塔しか見えない時も、主砲防楯だけ50mm程度の装甲しかない事が確認できる。
移動のコツ
- 障害物や川はできるだけ避ける
木や柵にぶつかると衝撃で速度は遅くなり、運が悪いとダメージも入る。また川やぬかるみなど足場が悪いところは機動力を大きくそがれる。そのような場所はできるだけ避けよう。さらに背の高い木を倒した場合は直接視認できない場所や遠方からでも居場所がバレてしまう。これは次の項目にも関係することである。 - 移動中も隠れながら
移動中に敵に見つかると撃たれる可能性があるだけでなく自分の行く場所に先回りされる恐れもある。常に建物や丘の後ろに隠れながら行動しよう。
移動中の無駄撃ちも厳禁。それは自分の居場所を教えながら動いているようなものだ。音や光跡から居場所を推測される。たとえ煙幕の中にいても撃破される可能性が高まる。
むやみに木を押し倒して進むのも同じく。木の倒れる様子を見れば居場所だけでなく進行方向も推測される。 - 高所に居座るな
高台に陣取る事で敵を発見しやすく、攻撃においては敵の装甲の薄い上面を狙えるというアドバンテージがあるので思わず「地の利を得たぞ!!」と言いたくなるが、単純に有利と言えるかと言えばそれは間違い。
高所に居るという事は逆に他の敵から見つけやすく、攻撃または砲撃を集中して受けやすいという事だ。
偵察や奇襲攻撃に利用し、状況によっては場所を変えよう。 - 急旋回は速度をつけて
特に超信地旋回ができない戦車は止まったまま旋回すると時間がかかる。まず少し速度をつけてから旋回するクセをつけよう。 - 前進よりも大事な後進
逃げる時や飛び出し撃ちなど重要局面では前進よりも後進の方が大切なことが多い。あらかじめ戦車の後進速度はチェックしておこう。 - 補助モードを有効に使おう
クルーズモードやドライバーアシスタンスモードなど使ってみると意外と便利。まだ使ってない人はキー設定して一度試してみよう。 - 実は…
現実ではあり得ないことだが、ABでは、エンジンのみの破損(モジュールの色が赤)であれば低速ではあるが移動が可能である。モジュールの表示が黒では出来ないが、3秒程度修理すると赤になる。つまりこの状態でなら移動が可能となる。次弾を被弾する前に、安全な場所まで移動する手段として使ってみるとよい。
攻撃のコツ
- 戦車(自車)に合わせた砲弾選び
詳細は陸軍基本戦闘の砲弾のページを参考にすること。
- APCBC系統(AP,APC,APCBC,APHE,APHEBC)
多くの戦車でのメイン弾種である。簡単にいえば(APCR以外の)APから始まる長めの名称で、詳細欄にTNT換算量が書いてあって、貫通力が高いものを選ぶべきである。
選び方としてはAPよりAPCの方がよく、APCよりもAPCBCの方が良い(これは装甲に斜めに着弾した場合の貫通力が高いため)。また炸薬入りの弾を選んだほうが貫通後の内部モジュール/乗員へのダメージが大きくかなり有利である。弾の詳細説明に爆薬量が記載されているものを選ぼう。これらの条件で選んだ上で複数候補が残るようであれば、貫通力が高いものを選ぼう。
- APCR(硬芯徹甲弾)
基本的には使い所がない弾である。
装甲貫徹力の数値が高いため魅力的に見えるが、装甲に対して斜めに着弾すると貫徹力がかなり下がり、更に加害力も弱いため本当に特殊な状況でないと役に立たない。
重戦車同士で鉢合わせした場合など通常弾でお互いが貫徹できなくて膠着状態になった場合などにごく稀に使えるため、1~2発だけ持っていく人が多い。
- HE(榴弾)
現実世界では歩兵を攻撃するために使用される弾である。装甲は10mm程度しか抜けないことが多く、通常の戦車相手には役に立たない。ただし、オープントップと呼ばれる乗員がむき出しの車両相手には通常弾よりも効果的に攻撃できる(爆風が乗員に直撃過圧と呼ばれる撃破判定がはいる)ため、5発程度は持っていくとよい。
- HEAT(対戦車榴弾)
HEの爆発力を細い1点に集中させることで装甲を貫くタイプの弾である。低ランクの低初速砲搭載車(米 M8 HMCやM4A3(105)、独IV号C~F1型等)ではAPCBCのような通常弾の貫徹力が低いため、HEATがメイン弾となる。
ただし、細い1点に集中させるということは加害範囲が狭いということでもあり、相手の弱点を覚えるという必要もある。装甲が薄い敵側面を攻撃できる機会ではAPCBC等の通常弾の方が加害の大きさから使いやすいこともあり、サブ弾としてAPCBCのような通常弾を何発かは持っておこう。
なお、フェンスなど障害物にぶつかると起爆してしまうため、そのような場所では同軸機銃などで障害物を除去してから撃つ必要がある。
ちなみに同じ口径のHEの7割程度の爆発力を持っているため、HEと同じくオープントップ車両への加害力は高い。APCBCをメインとする車両でもHEの代わりに5発程度持っておいたほうがよい。
第二次大戦後(概ねBR6以上の戦車)ではHEAT-FSという高性能タイプのHEAT弾を搭載し始め、しばらくHEAT-FSが最も性能の高い弾種という時代が続く。最高ランク車両でも初期弾に設定されていたりするため、WTで一番長くお付き合いする弾になるかもしれない。
- APDS, APFSDS
これはAPCBCなどの通常徹甲弾の進化系であり、砲の口径よりも細い弾を超高速で撃ち出す。貫徹力が猛烈に高いため重装甲の戦車でも平然と貫徹できる。炸薬がないため、加害力は無炸薬のAPCBCに対して少し劣る。このため、メインの弾種になるがおまけでAPCBCのような通常徹甲弾もサブで使い分けることになるだろう。なおAPDSは初速が高いため弾道の垂れが少なく狙いやすいが、それがためサブの弾種に切り替えたときに弾道差が大きく戸惑いやすいので気をつけよう。
APFSDSはAPDSの発展形で、初速が更に高く、精度も更に高くなったものである。現実世界で使える対戦車砲弾の中では最上級のものであるため、APFSDSを使える戦車は基本これがメインでよい。
- 彼を知り己を知れば百戦危うからず
陸戦は空戦よりも敵戦車との相性や性能差が勝敗にでやすい。出くわす戦車や自分の乗っている戦車の砲威力、装甲や内部構造や弱点(重要パーツの位置や搭乗員の配置)をきっちり理解しておこう。このwikiの情報・コメントも参考に。 - モジュール破壊で戦闘能力を削ぐ
攻撃能力を削ぐには砲塔部分、機動力を削ぐにはエンジン部分を狙い敵の戦闘能力を削ごう。どこを狙うかは臨機応変に。 - 榴弾は薄い部分の近くに
榴弾は着弾点の全周囲にダメージを与えられるが、大口径榴弾にも貫通できる装甲の厚さはある。当てるときはできるだけ装甲の薄い車体上面や底面の近くに着弾させるようにしよう。(砲弾の貫通力は確認できるのでチェックしておこう) - 軟目標は機銃や榴弾で
トラックなどの軟目標には徹甲榴弾が効きにくい(薄すぎて信管が作動しない)。そんなときは機銃や榴弾で攻撃すると有効。 - 砲撃支援を有効に使う
軟目標や隠れている敵を炙り出したりするのには砲撃支援が有効。占領地点などにいる逃げられない状況の敵に使うとより効果的。 - 敵の状態を観察する
砲を自分に向けたりリロード完了した敵は要注意。逆に撃った直後や別のところに砲を向けている敵には攻撃するチャンス。敵がどんな状態かを見極めて攻撃するタイミングをはかろう。 - 飛び出し撃ち
物陰から一気に射撃位置に飛び出し、射撃後は後退して元の位置に戻る戦法。有効な車両:後進速度が速い戦車(例:ISシリーズ,M18,M22,M24) - ハルダウン
「ハル(Hull)」とは車体のこと。窪地や稜線等で車体を隠し、砲塔部のみ(もしくは砲のみ)を晒して砲撃する戦法。俯角がよく取れるアメリカ戦車に特に有効(逆にソ連戦車は俯角が取れないため、場所をしっかり選ばないと攻撃できない)。有効な車両:砲塔が硬い戦車(例:M4A3E2) - 待ち伏せ
十字路や建物の裏に隠れて敵を待ち伏せする戦術。敵の進行ルートが予測できるので砲撃準備がしやすく、敵の側面もとりやすい。 - 迂回して側面をつく
大勢がいくルートを大きく迂回して敵の側面や後方に回り込んだり、狙撃ポイントから遠距離攻撃すれば強敵も倒しやすい。欠点は、孤立しやすいので見つかったら袋叩きにあいやすい、航空攻撃を受けやすいこと。 - 消火のタイミング
炎上した場所にもよるが、炎上しても少しはそのまま戦闘が継続できる事がある。消火器を使うと消火完了するまで移動も攻撃もできなくなるため、まず反撃して敵を撃破、もしくは隠れるまで我慢する事で最終的な生存確率を向上させる事ができる。ただし、被弾箇所や乗員の生存状況によっては炎上→死亡までの時間が早まるので注意(もっとも、そのような状態ではすぐ消火したとしても追加の攻撃で死亡する可能性が高いが)。うまくいけば燃やされたものの相手を撃破、その後ゆっくり消火、といった事ができる。
火災はDoTなので消火が遅くなるほどダメージが拡がることを忘れないように。 - 戦車に合わせた立ち回りを
どの戦車にも、長所を活かす得意な戦い方と、弱みを見せてしまう苦手な戦い方がある。
自分の戦車の得意な戦い方で、敵には苦手な戦い方を強いる立ち回りを目指そう。 - 破壊できる建造物は貫通攻撃だ
こわれる建造物やオブジェクトは弾が貫通する(着弾後爆発するHE系はもちろん貫通しない)。これを利用して敵の見えない位置から攻撃も可能だ - 味方と歩調を合わせる
単独で敵に立ち向かうということは響きとしては格好が良いものだが敵から見れば格好の獲物だし、味方からすれば迷惑でしか無い。
絶対に止めよう。 - 状況をしっかり見よう
ABでは味方と味方が見つけた敵がマップ上に表示される。常に自分の位置だけではなく味方の位置も把握しよう。
味方に気を取られている敵車両の横っ面をひっぱたくチャンスを逃すな。
ただし敵も同じことを狙っていると思うべし。 - 1度に2両を狙える主砲はない
つまり2対1ならタイミングを合わせれば勝てる可能性は大きくなる。ただしそれに見合う火力は必要だが。
先に述べたように横や尻を狙うチャンスも同時にあるから多少火力が劣ってもチャンスが有る。
防御のコツ
- 昼飯の角度
ドイツ戦車によく見られる装甲が垂直に切り立った戦車の車体を、敵に対して1時(もしくは11時)の角度に向けることで対弾性を高めるテクニック(避弾経始)。ティーガーIを例に出すと、正面から受けると102mmしかない装甲でも、斜めに構えることで140mmにもなる。角度がつくことで跳弾の効果も期待できるのでその防御効果は見かけ以上と言える。。当然、傾ければ傾けるほど実質装甲厚は高まるが、その分装甲の薄い側面を晒すことになるので傾け過ぎには注意しよう。余談だが、昼飯の角度とはティーガーIの教本に書かれていたテクニックである。 - 昼飯の角度は戦車に合わせて
一方でM6A1、IS-2やIS-3などの曲面や楔型の装甲配置の戦車で昼飯角度を取ると、傾斜が減り抜かれやすい部分が増えてしまう。昼飯や豚飯は戦車に合わせて使おう。IS-3の例(赤線の部分が実質装甲値(傾斜を含めた装甲値)だが、昼飯角度から撃たれた場合の数値は正面から撃たれた場合より小さくなっている) - できるだけ被弾面積を減らす
被弾面積が大きければそれだけダメージが入りやすいということ。ハルダウンや障害物に隠れるなどしてできるだけ敵に見せる部分を減らそう。 - 勝てない敵は逃げるが勝ち
どうしても抜けない・分が悪い敵は戦わないのも手。味方に任せて逃げるが勝ち。
可能なら履帯を抜いて逃げれば、敵を立ち往生させてアシストポイントも手に入る。
RB・SB入門
※2016年1月現在、以前のRBに関する仕様変更によりこの項目は情報が古くなっている部分が存在します。公式フォーラムのパッチノートや、スペックシート、テストドライブ、カスタムバトルにおける確認を推奨します。要確認、求加筆修正
RB・SBはNO HUDといって敵や着弾位置がマーカーで表示されない。また、ABと比べて戦車の性能が全体的に下がりもっさりした動きとなる。ABよりも索敵が重要となるので常に周りを見るようにしよう。双眼鏡モードの設定、活用、車体の迷彩効果が重要である。
ABとの相違点
RB
- 索敵
RBは、ABと違い、敵車両を視界内に捉えても、何のタグも表示されない。見える場所に敵が車体を晒していても気づかないこともよくある。索敵は非常に重要である。
敵の見つけ方としては、
- 動いているものが無いか注意する
- 発砲煙に注意する
- 発砲音やエンジン音に注意する
などがあげられる。
また、下記の通り、ただ視界に捉えただけでは、敵はミニマップに表示されない。すなわち、味方との情報の共有ができない。
そのため、偵察機能が無い車両では、敵を発見したら、ミニマップをクリックして(デフォルトでAltキーを押しながらマウスカーソルを移動しミニマップ上をクリック)、ミニマップ上に「!」のアイコンを表示させ、味方に注意を促すようにしよう。- 偵察
さらに、偵察機能を持つ車両(画面下の砲弾のアイコンが並んでいるところに双眼鏡のアイコンがある車両)は、偵察機能を使って、よりはっきりとミニマップ上に敵のアイコンを表示させることができる。双眼鏡モード中またはスナイパーモード中に敵を視点の中心にとらえてVキー(デフォルト設定の場合)を押せば、ミニマップに敵のアイコンが、フィールド上の敵上空には下向き三角形のアイコンが30秒間表示され続ける。味方にとって非常に助けになり、また、30秒の間に、味方がその敵にダメージを与えたら若干のスコアが、撃破した場合は「情報」アワードとキルアシストが獲得できる。積極的に狙っていくようにしよう。
- 偵察
- ミニマップ
RBでは、ABと違い、どれだけ近くにいようが、視界内に捉えただけでは敵のアイコンはミニマップに表示されないが、
(Ver1.53以降現在は)敵に射撃を当てた場合には、数秒間、ミニマップ上に敵のアイコンが、メイン画面内の敵のすぐ上の位置に下向き三角形のマーカーが表示される(上記の偵察機能を使った場合と同様)。
したがって、貫通しなくとも敵に射撃を当て味方に敵の存在を気付かせることが重要となる場面もある。対空車両に乗った時や、貫通がおぼつかない相手が多い試合に入れられた場合などでも、この「マーキング」を行い味方車両をアシストする事によって、戦局を有利に導くこともできる。
だからといって、無理に敵に射撃を当てようとしてもかえって不利となることもある。ここで「マーキング」だけを行う方が有利か、あるいは少し我慢して裏取りなどをした方が有利か、よく考えて発砲しよう。
- 車両性能
RBおよびSBはABと比べて、エンジン性能及び砲塔旋回速度が抑えられている(正確にいうと、ABの車両性能が史実性能より割り増しされている)。そのため、ABと同じような機動を取ろうとしてもできなかったり、とっさの反撃が難しくなっている。反射神経だけに頼らない、慎重な立ち回りが求められる。
- スポーンシステム
1試合3回出撃が保証されているABと違い、RBでは「スポーンポイント」(以下SP)というポイントを消費して出撃することになる。SPは、最初の出撃前に400ポイントが与えられ、試合で活躍することにより獲得する。敵車両撃破など多くの戦果を挙げるほどSPは多く獲得できる。そして撃破された際に、次の車両に乗るSPがたまっていれば、SPを消費して次の車両に乗って再び出撃できる。ただし、撃破されるたびに必要SPの量は増加していくため、何度も出撃するにはより多くの戦果を挙げる必要がある。最初の出撃の際に必要なSPの量は、重戦車、中戦車、駆逐戦車、対空車両の順に少なくなる。また、デッキ内車両の最高BRと試合参加車両の最高BRとの差によっても変わり、例えばデッキ内最高BRが2.0のデッキでBR3.0車両が参加する試合にマッチングした時は、出撃に必要なSPの量は少なくなる。
- 航空機
RBでは、自分自身が所有する航空機をデッキに組み込める。航空機での出撃には、車両よりも多くのSPが必要であり、試合開始時の出撃には選択できない。操作などは空戦RBと同じで、空中リロードができず、消費した弾薬は味方飛行場で補給しなければならない点も同じである。マッチングの際に使用されるデッキのBRは、航空機も含めた物である。このため、車両のBRに比して高いBRの航空機をデッキに組み込むと、地上車両の性能に著しく差がある試合にマッチングされることもあり得るので注意しよう。
SB
- 視界
SBは俯瞰による第三者視点は無く、車長視点がデフォルトとなる。他には運転手視点、砲手視点(支援砲撃時?)、双眼鏡視点が存在する。さらに敵味方の識別表示も車両名、プレイヤー名、全ての情報表示が無くなる。己の目と判断力だけが頼りになる。
同士討ち
RBおよびSBでは、味方車両に対しての発砲も可能である(RBでは2016/10/26のサーバーアップデートから(?)、陸上車両同士の直接射撃による同士討ちは発生しなくなりました)。上記の通り、SBでは、味方車両にすらマーカーが付かないため、誤認による同士討ち発生の可能性が常に存在する。遠かったり茂みで隠れて形状がよく確認できないにも関わらず、敵だと思い込んで発砲すると味方だったという事もあり得る。また、国家別で敵味方が分かれるため他国の車両は敵であることがほとんどだが、中には鹵獲車両に乗ってやってくるアレなプレイヤーもいる。味方側に鹵獲車両がいないかどうか、出撃直後に「統計情報」の画面でよく確認しよう。
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