SNES(海外版のスーパーファミコン)風のカラーリングになったS-BLAST。
クイックボムでブラスター種特有の低機動性をカバーしており、遠近両用のメインも相まってさらに柔軟性が増した。
ナイスダマでより遠くから制圧を加えることもできる。
これは「S-BLAST91」。
S-BLAST92が海の向こうで別のデザインになったら……という設定で作られたifモデルだ。
サブウェポンの「クイックボム」によって、遠近両用のメインウェポンの柔軟性がさらに増している。
ここぞというときには、スペシャルウェポンの「ナイスダマ」で広範囲を攻撃しよう。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年11月24日のポストより。
概要
ブキ紹介
ブキチ |
メインウェポンのS-BLAST91は S-BLAST92の色ちがいモデルでしが、 構成が変わって別モノになったでし | |
メインの連射のおそさをサブのクイックボムで カバー! メインでうちもらした相手に すかさず ボムを投げつけて追撃するでし | |
チームのピンチにはスペシャルのナイスダマで 逆転の のろしを上げるでし! 相手を遠ざけた スキに仲間とともに攻めこむでし! | |
できることが多いメインでしが、構成が 変わって可能性がさらに広がってるでし! ぜひ手に取って、かわいがって欲しいでし! |
S-BLAST92のカラーリングを変更したバリエーションモデル。
サブにクイックボムが付いたことで近距離ではコンボでの高速キル、
スペシャルのナイスダマで遠くの敵にも対応可能と
メインのスイッチ機能も合わさり汎用性に長ける構成。
メイン性能
Ver.7.2.0現在
直撃射程 | 長3.0 短1.7 | 爆風射程 | 長3.4 短2.4 |
---|---|---|---|
塗り射程 | 長3.2 短2.2 | ||
拡散 | 0.0° | ジャンプ中拡散 | 8.0° |
ダメージ(直撃) | 125.0 | 確定数 (直撃・爆風) | 1~2 |
ダメージ(爆風) | 70.0~50.0 | ||
ダメージ (着弾爆風) | 35.0~25.0 | 爆風半径 | 長0.40 短0.80 (着弾爆風 ×0.5) |
連射フレーム | 60F(1.000秒) | 秒間発射数 | 1.0発/秒 |
キルタイム(直撃) | 0.417秒/kill | DPS(直撃) | 125.00/秒 |
キルタイム(確2) | 1.200秒/kill | ||
射撃継続時間 | 11.000秒 | 射撃後隙 | 23F(0.383秒) |
射撃前隙(イカ) | 15F(0.25秒) | 射撃前隙(ヒト) | 10F(0.166秒) |
インク消費量 (装弾数) | 8.5% (11発) | 射撃時ヒト速 | 0.40 |
インク回復不能時間 | 60F(1.000秒) | 非射撃時ヒト速 | 0.96 |
単発塗りポイント | 長11.6p 短13.6p | イカ速 | 1.92 |
SR補正 | ダメージ(直撃) 300.0 ダメージ(爆風) 150.0 インク消費量(装弾数) 4.8%(20発) | ||
備考 | ジャンプ撃ちで射程が短く、爆風の範囲が広い短射程モードに切り替え |
初速 | 長17.0 短9.2 | 爆発フレーム | 11F(0.183秒) |
---|---|---|---|
ジャンプ撃ち補正 | 4.0° | 足元塗り間隔 | 1発毎 (60F毎) |
最大中間塗り数 | 9個 | 中間塗り間隔 | 0.38本毎 |
対象 | ダメージ補正 | |
---|---|---|
パラシェルター | 2.2倍 | |
キャンピングシェルター | 1.6倍 | |
スパイガジェット | ||
スプリンクラー | 2.4倍 | 24倍 |
ジャンプビーコン | ||
スプラッシュシールド | 2倍 | 3倍 |
トーピード | 1倍 | 1.3倍 |
グレートバリアの本体 | 2.1倍 | 2.31倍 |
グレートバリアの弱点 | ||
ナイスダマのアーマー | 1倍 | 1.1倍 |
ホップソナー | 2倍 | 2.5倍 |
カニタンク | 1倍 | 1.3倍 |
デコイチラシ | 1倍 | 2倍 |
ウルトラチャクチ | 1倍 | 1.1倍 |
ガチホコバリア | 2.1倍 | 2.31倍 |
- Fはフレーム。1秒=60F。
- 例えば30Fなら、0.5秒となる。
- 公式の表記では、30/60秒という表記を用いている。
- 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
- ヒト速やイカ速、弾速などの速度単位はDU/F。試し撃ちラインの幅を50としたときの、1Fに移動できる距離という定義。
- ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96 DU/F。
- スプラトゥーン3での内部パラメーター定義にはm/Fを使用している。
50 DU = 5m = 試し撃ちライン1本分。- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
すべてのDU/F表記をm/Fに変更する作業は大変なので、現状距離単位にはDUを使用する表記に変換している。
- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
- 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
- ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
- 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
- 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合*¹は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
- カス当たり射程とは、ジャンプせずにそのブキが届く最大距離のこと。有効射程よりもキル性能は低い。
- 確n射程とは、主に距離によってダメージが大きく変動するブキにおいて、n回攻撃を当てればキルが取れるギリギリの距離のこと。
- 初速とは、発射直後の弾の速度のこと。
ローラーなど、飛沫によって初速が変わる場合は最も早い飛沫の初速を記述している。 - 直進フレームとは、発射した弾が初速のスピードを保ったまま飛び続ける時間のこと。直進フレーム経過後は弾速がだんだん低下する。
ブラスター・ワイパーでは代わりに射程限界で爆発/消滅するまでの時間を記述している。(なお、ブラスターは射程限界付近で少し弾が落下する。)
弾速についての詳しい仕様はシステム詳細仕様#弾の仕様についてを参照。 - 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
- キルタイムは、1発目が当たった瞬間を1F目とし、そこからキルまでにかかる時間のこと(シューターの場合)。
- 厳密に言えば、キルタイムとはブキを振りかぶるモーションにかかる時間(前隙)や、1発目の弾が発射されてから相手に到達するまでの時間(相手との距離や弾速)も含めるべきだが、これらは状況によって大きく変動する*²ので不確定要素が多すぎるし、また前隙や弾速などは解析を待たなければ分からない。
- DPSは「ダメージ×60÷連射フレーム」で算出。
- 射撃後隙とは、射撃後にイカ/タコになることや、サブウェポンを使うことができるようになるまでの時間のこと。
- 射撃継続時間とは、連射フレーム×装弾数の値を秒に換算した時間。前後隙は含まない。
- 単発塗りポイントは、地面と並行に1発ずつ射撃して得られた塗りポイントの平均を、ナワバリバトルの塗りポイントカウンターを用いて算出している。
- インク効率(ダメージ)は「単発ダメージ×装弾数と装弾数÷確定数」。
インク効率(塗り)は「単発塗りポイント×装弾数」。「装弾数=(100%÷単発インク消費量)」は切り捨てせずに算出。
メイン解説
地上撃ちとジャンプ撃ちで射程が変化する、特殊な長射程ブラスター。
早い話、「爆風がちっちゃいロングブラスター」と「連射がおそいノヴァブラスター」を切り替えられるブキと考えて良い。
「射程+弾速モード」と「広範囲モード」が切り分けられる唯一無二のブラスターなのである。
遠くの敵を速やかに仕留めたいときには地上撃ちの直撃を狙い、近距離で激しく動き回る敵を安定して仕留めたいときにはジャンプ撃ち、と状況に応じて対応することができる。
長射程ブラスターは爆風発生距離のコントロールをしにくい難しさを持つ中、本ブキはジャンプ撃ちによる近距離での迎撃も可能という他のブラスターには無い器用さを最大の強みとする。
しかし、地上撃ちとジャンプ撃ちでの射程変化は決して良いことばかりではない。
ジャンプしてから着地するまでの間は地上撃ちの優秀な射程を活かせない上に、近距離で戦う時は自身が目立ちやすいジャンプ撃ちを強要させられる、とも捉えられるため、良くも悪くも癖の強いスペックと言えるだろう。
その性質や地上撃ちの独自性により、他のブラスターで培ってきた経験があまりアテにできないのも難点である。S-BLASTは他のブラスターとは使い勝手が全く違う異色のブラスターとして認識する必要があるだろう。
同じ可変ブキであるヴァリアブルローラー同様、各モード単品の性能はそれぞれの類似ブキに劣る点も多い。
一方のモード依存だと別のブキを扱った方が強いという結果になりかねないため、両モードの使い分けが肝心となる。
ちなみに両モードともインク消費量自体は同じであり、装弾数は必ず11発(8.5%)となる。
地上撃ち 長射程モード
射程の長さと弾速を強みとする。
直撃射程は試し撃ちライン3.0本分でラピッドブラスターより少し短い程度。弾速はRブラスターエリートを越えて全ブラスター中で最も速い。
そのため、瞬間的なエイムで直撃を狙うことが可能。
直撃射程を把握できていれば『チャージの無いチャージャー』のような立ち回りが可能であり、射線が出ないので奇襲性能が高いのがチャージャーに無い強み。
射撃硬直はホットブラスターと同等。ロングブラスターはおろかノヴァブラスターよりやや軽快。
類似ブキであるロングブラスターと比べて、弾速・インク消費量・硬直の短さで勝る。
一方でロングブラスターに大きく劣る点は爆風範囲が非常に狭いこと。
優秀な射程と弾速を両立している代わりに、爆風範囲の半径はライン0.4本分で全ブラスター中最低。この爆風の狭さから相手を爆風で削る運用は全く向かない。
確一ブラスターらしからぬ速い弾速を持ち合わせ、代わりに爆風範囲を犠牲にしている以上、直撃を狙うことが非常に重要となってくる。
直撃一点狙いの性能であるため、しっかり相手にエイムを合わせてから撃つ必要があり、生半可なエイムではこのモードの強みを発揮できない。
ちなみに、発射→ジャンプの手順を踏むことでジャンプしながら長射程弾を撃つことも可能。
しかも相変わらずブレ無しの直進弾なので、ロングブラスターと異なりアクション強化の必要もなく狙い撃つことができる。
回避しながらの即キルも可能だが、爆風が極小なため外してしまった場合のケアはほぼ期待できない。
ジャンプ撃ち 短射程モード
近距離に大きな爆風を発生させるモード。
ジャンプ時にブキから「ピピッ」という独特なSEが鳴り、短射程モードに移行する。
モード切り替えにはあくまでジャンプ入力が必要という点には留意されたし。ジャンプせずに高所から飛び降りた時の射撃は短射程モードにならないが、イカロールやイカノボリからの射撃やジャンプ入力をして壁を登った後の射撃は短射程モードとなる。
以下の状況では、イカが空中にいても長射程モードのまま射撃する。
- イカスポーン中
- スーパージャンプからの着地際
- (ジャンプボタンを押さない)自由落下
- (ジャンプボタンを押さずに)壁を登り切った瞬間の空中にいるとき
- インクレールから(ジャンプボタンを押さずに)降りたり出たりしたとき
類似しているローラーの縦振りは、ある程度の落下速度があればジャンプ操作をしていなくても縦振りになる。条件が少し違う点に留意。
また、射撃前後の硬直中はモードが変化しない。
- 例1:地上で射撃ボタンを押した直後にジャンプした場合、長射程モードのままジャンプ撃ちになるが、そのジャンプで高所から落下した場合、長射程モードの射撃硬直が終わってもまだ着地していなければその時点で短射程モードに切り替わる。
- 例2:ジャンプして着地際に射撃ボタンを押すと、短射程モードでの射撃前に着地することになるが、既に射撃動作は始まっているのでそのまま短射程モードで射撃される。その射撃硬直が終わってから長射程モードに切り替わる。
直撃射程は試し撃ちライン1.7本分でノヴァブラスターより少し長い程度。爆風のダメージ範囲はクラッシュブラスターと全く同じであり、非常に広い。
近距離のかなりの範囲をカバーでき、接近戦で安定して戦いたいときはこのモードを使うことになる。
また、この爆発範囲を持ちながらダメージは50以上と高いため味方のカバーが得意である。近場で戦っている味方に援護を送るとすぐにアシストマークがつくだろう。
更に、多対多の乱戦状態では、気まぐれに撃っただけで2~3のアシストがつくことは珍しくない。
ノヴァブラスターと比べて、射程・爆風範囲で勝る反面、連射力・インク消費量で大きく劣る。
ジャンプ撃ち時のブレはノヴァブラスターも同じであるが、こちらの短射程モードは後述の方法を用いて地面に足をつけて撃ったとしても必ずブレてしまうので、ノヴァブラスターの地上撃ちのようにブレない状態で敵を狙うことが出来ない。
爆風を含めた場合の最大射程は試し撃ちライン2.4本だが、この射程帯はキルタイムに優れた短射程ブキの独壇場であり、対してこちらは2発目が出るまでに1秒とかなりの時間がかかる。
いくら近距離向けとはいえ、他の短射程ブラスターと同じく、他の短射程ブキとまともにカチ合えばキルタイムの大幅な差で撃ち負けてしまう。
遮蔽物や起伏(特に低所→高所)を活かして敵の攻撃をやり過ごしつつ爆風を当てる立ち回りが重要となる。平面では直撃を決めない限り短射程ブキと勝負するのは避けた方が無難。
密着に近い距離だと爆風が当たらないのはノヴァブラスターと同様。中途半端な接近はともかく、極限まで接近されたら直撃一点狙いをせざるを得ない。
ちなみに、
・ジャンプ後着地寸前に射撃
・ジャンプ長射程射撃後、一旦トリガーを押しなおしながら着地
いずれかの操作をすることで、短射程モードを地面に足を付けた状態で撃てる。残念ながら精度は変わらず、ブレがある。
実用性はないが、上下のエイム合わせがない分平面に居る相手に対して直撃の命中率が上がるかもしれない。
このゲームには「ジャンプ直後は射撃の拡散が大きくなり、時間経過でだんだん拡散が小さくなっていく」仕様があるが、このブキはジャンプ中の拡散が固定されている?
(ジャンプで拡散が変化するブキの場合、レティクルの大きさがリアルタイムに変化するが、このブキのレティクルは短射程モード時に大きさが一定)
サブ・スペシャル
クイックボム
(Chill Season前の記述です)
ブラスター種であるS-BLASTの機動性の低さを補えるサブ。
射撃硬直が短いとはいえ咄嗟の行動が苦手な本ブキにとって機動性の生命線となる。
意識の外から横槍を差し込まれて足元を奪われてしまったときはクイックボムを足元に投げることで速やかに足場確保ができる。そのまま緊急退避するか応戦するかは自分の状況と相手の持ちブキ等で素早く判断すべし。
壁塗りが苦手な点もクイックボムでカバーできるので、塗れる壁が多いステージではいつでも使えるよう備えておきたい。
クイックボムのダメージは60・35・25。爆風のダメージが70~50である本ブキではクイボ+メイン爆風という強力なクイコンが狙える。
ただしクイコンを狙う場合、注意点がいくつかある。
- クイボとメインの爆風ダメージに注意
クイボ直撃60ダメージが決まれば確実にクイコンが成立するのだが、クイボ35ダメージの場合だとメイン爆風が65ダメージ以上必要。65を下回るダメージだとクイコンが成立しないので注意。
またクイボ25ダメージだとそもそもクイコン成立不可なので要注意。
ブラスター種の爆風ダメージはボム系サブと同様に中心に近いほど高威力となる。その特性から外周寄りの当て方をすると低威力となってしまう。
メインもクイボも範囲の広さに甘えず『直撃を狙う』つもりでいかないとなかなかクイコンが決まらない。爆風が小さくダメージブレが激しい長射程モードとエイムブレのせいで正確に直撃が狙いづらい短射程モード、とメインは安定性に難を抱えているのも気掛かり。
- メインの性能変化に注意
S-BLASTはジャンプ中か否かでモードが変わるブキである。
長射程モードと短射程モードを使いこなせれば理論上は遠近どちらもクイコンできるのだが、近距離で長射程モードになって近くに爆風出せなかった、遠くへのクイコン狙うときに誤ってジャンプして短射程モードになってしまった……
といったモード制御ミスには注意されたし。
- 燃費に注意
クイボはインク消費量が45%。1発が8.5%であるメインにとってはかなり重い消費量である。
一度クイボを取り出すとメインが5発しか撃てなくなり、二連投すると1発しか撃てなくなる。
インク管理を怠って肝心なところでメインかクイボのどちらかが発射できなくなるアクシデントが起きないよう、インク管理に気を遣うべきだ。
ナイスダマ
(Chill Season前の記述です)
その場に浮遊しつつ大玉を形成して遠くへ投げつけるスペシャル。
凄まじい射程と爆破範囲により敵を大きく退かせる力が強い。射程変化を持ってしても定点を固めている敵やしぶとい敵を崩すのが上手くいかないときに大活躍。
無理矢理でも制圧したい…と思ったらすぐに発動しよう。
発動時に高耐久のアーマーを纏うが、高火力スペシャルや対物性能の高いメインウェポン相手だと容易に丸裸にされて玉諸共爆散してしまう。
長い射程を活かすためにもなるべく敵の射程圏内で発動しないようにしたい。
運用
クイックボムの欄にも書かれているが、クイコンを決めたいならばクイボとメインを『直撃させる』つもりでしっかり相手を狙うことが重要。
『爆風ダメージにムラがあるブラスター種×クイボ』という組み合わせだが、他のクイボ持ちブキと比較するとメインにダメージムラが出てしまう以上、クイコンの安定性で見劣りされがちである。
本ブキでクイボを戦闘に活用したいのならば、確実に直撃が狙えるほどの優れたエイム力が必要。クイボとメインどちらも当たりどころが悪いと普通に相手は耐えてくる。
特にサブ影響軽減ギアパワーを積んでいる敵は本ブキのクイコンの天敵と言っても過言ではない。
そういうことからサブにクイボが付いたとは言っても、エイム力が甘いままだと戦闘面で真価を発揮できない。
メインとクイボの攻撃範囲の広さに感けず、『直撃一点狙い』という気概で臨まなければならない。
そもそもメインは直撃すれば一撃必殺であるため、メインの直撃が得意な人は戦闘でクイボに頼る必要はなくなるだろう。その場合はメインの苦手な壁塗りや隙の無い足元塗りなど、他の用途でクイボを活用していける。
メインとサブは敵を後ろへ退かす力が弱めだが、そういうときはナイスダマの出番。
定点封鎖や長射程ブキへの対抗など、退かせて時間を稼ぎたいときや有利状況維持に役立つ。
懐に潜り込まれたときのカウンターとしても使えなくはないが、パブロやスパッタリーなどアーマーを猛スピードで壊してくるブキもいるため、なるべくメインとクイボで対処してから使うように。
ギアパワー考察
人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
イカはほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。
相性の良いギアパワー
- アクション強化
短射程モードでの乱数をよくする目的で使う。GP6~9程度(サブギア2個分)で十分な効力を発揮する。
爆風+クイックボムでキルすることが多いとはいえ、それだとインク管理が大変に。
特に、多vs1といった対面ではインクが切れることが多くなる。直撃を当てやすくするのはその点において優秀。
また、クイコンをするうえでクイックボムの近爆風を当てる場合にはなるべく爆風の中心を狙う必要があるので
そのような機会が多い人も使うと良いだろう。
- カムバック (アタマ専用)
サブスぺが攻撃的な構成であり、短射程モードとクイックボムで詰めることも増えるためデスも増えやすい。
キルをするときにクイックボムを使用することが他ブキと比べても多いのでインク管理が難しくなりがち。
その為、それらを補えるカムバックとは相性が良い。機動力もそこまでなブキなのでそこをカバーも可能。
カムバックの効果であるインク効率アップ(メイン)・インク効率アップ(サブ)・イカダッシュ速度アップ・インク回復力アップ・スペシャル増加量アップのこれらを活かしやすいのもこのブキとカムバックの相性の良さにつながる。
デスが少ない立ち回りができる場合は他ギアに回した方が良いだろう。
ギアパワーによる効果
インク効率アップ(メイン)
軽減量最大45%。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
インク消費量 | 8.50% | 8.13% | 7.78% | 7.34% | 6.39% | 5.64% | 4.68% |
射撃可能回数 | 11 | 12 | 12 | 13 | 15 | 17 | 21 |
ヒト移動速度アップ
射撃中の移動速度上昇率最大25%。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP29 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
非射撃時 (DU/f) | 0.960 | 1.01 | 1.05 | 1.11 | 1.23 | 1.31 | 1.32 | 1.44 |
射撃時 (DU/f) | 0.400 | 0.410 | 0.419 | 0.430 | 0.455 | 0.473 | 0.475 | 0.500 |
アクション強化
地上拡散0°、ジャンプ中拡散8.0°。
他のブラスター(ノヴァブラスターを除く)と違い少量での効果量が高い。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ジャンプ中拡散 | 8.00° | 6.36° | 5.42° | 4.44° | 2.65° | 1.44° | 0.00° |
敵に使われる場合の対策
地上では長射程、ジャンプで短射程に切り替えてくる新ブラスター。
こちらとの間合いに応じて使い分けて応戦してくるため、中途半端な射程のブキではなかなか特攻しにくい。
弾速が速い直撃狙いの長射程、範囲が広い近距離向けの短射程……とかなり隙が少ない。
しかし塗り性能や連射力はブラスターらしく低い。持ちブキの機動力やキルタイムの速さ、射程の長さなど長所を一方的に押し付けよう。
ブキセットごとの対策
クイボ+メイン爆風によるクイコンに注意。ハマると即効でやられてしまうが爆風のダメージにはムラがあるためカーボンローラーデコほどのクイコン安定感はなく、生き延びることもしばしば。
もし相手が失敗したのなら、これをチャンスに素早く畳み掛けると良い。モタつくと次のメイン射撃やクイボが飛んできてダメ押しされるので注意。
ナイスダマの高耐久アーマーも相まって近距離対面にやや強めなので、できる限りは射程外から攻めたい相手。
アップデート履歴
トリビア
このブキはもしも海の向こうでS-BLAST92が展開されていたら…と言うifのイメージで開発されたという設定を持つ。
先端が紫色に変更されているのは、スーパーファミコンの海外版であるSNESの北米版に使われていた色である(欧州版SNESはスーパーファミコンと同デザイン)。スプラ3内でも過去のシーズンで配信されたオキモノ「スーパーなゲーム機」で北米版SNESの外見は確認可能。
海外でもスーパースコープ自体は発売されたが、デザインは日本と同様だったためこのような形で別デザインが用意されたものと思われる。
- ちなみにSNESとは"Super Nintendo Entertainment System"の略であり、ファミコンの「NES」にSuperを加えた恰好となる。
ブキ名の「91」はSNESが北米・カナダで発売された年を由来とする。