基本情報
画像 |
プロフィール | |
名前 | 嘉明 |
CV | 小松昌平 |
誕生日 | 12月22日 |
所属 | 剣鞘鏢局 |
神の目 | 炎 |
命ノ星座 | 醒獅座 |
装備可能武器 | 両手剣 |
オリジナル料理 | 飲茶しようぜ! (蜜汁チャーシュー) |
ひとこと紹介 |
剣鞘鏢局の鏢師であり、威水獣舞隊の責任者。 |
人物評 |
「六方に目を配り、八方に耳を澄ます彼は、まさしく瑞獣のように飛耳長目。悪党や強盗を成敗する彼は、まさしく猊獣のように邪気を払い、吉瑞をもたらす。」 ——嘉明の護送により無事目的地に着いた商隊が、剣鞘鏢局に贈った感謝状 |
公式動画
ステータス
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 957 | 2,460 | 3,175 | 4,755 | 5,264 | 6,054 | 6,732 | 7,523 | 8,031 | 8,821 | 9,329 | 10,120 | 10,628 | 11,419 |
基礎防御力 | 59 | 151 | 195 | 293 | 324 | 373 | 414 | 463 | 494 | 543 | 574 | 623 | 654 | 703 |
基礎攻撃力 | 26 | 65 | 84 | 126 | 139 | 160 | 178 | 198 | 212 | 233 | 246 | 267 | 280 | 302 |
攻撃力 | - | - | - | - | 6.0% | 6.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 18.0% | 18.0% | 24.0% | 24.0% |
天賦
通常攻撃
戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
---|---|
通常攻撃・懸星の爪刃 | 通常攻撃 最大4段の連続攻撃を行う。 重撃 持続的にスタミナを消費し、大剣を振り回して周囲の敵を攻撃する。重撃終了後、より強力な一撃を放つ。 落下攻撃 空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。 |
ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 4段 ダメージ | 連続重撃 ダメージ | 重撃終了 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 最大継続時間 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Lv.1 | 83.9% | 79.0% | 106.6% | 127.9% | 62.5% | 113% | 毎秒40.0 | 5.0秒 | 64.1% | 128%/160% |
Lv.2 | 90.7% | 85.5% | 115.3% | 138.4% | 67.6% | 122% | 69.4% | 139%/173% | ||
Lv.3 | 97.5% | 91.9% | 124.0% | 148.8% | 72.7% | 132% | 74.6% | 149%/186% | ||
Lv.4 | 107.3% | 101.1% | 136.4% | 163.7% | 80.0% | 145% | 82.0% | 164%/205% | ||
Lv.5 | 114.1% | 107.5% | 145.1% | 174.1% | 85.1% | 154% | 87.3% | 174%/218% | ||
Lv.6 | 121.9% | 114.9% | 155.0% | 186.0% | 90.9% | 164% | 93.2% | 186%/233% | ||
Lv.7 | 132.6% | 125.0% | 168.6% | 202.3% | 98.9% | 179% | 101.4% | 203%/253% | ||
Lv.8 | 143.3% | 135.1% | 182.3% | 218.7% | 106.9% | 193% | 109.6% | 219%/274% | ||
Lv.9 | 154.1% | 145.2% | 195.9% | 235.1% | 114.9% | 208% | 117.8% | 236%/294% | ||
Lv.10 | 165.8% | 156.3% | 210.8% | 252.9% | 123.6% | 224% | 126.8% | 254%/317% | ||
Lv.11 | 177.5% | 167.3% | 225.7% | 270.8% | 132.3% | 239% | 135.8% | 271%/339% |
元素スキル
戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 |
---|---|
瑞獣登楼 | 獣舞の技を使って前方に跳躍し、目標または地形に接触すると、さらに空中へと高く跳び上がる。 嘉明が元素スキル・瑞獣登楼で空中に舞い上がった時、落下攻撃がより強力な落下攻撃・踏雲献瑞に変わる。 落下攻撃・踏雲献瑞 元素スキル・瑞獣登楼後の落下攻撃のダメージは元素付与によって他の元素に変化しない炎元素ダメージへと変わり、着地時に嘉明は一定のHPを消費する。このHP消費によって、嘉明の残りHPが10%を下回ることはない。 踏雲献瑞によるダメージは落下攻撃ダメージとみなされる。 「高く登って採青する瑞獣には、幸運が訪れるように、お金の縁に恵まれるようにって意味は込められてるんだ。みんながさらなる高みへ登りつめられますように!」 |
ステータス詳細 | 落下攻撃・踏雲献瑞ダメージ | HP消費 | クールタイム |
---|---|---|---|
Lv.1 | 230.4% | 15.0%HP上限 | 6.0秒 |
Lv.2 | 247.7% | ||
Lv.3 | 265.0% | ||
Lv.4 | 288.0% | ||
Lv.5 | 305.3% | ||
Lv.6 | 322.6% | ||
Lv.7 | 345.6% | ||
Lv.8 | 368.6% | ||
Lv.9 | 391.7% | ||
Lv.10 | 414.7% | ||
Lv.11 | 437.8% | ||
Lv.12 | 460.8% | ||
Lv.13 | 489.6% |
元素爆発
戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
---|---|
燦炎金猊の舞 | 嘉明は獣舞の態勢に入り、短時間炎元素付着状態となる。この時、一定のHPを回復すると共に、頼れる仲間の猊獣・ウェンツァイを召喚して目標に投げつけ、炎元素範囲ダメージを与える。 猊獣・ウェンツァイは目標に当たった後、付近に転がり、その後嘉明の位置に戻ってくる。嘉明と合流すると猊獣・ウェンツァイは退場し、嘉明の元素スキル「瑞獣登楼」のクールタイムをリセットする。 獣舞態勢の継続期間中、嘉明の中断耐性がアップし、落下攻撃・踏雲献瑞が着地したとき、または瑞獣登楼の前方跳躍を行ったとき、嘉明のHPが50%を超えていた場合、猊獣・ウェンツァイが再び召喚される。 フィールド上に嘉明自身が召喚した猊獣・ウェンツァイは同時に最大1体まで存在可能。 効果は嘉明退場時に解除される。 「吉をもたらす金猊に、色とりどりの輝く夜空。ほいっと商売大繁盛――間違いなしの丸儲け!」 |
ステータス詳細 | 猊獣・ウェンツァイ 投げつけダメージ | スキルによる 回復量 | 獣舞態勢 継続時間 | クールタイム | 元素エネルギー |
---|---|---|---|---|---|
Lv.1 | 370.4% | 30.0%HP上限 | 12.0秒 | 15.0秒 | 60 |
Lv.2 | 398.2% | ||||
Lv.3 | 426.0% | ||||
Lv.4 | 463.0% | ||||
Lv.5 | 490.8% | ||||
Lv.6 | 518.6% | ||||
Lv.7 | 555.6% | ||||
Lv.8 | 592.6% | ||||
Lv.9 | 629.7% | ||||
Lv.10 | 666.7% | ||||
Lv.11 | 703.8% | ||||
Lv.12 | 740.8% | ||||
Lv.13 | 787.1% |
固有天賦
固有天賦 | |
---|---|
泰平の舞 | 瑞獣登楼の落下攻撃・踏雲献瑞が敵に命中した後、嘉明は0.2秒毎に1回HPを回復する。 回復量は嘉明のHP上限の1.5%に相当する。継続時間0.8秒。 突破段階「1」で解放 |
祥煙の瑞気 | 嘉明のHPが50%未満の時、受ける治療効果+20%。嘉明のHPが50%以上の時、落下攻撃・踏雲献瑞の与えるダメージ+20%。 突破段階「4」で解放 |
猛る獣の健脚 | 日中(6時から18時まで)になると、チーム内にいる自身のキャラクター全員が疾走効果を獲得し、移動速度+10%。 この効果は秘境、征討領域、深境螺旋では発動されない。また、疾走効果は重ね掛け不可。 |
命ノ星座
第1重 | 瑞獣庇護 燦炎金猊の舞の猊獣・ウェンツァイが嘉明と合流した時、嘉明のHPを15%回復する。 |
---|---|
第2重 | 梅花踏歩 嘉明が治療効果を受けた時、それがHP上限を超える回復だった場合、嘉明の攻撃力+20%、継続時間5秒。 |
第3重 | 醒霊叩震 瑞獣登楼のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第4重 | 雲中越山 瑞獣登楼の落下攻撃・踏雲献瑞が敵に命中した時、嘉明の元素エネルギーを2ポイント回復する。この効果は0.2秒毎に1回のみ発動可能。 |
第5重 | 退魔咆哮 燦炎金猊の舞のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第6重 | 百獣支配 瑞獣登楼の落下攻撃・踏雲献瑞の会心率+20%、会心ダメージ+40%、攻撃範囲がアップする。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
物語ページへ
物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
キャラクター詳細 | 遺瓏埠の埠頭で貨物が円滑に流通し、商隊と荷物が安全かつ効率的に璃月の各地や他の国へ辿り着けるのは、鏢師たちの護送のおかげである。 昔から、護送は決して簡単な仕事ではない。たとえ流通のルートが安定した今でも、道中には数多くの不確定要素が存在する。 雇い主が急にルートを変えることもあれば、顧客が受け取りを拒否することもあるだろう。また道中でコソ泥に遭遇したり、運悪く盗賊に遭遇したりもする。 剣鞘鏢局には有能な人材が揃っているが、顧客を怒らせることなく、賊にも問題なく対処できるのは鏢局を見渡しても一人しかいない——嘉明だ。 この能力に優れた少年鏢師を商会は当然指名し、自分の商品の輸送を任せる。鏢局の外でも、嘉明の人気は依然として衰えない。近所の人々が彼のことを話せば、皆が親指を立てながら奔走するこの親切な若者を褒めちぎる。 「こんくらいわけないさ!オレの獣舞劇を見に来てくれればそれでいい、時間があったらな。先に礼を言っとくぜ、ヘヘッ。」 助けてもらった人が礼を言ったり、お返しをしようとしたりすると、彼はいつもこのように冗談めかして言う。 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | 嘉明はお茶で有名な翹英荘の生まれだ。代々茶農家を営んでいたが、父・葉徳の代からは茶葉の売買を生業とするようになった。両親が力を合わせて経営したおかげで、葉家の商売は順調に繁盛していく。そして当然、父は息子に跡を継いでほしいと望んだ。 父と母が苦心したおかげで、嘉明は耕作に苦労することも、自ら起業する大変さも経験せずに済む。だが「この親にしてこの子あり」というように、かつて父が茶葉の栽培をする祖父の道を歩みたくなかったのと同じように、嘉明も心に決めた道を持っていた。 親子が譲ることなく対立した結果、嘉明は家を出ていき、その論争は一時的に中断されることになった。 家を出た後、人々が行き交う遺瓏埠へ行くことにした嘉明。生計を立てる手段は家を出る前から決めていた——小さい頃から大好きな獣舞劇だ。 意気揚々とした少年はまず急いで獣舞の道具を購入し、自己紹介のチラシを配って、劇をするための場所を予約した…遺瓏埠で足場を固めた後、璃月港に進出し、最終的には獣舞劇をテイワット全土に広めようと計画したのだ… そんな懸命な努力の末、嘉明はそう経たないうちに、家を出る前から貯めていた夢の創業資金を使い果たしてしまった。 「獣舞劇を生業に?そんな簡単にできるわけがないだろう!?飢え死にしないだけで、ありがたいことなんだぞ!」 ちょうどお腹を空かせた嘉明の頭に父の言葉がよぎり、深く納得した。 「ここまで来たんだから、まずは飯の問題を解決しよう」と考えた嘉明は、まず自分を養うための仕事を探すことにした。 幸い、運命は鞭を振り下ろした後に飴をくれた。海灯祭が間近に迫っていたその時、あるフォンテーヌの商人を親切な嘉明は剣鞘鏢局まで案内した。すると、ちょうど鏢頭が人手不足に悩んでおり、嘉明は勢いで自分を売り込んで、臨時で雇ってもらったのだ。 毎日、獣舞劇の稽古をしている嘉明の身体は鍛えられており、そのおかげで疲れを知らない。結果、臨時の護送を終えた後、嘉明は鏢頭に誘われて正式な鏢師となった。 これも獣舞劇の腕で食べていけている…ということなのだろうか?とにかく、嘉明自身はそう思っているようだ。 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 言葉は人と人が交流するための重要な道具の一つだが、嘉明が持つその「道具」は、彼の人となりと同じように独特で興味深い。 「あのさ、ぶっちゃけ『三長両短』なことがあって、『冬瓜豆腐』を食べるはめになるって想像したら、オマエのことが心配になってきたんだ…」 「えっ?何だって?何が長くて何が短いんだ?冬瓜と豆腐なら大好物だが…」 相手が戸惑っていると、嘉明は別の言い回しで補足し、必要に応じて手振りや身振りを加える。 嘉明によると、その話し方は翹英荘に嫁いだ母親譲りのものらしい。嘉明は生まれてからずっと、いつも彼女のそばにくっついていた。母親と共に過ごしてきた子供の嘉明は、自然と話し方や人柄がうつり、また彼女と似た習慣や趣味をたくさん持つようになった。 暇があったら早茶をして、体調が優れなければ涼茶を煎じ、料理を作れば必ず野菜を入れる…ちなみに、瓜や果物は野菜に入らない。 それらの習慣は別に鉄則ではなく、もし新しい提案をしてくれる友人がいたら、彼も喜んでそれを試すだろう。「四海兄弟」、そして「真心を持って人と接する」というのが嘉明の信条だ。 遺瓏埠の住民たちは皆、子供からお年寄りまで、嘉明と共通の話題を持つ。この少年と知り合ったばかりの人の多くは、その口の達者ぶりをただの社交辞令だと思う。しかし付き合いが多くなるにつれ、嘉明の厚意が本心から来るものだと気づくのだ。彼は時々、雑用係の篤勤に仕事を紹介したり、忙しい知貴氏の手伝いをしたり、鏢局の仲間たちのために璃月港から薬をもらってきたりする。さらに、会ったことのない子供に猊獣のおもちゃを贈ったこともあった。贈った理由は、獣舞劇を見るのが好きだと迭躍が言っていたからだ… 清き水のような友情だが、真心が大切である。だから、皆もこの熱心な少年に対して、同じように友好的な態度で接するのだ。嘉明が荷物を届けに来るたび、彼を部屋に招いて休憩させる人もいれば、早茶の時にいつも嘉明を誘う人もいる——ただし、唯一の条件は嘉明に「奢る」ことを申し出ないこと。 遺瓏埠で自立できたのは皆のおかげだと、嘉明はよく笑いながら言う。しかし、彼をよく知る者なら誰もが知っている——彼のように謙虚で誠実な少年なら、どこに身を置いても立派な人間になれると。 | 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | 日々の練習が大事だと思う嘉明は、鏢局の仕事がどんなに忙しくとも、毎日必ず稽古の時間を作る。 ご飯を食べているとき、いつも食卓の上では仲間たちと箸で料理を取り合いながらふざけているが、その下ではしっかりと馬歩を構えている。荷物を梱包した後も、嘉明は荷車をほぼ使うことがなく、自分の手でそれらを一つひとつ持ち上げて倉庫との間を往復して腕力を鍛える。 鏢頭は皆の仕事が大変な上に退屈なことを知っているため、時々皆の意見を集めては、娯楽のために鏢局に様々な品を置くようにしていた。 これまでに柔らかな敷布団、ふわふわな枕、七聖召喚のデッキなどが置かれてきた… だがある時、嘉明が立ち上がって咳払いをした。「コホン!できれば、練習に使える柱を置いてほしいんだ、前庭に。そうすればいつでも稽古できる。それにきちんと基礎を作っておけば、護衛の効率も上がるだろ?」 それを言い終えた途端、皆は口を揃えて不満の声を上げた。仕事が終わってどこで遊ぶか話しているときに、「残業こそが最高の休憩」だと言わんばかりのことを声を大にして言うのは、実に悪質な行為だ。「教訓」を受けるのは免れず、万死に値するだろう!そうして、皆は一斉に飛び掛かった。「叫ぶ」人もいれば、「許しを請う」人や「忠告」するフリをする人もいる…皆が笑いながら騒いでいた。 「みんな、もう勘弁してくれ。出しゃばった真似をして悪かった、許してくれてありがとな。代わりに、みんなに早茶を奢るってのはどうだ?お詫びとしてさ。」 鏢局の仲間同士でこういう茶番を演じるのはよくあることだ。嘉明が柱を設置したいのは獣舞を練習するためだと誰もが知っている。ただ、嘉明に誕生日のサプライズを渡そうと、皆で合わせてふざけただけだ。現に彼らはもうとっくに柱を用意して外に積んでいて、嘉明と一緒に設置するつもりでいた。 時間があると、嘉明はよく仲間たちを獣舞の練習に誘う。「格好いい」という理由で、基本的に全員試しはしたが、最後まで耐えられた者はほとんどいなかった。ある鏢局の仲間がこういう冗談を言ったことがある。 「大変さランキングの三位は鏢師、二位は獣舞をやる人、一位は嘉明だ。だって、あいつは両方をやってるだろ。」 よくよく考えてみると、確かにその通りだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
キャラクターストーリー4 | 「よその子」というのは、遺瓏埠の住民たちが嘉明を高く評価して与えたあだ名だ。彼は物分かりがいいため、そう評価されるのも当然だろう。世を渡り歩く中で得た評判は、すべて嘉明の力で勝ち取ったものだ。 しかし、嘉明の成長を見てきた親戚たちだけは知っている——その昔、彼は翹英荘で知らぬ者はいない「やんちゃ坊主」だったことを。 いつも屋根の瓦を外したり、木に登って鳥の巣を漁ったり、大人たちが茶葉を摘んでいるときに畑を荒らしたりしていたのだ。父が近所の人たちに謝罪する光景は、もはや日常茶飯事である。 だが本当は、屋根の瓦を外したのは父のへそくりを隠すためで、鳥の巣を漁ったのは母親の髪飾りの羽根を集めるため、そして茶畑を駆け回っていたのは、害虫を駆除するためであった… 茶目っ気のある嘉明の頭の中には、いつも奇抜なアイデアが詰まっている。それはいつも微笑ましいものであったため、いくら彼がやんちゃをしても、両親の愛情は衰えることなく増していく一方であった。 ある日、遺瓏埠の有名な獣舞隊が翹英荘で舞を披露すると嘉明の父は耳にした。そこで、その当日は従業員への仕事の手配を早々に済ませ、嘉明を連れて最前列で獣王の姿を拝もうと計画を立てた。 だがその日、父は早茶を共にした友人との会話で盛り上がり夢中になってしまう。結局、嘉明に引っ張られて会場に辿り着いた頃には、舞台の下がもう人で埋め尽くされており、獣舞劇を見るのは難しい状況になっていた… 「親父の嘘つき!デカい猊獣を見せてくれるって約束したくせに!」 両親のなだめる声は嘉明の泣き声にかき消され、おもちゃを買ってあげると言ってもその耳に届かない。 「言うことを聞かない子供は猊獣に食べられるぞ!ほら、すごく怖いだろう?」 父はそう言いながら嘉明を肩車した。ちょうどその時、舞台にいた猊獣が高い柱に跳び上がり、こちらを振り向いて嘉明と目を合わせた。 一瞬で泣き止む嘉明。目を見開いて、舞台上の獣舞劇に見入っていた。劇が終わった後の帰り道でも、その視線は舞台のほうに釘付けになっている。その姿を見て、両親はやっと嘉明の異変に気づいた。もしかして、さっきの言葉にショックを受けたのだろうか? 「嘉明、怖がらないでいい。あれは偽物なんだ!中には人が入ってる!子供を食べたりはしない…」 「親父!もっと観たい!オレもあのデカい猊獣みたいになりたい!ガオー!」 昔はどんな遊びも三日で飽きた嘉明だったが、獣舞劇を観てからというもの、彼は一つのことに専念するようになった。獣舞劇に連れて行ってとしょっちゅう父にねだるようになり、目的のない普段のいたずらも、次第に計画的(本人いわく)な獣舞の練習へと変わっていった。 獣頭を蹴って格好よくキャッチする動きを練習するために、家中の竹ざるは嘉明に何個も壊された。 厨房の行方不明になった「しゃもじ」や「おたま」は、考えるまでもなく、嘉明の太鼓の練習に使われたのだろう。そして、その道連れになったのは、家中の桶や椅子だ。 ある日、嘉明が父に連れられて、茶農の新茶を買いに行ったとき——嘉明は竹ざるを渡された途端、その場でそれを掲げて踊りだし、父に「金の猊獣の祝福」を演じて見せた。だが、その拍子に地面に落ちてしまう茶葉。嘉明は父に追い掛け回されることになった。父が息子の耳を引っ張って家に帰ると、料理はもう冷めていた。そして、そんな二人の帰りを玄関ではたきを持ちながら待っていたのが母だ… 季節が移り変わり、父が茶を飲み、母がひまわりの種を食べる傍ら、嘉明は庭で獣頭を掲げて踊る。その様子を父と母は、時に眉をひそめ、時に笑いながら眺めていた… 残念ながら、この平凡でありふれた光景も、今や夢の中でしか見られない。 | 好感度Lv.5後に解放 |
キャラクターストーリー5 | かつて鼻水を垂らしながら獣舞劇に見入っていた子供は、ひと皮むけて立派な少年に成長した。唯一変わっていないのは、少年の獣舞劇に対する情熱だ。彼は今でも璃月港で名を上げることを夢見ている。しかし遺瓏埠と違って、沈玉の谷を発祥の地とする民俗の獣舞劇は、璃月港で受けはよくとも稼ぎがよくなく、璃月劇のように人々の心に深く根付いていない。 父は嘉明の止まることを知らない勢いを見て、息子の将来を心配した。父は何度も嘉明に「起業は難しい」と言ってきたが、嘉明は「家業を守るほうがもっと難しい」と言って、父の茶葉の商売を継ぐことを断った。母がいた頃は、父と子がいくら揉めても食卓を囲めば和解できた。だが、そんな母は病気で亡くなった。それからというもの、二人の関係は接着剤がなくなったかのように、徐々に離れていってしまった。 父は母の病気を、若い頃に自分の起業に付き合わせて苦労させすぎたせいだと考え、自分を責め続けた。たった一人の息子にもしものことがあったら、愛する亡き妻に合わせる顔がない。嘉明が獣舞の練習でまた怪我をしたのを見て、ついに父の堪忍袋の緒が切れた。父は嘉明の獣舞の道具を——母が作った獣頭以外——すべて他人にあげてしまったのだ。その次の日、嘉明は一言も言わず、獣頭を持って家を出ていってしまった。 息子が家を出た後、父の胸には怒りだけでなく、動揺や反省もいくらか含まれていた。複雑な心境であったのは間違いない。ここ数年、父は密かに和記庁で働いている知り合いに息子のことを気にかけるよう頼んでいた。だが、息子のことを話すときはいつもキツいことばかり言い、和解しようとしなかった。 手伝いの小梁は佳節の日になると、他愛のない話を綴った手紙を嘉明に送った。十中八九、父の差し金だろう。嘉明も馬鹿正直にそれを指摘することなく、そうと分かりながら小梁の話に合わせて返事をし、それとなく家の状況を聞いた… 嘉明にとって、小梁の手紙を開封するのは、まるで爆弾を解除するかのように緊張するものだ。時に、彼からの手紙を受け取りたくないと思うことすらある。子供の頃、一番怖かったことは「父がゲンコツをお見舞いしにこっちに向かってる」だったが、今一番怖いのは「父が家で倒れた」と言われることだ…今も昔も、便りのないのは良い便りと言ったものだ。 とにかく、父と子は膠着状態にあり、時間が経てば相手が自分を理解してくれると互いに思っているようであった…幸い、後悔するような事態が起きる前に、親切で有名な閑雲が辛抱できずに裏で手を回してくれた。皆の協力の下、父は初めて心を落ち着けて、嘉明の華麗な獣舞劇を真剣に見た。最初、父と子の間には気まずい空気が流れたが、徐々に言葉を交わし、そして最終的に互いの心を打ち明けるようになった。父はようやく、嘉明が獣舞劇を生業にすることを受け入れた。 「今度オレが璃月港で獣舞劇をやるときは、絶対見に来てくれよ、親父!」 「言われなくても見に行く。」 「早茶の時に話し込んで遅れないようにな。オレが人気になって、入れず後悔して泣くなよ…」 「まったく、お前というやつは!」 | 好感度Lv.6後に解放 |
「我が子、嘉明へ」 | 嘉明は読書家ではないが、枕の下にいつも一冊の本を置いており、その中には母からの唯一の手紙が挟まっている。 「…母ちゃんが一番心配なのは、あたしがいなくなった後、あんたと父ちゃんが毎日喧嘩することなんだ。頭に血が上ると体に響く。父ちゃんは口ではきついことばかり言うけど、とても優しいんだよ、実は。父ちゃんのことを責めないであげて。この先、あんたが一人で頑張らなくて済むよう、苦労を減らしてあげたいだけなんだから。覚えてる?あんたが足をくじいたとき、父ちゃんはすごく焦りながらあんたを負ぶって医者に行ったよね。あの夜、心配で布団の中で泣いちゃってたのよ、父ちゃん…。あんたはもう大人だし、色々と譲ってあげて。喧嘩はできるだけしないようにね…」 「…獣舞をやることを母ちゃんは反対しないから、安心してちょうだい。むしろ、小さい頃にもう自分の好きなやりたいことを見つけて、母ちゃんは嬉しく思ってたんだ。でも約束して、健康に気をつけて、無理して体を壊さないようにね!それと火邪を起こす食べ物とか、生ものは控えるように、好き嫌いもダメだから…雨や風の強い日なんかにはちゃんと着込んで、無理に格好つけるんじゃないよ…」 「世間を渡り歩くのに大事なのは、良心に恥じないようにすること。一番いけないのはできない約束をすることよ…」 「…友達をたくさん作るのは悪いことじゃない。気が合う友達ができたら、その人のことを大切になさい。知己は求め難し、一人でもいればとてもありがたいことだから。つらいことがあっても、あんたは父ちゃんに絶対言わないって知ってる。だから、そういう時は友達に相談するの。何でもかんでも心にしまわないで。思い込みはなおさらいけないことよ。分かった?」 「母ちゃんは疲れたから先に休むね…母ちゃんのことを恨まないでちょうだい。いつも『悪い子ね、あんたを産むより叉焼を産んだほうがよかった』って言ってたけど…あんたは悪い子なんかじゃない。叉焼なんかよりずっといい…嘉明はいつまでも、母ちゃんの一番大切で、一番愛しい子よ…」 折り目の感じからして、この手紙は何度も開いては畳まれたようだ。本に挟んで保存するのは、確かに賢い方法だろう。 手紙を挟むのに使っているこの本を、かつて母は湯呑の下敷きに使っていた。そして嘉明に受け継がれた後、その本は新たな使い道を持つようになった。 「本をたくさん読めって言ってたくせに、この本を読んだことあるのかよ?おっと、いけない!今のはナシだ。おふくろが夢枕に立って、オレのことをしばきそうで怖いからな!」 人前で母親のことを口にするとき、嘉明は一度も涙を見せたことがない。明るく生きてほしいと母が望んでいたことを、彼は知っているからだ。そして、彼にはその生き方ができた。 ただ、なぜか一人でいるとき、母のことを思い出すと目に砂が入るようなことがよくある、たとえ風や塵のない寝室にいてもだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | 嘉明の心の中にはずっとこんな疑問があった——「猊獣って、一体どんな姿をしてるんだ?」…先輩たちも本物の猊獣は見たことがないという。獣舞劇も、すべて師匠たちから教わったものだ。どうにかして調べるにしても、きっと大変な労力が必要になる。 しかし偶然、嘉明は行秋からいくつか山隠れの猊獣のことが記された古書を手に入れた。それから数夜の奮闘を経るのだが、やはり蟻のように小っちゃく並んだ馴染みのない言葉に嘉明は屈してしまった。記憶に残ったのは、「猛々しい」「迫力ある」「手強い」といったいくつかの単語のみだ。 聞くからに、堂々として勇ましい巨獣であるのは間違いない!もし自分の目でそれを見ることができたなら、獣舞劇のパフォーマンスにもきっと大いに役立つだろう。そんな想いを胸に抱きながら、嘉明は古書の中によく登場した場所を巡った。霊濛山の近くに来たとき、どうにも妙な気迫に圧されるような感覚を覚えた。まるで物陰から自分をじっと見つめる両眼がどこかにあるかのようだ。ここに違いない、まさにこれがそうなんだ!嘉明は直感でそう思った。 翌日、まだ空が明るくなる前に嘉明は支度を整えて、最もお気に入りの獣頭とお供えの食べ物を入れた大きな袋を持って、霊濛山に踏み入った。すると突如、強い風が吹く。嘉明が反応するよりも早く、黒い影がその周りをぐるりと何度か回った。嘉明はすぐにぎゅっと目を閉じて両手を合わせ、敬意を込めながら大声でここに来た理由を告げた。 「猊獣様、こんにちは!オレは嘉明!猊獣様のお姿を拝見したくてここに来たんだ…お供え物をするために、美味しいもんもたくさん持ってきた!問題なければ、目を開けるぞ?」 辺りから物音がないのを確かめた後、嘉明はゆっくりと目を開けた。視界に映り込んだのは、まさしく大きな——いや、想像していた勇ましい姿とは異なる小さくて可愛い猊獣が、驕り高ぶった様子で巨石の上に座っていた。 「わあっ!こんなに小さくて、可愛いのかよ?こんにちは、猊獣ちゃん。ほらほら、頭を撫でさせ——」 あまりに興奮する嘉明に、猊獣は機嫌を損ねたようだ。身体は小さくとも、尋常ならざる気迫がある。電光石火のごとく周囲を跳び回る猊獣と、それに目を回してしまう嘉明。そして、持ち物が地面に散らばってしまった。しかし嘉明もすぐ獣頭を被って、無意識のうちに対抗していた。猊獣が見せた動きをそのまま真似て、人間一人と猊獣一匹、久しぶりに会えた友と一日中愉快に遊び回るかのように、日が暮れるまで互いにじゃれ合った。最後には、猊獣も嘉明を認めたのか嬉しそうに頭を振り回し、キラキラと光る石を体毛の中から一つ落とした。 「うわっ!?マジかよ!今日、他にもいいことがあるなんて!?『神の目』をくれんのか?」 嘉明が注意深くその石に近づくと気がついた、それが正真正銘——ただの鉱石であり、夕日に照らされて光っていただけだったことに。 「ハハッ、ちょっと早とちりしちまったな。」残念な気持ちも少しあるが、嘉明は相変わらず上機嫌だった。なぜなら、その日から「威水獣舞隊」が正式に発足したからだ。 それ以来、嘉明とウェンツァイは互いに離れたことがない。そして、神の目のことも次第に忘れていった… ある日、嘉明が商人たちを護送していると、悪名高い盗賊に遭遇した。同行する商人たちは、荷物を捨てて命を優先しようと言い、嘉明にすぐさま逃げようと提案した。 「オレはな、こうやって盗みや略奪に頼って暮らしてるやつが大っ嫌いなんだ!相手がただ通りかかっただけだとしても、オレは決してやつらを見逃さない!それにオレは鏢師だ、なおさらだろ。みんなは先に行っててくれ。ここはオレがどうにかする。荷物は一つたりとも失くしはしない、髪の毛一本たりとも触れさせやしないさ!」 そうして、たった一人で十人もの相手に立ち向かった。最終的に傷だらけになりはしたものの、強盗たちを縛り、なんとかして千岩軍と鏢局の仲間たちのもとへと届けた後、安堵したのかそのまま倒れ込んだ。 その後、商人たちが荷物を点検すると、本当に一つも失くなっていないことに気がついた。しかも、リストには載っていなかった「神の目」まで一つある。 商人たちはその神の目を慎重に包み、嘉明への感謝状と共に剣鞘鏢局に送り届けた。 神の目を見た瞬間、嘉明は目をぱちくりさせ、喜びではなく驚きで頭がいっぱいになり、たくさんの疑問が湧き上がった。 「いや、そんなわけない…!?本当にオレのなのか?ちょっと護送しただけだってのに。オレは大したことしてないし、普段通り働いただけだ…」 「返すか?いや、でも返すって誰に…?商人にか?けど、商人たちも自分のじゃないって言ってた…もしかしたら、あの盗賊のもの?」 「はぁ!縁起でもない!何を考えてんだ、オレは!この状況からして…この神の目は、確かにオレのもの…なんだよな?」 「いや!神の目は何かしらの強い願いに関係があるって聞いた。けど、ウェンツァイの前で獣舞を披露したときには何もなかったし、護送をしてもらえたってことは…まさか、オレの天職は獣舞じゃなくて鏢師だったってことか!?」 「もしかして、獣舞を諦めろってことじゃないよな!?だったら、こんな神の目いらないぞ!」 感謝状を覆う布を取るまで、嘉明はそう思っていた—— 六方に目を配り、八方に耳を澄ます彼は、まさしく瑞獣のように飛耳長目。 悪党や強盗を成敗する彼は、まさしく猊獣のように邪気を払い、吉瑞をもたらす。 嘉明の疑問はこうしてついに晴れる。服の裾でささっと手を綺麗にしてから、慎重にその神の目を受け取った。 | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
日常ボイス
タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | よう!和記庁の鏢師だ。オレのことは嘉明と呼んでくれ。あ、護送の依頼か?まずは座って、お茶を飲んでくれ。荷物はオレが包んどいてやるから、準備次第、計画通りに出発しよう!おっと、獣舞のことで来たのなら、今すぐいけるぜ!なんたって、「威水獣舞隊」の責任者はオレだからな。ハハッ、なんか悪い! | 初期解放 |
世間話・獣舞 | ドンチャン、まばたき!ドンドンチャンチャン、ひげ洗い!くぅ…ダメだ、もっと練習しないと。 | 初期解放 |
世間話・護送 | 水上、山岳、陸地…護送でどんな道でも通ったことがあるぜ、オレは。安心しろ、金等級鏢師って名は伊達じゃないぞ。 | 初期解放 |
世間話・飲茶 | 一杯の茶に二つの点心…からの、旬野菜の湯引きと生滾粥があれば…くぅーっ!最高! | 初期解放 |
雨の日… | 雨だぁ!洗濯物を中にしまえ! | 初期解放 |
雷の日… | な、聞こえたか?雷が落ちたぞ。悪人が誓いを立てたんだ! | 初期解放 |
雪の日… | あーん…ん?なんでオレの口に落ちてこないんだ? | 初期解放 |
晴れの日… | 日光を浴びるのは身体にいいぜ、「湿邪」を取り除けるからな。 | 初期解放 |
砂漠にいる時… | 高いんだろ?こういうとこで買う飲み水って。持って来といてよかったぜ。 | 初期解放 |
おはよう… | 稽古が終わったから、早茶に行くとこだ。一緒に行くか? | 初期解放 |
こんにちは… | 「早茶」って呼ばれてるけど、実は昼でもぜーんぜんしていい。どうだ、行かないか? | 初期解放 |
こんばんは… | 飯屋を予約しといたぜ。夜だけやってるとこなんだけど、常連客しかもてなしてないんだってさ。せっかく来たんだから、食べなきゃ損だ!さっそく行くか? | 初期解放 |
おやすみ… | もう寝るのか?お腹減ってないか?夜食でも食べるか? | 初期解放 |
嘉明自身について・地元 | 翹英荘に行ったことあるか?オレの地元なんだ。茶葉がすごく有名でさ...「松蘿仙芽」とか、「游韻単叢」とか…そうだ!思い立ったが吉日、ちょうど単叢茶を一缶持ってるから、今すぐ茶楼に行こう。淹れてやるよ!さあさあ、オレの奢りだ! | 初期解放 |
嘉明自身について・今 | オレが今、こうして飯を食いながら獣舞劇の追究に時間と活力を費やせるのは、周りのみんなの理解と協力のおかげだ。オレは必ず自分の力を十二分に発揮して、心からこの仕事に取り組んで見せるよ。余力があったら、もっと使いっぱしりをしたり、飲茶を振る舞ったりするかな。どうせ減るもんでもないし、ハハッ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
鑑賞について… | 護送がない時は、よく璃月港の道端で獣舞劇を披露するんだけど、見に来ないか?モラなんかいらないさ、ダチや近所のみんなが喜んでくれれば、それでいい。 | 初期解放 |
飲茶の誘いについて… | 覚えといてくれ、外ではダチに頼ることだ。困ったことがあったら一人で抱え込まず、いつでも呼んでくれ、オレをな!あ…縁起でもないことを言っちまったか。とにかく、困ってなけりゃそれでいいんだ。外にいる時は、平々穏々順風満帆が一番だぜ。それで、オマエに飲茶誘われたらもっと嬉しいんだけどな~ | 好感度Lv.6後に解放 |
「神の目」について… | 任脈と督脈を活性化すると、武の達人になれるって武侠小説には書かれてる。神の目を手に入れた瞬間、まさしくその感覚がした…ハハッ、冗談だってば!オレは武の達人なんかじゃない。ただ活力が有り余っていて、ついでにご近所さんたちの手伝いをしているだけだ。そういえば、オマエは神の目を持ってなくても強いんだからさ…もし手に入れたら、もっとヤバくね!? | 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと… | ウェンツァイはやんちゃな子だ。当時はもっと知的に、大人しくなってほしいっていう願いを込めて、名前を「文仔」にしたんだけど…見ての通り、あんまり効果がなかったみたいだな。ハハッ!でもまあ、活力があるこそ*獣舞劇も上手くいく。ウェンツァイを見てると、オレも徐々に猊獣の表情と仕草を真似できるようになったんだ。獣頭をかぶった瞬間、その気持ちが湧いてくる…ガオオ! | 初期解放 |
興味のあること… | 花、草、あとは木の皮や枝、それらを干した後、水に浸し、沸かしてから飲む。のどの渇きを潤して、熱や乾燥を和らげる。健康にすごく良いんだぞ!おばちゃんやおばあちゃんたちに教えて貰ったんだ。揚げ物を食べる前…それから食べた後も――必ずこういう「涼茶」を飲んで、体内に溜まった熱を取り除きなさいってな。 | 初期解放 |
香菱について… | 香菱料理長の得意料理は数多くあるが、一番好きなのはやっぱり「黒背スズキの唐辛子煮込み」だ。いつも二回くらいゆすいでから食べるんだけど、それでも辛くてさ!ひいひい言っちまう!ハハハッ!さすがは万民堂の看板料理、食材は申し分なく、火加減もいい!今度また注文するぜ! | 好感度Lv.4後に解放 |
行秋について… | 飛雲商会は鏢局の常客だ。確か、いつも商売を取り仕切ってるのはそこの若旦那なのかな。だけどある日、珍しく行秋お坊ちゃまが貨物のことについて聞いてきたんだ。だから飛雲商会が最近取り扱ってる貨物の経路や集配日を全部教えてやったんだよ。なのに結局、お坊ちゃまが知りたかったのは、万文集舎の新商品の入荷時間だけだった、ハハハッ… | 好感度Lv.4後に解放 |
重雲について… | 彼は「純陽の体」の持ち主だって聞いた。オレの地元では、それは陰虚火旺の可能性が高いんだって言われてる。もっと涼茶を飲むべきだな、あの兄ちゃんは。 | 好感度Lv.4後に解放 |
刻晴について… | 玉衡様が先頭に立って、遺瓏埠、璃月港間の輸送道路を取り締ってくれたおかげで、盗賊どもは鳴りを潜めたぜ。ん?オレが仕事を失わないかって?ハハッ、それはどうかな。盗賊とやり合う必要がなくなったとしても、力仕事や荷物持ちみたいな手荒な仕事は誰かがやらなきゃならない…だろ? | 好感度Lv.4後に解放 |
白朮について… | 護送も獣舞も、打撲と怪我なんて日常茶飯事だ。白先生がいてくれてよかった。あの方が調合した薬は、家でも外でも、とくに長旅には欠かせない薬と言える。いつも鏢局のみんなから、璃月港に行くなら持って帰って来てくれと頼まれるほどだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
七七について… | 七七ちゃんはとても熱心だ。オレが不卜廬に来るたびに沢山の薬を手にしてるのを見て、柔軟体操を教えてくれたんだ。多分…オレの身体が硬いせいで転んで怪我でもしたんだと思ったんだろうな。ハハッ!めちゃくちゃ簡単だからオマエも試してみるか?さあ、一、二、七、七…二、二、七、七… | 好感度Lv.4後に解放 |
雲菫について… | 雲菫宗匠はオレのお手本だ!玄人も素人も、彼女の曲を聞いた人はみんな口を揃えて讃えてる。マジパネェ!いつか「威水獣舞隊」も、「雲翰社」の半分でいい、それくらいの影響力を持てたら…オレ、夢の中でも嬉しくて笑っちまうかも! | 好感度Lv.4後に解放 |
辛炎について… | 辛炎の演奏は本当に魅力的で、迫力があったぞ!ウェンツァイもすっごく気に入ったみたいで、聴いてた時は首を振ってばかりいた!機会があれば、ぜひ合同で「爆裂ロック獣舞ライブ」を開きたいくらいだ。オマエは見識が広いだろ、いけると思うか? | 好感度Lv.4後に解放 |
閑雲について… | 閑雲おばちゃんにはいつも世話になってる。オレの獣頭がボロボロになってたのを見るなり、オレの背より高い獣頭を山ほど作ってやるって言い出したんだ。オレは口がカラカラになるまで説得して、なんとか元の獣頭を改良するってことで納得してもらった…今、オレが持ってるこの獣頭は威勢があって軽いし、それに衣はいつでもどこでも風になびくんだ。まるで仙の風に支えられてるみたいでさ、超好き! | 好感度Lv.4後に解放 |
鍾離について… | 鍾離先生はきっと裕福な生まれの文人だと思う。しかもかなり博識な方に違いない。茶館や戯台に荷物を届ける時、毎回あの方がお茶を飲んだり講談を聞いたりしてるのを見かけるんだけど…ある日、彼が誰かとお茶について話してるのが聞こえたんだ。そりゃあもう凄くってさ、うちの親父となら絶対一晩中話せるんだろうなって、その場で確信したよ… | 好感度Lv.4後に解放 |
シャルロットについて… | おお、あの記者の姉ちゃんだろ!知ってる知ってる!遺瓏埠に滞在してるフォンテーヌ人はみーんな、スチームバード新聞を読むのが好きでさ。オレもよく彼らから借りて読ませてもらってる。たくさんのとんでもない記事のほとんどは、彼女が書いたらしいぞ。そうだ!確か…オマエは新聞の一面を飾ったこともあったろ? | 好感度Lv.4後に解放 |
嘉明を知る・1 | 鏢師の中では獣舞が一番得意で、獣舞師の中で護送を一番多くやり遂げた。どうだ、この自己紹介?覚えてもらえるかな? | 初期解放 |
嘉明を知る・2 | その技量が本物かどうかは、基本となる動きを見れば分かる。馬歩、踢腿、開脚、跳躍、受け身…こういうのが中途半端なら、大変な目に遭っちまう。運が良くても、柱から落ちて半月以上は横になりっぱになるし、運が悪ければ、護送の役目を果たせず命を落としてしまう…どうだ?怖いだろ?当時はこう言って鏢局のみんなを説得して、毎日の稽古に付き合ってもらったんだ、ハハハッ! | 好感度Lv.3後に解放 |
嘉明を知る・3 | 獣頭や衣、さらには銅鑼に太鼓…あと銅鈸…練習が多いと消耗も激しくなるから、手入れを怠けちゃいけない…結構モラがかかるんだぞ。しかも、普段はみんなに飯を奢ったり、祝日には贈り物を贈ったり、首が回らなくなったダチにモラを貸したり…あれこれ合わせたら、護送で稼いだ一ヶ月分のモラなんてほとんど残らないんだよな… | 好感度Lv.4後に解放 |
嘉明を知る・4 | 親父はずっとオレに学ばせようとしてた…商売をさ。その道を考えなかったわけじゃないけど、真剣に考えたからこそ家を出たんだ。第一に、証明する!オレの獣舞に対する熱意は、三日坊主じゃないってことを!第二に、親父との口論を避けられる…親子だから翌日になったら和解するもんだけどさ。オレは親父を恨んでるわけじゃないんだ。ただ、いっつも親父が喧嘩を売ってくるような話し方をするから、避けたいだけなんだよな~ | 好感度Lv.5後に解放 |
嘉明を知る・5 | ほらここ…この前、踢腿の練習をしたらアザができててさ…このこぶも、先月にのたうちの動作を練習してる時にぶつかってできたもの、もうすぐ治るけど。この傷跡は凄いぞ!初めて柱に登った時、上から落ちてできたものだ。当時は出血がひどくてさぁ、オレの獣舞道は始まったばかりなのに、もうお終いかよって思った…でも幸い、何年も無事に乗り越えられた。オレはまだ続けられる…ああ、続けてやるんだ…絶対に… | 好感度Lv.6後に解放 |
嘉明の趣味… | 早茶と言っても、実はお茶だけじゃないんだ。甘い物としょっぱい物、注文したらすぐに出てくる物と注文が入ってから作る物、何でもある!早茶をした日、オレは昼飯抜きでもいけるぜ~!もし暇があったら呼んでくれよな、飲茶を奢るから!食べたいものは何でも注文して、食べきれなかったら持ち帰ればいいさ。 | 初期解放 |
嘉明の悩み… | なんだと!?席代はまだ理解できるが、お手拭きまで別料金だって!?持ち歩いててよかったぜ、さっさと返却しよう。 | 初期解放 |
好きな食べ物… | ちっちゃい頃、もうめちゃくちゃやんちゃだった、ハハッ。オレが何かをやらかしたり、言うことを聞かなかったりすると、おふくろはいつも怒ってこう言ったんだ――「あんたを産むより叉焼を産んだ方がいい」ってな。今は叉焼を食べるたびに、おふくろのことを思い出すんだ… | 初期解放 |
嫌いな食べ物… | 舌が肥えてるってよく他の人に言われるが、オレの要求はすごく簡単だぜ――鳥肉なら鳥肉本来の味、魚肉なら魚肉本来の味を残してくれ。オレの地元ではこう言うんだけど…難しいか? | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | この味…まさかオマエの真の正体は「神」!?そうだろ、「料理の神様」? | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | 手作りか?サンキューサンキュー!この料理の腕前、達人級だな! | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | 素直にミスを認め、潔く責任を取る!――もしオレが何かやらかしちまってたんなら、ぶん殴ってくれ! | 初期解放 |
誕生日… | マジかよ…誕生日っつーめでたい日を、どうして事前に教えてくれないんだよ~!幸い、新月軒でテーブルいっぱいの料理を注文してたんだ。八品のおかずに汁物料理一つ、白米は食べ放題、さらには桃まんと糖水。いっぱいダチを呼んで祝おうぜ。あと、ちょっとだけど誕生祝いの獣舞劇を用意したんだ。ささやかなもんだけど、気に入ってくれたら嬉しいぜ。 | 初期解放(※1) |
突破した感想・起 | すっげぇ!これを全部オレに?太っ腹だ…なんか悪いな、ハハッ。 | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | ハハッ!オレのことを買ってくれてるみたいだな。ならこの拳を強く鍛えないと、申し訳が立たないぜ。 | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | 護送も護衛も、似たようなもんだ。オレを信頼してくれてるなら、これからはオレがオマエの護衛になってやろうか? | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | 獣頭の点睛*開眼、ありがとな!これからの旅が順風満帆だとは保証できないけど、必ず力を振り絞って、採青してやるよ!オマエのためにな! | 突破段階「6」で解放(※2) |
※1 プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
※2 ゲーム内テキストの点「セイ」(「目」+「青」)は「睛」の異体字であり、機械上で使用・表示ができないため同義の字を代用しました。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | なんかごめんな~? | |
採青! | ||
大当たりだぜ! | ||
元素爆発 | 開運招福~ | |
ウェンツァイ、出番だ! | ||
威水獣舞! | ||
宝箱を開ける | すっげえいい品だ! | |
今回はどこまで行くんだ?老板? | ||
冷静沈着、金銀ザクザク~っと! | ||
HP低下 | 小さな痛みは、強い励みとなる… | |
どうってことない… | ||
まだ耐えられる!続けろ! | ||
仲間HP低下 | 休んでいいぞ。あとは任せろ!このオレにな! | |
こら!無茶すんなって! | ||
戦闘不能 | くそ、失礼するぜ、お先に… | |
「採青」は…まだ… | ||
早く行け…構うな、オレに… | ||
重ダメージを受ける | マジかよ! | |
やめろ! | ||
チーム加入 | 護送開始~ | |
おう!始めよう! | ||
急ぎか?そうじゃないなら、飲茶してからにしようぜ? |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
他キャラからの反応
閑雲 | 嘉明は熱心な子だ。言葉遣いが独特で、大口を叩くことがない。妾はあやつの未来を大いに期待しておる。初めて嘉明と出会ったとき、あやつは池のほとりで休んでいる妾を見て、自分から進んで食べ物を分け与えようとしてきた。後にあやつから聞いたのだが、妾のことは仙人というより、一人の先輩として尊敬しておるそうだ。ふふ、それなら無論、妾も先輩として世話してやるのが筋というものだろう。 |
香菱 | 嘉明が来るときは、事前にお湯をいっぱい用意しといててあげるんだ。辛いものを、しゃぶしゃぶできるようにね。辛くない料理も作ろうかって言ったんだけど、本来の味じゃないと嫌だって聞かなくて。間違いない、あれはお世辞なんかとは違う…本物の食通の目だったよ。えへへっ、そこまで言われちゃったら、アタシもがっかりさせるわけにはいかないよね! |
辛炎 | あいつが初めてアタイを「ロック中毒者」って言った時、わけがわからなくてさ。アタイが「違う」って答えたら、向こうは「いや、絶対そうだ」って言いはるもんで、ちょっとばかし言い合いになっちまったんだ。でも、結局アタイのとんだ誤解だった。「中毒」ってのは、「愛好家」って意味なんだと――ヘヘッ、あいつってホントに面白いヤツだよな。今度、この「中毒」って言葉を、アタイも歌詞に取り入れてみようと思ってるんだ! |
白朮 | 同じ年頃の少年と比べると、あの子は古傷や怪我が多いほうです。ここへ来るたび、身体にあざが増えていたり、どこかを捻ってしまっていたり…はぁ、ですがたとえ説教しても、聞き耳を持ってはくれないでしょう。まあ、傷の手当てや療養の方法はきちんと教えてありますから、役に立ってくれることを祈るばかりです。 |
行秋 | 嘉明の仕事には、侠気の風格がある。考えてもみてごらん…風が吹き荒れる月光なき闇夜、屈強な黒衣の少年がいかめしい瑞獣を携えて、盗賊と悪党を完膚なきまでに打ちのめす――今度彼に時間があれば、ぜひとも鏢師としての経験で得てきた見聞を話してもらいたいものだ。そのときは…君も一緒に聞きに来るかい? |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
ウェンツァイ、出番だ!落下攻撃が主力の炎元素アタッカー
元素スキルによって素早く接敵しつつ跳び上がり、そこから放つ特殊落下攻撃がメインウェポン。
元素爆発もそれをサポートするためのものであり、特殊落下攻撃を連発することも可能。
戦場を縦横無尽に跳ね回り、爽快感のある戦闘を楽しもう。
特徴
- 星5キャラ並みの基礎攻撃力
Lv.90での基礎攻撃力は302であり星4キャラではぶっちぎりの1位、全体で見ても星5アタッカーレベルの高さである。
これにより星4アタッカーの悩みのタネになることが多い攻撃力の低さを克服しやすい。
- 強力な特殊落下攻撃
元素スキルでの跳躍中に敵か地形に接触すると更に高く跳び上がり、そこから特殊落下攻撃を発動できる。
この特殊落下攻撃はモーションがかなり素早くなり炎元素が付与され、更に倍率が上昇する。
通常の落下攻撃と同じく元素付着クールタイムも設定されていないため、蒸発や溶解を乗せて大ダメージを狙える。
注意点
- 特殊落下攻撃はHPを消費する
特殊落下攻撃は強力だが、その代償としてHPを消費する。
そのため連発していると嘉明のHPがどんどん減少していき、戦闘不能になりやすくなるリスクを孕んでいる。
一応自己回復も存在はするが、実質自傷量を半分にする程度のものなのでヒーラーの採用を推奨する。- なお1凸すれば爆発中に限り自傷を嘉明のみで完全にカバーすることが可能になる。
- なお1凸すれば爆発中に限り自傷を嘉明のみで完全にカバーすることが可能になる。
- 耐久力は心もとない
HP、防御力ともに決して高いとは言えず、前述の自傷も相まってやや打たれ弱い。
近接キャラであり被弾も多くなりやすいため、ヒーラーやシールダーを入れて補おう。
運用
- メインアタッカー型
元素爆発を発動してからスキルで特殊落下攻撃を連発していく。
蒸発や溶解を狙うために水元素や氷元素のサブアタッカーを採用したい。
元素爆発の強化状態はキャラチェンジすると終了するため、ハイパーキャリー運用が主になるだろう。
天賦
通常攻撃・懸星の爪刃
特性: 吹き飛ばし(通常4段目、重撃フィニッシュ)
標準的な4段攻撃。総合的な倍率は高い部類で、レザーやフレミネと同等程度とメインアタッカー適性も十分。
重撃は回転型。倍率も並。
落下攻撃は何と他の両手剣キャラと比較して倍率が低い。
落下攻撃の倍率は武器種ごとにほとんどのキャラが統一されており、稀に高火力を出せるキャラがいるといった感じだったが
その統一倍率より低く設定されたキャラは胡桃に次いで二人目である。
ただし元素スキルによる落下攻撃は元素スキルの天賦レベルを参照するため、あまり気にしなくても良い。
瑞獣登楼 (元素スキル)
「大当たりだぜ!」
CT: 6秒
元素粒子生成: 2個 元素量: 1U 特性: 浮かし
スキルを使用すると前方へ低空跳躍。この時敵か地形に触れると真上に大きくジャンプする。
ここから落下攻撃を行うと特殊な落下攻撃になり、炎元素を帯びた高威力の落下攻撃を発動できる。
真上にジャンプした後の空中で風の翼を使うこともできるが、風の翼を一度展開した後は落下攻撃が通常のものになる。
特殊落下攻撃を行うとHPを消費する。消費量はHP上限の15%。パッシブ1を習得できれば多少取り戻せるようになる。
HPが上限の10%以下になると消費が発生しなくなるが、HPを盛ることがない嘉明のHP10%以下は次に何を食らっても死ぬレベルの危険度。
元素爆発弱体化のリスクもあるのでなるべくHPを高めに保てるようヒーラーをつけてあげたい。
落下攻撃部分は落下攻撃として扱われており、スキルそのものにダメージがないため
元素スキルを強化するタイプの武器はあまり意味がなく、祭礼の大剣などの特殊効果を発動できない難点がある。
元素粒子の生成は落下攻撃のタイミングで行われる。
敵だけでなく地形に接触しても跳躍が発生するためフィールドでの移動手段としても利用可能で、特に小高い段差を素早く乗り越えるパルクール的な用途に適している。またクールタイムの短さからこまめに使っていける。
真上に跳び上がる高さは、鍾離の元素スキルの岩柱に根本から上手く接触すればギリギリで登りきれる程度。低空跳躍の飛距離(対象に接触するタイミング)によっても若干上下する。
長身男性キャラのステップ1回分超の短距離高速移動に用いることも可能ではあるが、下り坂や飛び降りでは落下中に減速し、上り坂では不要な跳び上がりが発生しやすいため、使いどころは多少考える必要がある。
水面スレスレを低空跳躍すると、水面に接触して真上に跳び上がる挙動になる。
燦炎金猊の舞 (元素爆発)
「威水獣舞!」
エネルギー: 60 | CT: 15秒 継続時間: 12秒
元素量: 1U 特性:
最初にウェンツァイを投げつけて炎元素範囲ダメージを与え、強化状態に入る。
投げつけの倍率は非常に高く、単発攻撃のため蒸発や溶解との相性も良い。
また発動時にHPを回復する。回復量はHP上限の30%で、パッシブ1込みなら特殊落下攻撃3回分を取り戻せる計算。
- 転がって行ったウェンツァイが戻ってきて嘉明に合流すると、スキルのクールタイムをリセットする。
- さらにスキル発動、あるいはスキルからの落下攻撃の着地時に残りHPが50%超であった場合、ウェンツァイを再度召喚する。つまり元素爆発の持続時間(12秒)中、HPを50%超に保ち続ければ何度でもスキルCTをリセットして連発できる。
- 元素爆発のダメージ自体は最初の1回のみで再度召喚されたウェンツァイはフィールドを転がるだけである。
- ウェンツァイが戻ってくるまでに若干のタイムラグがあり、元素爆発中の連続発動は5~6回程度が限界。
ウェンツァイを迎えに行くように動けば早く発動できるし、ウェンツァイから遠ざかると合流が遅れて発動回数が減る。 - ウェンツァイが戻ってくるまでに通常攻撃1~2段などでダメージを稼ぐこともできる。
閑雲の元素爆発などでジャンプ力や落下攻撃威力が強化されている時には、「特殊落下攻撃 → 着地モーションを通常攻撃でキャンセル → 通常攻撃の出始めをジャンプキャンセル → 落下攻撃」でダメージを稼ぐ手もある。 - 再度召喚できる条件は「スキルを発動したが敵に接触せず跳躍が発生しなかった場合」と「スキルからの落下攻撃を発動した場合」の二つ。
跳躍が発生したが落下攻撃を出さなかった場合は再召喚が発生しない。
- スキルからの落下攻撃はHPを消耗するため無策で連発するとじきにウェンツァイの召喚が止まってしまう。
1凸することでクールタイムリセットと同時にスキルのHP消費を帳消しにするだけのHPを回復できるようになり安定する。 - 元素爆発を使用時に元々の元素スキルを温存している場合、ウェンツァイが合流しなくても元素スキルを発動することができる。
ただしウェンツァイ合流後に元素スキルを使うと本来の元素スキルもクールタイムに入ってしまう。
元素爆発の前でも後でも良いので元素スキルのクールタイムが上がっているならすぐに使っておくと良いだろう。 - 元素爆発の強化状態が切れても再召喚されたウェンツァイが消えることはない。
そのため、元素爆発の持続時間ギリギリで再召喚ができれば合流して元素スキルを発動している間に元素爆発のクールタイムも上がる。
元素爆発中でも元素粒子は落下攻撃の度に生成される(ただし、粒子生成にはCTが存在し最速で落下攻撃を連発すると粒子が出ないこともある)ので、十分なチャージ効率があればすぐに次の元素爆発が可能になる。
泰平の舞 (パッシブ1)
元素スキルからの落下攻撃を命中させるとHPを回復する。
15%消費後に1.5%の回復が短時間で4度入るので差し引き9%の減少に抑えられる。
消耗を抑えることはもちろん、ファントムハンター4セット効果を即座に最大限発揮できる点も魅力。
祥煙の瑞気 (パッシブ2)
嘉明のHPが50%未満の時、受ける治療効果+20%。50%以上であれば元素スキルからの落下攻撃ダメージ+20%。
元素爆発時にHPが50%を下回ると火力が下がるため、なるべく迅速にHPを取り戻し、
HP50%以上を保てればさらに火力が出せるという嘉明の個性を活かしやすくするための天賦と言えるだろう。
猛る獣の健脚 (パッシブ3)
日中の移動速度が10%上昇。ディシアのものと同じ。
命ノ星座
第1重と第6重の効果が優秀。特に第1重は使い勝手が大きく変わる。
- 第1重・瑞獣庇護
元素爆発でウェンツァイが戻ってくるとHPを回復する。
元素スキルからの落下攻撃で消耗するHPを事前に確保でき、パッシブ1によって元素スキルを使用する度わずかではあるがHPの回復も可能。
敵からダメージを受けてHPが半分を下回らない限り元素爆発中常にウェンツァイを出し入れできるようになるため
元素爆発の回転率次第で運用上ほぼ必須のヒーラーを外す選択肢が取れるようになる。
- 第2重・梅花踏歩
嘉明がオーバーヒールを受けると5秒間攻撃力が20%上昇。
これは第1重によるHP回復でも発動する。さらにこの時パッシブ1でHPを多少取り戻しているため
フルHPに近い状態からであれば元素爆発中のウェンツァイの出し入れで攻撃バフを維持し続けることも可能。
- 第4重・雲中越山
元素スキルからの落下攻撃を命中させると元素エネルギーを回復する。
元素爆発中は元素スキルからの落下攻撃を連発するため、実質必要エネルギー量が48~50と約2割減。
元素爆発を確実に回しやすくなり、チャージ効率を減らし会心系等にある程度寄せられるようになる。
- 第6重・百獣支配
元素スキルからの落下攻撃の会心率、会心ダメージ、攻撃範囲が強化される。
主力技である特殊落下攻撃が大幅強化され、ステータスにより多少前後するものの概ね1.3倍ほどの火力上昇が見込める。
加えて攻撃範囲が拡大し複数の敵にも当てやすくなる。どちらも強力ながら無条件のため操作等に気を遣うことも不要である。
ビルド
武器
攻撃力参照のオーソドックスなアタッカーであり、また元素反応を主体として戦いたいキャラでもある。従って選択肢は幅広く、会心率・会心ダメージ・元素熟知・攻撃力をメインとする武器から選ぼう。
嘉明の凸数によって武器ごとのダメージ比率は大きく逆転しないが、ファントム4セットと6凸だけで会心率が61%になるため、会心率武器の選択には注意が必要。
会心率メイン
- 葦海の標 (★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心率33.1% / 効果:元素スキル命中時とダメージを受けた時に攻撃力アップ、シールド状態でない時にHP上限アップ]
攻撃力・会心率をバランス良く盛れる武器。
ただし嘉明のスキルによる特殊落下攻撃は「落下攻撃扱いの攻撃」であり、自傷ダメージは「ダメージを受けた時に攻撃力アップ」に対応していない。
基礎スペックだけでも十分に強力であるが、わざと被弾しないと武器効果が発動しないことに注意。高い会心率のおかげでステータスが整えやすいことが利点。
- 螭龍の剣(★4/紀行) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心率27.6% / 効果:フィールドにいる時4秒毎に与えるダメージと被ダメージアップ(5重まで)、攻撃を受けると効果減少]
汎用性の高い紀行武器。精錬が進んでいて且つ閑雲やベネット併用時ならば星5武器も超えうるスペックを発揮できる。
効果を発揮するためには長時間表にいる必要があり、被弾時に減少してしまうため編成に気をつける必要がある。
スタックが安定しない場合は他武器への乗り換えも選択肢。
- 話死合い棒 (★4/紀行) [基礎攻撃:565 サブOP:会心率18.4% / 元素を付着させられた後の15秒間、該当元素が炎元素なら攻撃力アップ、炎元素以外なら全元素ダメージアップ]
Ver.4.0で追加された紀行両手剣。
嘉明は元素爆発使用時に自身へ炎元素を付着させるため、意識せずとも武器効果の恩恵を受けられる。また、15秒のCTが噛み合っている点も魅力。
反面武器効果自体は数値に乏しく、星4武器の中でも下位の性能に留まる。
会心ダメージメイン
- 赤角石塵滅砕(★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心ダメージ88.2% / 効果:防御力アップ、通常攻撃と重撃ダメージが防御力をもとにアップ]
会心ダメージ特化。武器効果は活かし難いが、閑雲やベネット併用時ならば低攻撃力も気になりにくい。
- 黒岩の斬刀(★4/スターライト交換) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心ダメージ55.1% / 効果:敵を倒すと攻撃力アップ]
ガチャで手に入るスターライトがあれば無課金で入手可能な武器。月によっては入手できないので注意。
星4武器では貴重な会心ダメージを確保でき、敵を倒すことで攻撃力バフも得られる。
性質上、集団戦で真価を発揮する武器。逆にボス相手では武器効果が実質消えてしまうため不向き。
公式の実践紹介PVで装備していた武器でもあり、色合いの相性も良い。
元素熟知メイン
- 雨裁 (★4/祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素熟知165 / 効果:水元素または雷元素の影響を受けた敵へ与えるダメージアップ]
恒常星4武器。敵に水元素か雷元素が付着しているとダメージバフを獲得できる。
サブOPの元素熟知も相まって特に蒸発運用においては非常に強力な一本。
敵に水元素が付着してさえいれば常時効果が発動するため、この武器を採用するならなるべく水下地の維持を狙いたい。
- 鉄彩の花(★4/イベント)[基礎攻撃力:565 サブOP:元素熟知110 / 効果:元素スキルが敵に命中する、または元素反応を起こした後の8秒間、攻撃力と元素熟知アップ]
Ver.3.5の配布武器。そこそこ高い攻撃力と元素熟知を合わせ持ち、特に蒸発・溶解編成において優秀。
蒸発運用であれば同ランクの雨裁が勝るが、こちらは溶解に用いられる点で差別化される。
ただし嘉明のスキルによる特殊落下攻撃は落下攻撃扱いの攻撃であり、武器効果発動には嘉明自身が元素反応を起こす必要がある点には注意。
下記の「スーパーアルティメット覇王魔剣」もそうだがイベント配布武器は入手機会を逃してしまった場合、再入手がほぼ不可能な点がネック。
攻撃力メイン
嘉明は、”自身の突破ボーナスが攻撃力”・”炎元素キャラであるため炎共鳴が発動しやすい”という特徴があり、ここに加えて攻撃力武器を持たせた場合は攻撃力偏重となりやすい。
聖遺物で攻撃力以外(=会心率・会心ダメージ・元素熟知・元素ダメージ)を盛ることによってバランスを取ると良いだろう。
- 狼の末路(★5/祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:攻撃力49.6% / 効果:攻撃力アップ、HP30%以下の敵に命中するとチーム全員の攻撃力アップ]
恒常星5武器。シンプルに高攻撃力。
発動条件は厳しいがチームに攻撃力バフを撒くことも可能であり、サブアタッカー採用時には恩恵が大きい。
- 無工の剣(★5/祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:攻撃力49.6% / 効果:シールド強化、攻撃命中時攻撃力アップ(5重まで)、シールド状態の時攻撃力アップ効果2倍]
限定星5武器。鍾離・ディオナなどシールド役と頻繁に組ませる場合には選択肢になる。
攻撃性能は狼の末路とかなり似通っているが、シールダーを採用することで戦闘をより安定させることが可能であり武器効果の立ち上がりも速め。
反面、他のキャラに対するバフ能力を持たないので設置型サブアタッカーを併せて採用する場合などは狼の末路のほうが有利なこともある。
- タイダル・シャドー(★4/鍛造)[基礎攻撃力:510 サブOP:攻撃力41.3%/ 効果:治療を受けた後の8秒間、攻撃力アップ]
フォンテーヌで追加された鍛造武器。嘉明は特殊落下攻撃の後にパッシブ1でHPを回復するため武器効果の発動・維持が容易。
精錬5で武器効果が発動すれば精錬1の狼の末路(効果未発動時)に僅差で劣るレベルの高火力を発揮できる。
鍛造武器であるため原型さえあれば無課金でも入手・精錬が可能なのも嬉しい。
- 千岩古剣(★4/祈願(期間限定))[基礎攻撃力:510 サブOP:攻撃力41.3%/ 効果:チーム内の璃月キャラ数に応じて攻撃力と会心率アップ]
限定星4武器。嘉明と鍾離行秋夜蘭甘雨閑雲重雲香菱等でチームを組む場合は武器効果を大いに発揮できる。
上記タイダル・シャドーと性能が近く、武器の凸具合やチームメンバーによってはこちらが勝る。
武器効果は常時発動なので、初撃にも問題なく乗る。
元素チャージメイン
- 天空の傲(★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:元素チャージ効率36.8% / 効果:与えるダメージアップ、元素爆発発動後の通常攻撃と重撃命中時追加ダメージ]
恒常星5武器。
高い基礎攻撃力とそこそこのチャージ、ダメージバフを併せ持つ。
- 「スーパーアルティメット覇王魔剣」(★4/イベント)[基礎攻撃力:565 サブOP:元素チャージ効率30.6% / 効果:攻撃力アップ、メリュジーヌを助けた数に応じてさらに攻撃力アップ]
Ver.4.3の配布武器。星4武器の中では高い基礎攻撃力に加え、元素チャージ効率+30.6%と最大で攻撃力+48%を得られる。
武器効果は常時発動タイプであり扱いやすく、サブOPで元素チャージ効率を必要エネルギー60の元素爆発に向けて程よく確保することができる。
明確な優先事項がなくそれ故に武器決めには悩まされやすいキャラなので、手堅く強化できるこれをとりあえず持たせておくのもいいだろう。
聖遺物
攻撃力参照のオーソドックスなアタッカーであるため、炎元素ダメージ杯と会心冠は基本として、時計は武器やサブスコアを考慮しつつ攻撃力・元素熟知のどちらかを選択しよう。
サブスコアでは会心・攻撃力・元素熟知を中心に揃えたい。また、元素爆発を回すための元素チャージ効率もある程度確保しておきたい。
元素スキル・瑞獣登楼後の落下攻撃・踏雲献瑞は落下攻撃ダメージであり元素スキルダメージではないため、黄金の劇団や博徒では強化できない。
Ver.4.4時点では落下攻撃にダメージバフを乗せられる聖遺物は追憶のしめ縄4セット効果と砂上の楼閣の史話4セット効果に限られる。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 攻撃力% 元素熟知 | 炎元素ダメージ | 会心ダメージ 会心率(※) |
サブ効果 | 会心系>攻撃%=元素熟知>チャージ効率>その他 |
※ファントムハンター4セットの場合は会心率冠は非推奨
【セット効果】
- ファントムハンター4 (通常攻撃と重撃ダメージ+15% / HP増減時、会心率+12%、継続時間5秒、最大3層)
HP増減をトリガーに会心率が最大36%アップという非常に強力な聖遺物。
スキルによる特殊落下攻撃でHPを消費した後にHPを高速で小刻みに回復するため、スキルを連発できる爆発中ならば4セット効果の発動・維持が容易。
2セット効果こそ腐りやすいが星4キャラ故に会心系を稼ぎにくい嘉明にとって会心率36%は非常に大きく、その分を他のステータスに回すことが可能になる。
ただし3層にするにはスキルによる特殊落下攻撃が必要なことから、初撃には4セット効果を乗せづらいのが難点。(一応フリーナを採用すれば解決する)
素の特殊落下攻撃で会心が出ないことは割り切って爆発発動前に特殊落下攻撃を命中させて高倍率の爆発に会心バフを乗せ、爆発中に会心バフ最大維持を狙うのも選択肢の1つ。
セット効果が非常に強力で相性も良い聖遺物であり、特に会心バフを稼げる完凸未満ならとりあえずこの聖遺物を採用してしまってよいだろう。
- 燃え盛る炎の魔女4(炎元素ダメージ+15% / 過負荷、燃焼、烈開花反応によるダメージ+40%。蒸発、溶解反応による加算効果+15%。元素スキルを発動した10秒間、2セット効果量+50%、最大3重まで)
爆発中はスキルを連発できるため、4セット効果の発動・維持が安定して可能。素の状態でも6秒毎にスキルを発動すれば4セット効果の維持はできる。
特殊落下攻撃・元素爆発共に単発攻撃である嘉明にとって蒸発・溶解は非常に相性が良く、4セット効果の反応バフも活かしやすい。
ファントム4と異なり会心率が変動しないため初動から安定した火力を出せる点も優秀。
ファントム4の強みである会心率36%こそ失うものの蒸発や溶解を絡めれば差を縮めることができ、特殊落下攻撃に会心率20%を得られる完凸ならば期待値はこちらが上回る。
ただし4セット効果のフル発動にはやや時間がかかり立ち上がりが遅い点と、秘境周回のコスパが悪い点には注意。
特に秘境周回においては相方の火渡りが汎用性の低い聖遺物であるため、厳選には聖遺物廻聖を利用することを強く推奨する。
したがって嘉明のために聖遺物厳選をするならファントムハンターを掘りつつ、余った聖遺物を火魔女に廻聖すると良いだろう。
- 燃え盛る炎の魔女2 / 剣闘士のフィナーレ2 追憶のしめ縄2 辰砂往生録2 来歆の余響2 (炎元素ダメージ+15% / 攻撃力+18%)
定番の2セット×2セットの組み合わせ。
ファントム4か火魔女4が揃うまでの繋ぎにすると良いだろう。
また、4セット効果を気にせずいつでも安定した火力が出せる点も地味に嬉しい。
- 燃え盛る炎の魔女2 /大地を流浪する楽団2 金メッキの夢2 楽園の絶花2(炎元素ダメージ+15% / 元素熟知+80)
蒸発・溶解を絡める場合の汎用2セット×2セット。
倍率の高い元素スキル・元素爆発にきちんと蒸発や溶解を乗せると強力。
他キャラクターとの相性
各元素一覧
▌炎元素
嘉明はその基礎攻撃力の高さから炎共鳴の恩恵が大きめ。炎粒子が増えるため爆発も回しやすくなる。
- ベネット
言わずと知れた強力な攻撃力バッファーにしてヒーラー。嘉明は攻撃力参照キャラであるため当然相性が良い。
回復もHPを常に高く保ちたい嘉明にとってはありがたく、粒子生成能力の高さから嘉明のバッテリーにもなれる。
嘉明はよく動き回るのでベネット爆発の領域から出やすいのが難点か。
- トーマ
通常攻撃でシールドを重ね掛けしていくサポーター。
嘉明はスキルCT中に通常攻撃を振る時間が生まれるため比較的相性が良い。
嘉明の中断耐性を補えるほか、完凸ならば貴重な落下攻撃バフも獲得できる。
4凸未満ではステ振りが難しい点と、トーマの追撃によって嘉明で起こしたい蒸発や溶解が阻害される場合もある点に注意。
- 煙緋
4凸効果によってシールダーとして運用する。
トーマとは龍殺しの英傑譚を装備して攻撃バフができる点と、HPを盛れば最初からかなり硬いシールドを展開できる点で差別化できる。
ただし龍殺しの装備がほぼ前提であり、エネルギー補助も一切ないためトーマ以上に爆発を回しにくいのが難点。
▌水元素
蒸発が狙える。できれば裏から水下地を維持できれば蒸発の頻度が増えて強力。
- 行秋 夜蘭
元素爆発による裏からの継続火力と大量の水付着が非常に強力。
スキルCT中の通常攻撃に連動して水付着してもらい、嘉明の特殊落下攻撃で蒸発という動きが自然に行える。
行秋は防御性能に優れ、夜蘭は火力に優れる。どちらを採用するかはお好みで。
- フリーナ
スキルで裏からの水付着を、爆発で大量のダメージバフを提供できる。
嘉明は特殊落下攻撃の度にHPを増減させるのでテンションを稼ぎやすい。
また、フリーナの自傷によってファントムハンターの4セット効果を初動から発動させることもできる。
ただしその自傷によってHP管理が更にシビアになるためヒーラーの採用を推奨する。
- バーバラ
落下攻撃によるHP減少を元素スキルの回復でカバーできる。
他にも元素スキルで嘉明に水元素付着状態で敵に接触・落下攻撃を繰り出すことで蒸発によるある程度のダメージ向上も狙える。
ただし相手次第では水元素付着状態だと凍結や感電などを引き起こすデメリットもあるので注意。
▌氷元素
溶解が狙える。こちらもできれば裏から氷下地を維持したい。
- レイラ
シールドによって嘉明を守れるほか、スキルと爆発で裏からの氷付着も可能。
嘉明は爆発中にスキルを連発できるため、レイラの飛星の生成間隔も短くなって爆発も併用すれば氷下地を安定して維持できる。
運用においては凸不問・ステ振りはHP特化でOK・チャージ厳選もほぼ不要とコスパに優れ、千岩4セットによる火力の底上げも可能。
▌風元素
翠緑4セットによる耐性デバフが強力。他の翠緑蒸発編成の例に漏れず炎拡散を起こす為に工夫が必要な点に注意。
- 閑雲
落下攻撃を大幅に強化するサポーターであり、嘉明の特殊落下攻撃も例外ではない。
裏からの全体継続回復も可能なため、嘉明のHP維持がかなり簡単になる。
もし所持しているのなら最優先で組ませたい。
- 楓原万葉
バフ・デバフ・集敵を一度に行える万能バッファー。
火力サポートはもちろん、集敵によって嘉明の特殊落下攻撃を複数の敵に当てやすくなる。
▌岩元素
直接的なシナジーは皆無だが、キャラ自体の性能で採用される場合もある。
- 鍾離
硬いシールドと耐性デバフを併せ持つ最強のシールダー。
嘉明の中断耐性をカバーしつつ、火力サポートもできる。
編成例
メインアタッカー運用
落下蒸発/炎水神君
嘉明をメインに据え、水属性サブアタッカーで蒸発を補助しながら、閑雲により落下攻撃を支援する編成。
水元素枠としては、特にフリーナが落下攻撃であっても関係なく追撃をしてくれるため相性が良い。聖顕の鍵による熟知バフも可能。
閑雲は、嘉明のスキル後の落下攻撃扱いの攻撃を強化してくれる点、フリーナの全体ヒーラーとして自傷対策になる点で相性が良い。自由枠ではあるが、出来るだけ採用したい。
ベネットは完凸未満の場合、スキルCT区間の火力が大きく落ちてしまう。完凸効果の炎元素付与の有無で、スキルCT中の火力に大きく影響が出るため完凸推奨。
入れ替え候補
ベネットの代わりに水元素キャラをもう一体入れるのもよい。蒸発が安定しやすくなる上にフリーナの元素チャージを補助できる。
▌水元素
夜蘭:サブアタッカー。元素爆発によるダメージバフは落下攻撃にも有効。ただし追撃は通常攻撃にしか連動しないため、通常攻撃→ジャンプ→落下攻撃という操作を繰り返すようにしよう。終焉を嘆く詩によるバフも可能。
行秋:サブアタッカー。通常攻撃による高頻度の水元素付着と中断耐性付与が可能。夜蘭と同様に通常攻撃を織り交ぜよう。
自由枠
鍾離:シールド役・デバッファー。中断耐性による安定性の向上が見込める。
その他・小ネタ
- 広東語圏出身者風のキャラ付けがなされており、英語版では璃月人キャラクターは中国語(普通話)表記・発音が原則だが、嘉明だけは唯一広東語表記・発音となっている(普通話ではjiā míng ジャーミン)。
日本語の「ガミン」という読み方も広東語の方が近い。 - キャラクターストーリーによると、父の名は葉徳、実家を指して葉家と記されている。どうやら姓は葉であるようだ。
- 英語版では Gaming と表記される。ゲーミングと読めて仕方ないため、頻繁にそのようにも呼ばれている。
- わかりにくいが左眉にピアスをつけている。下からアップで顔を見るとわかりやすい。
- 腰元に鞠状の容器に鈴が入っているものを提げており、登攀などすると鳴る。
- 獣舞劇について
- フィールドで待機モーションの獣舞劇が成されると、自分の画面が暗転する。ぜひ様々な場所でオンステージを試してみて欲しい。
- 待機モーションの獣舞劇が終わってフードを脱ぐと、突然髪の毛が生えてくる。獣舞劇には、赤と青のバリエーションがある。キャラクター画面で見ることができるモーションは赤のみ。
- 獣舞の待機モーション開始時と、元素スキルの発動時に近くにいるNPCが拍手をしてくれる。(ポーズが固定されているNPCを除く)
- 24/02/10に原神公式YouTubeにて「瑞獣登楼——『原神』嘉明創作の裏話」が公開された。開発チームによる嘉明の創作過程ドキュメンタリーで、再生時間は約24分。字幕ON推奨。YouTube
情報提供用コメントフォーム
こちらは情報提供フォームです。明らかに情報提供を旨としないコメントは断りなく削除することがあります。間違ってコメントした場合はその旨を返信にて申告してください。
コメント
コメント投稿ルール
誰もが快適にコメント欄を利用できるように、他人を傷つけない投稿を心がけましょう。
不平不満は愚痴掲示板へ。
- リーク情報、キャラクターや他者に対する誹謗中傷、バグ悪用の推奨等は、投稿・編集ガイドラインで禁止されています。
- 不適切な投稿は、反応したり相手にしたりせずに、zawazawaにログインして通報(推奨)、または管理連絡掲示板で報告してください。
- 悪質な場合は管理者より警告・投稿規制等の措置を行います。
- 不快なコメントに対しては、日付横の通行止めマーク🚫をクリックすることで、その投稿者のコメント全てを非表示にできます。
かく言う私は火魔女派-- 2024-02-04 (日) 08:26:03