基本情報
期間限定入手キャラクター(→祈願)
画像 |
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プロフィール | |
名前 | 八重神子 |
CV | 佐倉綾音 |
誕生日 | 6月27日 |
所属 | 鳴神大社 |
神の目 | 雷 |
命ノ星座 | 仙狐座 |
装備可能武器 | 法器 |
オリジナル料理 | 福は内うどん(うどん) |
ひとこと紹介 |
鳴神大社の宮司様であり、「八重堂」の編集長。華やかな見た目の裏には、思いもよらぬ知性と奸智が隠されている。 |
人物評 |
「私はかつて、月光が差し込む森の中、霊妙な仙狐の姿を見ました。千変万化なそれは、未知と先知を示し…運命の如く、私と果てなき俗世の両方を照らしたのです。」――雷電影 |
公式動画
ステータス
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
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突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 807 | 2,095 | 2,787 | 4,170 | 4,662 | 5,364 | 6,020 | 6,729 | 7,220 | 7,936 | 8,428 | 9,151 | 9,643 | 10,372 |
基礎防御力 | 44 | 115 | 153 | 229 | 256 | 294 | 330 | 369 | 396 | 435 | 462 | 502 | 529 | 569 |
基礎攻撃力 | 26 | 68 | 91 | 136 | 153 | 175 | 197 | 220 | 236 | 259 | 276 | 299 | 316 | 340 |
会心率 | - | - | - | - | 4.8% | 4.8% | 9.6% | 9.6% | 9.6% | 9.6% | 14.4% | 14.4% | 19.2% | 19.2% |
天賦
通常攻撃
戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
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![]() 通常攻撃・狐霊罪喰い式 | 通常攻撃 狐霊を駆役し、最大3段の連続攻撃を行い、雷元素ダメージを与える。 重撃 一定のスタミナを消費し、短い詠唱をした後、敵に雷元素範囲ダメージを与える。 落下攻撃 雷霆の力を凝集し、空中から落下し地面に衝撃を与える。 経路上の敵を攻撃し、落下時に雷元素範囲ダメージを与える。 |
ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Lv.1 | 39.7% | 38.5% | 56.9% | 142.9% | 50 | 56.8% | 114%/142% |
Lv.2 | 42.6% | 41.4% | 61.2% | 153.6% | 61.5% | 123%/153% | |
Lv.3 | 45.6% | 44.3% | 65.4% | 164.3% | 66.1% | 132%/165% | |
Lv.4 | 49.6% | 48.1% | 71.1% | 178.6% | 72.2% | 145%/182% | |
Lv.5 | 52.5% | 51.0% | 75.4% | 189.3% | 77.3% | 155%/193% | |
Lv.6 | 55.5% | 53.9% | 79.6% | 200.1% | 82.6% | 165%/206% | |
Lv.7 | 59.5% | 57.8% | 85.3% | 214.3% | 89.9% | 180%/224% | |
Lv.8 | 63.5% | 61.6% | 91.0% | 228.6% | 97.1% | 194%/243% | |
Lv.9 | 67.4% | 65.5% | 96.7% | 242.9% | 104.4% | 209%/261% | |
Lv.10 | 71.4% | 69.3% | 102.4% | 257.2% | 112.3% | 225%/281% | |
Lv.11 | 75.4% | 73.2% | 108.1% | 271.5% | 120.3% | 240%/300% |
元素スキル
戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 | |||||
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![]() 野干役呪・殺生櫻 | 八重にとって、妖怪を駆役して解決できるような問題ならば、自ら手を下す必要などない。 素早く移動し、「殺生櫻」を1株残す。 殺生櫻 殺生櫻は以下の特性を持つ。 ・一定間隔で、周囲の敵1体に雷を落とし、雷元素ダメージを与える。 ・近くに他の殺生櫻が存在する場合、その階位をアップさせ、上記の攻撃によるダメージをアップさせる。 使用可能回数は3回。 殺生櫻は同時に最大3株まで存在できる。また初期状態では、創造時の階位は壱で、最大階位は参までアップできる。創造位置が既存の殺生櫻に近すぎる場合、既存の殺生櫻を破壊する。 「枝に封印されている狐霊は、すべて人に害を成す野干へと堕ちたものじゃ。妾のような天狐と比べれば、野干なぞ格下。やつらをこき使おうと、何の問題もない。妾たち狐には位があるが、汝ら人間はこのようなことをしてはならんぞ。ふむ…狐と人間、どちらの位が高いかじゃと? ふふっ…」 | |||||
ステータス詳細 | 殺生櫻ダメージ ・階位壱 | 殺生櫻ダメージ ・階位弐 | 殺生櫻ダメージ ・階位参 | 殺生櫻ダメージ ・階位肆 | 継続時間 | クール タイム |
Lv.1 | 60.7% | 75.8% | 94.8% | 118.5% | 14.0秒 | 4.0秒 |
Lv.2 | 65.2% | 81.5% | 101.9% | 127.4% | ||
Lv.3 | 69.8% | 87.2% | 109.0% | 136.3% | ||
Lv.4 | 75.8% | 94.8% | 118.5% | 148.1% | ||
Lv.5 | 80.4% | 100.5% | 125.6% | 157.0% | ||
Lv.6 | 84.9% | 106.2% | 132.7% | 165.9% | ||
Lv.7 | 91.0% | 113.8% | 142.2% | 177.8% | ||
Lv.8 | 97.1% | 121.3% | 151.7% | 189.6% | ||
Lv.9 | 103.1% | 128.9% | 161.2% | 201.5% | ||
Lv.10 | 109.2% | 136.5% | 170.6% | 213.3% | ||
Lv.11 | 115.3% | 144.1% | 180.1% | 225.2% | ||
Lv.12 | 121.3% | 151.7% | 189.6% | 237.0% | ||
Lv.13 | 128.9% | 161.2% | 201.5% | 251.8% | ||
Lv.14 | 136.5% | 170.6% | 213.3% | 266.6% |
元素爆発
戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 | |||
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![]() 大密法・天狐顕現 | 稲妻の民話には、「狐憑」なるものが存在する。その中でも特殊な「天狐の憑」は、雷霆の形を成して、鳴神大社に仇なす者へと落とされる。雷を落とし、雷元素範囲ダメージを与える。 発動時、八重神子は周囲の殺生櫻を解放し破壊する。その後、天狐雷霆を形成して落とし、雷元素範囲ダメージを与える。この方法で破壊された殺生櫻1株につき、天狐雷霆を1つ落とす。 八重はこの瞬間にのみ、天狐の証を見せ、雷霆に命じる。だが、宮司様のしっぽを見た者は、灰すらも残らない。ゆえに、これだけは覚えておく必要がある――八重様にしっぽなどないのだと。 | |||
ステータス詳細 | スキルダメージ | 天狐雷霆ダメージ | クールタイム | 元素 エネルギー |
Lv.1 | 260% | 334% | 22.0秒 | 90 |
Lv.2 | 280% | 359% | ||
Lv.3 | 299% | 384% | ||
Lv.4 | 325% | 417% | ||
Lv.5 | 345% | 442% | ||
Lv.6 | 364% | 467% | ||
Lv.7 | 390% | 501% | ||
Lv.8 | 416% | 534% | ||
Lv.9 | 442% | 567% | ||
Lv.10 | 468% | 601% | ||
Lv.11 | 494% | 634% | ||
Lv.12 | 520% | 668% | ||
Lv.13 | 553% | 709% | ||
Lv.14 | 585% | 751% |
固有天賦
固有天賦 | |
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![]() 神籬之御蔭 | 大密法・天狐顕現発動時、殺生櫻を1株破壊するごとに、野干役呪・殺生櫻のクールタイムを1回分リセットする。 突破段階「1」で解放 |
![]() 啓蟄之祝詞 | 八重神子の元素熟知の数値が1につき、殺生櫻によるダメージ+0.15%。 突破段階「4」で解放 |
![]() 野狐説禅 | キャラクター天賦素材を合成する時、25%の確率で同じ地域の異なる天賦素材をランダムで1個獲得できる。追加獲得素材は、消費素材と同ランクになる。 |
命ノ星座
![]() 第1重 | 野狐供真編 大密法・天狐顕現で天狐雷霆を1回発生させるたびに、八重神子自身の元素エネルギーを8ポイント回復する。 |
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![]() 第2重 | 望月之吼噦 殺生櫻の創造時の初期階位を弐、最大階位を肆にアップ、攻撃範囲+60%。 |
![]() 第3重 | 七化けの段 野干役呪・殺生櫻のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
![]() 第4重 | 緋櫻誘雷章 殺生櫻の落雷が敵に命中すると、周囲のチーム全員の雷元素ダメージ+20%、継続時間5秒。 |
![]() 第5重 | 暴悪嗤笑面 大密法・天狐顕現のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
![]() 第6重 | 大殺生呪禁 殺生櫻が攻撃する時、敵の防御力の60%を無視する。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
物語 | 内容 | ストーリー開放条件 |
キャラクター詳細 | 鳴神大社を司る大巫女であり、白辰の血筋を継ぐ者。「永遠の眷属」であり、その友人…そして、娯楽小説出版社「八重堂」の恐るべき編集長でもある… 八重神子の肩書きは、彼女の性情と同じように予測しがたいものだ。 様々な目的から、神子の「本性」を探ろうとする者がいる。その数は、天領奉行府から「八重堂」の入り口まで並ぶほど。しかし、過去に成功した者はほぼいない。 なぜなら、神子は意図的に何かを隠そうとしたことなど、一度もないからだ。千の相と百の变化は、ただの気まぐれに過ぎず、お題のない謎掛けなど端から成立しない。 だから、これだけ覚えておけばいい。――彼女は、永遠に「英知と美貌を兼ね備えた八重神子様」であることを。 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | その昔、八重堂の編集たちは、編集長様にとある原稿を推薦したことがある。 その作品は秀逸な文章で綴られており、構成も実に巧妙、題材も当時流行りの恋愛喜劇であった。 かようなダイヤの原石ならば、ほんの少し磨いてやり、凝ったイラストを添えてやれば…きっと飛ぶように売れるだろう!と考えたのである。 だが、その予想とは裏腹に、それを読んだ八重神子は喜ぶどころか、深くため息をつき、各担当編集たちを呼び集めた。 担当編集は尻込みしながらこう言った――「八重様…そのような題材を書くよう勧めたのは私です…今もっとも流行っている題材だと思うのですが…」 編集の疑いの眼差しを受けつつ、神子は自らの意見を率直に言った――本来、斬新な観点を持っておった小説が、題材により縛られておる。一言で表すなら「自由度が低い」。 いわゆる売れ行きの良い題材や型を踏襲した作品は…所詮十年ごとに変わる流行に過ぎぬ。 時代の好みに合わせるのは、確かに近道と言えよう。だが、元々時代に飲み込まれぬ素質を持つ作品ならば、その流れに乗る必要もないであろう? 「妾の代わりにその新人作家に伝えるのじゃ。題材や型にこだわる必要はない。今ある『物語』と真剣に向き合えばよい、とな。」 作品を投稿した作者は、何かを悟ったかのように筆を走らせ、考えをまとめるため引きこもった。その数ヶ月後、神子と担当編集のもとに、「斬新」で「新たな」原稿が届いた。 それを読んだ担当編集は唖然とし、これまであらゆるものを受け入れてきた八重神子も眉をひそめ ―― 「ふむ…どうしたものかのう…これは確かにあまりよくない。」 「そうですよ!題材にこだわる必要はないと言っても、『雷電将軍に転生』なんてのはあまりにも度が過ぎています!」 「題材?それなら問題はないじゃろう。ただ――こやつの筆名があまりにも平凡で、どう考えてもこの小説に釣り合わぬのじゃ。」 「筆名の話でしたか…えっと…八重様がいいのでしたら、私も言うことはありません。」 程なくして、この小説の作者は「堪解由小路健三郎」という、編集長から提案されたとても長い筆名で小説界に現れることになる。 後日、編集長のひらめきで、「八重宮司に転生したら」という題材で原稿の募集が始まったが、それはまた別のお話。 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 宮司という身分でもっとも不便に感じる点は、神社の祭りが開催されるたびに正装で参加し、社殿に座さなければならないことだ。 煌めく花火が夜空に打ち上がる中、神社は人で溢れかえる。それなのに、自分は厳粛な微笑みを絶やさず、神社にずっと鎮座していなければならない… このような不幸は、油揚げがこの世から完全に消え去ることよりも恐ろしい。 雷神の眷属は寿命が長く、瞬く間に百年が過ぎる。長い年月において、退屈こそがもっとも抗いがたい敵なのだ。 もし、朽ちた木のように一日中座って過ごすのに慣れてしまえば、世の趣と機会を見つけるのが得意な者が、この世界から一人消えることになるだろう。 だから、たまには自分のために楽しむのも、極めて合理的で必要なこと。 たとえ宮司の権利を少し利用したとしても、それは致し方なきこと! 祭りの夜、社奉行から特別に送られた長野原特製花火を見ながら、八重宮司は満足げに頷いた。 その夜の式典はこれまでと同じように、洗練された礼儀作法と厳格な規則のもと執り行われた。 夜闇の中、正座を維持する「宮司様」の見目麗しい姿に、多くの巫女たちが羨望の眼差しを向ける。 流れ星の如く美しい光の雨の中、静かに正座し、祭りに訪れる人々を眺める。 花火の音にかき消されながらも、りんご飴を噛むその口からぽつりと声が漏れた。 「妾が宮司の推薦を受けた時は、祭りを遠目に見ることしかできなくなるなど…聞かされておらんかったのじゃが。」 | 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | 趣味の追求と娯楽の探求、神子が日々を送る上での原則である。 人間を研究するのが好きな彼女にとって、「立場」と「美徳」は、「面白い」の遥か後方にある評価基準に過ぎない。 信仰の異なる大巫女であろうと、敵対陣営の大将であろうと、神子の興味を惹く対象となり得る。 …しかし、時にこの気持ちが、些細な問題を招くことがある。 神社でもっとも神子の興味を惹くのが、真面目な部下や憧憬の念を抱いている後輩などではなく、鹿野奈々という巫女だ。 神子と小説の趣味を共にする同志――鹿野奈々は、早柚の世話に日夜頭を抱えている。 屋内で横になった神子が時折窓をちらりと見ると、逃げる早柚の姿が見え、続いて怒りに満ちた慌ただしい足音が聞こえてくることがある。 その関係はまるで稲妻と雷雨のようで、神子を楽しませてくれるのだ。時には騒ぎをより長引かせるために、わざと間違った方向を伝えたこともあった。 ある時、昼寝する時間を確保してくれた神子に早柚は礼を言い、午後の日差しが一番気持ちよく当たるところを教えてくれた。 それに触発されてか、とある晴れた日、神子は稲妻の一般的な女性に姿を変え、山を下りて一日を過ごした。 町にある「秋沙銭湯」、花見坂の「木南料亭」、通りにある「小倉屋」…どれも欠かさず、すべてを満喫した。 夕方になると、旅先で聞いた動物の失踪事件の依頼をするため、「万端珊瑚探偵所」へ向かった。 「シクシク、飼い主が大泣きして可哀想な思いをしておる。どうか探偵殿、何とかしてやってはくれぬか。」 それを伝えた後、彼女は再び町を歩いた。その顔には、いつしか笑みが浮かんでいた。 このような身分で稲妻の日常生活に関われるとは、実に愉快なこと。 通りがかった九条裟羅から、疑いの眼差しを向けられなければもっとよかっただろう。 ただ「秋沙銭湯」の店主には申し訳ないことをした。異国情緒あふれる温泉は実に良いものであったが、うっかり狐の毛を湯船に少し残してきてしまった。 | 好感度Lv.4後に解放 |
キャラクターストーリー4 | 遥か昔、人間が妖怪たちの物語を話す時、まだ「昔々」という言葉をつける必要がなかった時代。 大空には天狗、荒野には鬼衆、小道には妖狸、俗世には仙狐がいた。 鳴神という大きな旗印のもと、妖の衆は想像を絶するような力をもってして焼畑農業に手を貸し、苦境の時代を生きる人間たちを助けた。 山に避難し、海辺に城を築いたのが稲妻の始まりである。 妖の中でも「白辰狐王一脈」はもっとも尊く、大妖怪を代々輩出することから、俗世でも無数の伝説を残していた。 稀に妖たちが集まって酒を酌み交わすことがあるが、その時には自分たちの新たな伝説を自慢げに話すのがお決まりとなっていた。 酒を飲みながら話す言葉は、どうしても事実と異なる部分が出てくる。だが、そんなことを気にする者などいない。ただ楽しく話を聞ければいいのだ。時を経て、いつしかそれは「百物語大会」となった。 当時、盃を高く掲げながら談笑し、妖たちの目を引き付けたのが有楽斎だ。宴を催した狐斎宮も、笑みを浮かべずにはいられないほどのものであった。 まだ幼い狐の姿であった神子は、いつも狐斎宮の肩に乗り、有楽斎が話す物語の矛盾を指摘していた。 無論、有楽斎も頭の回る知恵者である、髭を触りながら話の修正をした。 だが、それでも神子は新たな矛盾点を見つける。斎宮様が笑いながら、「皆、次のくだりが聞きたい頃よ」と止めるまで、そのやり取りは繰り返された。 酒が三度回ってくる頃には物語も数巡し、どの妖もまともに言葉を紡げなくなるほど酔っぱらっていた。 そうなると妖たちは語るのをやめて、妖力を用いて空へ駆け上がると、誰が一番上手く空と月を覆い隠せるか競い合うのだ。 それは――「無月の夜、百鬼夜行」と呼ばれた。 あれから五百年の時が経ち、当時の小狐も今や天地を揺るがすほどの大妖怪となった。 かつて共に酒を酌み交わした妖たちは、戦争と歴史の中に消え、生き残った血筋も日に日に薄れてゆく。 そうして「百鬼夜行」は、ついに「昔々」の伝説となったのだ。 | 好感度Lv.5後に解放 |
キャラクターストーリー5 | 稲妻の刀剣は古来より世に知られており、「雷電五箇伝」は国にとっても重要なものである。 だが、わずか数年のうちに五つの伝承はそのほとんどが失われた。 無数の有力者がその陰謀に巻き込まれ、関与した一族は皆、責任を負って追放された。 この一件により社奉行の神里家でさえ、部下の監督不行き届きで責任を問われることとなった。 だが、将軍が最終的な判断を下す前に、長いこと政事に関与してこなかった宮司様が突如将軍に進言した。これにより、嵐の中にいた神里家は救われたのである。 神里家は大きな被害を受けたものの、免職だけは避けることができた。 それから数年に渡り、巷では宮司のその行動について、様々な憶測が飛び交った―― ある説では、社奉行は鳴神大社と親密な関係にあり、此度の行動は自らに忠誠な代弁者を増やすためだと言われた。 ――しかし、鳴神大社は元より一派を築いており、ましてや日常的に宮司が政事に関与することはない。社奉行を助けても見返りは少なく、賢明な選択とは言えないだろう。 また、ある説ではこう言われている。宮司も当然不審に思ったが、巻き込まれた者があまりにも多かったのが原因ではないかと。社奉行にまで影響が及べば、稲妻の情勢が揺らいでしまうと考えたのだろう。 ――ぱっと見、理にかなった憶測のようにも思えるが、よく考えればそうではないことが分かる。権力を持った一族の栄枯盛衰は世の常。たとえ神里家が力を失ったとしても、新たな主が社奉行に就く、ただそれだけのことだ。 その他にも、嵐が収まった後に神子が当時の神里家当主と密談していたという話がある。 ――しかし、老齢で深い傷を負った神里家当主など、まさに風前の灯火。大局を左右するほどの力が、どこにあると言うのだろうか。 そうして、それら憶測が真相を暴くことはなかった。 だが、人々は知らない。当時、神子から送られた言伝が、さながら家訓の如く神里家に残されていることを。 「神里家が此度の件において生き残れたのは、将軍の寛大さゆえのこと。これから先、決して将軍の恩義を忘れるでない。」 この言葉は因縁の種となり、社奉行の未来を位置づけることとなった。 この先、稲妻に嵐が訪れたとしても、社奉行神里家は受けた恩義を忘れず、「将軍」の永遠へ至る道を守るだろう。 それは盤上において、宮司が打った悔いなき一手であった。 | 好感度Lv.6後に解放 |
「鎮火の儀」 | 「鎮火の儀」はかつて、天領奉行が中心となって鳴神大社で行われていたものである。これから先の一年の加護と火難除けを祈願するための定例行事だ。 稲妻の家屋は多くが木造であるため、些細な火の不始末が不幸を招くことになる。 天領奉行は将軍の命により火消し隊を設立し、鳴神大社に「鎮火の儀」を執り行ってもらって、民衆の憂いを取り除いた。 その数百年後、火の用心は次第と人々の心に根付き、大火は起こらなくなった。しかし、それでも年に一度行われる「鎮火の儀」は残り続けた。 巫女たちが舞を踊り、民衆がモラを納める…奉納されたモラは、天領奉行が四、神社が六の割合で分配された。 八重神子が「八重堂」の設立を考えていた頃のこと、資金不足に悩まされていたことがある。それを解決すべく、神社で行われている行事を見直した結果、古くから伝わる「鎮火の儀」に目を付けた。 「せっせと働いておるのは鳴神大社じゃというのに、なにゆえ天領奉行にも分け前をやる必要があるんじゃ? それに、集まった金銭もすべて九条のじじいの懐に入り、火消し隊は年末の特別給与すら出ないではないか。」 こうして、その年の「鎮火の儀」は巫女の舞ではなく、活気あふれる娯楽小説の募集大会に変更された。 その際、大会の運営や作品の出版を担う「八重堂」も、「鎮火の儀」の経費で無事設立されている。 出版した本の収入は、当然ながらすべて神社の懐に入った。 「火災が頻繁に起こらなくなった今でも、奉納金は年々増えておる。此度の改変は民の財を無駄にするのを防ぎ、生活に支障をきたさないようにするためのものじゃ。 それに起源を遡れば、詩文や書画はもとより娯楽の一種――よもや汝ら、妾より祭礼に詳しいと言うつもりではあるまいな?」 突如訪ねてきた九条孝行を前に、八重神子はそう言い放った。 天領奉行様はやむを得ず部下と共に、暗い面持ちで影向山を下りたという。 しかし、彼らは知らない――自分たちが神社から出た次の瞬間、背後で真剣な顔をしていたはずの神子様が、注釈の途中まで入った原稿を奉納箱から取り出したことを。 | 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | 「あれは天を揺るがすほどの戦いじゃった。敵は海を切り裂き、空を踏みにじり、天地の色さえも変えてやって来たのじゃ! 宮司様は御幣を手にし、厳かな姿で影向山の頂上へと向かった。 そばにいた巫女たちが秘呪を唱えると、瞬く間に雲が太陽を覆い隠し、雷鳴が轟いた!」 「……」 「戦いは長引き、たとえ宮司様であっても疲弊を隠しきれなかった。その隙を突き、敵は怒涛の一撃を繰り出す! その瞬間、天から一筋の雷光が流星の如く降り注ぎ、宮司様の目の前に落ちた。なんとそれは――光り輝く神の目だったのじゃ! 宮司様は迷うことなくそれを掴み取り、自らの神威を見せ…」 「ストップ、ストップ!それぜったい嘘だろ?」 「ん?なら他の話にしよう。あの日、妾は花見坂で何とも豪快な『ラーメンの大食い対決』をしておった…」 「ラーメンを食べただけで神の目が手に入るかよ!」 「なんじゃ、面白いと思わぬか?汝らが聞きたいのは、こういった『物語』じゃろう?」 旅人の好奇心に対し、八重神子は謎めいた笑みを浮かべる。 「それに、たとえ『妾の神の目は箔を付けるための飾り』だと言っても――汝は信じぬじゃろう、童?」 | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
日常ボイス
タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | 妾は鳴神大社の宮司。此度参ったのは、大社の勅令により汝の一挙一動を見定めるためじゃ…ふふ、そう緊張するでない、ただの建前に過ぎぬ。正当な理由で休暇をとるには、これが必要なんじゃ。ほれ、早く妾に面白いことを見せてくれぬか。 | 初期解放 |
世間話・小説の題材 | 最近の八重堂の小説は、異世界転生ものが多すぎる。ふん、自分たちの世界がそんなにも不満なのじゃろうか。 | 初期解放 |
世間話・物語 | 大半の者の一生は、紙に書いても数行にしかならず、そのほとんどが退屈な物語なんじゃ。 | 初期解放 |
世間話・塵世 | 妾にとって、不変も一種の美。はぁ…じゃが、俗世とはいつまでも変わらぬまま続くものではない… | 初期解放 |
雨の日… | 雨が降ると、全身の毛髪がびしょ濡れになってしまう… | 初期解放 |
雷の日… | みな雷を恐れているようじゃが、妾が雷の音を聞いて覚えるのは親近感のみじゃ。 | 初期解放 |
雪の日… | まだ霊智が芽生えておらぬ小狐は、餌を求めて雪の中に飛び込むことがままある…ん?妾がそうしているところを見たい…じゃと?ふっ、たわけ。 | 初期解放 |
おはよう… | おはよう。なんじゃその元気のない姿は、よう眠れんかったのか?ふむ…よもや昨晩、悪事を働きにでも行っておったのではなかろうのう? | 初期解放 |
こんにちは… | ふむ…困ったのう。昼餉は何を食べるとするか…?近頃はずっと油揚げを食してきたゆえ、たまにはさっぱりとしたものが良いのじゃが。そういえば、社奉行家の娘に久しく会っておらぬ。あそこへ行ってあやつの作った菓子でもいただくとしよう。 | 初期解放 |
こんばんは… | 今宵の月はなんと明るいことか。このまま何もせぬのは実に惜しい。妾と一緒に月の下を歩かぬか?嫌とは言わせぬぞ。 | 初期解放 |
おやすみ… | そろそろ床に就く時間じゃな。ふふっ、雷鳴も聞こえぬ夜では、ぐっすりと眠ることもできぬ。 | 初期解放 |
八重神子自身について・永遠 | 永遠とは、己の持っているものを失わぬこと。じゃが別の視点から言えば、さらなる可能性をあきらめることと同じじゃ。この世とは常にそうであり、すべてを手に入れることなど誰にもかなわぬ。 | 初期解放 |
八重神子自身について・趣味 | 人間は実に面白い。じゃからこそ、妾は好きなんじゃ。たとえ須臾に過ぎぬ命であっても、眩い光を放つことができる。中には、長い時を経ようと淀むことなく光を持つ者もおる。そのような人生を読むのは、妾にとって大層楽しみなことなんじゃ。 | 初期解放 |
作家について… | つまらぬ、この本もあの本も、実につまらぬ。はぁ…こやつらは一体どのようにして作家になったのじゃ。そうじゃ、汝の経歴を書き下ろし、八重堂に送ってみてはどうじゃ?きっと妾が楽し…きっとみなに大受けするじゃろう。 | 初期解放 |
摩耗について… | 己を閉じ込めれば、「摩耗」を早めてしまうやもしれぬ。自分一人しかおらぬ世界で、その目に誰も映さぬのは実に恐ろしいことじゃ…じゃから、汝と妾が一緒にいる時は、互いをその眼に映し合うのを忘れてはならぬぞ。 | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
「神の目」について… | ん?…妾の「神の目」の付け方が好きじゃと?見る目があるではないか。ほれ…触ってみるか? | 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと… | 油を沸点の八割まで加熱し、豆腐を鍋に沿って入れる。弱火に切り替え、黄金色になるまで揚げてから取り出せば、熱々の油揚げの完成じゃ。この世でこれに勝るものは存在せぬ。ほれ、作り方を教えてやったんじゃ、何を呆けておる? | 好感度Lv.4後に解放 |
興味のあること… | 鳴神大社にいると毎日のように視界に入るゆえ、時に目障りに思うこともある。じゃが、あの神櫻はすでに、妾の運命と深く関わっておるのじゃ。 | 初期解放 |
雷電将軍について… | 本当は外に出たいのに、いつまでも己を一心浄土の中に閉じ込めるなど、まるで自虐そのもの…まあ、ある意味それが、あやつのかわいいらしいところでもあるのじゃがな。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
神里綾人について… | 社奉行家の若造か。幼い頃から我が道を行くような性格じゃった。表向きはいつもニコニコしておったが、内心では何を企んでおるのか分からぬ。癪に障るやつじゃ…ふんっ、妾はやつとは違う、決して同族嫌悪などではないぞ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
神里綾華について… | 社奉行家の小娘のことなら、妾は大好きじゃぞ。何事においても理路整然としておるからのう。じゃが、社奉行はいつも損な役回りを演じておる、かわいそうに。あやつが神里家の者でなかったら、とうに八重堂に引き抜いておったところじゃ。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「鳴神不動、恒常楽土」をクリア |
九条裟羅について… | あの頑固頭か…頭の柔軟さでは、あやつの天狗親父と比べて遥かに劣っておる…まあ、なんと言うか、頑固者にも頑固者の良さはあるが…願わくば、神社で妾を呼び止め、影のことをしつこく聞いてくるのはやめてほしいものじゃ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
宵宮について… | 長野原の花火か、妾にとって一年のうちの数少ない楽しみでもある。聞いたところによると、先日、天領奉行で騒ぎを起こし、敷地内で花火を放ったそうじゃ。ふふっ、九条家の者はきっと怒りで顔を引きつらせておったじゃろうな。それをこの目で見ることができなかったのは実に残念じゃ。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「鳴神不動、恒常楽土」をクリア |
甘雨について… | そういえば、甘雨の姉君には久しく会っておらぬな。稲妻がまだ鎖国をしていなかった頃、璃月と稲妻の間の事務はすべて妾と姉君が受け持っておったんじゃ。姉君は本当に頼りになるお方じゃ。今度璃月へ行く機会があったら、また新鮮なウミレイシを姉君に持っていくとしよう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
珊瑚宮心海について… | 今の巫女は、みなかわゆい容姿をしておる。この娘が太平神楽を踊ったら一体どうなることか、群魚すら一緒に踊り回るやもしれぬな。もし妾を「神子お姉さま」と呼んでくれたならば、ふふ…妾は喜んで心得を教えてやるつもりじゃぞ。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
国崩について… ※2 | 妾は当時からあれを厄介なやつだと思っておった。じゃがあやつは、自身の創造したものじゃからと手を出したくないと言いおった。こうなると分かっておれば、あやつに黙って処分しておいたというのに。今はもう…ふんっ、まったく厄介な面倒事じゃ。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
荒瀧一斗について… | あやつか、鬼族の妙な若造じゃろ。ふふっ、九条家に迷惑をかけておるらしいな。天領奉行の者は風紀を乱すという理由から、あやつが町に書いた伝言を消そうとしておるが、妾がそれを残すよう頼んだんじゃ。ふふっ、あんなに面白い小鬼、近頃は滅多に見られぬ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
ゴローについて… | ゴローのしっぽは色艶もとても綺麗じゃが…やはり妾の毛並みのほうが柔らかいな。ふふん… | 好感度Lv.4後に解放 |
早柚について… | あの背の小さな子は、隠れるのが得意なようじゃな。探すのが大変で小説を読む時間が減ったと、鹿野奈々がしょっちゅう愚痴をこぼしておった。もしや誰かが、密かに早柚を手助けしておるのやもしれぬな…? | 好感度Lv.4後に解放 |
久岐忍について… | 幸の妹であるこの女子はとても個性的だと聞いた。巫女の家系でありながら、神社から離れ、様々な技術を学んだらしい。それだけに留まらず、璃月にも留学したことがあるそうじゃ。そして最後は、荒瀧派へと加わった…こんなにも面白い女子がおるなら、幸に紹介してもらわねばならぬのう。それに、幸なら妾の頼みを断ることはないじゃろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
綺良々について… | 近頃は、人間社会に興味を持つ妖怪がますます多くなってきておる。これは良いことなんじゃろうか…ん?妾の見解とな?ふむ、もちろん、皆が楽しければよいと思っておるぞ。それに、自腹で飯を奢ってくれる愛い後輩を嫌うやつなど、おらんじゃろ? | 好感度Lv.4後に解放 |
夢見月瑞希について・産業競争 | 「焦燥感や疲労感を抱えてる人は、端から小説を読む気にならない」じゃと? はあ…八重堂はまたしても失敗したようじゃ。あの「瑞希さん」が認めぬ小説であるということは、まだ面白さに欠けるということ。うちの編集と作家たちにもう少し時間を与えるとしよう。今後も認められぬようであれば…この役立たずな編集長自ら、あやつのために小説を書いてやるしかなさそうじゃ。題名は…ふむ「夢獏記」にしよう。 | 好感度Lv.4後に解放? |
夢見月瑞希について・再会 | 瑞希が稲妻に帰ってきたばかりの頃、ずっと何か心配事を抱えておるようじゃった。明らかに道端で妾に気づいても、目を逸らしたりしてな。…妾から話しかけなかったのかと? もちろん、そのようなことはしておらん。あの小難しそうにしてる顔をもっと見ていたかったのでな。妾の推測が正しければ、きっとすれ違ったときにあやつはこちらを振り向いて、目を丸くして妾のことを見ていたはずじゃ…その時、妾がもし振り返っていたとしよう。おそらく瑞希のやつは驚いて元の姿に戻り、耳を塞ぎながら逃げていたじゃろう。 じゃが今では…「月刊閑事」の読者お便りで、妾の揚げ足を取るようにまでなった。夢喰い獏の成長とは、大したものじゃな。 | 好感度Lv.4後に解放? |
八重神子を知る・1 | 妾のことがもっと知りたいと?断りはせぬが、相互利益を重んじるのが世の常というもの。妾を知りたいのなら、汝のことと交換するのはどうじゃ? | 初期解放 |
八重神子を知る・2 | 狐斎宮様は遠出をすると言い、それっきり帰ってこんかった。はぁ…当時の妾は、鳴神大社の面倒事なんぞ引き受けるつもりはなかったのじゃが、宮司になれば好きなだけ油揚げが食べられると言われてのう…なんとも酷い理由じゃ。…うるさくて、面倒な女じゃった… | 好感度Lv.3後に解放 |
八重神子を知る・3 | 八重堂を立ち上げた当初の動機は、面白い小説を読むためじゃった。じゃが次第に、小説家の疲弊していく姿を見るのが楽しくなってのう…あやつらが締め切りを先延ばしにしようと言ってくるときの言い訳は、汝では到底思いつかぬものじゃろうな。何よりそれは、あやつらが書く小説よりも遥かに面白いものなんじゃ。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
八重神子を知る・4 | いずれにせよ、魔神もいつかは消滅する時が来る。かの者らの物語が時と共にこの世界から消え、二度と人々の記憶に残らないとしたら、それはとても残念なことじゃ。その者たちの物語を書く資格のある者は、優れた思考と執筆力を兼ね備えている必要がある…この世にそのような者がおらぬのならば、育てれば良い…それら物語を書くことのできる作家をな。 | 好感度Lv.5後に解放 シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
八重神子を知る・5 | そういえば、妾は数々の小説を読んできたが、自分で書いたことは一度もない。小説を書くのは、やはり手間の掛かることじゃからのう。じゃが、汝の旅が終わり、誰かに物語の記録をしてもらいたいと思った時…もし妾の手が空いておったら… | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
八重神子の趣味… | 妾がもっとも好きなのは他人の物語を読むこと。次に好きなのは他人の困った顔を見ることじゃ。この二つが合わされば、ふふっ、相まってさらに面白いぞ。 | 初期解放 |
八重神子の悩み… | 安定した日々を送るのは実につまらぬ… | シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
好きな食べ物… | 「きつねうどん」を聞いたことはあるか?実はただ油揚げをのせただけのうどんなのじゃが…油揚げにうどん、どうじゃ、聞いただけで美味しそうじゃろう? | シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
嫌いな食べ物… | まったくもって、漬物だけは受け入れられぬ。グッピーにしてもキビヤックにしても、酷い臭いじゃ。妾は鳴神大社の宮司として、そのような不潔で不浄なるものを飲み込むことは決してできぬ。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | ほう…童よ、妾の好みをよく知っておるようじゃな。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | 汝の手作りならば、口にしてみるか。ふふっ… | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | まったく…童よ、まだまだ努力が必要じゃな。 | 初期解放 |
誕生日… | 今日は汝の誕生日じゃったか… 「御歳の祝礼を今ここに迎えん。徒桜の命において、汝が求めんとするもの、汝が願わんとするもの、明神のもと正心をもって、その加護を汝に与えん」 うむ、こんなところか。これからも、望むものを手に入れ、万事が順調にいく良き一年になることを祈っておるぞ。 | 初期開放(※1) |
突破した感想・起 | 巫女修行の階位では、一連の修行を終えた後に祝詞を正確に暗唱できれば、「直階」を得られる。人間にとっては簡単じゃが、狐族にとってはもっとも困難といえる部分じゃ…なにせ、狐じゃからのう。 | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | 宮司代理になる、つまり「正階」の修行はとても過酷なものじゃ。数々の試練を乗り越え、戒律を守らねばならぬ。この修行において、秘訣はただ一つのみ。夜こっそり盗み食いをする時、バレないようにすることじゃ。 | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | 「明階」にまで上がるには、世を見定めることのできる天地明察の境地に達する必要がある。この境地に達すれば、一般的には神の目が授与され、普通の狐族を遥かに超える寿命を得ることとなる。 | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | 鳴神大社の「浄階」は、昔から鳴神大社の宮司のみが持つものじゃ。「浄階」は栄誉称号に似たようなもので、実力とは関係がない。じゃが、実力においても最強の妾が「浄階」を名乗るのは、そう間違ってはおらぬことじゃろう。 | 突破段階「6」で解放 シナリオ「千手百目の浮世」をクリア |
※1プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
※2魔神任務間章 第三幕「伽藍に落ちて」の途中で「国崩」に関する歴史が改変されるという事で項目が消滅する。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | 律令。 | |
呪禁。 | ||
敕。 | ||
具現化せよ。 | ||
姿を残さん。 | ||
元素爆発 | 真瞳の顕現。 | |
幽玄なる雷霆。 | ||
雷光、いと美しきかな。 | ||
宝箱を開ける | 何か面白いものはあったか? | |
これだけとは… | ||
早く、妾にも見せてくれぬか。 | ||
HP低下 | このままではいかんのう… | |
遊んではいられぬ。 | ||
さて、本気を出すとするかのう。 | ||
仲間HP低下 | 無理をするでない。 | |
妾に任せよ。 | ||
戦闘不能 | ふむ、遊びすぎたようじゃな… | |
惨憺たる結末じゃ… | ||
ここで止まれば、永遠は… | ||
ダメージを受ける | その程度か? | |
重ダメージを受ける | 面倒じゃのう。 | |
チーム加入 | やっと妾のことを思い出したか? | |
面白きことをしにゆくぞ。 | ||
ふむ、汝からの誘いであれば…よかろう。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
アクション | 内容 | 備考 |
重撃 | そこじゃ。 | |
それ。 | ||
ほれ。 | ||
風の翼を広げる | うむ。 | |
さて。 |
他キャラからの反応
荒瀧一斗 | (狐耳の女性として*1)あのきつねラーメンの勝負は俺様が勝った!たとえ油揚げが入ってても、この俺様に勝てると思うなよ!まあ、あの後…一ヶ月ぐらい寝込んじまったが、勝者の栄誉は守れた!だがあいつはどうだ、三十二杯のラーメン代を支払うという屈辱を背負うはめになった!ハーッハッハッハッハッ! |
神里綾華 | 私と八重宮司様はかねてより協力関係を続けてきました。お祭りの開催は非常に手間がかかる上、収益もそれほど良いものではございません。しかし八重宮司様が仕切られた事業は、優雅さを保ちながら収益化にも成功されています。 |
神里綾人 | 神里家は宮司様にお世話になっていますが、どうやらあの方は私が気に食わないようですね。私を「若造」などと呼ぶところを、あなたも聞いたことがあるのではないですか? …ただ、たまに仕事の関係でお会いしたときは、互いに自らの考えを持ちつつも、うまく連携が取れるんです。あの感覚は悪くありません。頭の切れる方と仕事をすると、とても効率がいい。それに…たとえ嫌われていたとしても、私がいなければ彼女の「奇想天外な名案」を実現することは不可能。宮司様も、その事実は認めざるを得ないでしょう。 |
綺良々 | 神子様は稲妻に名を馳せる大妖怪なんだ。わたしみたいに新しく生まれた妖怪が、神子様に敬意を払うのは当然のことだよ。でも、妖狐様があんなに優しいとは想わなかったなぁ。妖狐様自ら私に会いに来てくれた上、役に立つ知識をいっぱい教えてくれたんだよ。例えば、人間社会での礼儀とか、人と付き合う方法とか、油揚げの揚げ方とか…えっ?最後のそれは知らなくてもいいって? |
久岐忍 | あの鳴神大社の宮司様でさえ、副業をやることで退屈をしのぐ。巫女がどれほど退屈な仕事なのか、これで分かっただろう。だから私は、また巫女に戻るような真似は絶対にしない。 |
九条裟羅 | 八重宮司様の行動は私に誤解を生ませることが多かった…しかし、彼女は鳴神大社の大巫女であるため、将軍様の信頼や黙認を受けており、私も自ずと彼女に敬意を表している。が…もしいつか彼女が将軍様の意志に背くようなことをしようものなら、その時は容赦しない。 |
ゴロー | あの女のことは…言わないでくれ。何か必要なら喜んで手伝う、雑用仕事もすべてこなそう…うぅ…俺の心身の健康のためだと思って、話題を変えてくれないか? |
早柚 | 彼女はいつも拙の頭を撫でたがる。対して拙は手を噛む勇気も、反抗する勇気もない。断れば大惨事になりかねないと感じる。しかし、このまま撫でられ続けたら、本当に背が伸びなくなるのでは?ど…どうすればいいのだ… |
珊瑚宮心海 | 八重宮司については、色々なことをお聞きしています。正直に言って、彼女はとても優秀な巫女です。少なくとも「巫女」としての仕事は、非の打ち所がないと言えるでしょう。彼女は八重堂の娯楽小説の出版も担当されているそうで、本当に…つかみどころのない方ですね… |
鹿野院平蔵 | そういえば、宮司様の八重堂からは、推理小説も出版されてるんだよね?いつか僕を推薦してくれないかな?今の時代、名探偵になるには実力も勿論だけど、時代にも遅れを取っちゃいけない。あっいやいや、別にそれ以上のことは考えてないよ。 |
トーマ | 神子様?ど、どうしていきなり彼女のことを?普段お嬢から伝言を頼まれる時、一番行きたくないのが鳴神大社なんだ。いや、その…決して神子様のオーラが怖いんじゃなくて、えっと…その…畏敬の念!…畏敬の念だから!アハハハ… |
宵宮 | いつやったか神社の祭りで、宮司様のために手持ち花火を用意してくれって綾華ちゃんに頼まれたことがあったんや…せやけど、宮司様って祭りに出席するさかい、神社の境内に座りっきりやろ?宮司様がどうやって花火で遊ぶのか気になって、祭り中ずっと観察しとったんや。ほなら綾華ちゃんがうちのとこにきて、「宮司様、とても満足されておりました」って言うて…えっ?もう花火で遊んだん?ってなって…もしかして、うちが見とったのは宮司様やあらへんかったのかな? |
雷電将軍 | あの人ですか。最初は油揚げに誘惑されるような方でしたが、まさかこんなにも策略に秀でるようになるなんて、実に喜ばしいことです。しかし私のためとはいえ、彼女に謀られたのはやはり少し気に入りません。今度会った時、きっと笑われてしまいます…であれば先手必勝、先に彼女に一太刀浴びせるとしましょう。どうせ彼女なら躱せますし。 |
放浪者 | 心にもないことぺらぺら喋る妖怪さ。神の寵愛を受けるために、人間に関心があるふりをしてるんだろう。でも実際のところ、ただ面白いことが好きなだけなんじゃない? |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
スキルで継続火力、爆発で瞬間火力を狙える雷サブアタッカー
トップクラスに高い基礎攻撃力、突破ステの会心率と攻撃的なステータスを持つ。
常時展開可能な設置型元素スキルにより裏から火力支援を行い、要所では高倍率の元素爆発を使う。
「場に出る時間はなるべく短く、火力への貢献は高く」と言った、理想的なサブアタッカーの立ち回りを得意とする。
また雷元素の付着頻度が控えめなので元素反応を起こす側になりやすく、元素熟知が腐りにくい。雷で直接殴ってよし、元素反応で攻めてもよしの器用なキャラクター。
特徴
- 持続時間が長い設置型元素スキル
スキルはフィッシュルのオズと同じ様な雷元素の設置型で、自動で敵を攻撃する。
オズと違って敵の頭上から雷を落とすため、遮蔽物の影響を受けにくい。
特に遺跡サーペントや風蝕ウェネトといった地形に潜るタイプの敵に対して地面を貫通してダメージを与えられるのは他キャラで代替しにくい特筆すべき点。
3つまで設置可能であり、上限まで設置した際の火力はなかなか優秀。
また、持続時間14秒に対してCT4秒であるため、ほぼ常時展開する事が可能。
設置さえ忘れなければ、敵が倒れるまで永遠にダメージを与えられる。
- 雷元素反応のトリガー役
元素スキルは持続14秒であるため、長時間に渡って敵に雷元素を付着させる事ができる。
そのため各種反応の起点となることが可能。激化、感電、拡散、過負荷で戦いたい場合などは有力な選択肢となる。
(逆にダメージに繋げにくい反応である超電導が発生する氷属性とは現状相性があまり良くないという欠点にもなるのだが、これは雷キャラ全般の抱える問題である)
また、八重神子は熟知をスキル火力へ変換できるため、反応威力を高めながらスキル火力も強化できる。
注意点
- 元素爆発の回転率は低い
元素爆発の必要エネルギーは雷電将軍と並んで最高値の90族、爆発クールタイムも最長の22秒となっている(雷電将軍は例外的に70族と同じ)。
しかも、これだけエネルギーの重い爆発としては珍しく継続効果が一切なく、瞬間火力のみ。
倍率はなかなか高いとはいえ、このせいで元素爆発のみのDPSは限度がある。
- 防御力が非常に低い
Lv90の時点で防御力は569。全キャラクターの中でも最下位クラスの数値である。
したがって相当に打たれ弱い。敵に攻撃されると一瞬でHPを削られてしまうため、法器キャラ特有の射程を活かした距離で立ち回る必要がある。
運用
元素スキルはほぼ常時設置できるが、元素爆発のCTは非常に長い。
どちらもダメージが高く、装備や編成によって優先順位も変わりやすい。味方のバフの受け方も悩みどころ。
スキルの落雷は通常攻撃などのトリガー役が不要で、味方のスキル及び元素爆発中にも攻撃を継続できる特徴を持つ。なるべくスキル設置した状態を維持してパーティ全体の火力を伸ばしたい。
- アタッカー型
神子の火力面を伸ばし、元素スキル&元素爆発によるダメージを稼いでいく。
常時高い火力で攻撃し続ける上、雷元素の下地役も兼ねる事が出来るため、現状最も主流となっているビルド。
基本的な運用方法は「スキルを3つ設置し、別のメインアタッカーに交代、エネルギーが溜まり次第爆発を撃つ」というサブアタッカー運用。
神子の性能上、メインアタッカー運用でも十分な火力を発揮することは可能。
またスキルダメージは神子のステータスをリアルタイムで参照するため、バフの受け取り方、継続時間には気を配る必要がある。
なお激化で戦う場合は熟知もバランスよく上げる。
- 熟知特化型
元素熟知を大きく上げた上で、持続14秒のスキルにより継続的に雷元素を付着させ、雷元素反応のトリガーとなる型。
主に感電、過負荷、超開花で戦う場合に向いている。
神子は天賦により熟知をスキル火力へ変換できるため、そこそこの火力を維持できる点も優秀。
ただし元素熟知で強化されるのは元素スキルだけである点に注意。
なお、超開花は神子のスキルの仕様上裏から発動は狙いづらい。(スキルが草原核を狙わないため、通常攻撃で起爆する必要性が出てくる)
激化主体でパーティを組む場合は、スキルの元素付着頻度の都合上、上記のアタッカー型の方が神子自身の火力は上昇する。
天賦
通常攻撃・狐霊罪喰い式
元素量: 1U 特性:
通常攻撃は法器の中では段数の少ない3段攻撃。同じ3段のクレーや珊瑚宮心海と比べると倍率は2分の1~3分の2程度で、重撃倍率も低い部類。
特に通常攻撃は法器キャラのなかでも射程が短い反面、横に広い範囲攻撃となっている。
範囲攻撃としては優秀だが、耐久に難のある神子が複数の敵の前で振るのは危険が伴う。
なお装備している武器に関係なくモーションは御幣を振る。重撃と落下攻撃後にのみ長身法器キャラ共通の構えをとる。
装備している武器は重撃時に出現する。
- 通常 雷元素で出来た狐霊を射出して攻撃する。射出タイプの攻撃では珍しく、敵を貫通するため複数の敵にダメージを与えることができる。
- 重撃 「Z」型の経路上に複数の落雷を発生させる。重撃入力直後に向いていた方向へ攻撃を行うタイプで、スティックを他の方向へ倒しても途中で向きが変えられない。
連続攻撃のような見た目だが、同一の敵には基本1hitのみ。大型の敵に対してのみ2hitする場合がある。
モーションがかなり長いが、発動に必要な硬直は1秒ほどでそれ以降はダッシュしてもキャンセルされない。
重撃は魚とりに活用できる。水面に当てて水面感電を発生させることで魚を魚肉に出来る。
野干役呪・殺生櫻 (元素スキル)
「具現化せよ。」
元素粒子生成: 1個(1ヒット毎、2本以上設置するとそのうちの1本のみ粒子生成可能) 元素量: 1U 特性:
自動で付近の敵に雷を落として攻撃する殺生櫻を設置する。
殺生櫻は設置後、範囲内(ダッシュ2回分程度、約12.5m)の殺生櫻の周囲にいる敵(キャラではない)をランダムに自動で落雷攻撃を行う。
殺生櫻は3本まで設置可能で、スタック数も3である。
殺生櫻には階位が存在し、一定距離内に他の殺生櫻が存在すると階位が上昇して落雷の威力が増加する。
階位上昇が機能する距離にある殺生櫻どうしは薄い紫色の線でつながり、現在の階位に応じて殺生櫻のエフェクトが一部変化する。
初期の階位は壱であり、他の殺生櫻と接続して薄い紫の線が1本出ている殺生櫻は階位が弐になり、紫の線が2本出ている殺生櫻は参になる。
- 落雷の発生ペースは殺生櫻ごとに独立して約3秒弱間隔。3本設置すれば平均で秒間1回となる。
攻撃ごとに元素粒子が1個発生する仕様だが、2本以上設置した場合その内1本しか粒子を生成できない制限があるため粒子生成力は秒間0.33個となる - 移動キー入力で任意の方向に移動可能。無入力の場合は後方に移動。殺生櫻は移動後の位置に設置される。
ミラーメイデンの拘束技、ヒルチャールシャーマン風の吸引から脱出できる。モーションに無敵時間はなし。ちなみに表情も変わる。
なお注意点として、階位が上昇する殺生櫻どうしの間隔はあまり広くない(ダッシュ1回より少し長い程度)。
一方向へ移動しながら直線状に配置した場合、両端の殺生櫻の距離が離れすぎてしまい、場合によっては階位が2-3-2となることに注意。- 移動時に角度を付けて△の形状に配置すると、安定して全ての階位を3にすることができる。
また、前→後→後など往復移動を1回混ぜれば、直線配置でも全ての階位を3にできる。
ただし前→後→前、後→前→後のような配置パターンでは、1本目と3本目が同じ場所に配置され片方が消えてしまうことがある点に注意。
- 移動時に角度を付けて△の形状に配置すると、安定して全ての階位を3にすることができる。
- 敵がいない場合は、攻撃範囲内の木箱や動植物などヒット判定のあるオブジェクトを攻撃する。
- 殺生櫻に重量判定は無い。
- 単体攻撃だが、弓の通常攻撃と同様、敵が重なっている場合は複数体にヒットすることがある。
- 低空の敵(幻形トビ・水など)には攻撃が届くが、高空の敵(遺跡ハンターなど)には攻撃が届かない。
- 透明化したデットエージェント・炎にも命中する。
- マルチで神子を複数同時に登場させても、場に存在できる殺生櫻は3本のみでそれ以上は増えない。
- ダメージ量は殺生櫻の設置時ではなく、現在の神子のパラメータを参照する。
時限バフは終了後は無効になるほか、出場キャラにのみ有効なバフは他キャラに交代させると消失する。
したがって、ベネットの元素爆発エリア内でスキルを発動して即座に引っ込めるといったいわゆるスナップショット運用はできない。
逆に言えば、スキル設置後に発動したバフも有効になるため、バフの後付けが可能ということでもある。
この点が同様の雷設置型スキル持ちのフィッシュルと大きく異なる。
階位に応じた殺生櫻のエフェクトの変化
階位が増えるとリングの数が増える。
参では、雷発射時に櫻の花が現れる。
肆になると殺生櫻の周囲に花弁が舞うようになる。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
壱 | 弐 | 参 | 肆 |
大密法・天狐顕現 (元素爆発)
「雷光、いと美しきかな。」
元素量: 1U 特性:
高倍率だがややピーキーな単発型の元素爆発。元素スキルと合わせて、八重神子の主たるダメージソースとなる。
雷霆を一発落とした後、一定範囲内に展開されている殺生櫻を破壊し、最大3発まで天狐雷霆による追撃を行う。
初撃の雷霆よりも天狐雷霆の方が倍率が高いため、天狐雷霆でダメージを稼ぐ設計と言える。
天賦「神籬之御蔭」により、破壊した分の殺生櫻は爆発後即座にストックされるため、発動する前は雑にでも殺生櫻を3株設置するのが吉。
天賦レベル1の状態でも総倍率が1000%を超える優秀な瞬間火力を誇るが、立ち回りは考えておきたい。
- 必要エネルギーは全キャラで最も重い90であり、CTの22秒も全キャラで最も長い。
加えて単発型であるため、長いCTの影響をもろに受ける。(演出時もタイマーが進むため、タイマーは20秒付近から始まる。)
このため全元素爆発の中で最も連射が効きにくく、元素爆発特化型として運用するとDPSに天井が生まれやすい。
- 追撃の天狐雷霆追撃は、殺生櫻の設置位置とは関係なく、初撃の雷霆と同じ位置に発生する。
追尾性能がないため、過負荷での吹き飛ばしや動きの速い敵には注意を払う必要がある。
- 殺生櫻の破壊可能範囲は非常に広い。半径にしておおよそステップ7回程度。
余程離れていない限りほぼ確実に破壊できるが、反面離れすぎると破壊し損ねて追撃が発生しないので注意。
- 元素付着のクールタイム(ICD)が0秒である。そのため、連続して最大4回雷元素付着が発生する。
元素反応に関しても(相手に十分な元素が蓄えられていれば)最大4回まで反応が発生する。1Uの4連反応が発生するため、シールド削り性能はなかなか高めの部類。
また草元素と組み合わせた超激化反応とも相性が良く、4回連続で発動するためダメージを底上げしやすい。- 一方で過負荷・超電導反応に関しては、ダメージ発生に0.5秒のCTがあるため、これらは反応こそ4回起きるが、ダメージ発生は3発程度に留まる。
神籬之御蔭 (パッシブ1)
爆発時、破壊したスキル設置物1つにつき、スキル1回分のCTをリセットする。
スキルを3回発動して爆発すれば、即座にまた3回スキルを発動できる。
「スキル3回→爆発→スキル3回」という基本ムーヴを支える天賦。
啓蟄之祝詞 (パッシブ2)
元素熟知を参照する元素スキル限定のダメージバフ。
大地を流浪する楽団の2セット効果(+80)だけでも+12%と効果量はなかなか。
反応の威力を高めつつ、自身のスキル威力も高められる優秀な天賦。感電・過負荷・超開花・超激化などの反応パーティにどうぞ。
ただし反応抜きに神子自身の火力を伸ばしたいのであれば、素直に攻撃%などの聖遺物を採用しつつ、スクロース、アルベドなどサポートキャラから熟知を受け取った方が最終的な火力は高くなる。
※元素熟知の元素スキルダメージ貢献
ダメバフ=元素スキルバフ+雷バフ
元素熟知の元素スキルダメージ変換率=(ダメバフ+元素熟知×0.15+100%)÷(ダメバフ+100%)
例:神楽+聖遺物でダメバフが94.6%ある場合、熟知50→ダメバフ7.5%→ダメージ約3.85%↑
下の表と違い、実際はそのまま"ダメージが7.5%増"では全く無いことに注意。
元素熟知 | 殺生櫻ダメージバフ |
---|---|
50 | 7.5% |
100 | 15% |
150 | 22.5% |
187 | 28.05% |
200 | 30% |
250 | 37.5% |
300 | 45% |
野狐説禅 (パッシブ3)
天賦本を合成した際、25%の確率で同地域・別種類の天賦本を追加で入手する。
入手できる天賦本は素材とした物と同ランク。例として「青本・天光」を合成した場合、下位の「緑本・浮世or風雅」が手に入る。
25%で同種類の天賦本を還元できる行秋と比べて、1種類の本を稼ぐ事はできないが、複数の種類の本が必要、あるいは使わない本が余りまくっている場合に、合成してある程度を稼ぐことは可能。
命ノ星座
凸による恩恵が非常に大きいキャラクター。
第2重・第6重が元素スキルの強化で、元素スキルの天賦Lvが上がる第3重も含めて半分はスキルの強化になっている。凸するほどに着実にスキルが強化されていく。
第1重は爆発エネルギーのリチャージ、第4重は全攻撃の強化と味方へのサポートにもなる。
最終的なスキルダメージは装備にも依るが、完凸時は無凸時から約2.3倍ほどのダメージとなる。
- 第1重・野狐供真編
爆発で破壊した殺生櫻の数に応じて元素エネルギーを回収出来るようになる。
回収量は最大24。元素爆発のコストが実質66まで低下するため、目に見えて爆発が撃ちやすくなる。
ただしクールタイムは22秒のまま据え置きである点に注意。
- 第2重・望月之吼噦
神子の主力である元素スキルの威力と攻撃範囲が上昇する。非常に強力な効果。
威力面では、階位の移り変わりが「壱→弐→参」から「弐→参→肆」になり、装備にもよるが約1.25倍程度ダメージが向上する。
また、範囲はステップ2回分程→ステップ4回分程(約20m)まで拡大し、余程敵が動き回る訳でもない限り撃ち漏らすことが無くなる。
- 第4重・緋櫻誘雷章
元素スキルによる攻撃が命中すると、チーム全員の雷元素ダメージ+20%。
2重・6重に比べると神子自身への恩恵は相対的に薄いが、他の雷元素キャラと一緒に編成する時に如実に火力が上昇する。
- 第6重・大殺生呪禁
スキルによる攻撃が敵防御力の60%を無視して計算されるようになる。
雷電将軍の2凸と効果量含め同一のもので、同レベルの敵相手で4割超増なのも同じ。詳しくはそちらの解説を参照。
殲滅力が大幅に上がり、サブアタッカーとしては別格のDPSを発揮する。
ビルド
武器
神子はその火力に占める元素スキルの割合が非常に大きいため*2、元素スキルを中心に火力を伸ばせる武器を選ぶとよい。
その際、神子の元素スキルは攻撃命中時点のステータスをリアルタイム参照(スナップショット不可)する仕様であることに注意する必要がある。
元素熟知も直接火力に変換できる固有天賦があるため会心系の武器だけでなく元素熟知がOPの武器の採用も視野に入る。
以下の解説における各武器の火力は、流浪楽章のバフCDを基準に30秒に1回元素爆発を撃つ想定で、30秒間の期待値で比較した。*3
神楽の真意(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:元素スキルを発動すると元素スキルダメージアップ(3層まで)、3層の時全元素ダメージアップ]
神子と同時に実装、ピックアップされた武器。
★5のステータスに加え、ボーナスが会心ダメ66.2%と優秀。自前で会心率を稼げる神子との相性は抜群。
武器スキルの効果も噛み合っており、コンスタントに3重ボーナスを発動させて火力を高めることができる。
普通にスキルを使っていれば常時最大倍率を維持できるため、武器効果のクールタイムなど煩わしい事を考えず自由に立ち回れる点も魅力。
★5の限定武器であるため入手難度は高めだが、総合的な性能は全武器中で右に出る者はない。
ダメージバフを盛りやすく攻撃力が足りなくなるケースがあるため攻撃力とのバランスに注意。
千夜に浮かぶ夢(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:542 サブOP:元素熟知265 / 効果:チーム内他キャラクターと自身の元素タイプに応じて元素熟知または元素ダメージアップ、チーム内他キャラクターの元素熟知アップ]
265という最高峰の熟知ステータスに加え、熟知強化、ダメージバフ、熟知配布が出来る。激化で戦うなら好相性の武器。
基礎攻撃力が低めだが、激化を起こせれば高めた元素熟知でカバーすることができる。
神子の固有天賦の効果によりダメージバフもかなり盛れるため、あとは会心ステータスを補っていきたい。
天空の巻(★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:攻撃力33.1% / 効果:元素ダメージアップ、通常攻撃命中時に50%の確率で高天流雲の好意を獲得し15秒間連携攻撃]
★5の恒常法器。基礎攻撃力が高く無条件でダメージバフを得られるため、神子とはそこそこ相性がいい。
ただし、元素ダメージバフの量が+12%と控えめであるため特段火力が高い訳ではなく、「四方浮遊する霊雲」による追撃込みで完凸の流浪楽章と同程度の火力にとどまる。
通常攻撃で発動する「四方浮遊する霊雲」は神子が控えに回っても持続する。ただし、神子は元素爆発・元素スキルを主体として立ち回るキャラであるため若干発動が難しい。
流浪楽章のように武器スキルのクールタイムを気にする必要がなく、運用が楽でダメージのムラもないため、持っているならおすすめ。
四風原典(★5/祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心率33.1% / 効果:移動速度アップ、キャラクター出場中は4秒毎に元素ダメージアップ(4重まで)]
★5のステータスに加え、会心率とダメージバフを大量に稼ぐ事が出来る。
無凸時で雷ダメージバフを最大で32%稼ぐ事が出来る他、移動速度もアップする。
スキルのみならず、通常と爆発も大きく強化される。
ただし装備効果の都合上、通常使用の立ち回りの範囲では4重はまず期待出来ない。
そのためマルチや単騎で神子を使う場合に限り非常に有力な選択肢となる。
長身女性キャラである神子にとって移動速度+10%は地味ながら大きい。
もともとスキルの発動をダッシュでキャンセル出来るため、より八重神子のイメージからかけ離れた高速機動が可能。
流浪楽章(★4/祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心ダメージ55.1% / 効果:キャラクター登場時、ランダムな強化を一つ獲得(攻撃力アップ/全元素ダメージアップ/元素熟知アップ)]
おなじみ★4武器。高い会心ダメージが神子自身の会心率と噛み合っている。
武器効果によるバフはキャラを交代しても維持され、効果に関してもどれも優秀。
攻撃力・全元素ダメージバフ・元素熟知のどれを引いても火力を大きく伸ばすことができ、特に激化なら腐らない。
欠点はバフに20秒の長いクールタイムが存在すること、またマルチに適正が無い点など。
それでもバフや会心のサブOPは強力で精錬5なら総合的にも天空の巻に匹敵する。
とりあえず星4以下で迷ったら持たせていいだろう。
匣中日月(★4/紀行) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心率27.6% / 効果:通常攻撃命中後に元素スキルと元素爆発のダメージアップ、元素スキルまたは元素爆発が命中後に通常攻撃のダメージアップ]
通常攻撃で元素スキル・爆発が強化されるが、このバフの効果時間は6秒と短く、控えに回るとすぐに効果が切れてしまうため、サブアタッカー運用とはあまり噛み合っていない。
神子をメインアタッカーとして運用し、バフを常時維持できる場合は、流浪楽章よりもこちらのほうが火力が高くなるためおすすめ。
万国諸海の図譜(★4/鍛造) [基礎攻撃力:565 サブOP:元素熟知110 / 効果:元素反応を起こした後元素ダメージアップ]
神子は元素熟知をスキルのダメージバフに変換することができるため、元素反応を使用する場合とそうでない場合の両方で武器効果を活かすことができる。
元素ダメージアップ効果を得るためには、八重神子が出場中に元素反応を起こす必要がある。元素反応を2回起こしてから裏に引っ込ませよう。
鍛造武器の中では最も適しているだろう。
誓いの明瞳(★4/イベント) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:元素スキルを発動すると元素チャージ効率アップ]
神子初ピックアップ時のイベント武器。効果がどれもシンプルでだれが持ってもそこそこ強い性能。
最大まで精錬した際に盛れるチャージ効率は全法器の中で最も高い。
彷徨える星(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素熟知165 / 効果:元素熟知をもとに装備キャラクターの攻撃力アップ、アップした攻撃力の30%分チーム内他キャラクターの攻撃力アップ]
サポート運用する場合に向いている武器。
元素熟知を見て自身の攻撃力を上げる効果が本人の天賦に噛み合う他、本人が待機中も武器効果が続くため、スキルを出したあとですぐ引っ込めても強化された状態で殺生櫻を残すことができる。
聖遺物
基本的には会心と攻撃に重点を置くアタッカー構成でよく、反応ダメージとスキルダメージを伸ばせる元素熟知も出来ればサブで稼いでおきたいところ。
特に超激化をダメージソースとする場合は熟知の価値が高くなり、熟知時計にすると火力を伸ばしやすくなる。ただし外部からの熟知バフを期待できるなら攻撃時計にしたほうが火力を望めることも。
また、高精錬の神楽や黄金により高いダメージバフがあれば杯を熟知や攻撃にしてもスキルダメージが落ちづらい。サブが良ければ十分に選択肢に上がる。
八重神子は運用や育成度、装備によって求めるステータスが大きく変わりやすいキャラであるため、型にはまらず、ステータスのバランスや実際のダメージを見つつ柔軟な構成を目指そう。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 攻撃力% 元素熟知 | 雷元素ダメージ 攻撃力% 元素熟知 | 会心率 会心ダメージ 元素熟知 |
サブ効果 | 会心系>攻撃力%=元素熟知≧元素チャージ効率>その他 |
黄金の劇団4 (元素スキルのダメージ+20% / 元素スキルのダメージ+25%。また、装備者が待機中の時、元素スキルのダメージがさらに+25%。この効果は装備キャラクターが登場してから2秒後に解除される。)
オフフィールド時にスキルバフ+70%と破格の値を持つスキル特化の聖遺物。
2秒以上フィールドに留まると効果が落ちてしまうが、殺生櫻を設置してすぐ控えに戻る八重神子は効果の維持が容易。
激化時でもスキルダメージは金メッキに比肩し、スキル重視の運用では随一の相性と言える。
当然ながら爆発火力には貢献しない。
持たせる武器や厳選度合いにもよるが、金メッキ4セットと比較しておおむね、元素スキルの激化無しは1割程度増、激化有りは誤差。
元素爆発は追撃がすべて激化して命中したとすると1割程度減。完凸の場合しめ剣と比較して10%程度増となると思われる。(参考1, 参考2)
金メッキの夢4 (熟知+80 / 元素反応発生時、PT構成に応じて攻撃力 or 元素熟知が強化)
高い熟知バフが特徴の聖遺物で、固有天賦によって熟知をスキルバフに変換できる八重神子にとってはより高価値。
激化を用いる場合はスキルダメージを大きく伸ばせ、爆発も下記の2セットキメラに劣らない水準を叩き出せる。
超開花ダメージでも貢献でき、草を混ぜた編成であれば迷わず金メッキ4を選んで良い。
反面、無反応時のダメージは大きく下がり、八重神子が反応を起こさなければ発動しないため特に雷単色編成では4セットがほぼ無意味となる。
雷のような怒り2 (雷元素ダメージ+15%)
剣闘士のフィナーレ2など (攻撃力+18%)
大地を流浪する楽団2
金メッキの夢
楽園の絶花2 (元素熟知+80)
黄金の劇団2 (元素スキルダメージ+20%)
旧貴族のしつけ2 (元素爆発ダメージ+20%)
2セットキメラ候補たち。
上記の金メッキ4や黄金4に比べると爆発ダメージにおけるアドバンテージがあり、妥協というよりは汎用的な構成。
雷怒2を軸とし、反応重視かそうでないかで熟知系と攻撃系のどちらを選ぶか決めると良い。
黄金2、旧貴族2は数値が高いがスキルか爆発のどちらかしか強化できず、基本的に優先度は低め。
絶縁の旗印4 (元素チャージ効率+20% / 元素チャージ効率の25%を基準に、元素爆発のダメージがアップする。この方式でアップできるダメージは最大75%まで)
瞬間火力に優れる元素爆発を重視する場合の選択肢。
優秀な元素スキルと比べても短時間のバフでダメージを伸ばしやすく、複数の敵を巻き込める状況であれば更にダメージが期待できる。
重さを許容できるほどのエネルギー供給手段を用意できる場合はこちらもおすすめ。
千岩牢固4 (HP+20% / 元素スキルが敵に命中すると、周囲のチーム全員の攻撃力+20%、シールド強化+30%、持続時間3秒)
サポート性能を求める場合。八重神子本人の火力が高いため決して好相性とは言い難いが、広範囲に索敵できるため効果を発動しやすい。
他キャラクターとの相性
サブアタッカーの神子よりも、採用するメインアタッカーとの相性でサブ編成を考えたほうがダメージが伸びやすい。
神子自身の性能は独特であるが、基本的にほとんどのキャラクターと相性は良い。
八重を効率的に強く使うには、火力枠では万葉かスクロース、爆発の回転枠では雷電将軍やフィッシュルが最大候補となる。
超伝導を上手く活用出来ない氷キャラ以外は誰とでも組めると考えて良い。
そのため神子の凸数や星5武器が揃わない場合はメインアタッカー以外との相性は気にしなくても良いだろう。
神子の殺生櫻(元素スキル)をPTの主軸にする場合は「場に出ているキャラを強化する」効果と相性が悪いため、
相性の良い「敵へのデバフ」や「味方全体を強化する」を考えて組み込みたい。
他キャラクターとの相性
▌炎元素
炎共鳴の攻撃力+25%は強力だが、過負荷は攻撃力の影響を受けないため微妙に噛み合いが悪い。
宵宮 /
クレー /
煙緋
メインアタッカー。
耐久力に難のある炎元素遠距離アタッカー達。
過負荷でノックバックさせられるようになるため、敵との間合い管理に便利。
胡桃
メインアタッカー。
胡桃は過負荷と合わせて全ての盾持ちに対応出来るようになる。
過負荷で小型の敵が吹っ飛んでいくが、胡桃の火力であれば神子のダメージと合わせて即死することも多い。
スタミナを節約したい胡桃にとって、広範囲攻撃は便利でパーティ単位の殲滅力が上がる。
ディルック
メインアタッカー。
神子が千岩4セットを所持している場合、表に出ながら攻撃力バフを受け取る事が可能。
元素爆発で神子の効果範囲外に飛ばしてしまわないように注意。この点は神子の2凸で大きく改善される。
ベネット
ヒーラー/バッファー。
攻撃力バフは控えに回ると約1秒後に消えてしまうためスキルとの相性は良くないが、高威力な元素爆発の強化に役立つ。
▌水元素
感電反応が強力で、風元素キャラと組ませた時により真価を発揮する。
神里綾人
メインアタッカー。
スキルで瞬間的に高威力の水元素範囲ダメージを与えられる。
元素爆発は広範囲に長時間水元素ダメージを与えられるため感電にも役立つ。
綾人のスキルクールタイムは殺生櫻と同じ12秒なのでスキルが回しやすい。
珊瑚宮心海
ヒーラー/サブアタッカー。
回復により打たれ弱い神子を支援しつつ、感電反応と元素爆発でダメージを稼いでいく。
神子、心海ともに持続の長い優秀な設置型スキルを有しており、互いの設置スキルを置くだけで勝手に敵が感電してくれる点も優秀。
心海に千岩4セットを装備させた場合、リアルタイム参照のためバフしにくい殺生櫻のバフも容易に行える。
行秋
裏から通常攻撃と連動して攻撃してくれるサブアタッカー。
夜蘭と違い、神子が千岩4セットを所持している場合、互いに裏で攻撃力バフを受け取る事が可能。
行秋が旧貴族4セットを所持している場合も同様に攻撃力バフを受け取る事が出来る。
夜蘭
裏から通常攻撃と連動して攻撃してくれるサブアタッカー。
夜蘭自身のバフは表でないと効果がないため注意が必要。
ダメージを与えた時点で夜蘭の元素爆発の効果時間が切れているとダメージバフが乗らないため、
神子の元素爆発にバフを乗せるのであれば終了時間より数秒前に撃つ必要があり、無駄が出やすい。
終焉を嘆く詩を装備することで、裏から神子の火力を大幅に上昇出来るのが最大の魅力。
モナ
サブアタッカー。
スキルでデコイ+持続的に水元素範囲ダメージ、元素爆発で水元素範囲ダメージ+デバフを与えられる。
心海ほどではないが容易に感電反応を起こせるのはうれしい点。
モナのスキルクールタイムは殺生櫻と同じ12秒なのでスキルが回しやすい。
▌氷元素
雷反応で凍結を邪魔してしまうため氷元素主体のキャラクターとは相性が悪い。
エウルア
メインアタッカー。
メインアタッカーのエウルアを場に出したまま超電導を起こせるため非常に相性が良い。
またエウルアと相性の良い松韻の響く頃や、狼の末路は味方全体に攻撃力バフがかかるため、殺生櫻の火力も上昇する。
▌雷元素
雷元素共鳴により爆発を回しやすくなる他、神子と同様のバフを受ける事が出来る。
九条裟羅(2凸以上推奨)
バッファー。
6凸で雷元素キャラの会心ダメージ+60%という破格のバフを得られる。
6秒と短い時間だが、ベネットなどと違い効果時間中は待機していてもバフの効果が消えない。
神子をメインアタッカーとして使用する場合はスクロースと並んで最優先と言える選択肢となりうる。
雷電将軍
メインアタッカー。
雷電将軍の元素爆発、雷元素共鳴により、消費90と重い元素爆発をサポートすることが可能。
また神子で元素爆発を使えば、雷電将軍に「層」が振り込まれるという点でも相性は良い。
将軍の爆発が使えない時は、殺生櫻を張り直したり、あるいは他サポーターでバフ等を行うと良い。
フィッシュル
サブアタッカー。
神子と性能が近い設置スキルを持ち、神子へのバフ/デバフ補助をそのまま受けるとこが出来る。
優秀な粒子生成に加え、神子と合わせた強力な雷付着力が他元素サポーターとの相性を更に向上させてくれる。
▌風元素
翠緑4セットによるデバフや、拡散による広範囲への雷元素の付着が優秀。
スクロース
バッファー/デバッファー。
翠緑4によるデバフに加え、元素スキル&元素爆発により裏にいる神子に元素熟知バフを配布することができる。
神子は元素熟知の15%を元素スキルダメージに変換できるため熟知バフと相性が良い。
バフの効果量は自身の元素熟知に比例するため、限界まで熟知を稼いでおきたい。
バフ/デバフ役としても優秀だが、拡散パーティのアタッカーとしても起用できる点も優秀。
魈
アタッカー/デバッファー。
元素爆発による強力な殲滅力を誇るキャラクター。
神子に千岩4セットを所持することで火力サポートが出来る他、
魈自身に翠緑4セットを所持する事で魈が拡散によるデバフを広範囲に撒き散らす事が出来る。
翠緑4セット効果は魈自身にほぼ恩恵は無いが2セット効果が有用なため、火力はそこまで低下しない。
それ以上に神子に多大な恩恵を与える事が出来るため、翠緑4セットを他に入れない場合のDPSは魈が攻撃力を盛るよりも上がる。
楓原万葉
バッファー/デバッファー。
翠緑4のデバフ、強力な元素ダメージバフ、拡散反応と優秀な点が揃っている。
基本的に、八重を強く使いたいなら万葉と組むことになる。
熟知で厳選されていれば概ね八重の火力を1.5倍程度(翠緑デバフ込み)にすることができ、無凸でも万葉無しの3凸に匹敵する火力にまで跳ね上げれる。
また、八重のスキルは僅かながら範囲攻撃なため敵が多いときなどは集敵で2,3体に同時ヒットできることもある。
元素爆発を複数ヒットさせるのにも役立つ。
2凸すれば爆発で元素熟知200を8秒間配れるが、八重が表に出ているときのみ。
ウェンティ
集敵/デバッファー。
元素爆発による強力な集敵、翠緑4によるデバフが可能。
神子のスキルの範囲が狭いため、複数体にはややヒットしにくいが、2,3体ならそこそこヒットできる。
ただし元素爆発は集めた敵に安定して当たるため凄まじい殲滅力を発揮する。
終焉を嘆く詩を所持することで神子の火力を全面的にサポートすることも出来る。
▌岩元素
結晶反応が起こり、神子の耐久面を強化出来る。
アルベド
サブアタッカー/バッファー。
同じ設置型元素スキル持ちであり、ダメージを与えると追加でダメージを与える性質上自動で攻撃を行ってくれる神子とはそれなりに相性が良い。
また固有天賦により元素爆発を放つと味方に元素熟知を配ることができ、殺生櫻のダメージを強化できる。
元素スキルのダメージを考えて防御をあげる構成の場合2凸しないとダメージが伸びず腐りがちな元素爆発を十分生かすことができる。
必要エネルギー量も40と少ないため、使用可能になったら元素スキルの再設置も合わせてガンガン撃っていこう。
▌草元素
超激化、超開花反応が狙える。特に激化は熟知に依存する天賦を持つ神子とは非常に好相性。
ナヒーダ
草付着サポーター/サブアタッカー。
草元素反応全てと相性の良い星5草サポーター兼サブアタッカー。
主な付着手段が元素スキルであることが特徴。このため、元素エネルギー周りをあまり気にしなくて良い。
元素スキルは敵に印をつけるタイプ。このため設置型タイプの弱点であった範囲外に逃げられて付着が出来なくなることがない。
また遠距離から複数敵に印をつけられるため、同じく遠距離から雷元素を付着できる神子とは好相性。
元素爆発は超広範囲のバフエリアを創り出す。バフの内容はほぼナヒーダのスキルの性能強化であるが、エリア内にいる出場キャラの元素熟知が上がる効果もある。
ナヒーダを2凸させると激化状態の敵の防御力が30%下がるため、チーム全員に恩恵もある。
コレイ
草付着サポーター。
激化反応によるダメージ上昇が見込める。
コレイ自身の付着頻度の高さから、ほぼ常時原激化状態を維持出来る。
ただしスキル、爆発ともに攻撃範囲自体は狭いため注意が必要。
終焉を嘆く詩が装備出来るのが大きな魅力の一つとなる。
ヒット数に恵まれるため終焉を嘆く詩のみならず、西風や祭礼といった武器の発動も比較的狙いやすくパーティに投入しやすい。
綺良々
バッファー/サポーター。
スキルCTが短く耐久値の高いシールドを張れるサポーター。
聖顕の鍵と教官4によって控えにいる八重神子に対しても大量の熟知バフが行え、完凸効果を含めチーム全体へのバフに秀でている。
耐久面やメインアタッカーのサポートをしつつ、八重神子のダメージバフと激化ダメージも大幅に伸ばすことができ好相性。
ただし綺良々自身はハードルの高い完凸以外バフを持たず、バフに関しては装備への依存度がかなり高い。
半端な状態だと支援性能がどっちつかずになりかねないので採用する際は手持ちや運用方法と相談。
他キャラクターが殺生櫻を強化できる武器
【片手剣】
蒼古なる自由への誓い
(風と共に流れる「千年の大楽章」の一部。与えるダメージ+10%。元素反応を起こすと、奮起の欠片を1枚獲得する。この効果は0.5秒毎に1回のみ発動でき、待機中のキャラクターも発動できる。奮起の欠片を2枚集めると、全ての奮起の欠片を消費し、周囲のチーム全員に12秒間継続する「千年の大楽章・抗争の歌」効果を付与する:通常、重撃、落下攻撃のダメージ+16%、攻撃力+20%。発動後の20秒間、奮起の欠片を再度取得することはできない。「千年の大楽章」のもたらす各効果中、同種類の効果の重ね掛け不可。)
聖顕の鍵
(HP上限+20%。元素スキルが敵に命中すると、継続時間20秒の「壮大な詩篇」効果が発動する。「壮大な詩篇」:装備したキャラクターHP上限の0.12%を基準に元素熟知がアップする、この効果は0.3秒ごとに1回のみ発動でき、最大3層まで重ね掛け可能。3層まで重ねた時、または3層の継続時間が更新された時、装備したキャラクターHP上限の0.2%を基準に、周囲にいるチームの元素熟知がアップする、継続時間20秒。)
【両手剣】
狼の末路
(攻撃力+20%。HPが30%以下の敵に命中すると、チーム全員の攻撃力+40%、継続時間12秒。30秒に1回のみ発動可能。)
松韻の響く頃
(風と共に流れる「千年の大楽章」の一部。攻撃力+16%。通常攻撃または重撃が敵に命中すると、囁きの欠片を1枚獲得する。この効果は0.3秒毎に1回のみ発動できる。囁きの欠片を4枚集めると、全ての囁きの欠片を消費し、周囲チーム全員に12秒間継続する「千年の大楽章・旗掲げの歌」効果を付与する:通常攻撃速度+12%、攻撃力+20%。発動後の20秒間、囁きの欠片を再度取得することはできない。「千年の大楽章」のもたらす各効果中、同種類の効果の重ね掛け不可。)
【法器】
白辰の輪
(この武器を装備したキャラクターが雷元素に関連する反応を起こした時、周囲チーム内にてその反応に関わった元素タイプのキャラクターは強化効果を獲得する。強化効果:該当元素タイプの元素ダメージ+10%、継続時間6秒、この方式で獲得する元素ダメージアップ効果は重ね掛けできない。)
龍殺しの英傑譚
(キャラを切り替えると、次に登場するキャラの攻撃力+24%、継続時間10秒。20秒に1回のみ発動可能。)
【弓】
終焉を嘆く詩
(風と共に流れる「千年の大楽章」の一部。元素熟知+60。元素スキルまたは元素爆発が敵に命中すると、追憶の欠片を一枚獲得する。この効果は0.2秒毎に一回のみ発動でき、待機中のキャラクターも発動できる。追憶の欠片を4枚集めると、全ての追憶の欠片を消費し、周囲のチーム全員に12秒継続する「千年の大楽章・別れの歌」効果を付与する:元素熟知+100、攻撃力+20%。発動後の20秒間、追憶の欠片を再度獲得することはできない。「千年の大楽章」のもたらす各効果中、同種類の効果は重ね掛け不可。)
他キャラクターが殺生櫻を強化できる聖遺物
翠緑の影
4セット効果 (拡散反応によるダメージ+60%。拡散された元素タイプを基準に、影響を受けた敵の元素耐性-40%、継続時間10秒。)
旧貴族のしつけ
4セット効果 (元素爆発を発動すると、チーム全員の攻撃力+20%、継続時間12秒、重ねがけ不可。)
悠久の磐岩
4セット効果 (結晶反応で形成された欠片を獲得すると、チーム全員の該当元素ダメージ+35%、継続時間10秒。元素ダメージアップは同時に1種類のみ獲得可能。)
千岩牢固
4セット効果 (元素スキルが敵に命中すると、周囲のチーム全員の攻撃力+20%、シールド強化+30%、持続時間3秒。この効果は0.5秒毎に1回のみ発動可能。この聖遺物セットを装備したキャラクターが待機している場合にも効果を発動できる。)
編成例
編成
【メインアアタッカー運用】
八重神子メインアタッカー編成(神子・フィッシュル・ナヒーダ・鍾離)
キャラ | ![]() 八重神子 | ![]() フィッシュル | ![]() ナヒーダ | ![]() 鍾離 |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー | サブアタッカー 元素チャージ支援 | サブアタッカー 草下地役 | バフ&デバフ シールド |
おすすめ装備 | アタッカー装備 | 若水や終焉など 劇団4セット | アタッカー装備 深林4セット | サポーター装備 悠久4セット |
- 神子をメインアタッカーとする編成。
超激化と草激化はキャラごとで共存することを利用し、神子フィッシュルナヒーダでDPSを出していく。
またフィッシュルの仕様上、神子が表に出た上で激化を起こす事でDPSは更に上昇する。- サイクルとしては神子(スキル×3)→鍾離(スキル+結晶を拾う)→フィッシュル(スキル)→ナヒーダ(スキル+爆発)→神子(爆発+スキル×3+通常×n)→鍾離(スキル+結晶を拾う)→フィッシュル(爆発)…
神子とナヒーダのスキルで遠距離から激化反応をさせ、神子の通常攻撃をトリガーにフィッシュルでさらに激化反応を起こし神子の元素チャージサポートも行っていく。
鍾離には悠久4セットを持たせ雷結晶を拾うことによりダメバフ+35%のサポートを行うことが可能。
注意点として神子で通常攻撃などを行ってから結晶を作るなどの工夫は必要。 - 神子やナヒーダはスキルの切れ間がないかつ自動攻撃であることを生かし、鍾離で結晶を拾うなどの面倒なサイクルに余裕があることも好ポイント。
鍾離の枠にはノエルや、PSに自信がある方はスクロースや万葉にすることも可能。
(雷2枠にすることによって多少拡散はしやすくなるが、ナヒーダの草付着が強いため前述した神子で通常を多少振るなど下準備はしたほうが良い)
ヨォーヨにすれば草元素共鳴を発動して元素熟知を強化できる。
フィッシュルの枠は雷電など各種雷元素キャラでも問題はない。手持ちや使い勝手、敵の編成によって変えていくのが良いだろう。
- サイクルとしては神子(スキル×3)→鍾離(スキル+結晶を拾う)→フィッシュル(スキル)→ナヒーダ(スキル+爆発)→神子(爆発+スキル×3+通常×n)→鍾離(スキル+結晶を拾う)→フィッシュル(爆発)…
八重神子ハイパーキャリー(神子・裟羅・コレイ・万葉)
キャラ | ![]() 八重神子 | ![]() 九条裟羅 | ![]() コレイ | ![]() スクロース |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー | サブアタッカー 攻撃力バフ | サブアタッカー 草下地役 | バフ&翠緑デバフ 集敵 |
おすすめ装備 | アタッカー装備 | 終焉を嘆く詩など 旧貴族4セット | サポーター装備 教官4セット | サポーター装備 翠緑4セット |
- 神子をメインアタッカーとする編成。
神子自身の火力を豊富なバフ手段と超激化によってひたすらに強化する。
- 例によって神子、裟羅の凸数が非常に重要で、パーティを組むのであれば裟羅の完凸はほぼ必須と言っても良い。
神子が完凸している場合はスキル一発のダメージで10万前後のダメージも狙える。
そのため、最終的な理論値自体は上記雷単色に匹敵するか上回るほどに高い。 - 超激化の仕様上、神子が表に出た上で通常や重撃を交える事でDPSは更に上昇する。
- 2凸万葉を所持している場合はスクロース以上の適任となる。爆発フィールドの上で神子を表に出すことを意識しよう。
- サイクルとしては裟羅(スキル)→神子(スキル×3)→コレイ(スキル)→風キャラ(スキル)→裟羅(スキル)→神子(通常×n+スキル×3)→…と、それぞれのキャラがスキルのみでループ出来るのが最大の特徴。
それぞれのキャラクターの爆発も非常に強力なため、溜まり次第撃っていきたい。 - 短期決戦を狙うのであればコレイをベネットに変えると良いが、ベネットが強く爆発に依存するためループは非常に厳しい。
- 例によって神子、裟羅の凸数が非常に重要で、パーティを組むのであれば裟羅の完凸はほぼ必須と言っても良い。
【サブアタッカー運用】
草激化編成/双狐双神(ティナリ・神子・ナヒーダ・鍾離)
キャラ | ![]() ティナリ | ![]() 八重神子 | ![]() ナヒーダ | ![]() 鍾離 |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー | サブアタッカー 雷付着 | サブアタッカー 草付着 熟知バフ | シールド 全耐性デバフ |
おすすめ装備 | アタッカー装備 | アタッカー装備 | サポーター装備 深林4セット | サポーター装備 千岩4セット |
- ver3.0での草元素の実装以降、急速に普及した草激化ダメージを主体とする編成。
ver4.0現在、深境螺旋において神子の使用率が最も高い編成。
激化のための雷要員として、設置型かつ高火力なうえ複数に雷を撒ける八重神子は相性が良い。
なお神子を草激化サブアタッカーに採用する場合、水キャラを投入して超開花と激化のハイブリッドとするよりは激化に専念した方が良い。(神子のスキルが草原核を狙わないため)
- 神子の武器は神楽、流浪楽章に加えて千夜も候補。なければ天空、星、万国諸海あたり。
- 神子の聖遺物としては金メッキか黄金の劇団の4セット。
爆発や通常を交えると大きな差は無く、厳選できている方を選んで良い。完全にスキルのみで通常や爆発を全く使わないのであれば劇団。詳細は聖遺物の項を参照。
金メッキの場合、熟知は十分なので時計は攻撃推奨。 - サイクルとしては
神子(スキル×3)→鍾離(スキルor爆発(2凸))→ナヒーダ(スキル、爆発)→ティナリ(スキル、通常×3、爆発)→神子((チャージが溜まっていたら)爆発、スキル×3)→…
のループで、比較的シンプル。
神子のチャージが厳しいため、元素爆発は打てる時だけ打ち、チャージが溜まっていない場合は通常を何回か挟むとクールタイムが丁度良い。 - メインアタッカーとしてはアルハイゼンも人気。
中遠距離・瞬間火力型のティナリに対し近距離・継続火力寄りの編成になる。 - 鍾離の枠は代用可能だが、草元素と反応しない元素かつクールタイムが短い(12~14秒以内)キャラが望ましい。草の白朮や綺良々、氷のレイラ、ディオナ(完凸推奨)などが候補。また、シグウィンは水付着回数が少ないため代用できる。
ココミコ編成(神子・心海・裟羅・スクロース)
キャラ | ![]() 八重神子 | ![]() 珊瑚宮心海 | ![]() 九条裟羅 | ![]() スクロース |
---|---|---|---|---|
役割 | サブアタッカー 雷付着要員 | ヒーラー 水付着要員 | 攻撃力バフ 雷付着要員 | メインアタッカー バフ&翠緑デバフ |
おすすめ装備 | アタッカー装備 | 金珀や竜殺しなど 千岩4セット | 終焉を嘆く詩など 旧貴族4セット | 祭礼や白辰など 翠緑4セット |
- スクロースをメインアタッカーにする、反応編成。
オフ会裟羅のバフを乗せた神子の元素スキルによる攻撃、心海の回復力と水元素付着力に加え、
スクロースの大量の熟知による2元素拡散ダメージ+感電により、広範囲に継続的に大ダメージを発生することが出来る。- 鍛造武器だけでお手軽に組めるのも魅力の一つ。
他のパーティでは難しい白辰の輪も発動が狙えるが、所持している場合は祭礼の本をおすすめする。 - 集敵、翠緑デバフ、裟羅バフと合わせた神子の元素爆発によって数十万ダメージを広範囲に叩き出す事も可能と、対応力も非常に高い。
サイクルとしては
裟羅(スキル+重撃)→神子(スキル×3)→スクロース(スキル)→心海(スキル)→スクロース(通常×n)→…
のループで、状況を見て各キャラの爆発を入れていきたい。 - それぞれのキャラクターの凸が進むとより柔軟に立ち回る事が出来る。特に裟羅とスクロースの凸は重要。
- 鍛造武器だけでお手軽に組めるのも魅力の一つ。
雷単色編成(雷電・神子・裟羅・万葉)
キャラ | ![]() 雷電将軍 | ![]() 八重神子 | ![]() 九条裟羅 | ![]() 楓原万葉 |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー | サブアタッカー | サブアタッカー 攻撃力バフ | バフ&翠緑デバフ 集敵 |
おすすめ装備 | アタッカー装備 | アタッカー装備 | 終焉を嘆く詩など 旧貴族4セット | 熟知装備 翠緑4セット |
- 同属性3人+万葉で組まれる単色パーティの中でも、雷単色においては定番といえる編成。
元々雷の反応が弱い分、天賦倍率が高く設定されている事の多い雷元素という事もあり、
反応を重視しない方向に特化した単色パーティの中でも特にDPSが高い。- 3人とも元素爆発の威力が非常に高い上、雷電将軍の性能も相まって次々と高倍率の爆発を連発出来る。
裟羅のバフに癖がある点のみ注意したい。 - 雷電将軍、八重神子の凸が進むと互いの相性補完によりDPSが大幅に上昇する。
特に雷電将軍の2凸、6凸、八重神子の2凸、4凸、6凸は大きくパーティのDPS上昇が見込める凸数となる。
- 3人とも元素爆発の威力が非常に高い上、雷電将軍の性能も相まって次々と高倍率の爆発を連発出来る。
その他
小ネタ
- 白辰
稲荷=ダキニ天の異称「白晨狐王菩薩」の異表記である「白辰狐王菩薩」の最初の二字を取ったものと思われる。- 「稲荷神」とは複数の神道の神の威力が習合した大神であるが、その中核は古来より日本神道に存在する「宇迦之御魂神」と呼ばれる豊穣を司る神であるとされている。この神の使いこそが狐である。
- 一方で、5世紀頃から日本には仏教が伝来するようになり、インドから様々な仏教概念が日本に伝わった。
中でも鎌倉時代に伝来したとされる「荼枳尼天(ダキニ天)」と呼ばれる夜叉は、野望成就、怨敵呪殺の利益により、正当な密教側からは「邪教外法の類」と糾弾されたものの、地母神・豊穣神という側面により民間では大いに信仰されたと言われている。 - やがて時代が進むと「宇迦之御魂神」と「荼枳尼天」は習合され、「白晨狐王菩薩」あるいは「白辰狐王菩薩」として信仰されるに至った。
- ちなみに「晨狐王菩薩」「辰狐王菩薩」「辰狐菩薩」などとも呼ばれるので、区切り方は「白・晨狐・王・菩薩」であると思われる(「白辰」は言葉の途中でぶった切っていることになる)。
習合の切欠は諸説あるが、「豊穣神という共通点」といった説や、あるいは「荼枳尼も狐も共に屍体を食らう」といった説もある。
ともあれ、「白晨狐王菩薩」は白い狐に跨り、手には稲束や宝珠、剣などを持った姿で表現され、稲荷信仰の新たな形態として日本各地へ広がっていった。 - 晨狐(辰狐)
- このダキニ天の異名には「晨狐」と「辰狐」という二種の書き方がある。
- 日本三大稲荷の一つである笠間稲荷神社は、「白晨狐王菩薩」の表記を採用している*4。「晨」とは「夜明け」「明け方」という意味である。
ちなみに「辰」は「晨」の略字として使われることがあるので、「白晨狐王菩薩」が正統であるとすれば、他の「白辰狐王菩薩」もそれと全く同じ意味であることになる。 - 一方で、「辰狐」という表記の方に着眼を置く研究者もいる。「辰」という字は「龍」または「星」(星辰)という意味を持つ。
生物民俗学者の中村禎里の説によれば、中世に「天狐」という言葉に悪いイメージがついたため、龍神・星辰の意味を持つ「辰」という字を天に代用して、最高位の狐を「辰狐」と読んだのではないか、という*5。
- なお、現在日本においては「神道古来の稲荷(宇迦之御魂神)」を祀る神社と、「神仏習合の稲荷(白辰狐王菩薩=荼枳尼天)」を祀る寺が並立している。
前者の代表的な神社は京都府京都市にある「伏見稲荷大社」であり、後者の代表的な寺院は愛知県豊川市「豊川稲荷」である。 - ちなみに「稲荷」と言うと狐(や狐の神)のことを想像することが多いが、厳密には狐は稲荷の使いに過ぎず、稲荷神そのものは狐ではない、というのが総本山である伏見稲荷大社の公式見解である。
- また「稲荷神」は複数の神々の力の集合体であるため、厳密には無性である。浮世絵などでは男性の姿で描かれたこともある。
しかし、稲荷神の中核神であるウカノミタマも、稲荷神に仏教側で習合されたダキニ天も女神であることから、普通は稲荷神というと女神のようなイメージで想像されることが多い。
- また「稲荷神」は複数の神々の力の集合体であるため、厳密には無性である。浮世絵などでは男性の姿で描かれたこともある。
- 殺生櫻
「殺生石」とその伝説が由来。妖狐・九尾の狐が化けたとされる毒石。
平安時代末期(12世紀)、玉藻の前を名乗る女性として鳥羽上皇に寵愛されるも、上皇が病に臥せったことをきっかけに正体を暴かれ逃亡。
その後、那須付近(現在の栃木県北東部)に居を構えたことが判明すると討伐軍が派遣され、一度は失敗するも次第に追い詰めていく。
そのまま妖狐としての討伐には成功するも、今度は石に変化し、近づく村人や動物の生命を奪うようになった(=「殺生石」の名前の由来)。
最終的に1385年に源翁という僧侶が金槌で叩き割ったことで完全討伐。この時破片が全国に飛び散ったため、いくつかの地に伝承が伝わっている。- 現代では、「毒」の正体は火山性のガスと分析されている。実際、那須は殺生石伝説の遥か以前(7~9世紀)から火山由来の温泉地として有名であった。
- ちなみに、八重神子PickUp期間中の3月4日~5日未明には、殺生石が割れるという事件が発生している。
前々から確認されていたひび割れに由来する自然現象ではあるものの、あまりにも偶然が過ぎるということで当wiki含む各所でちょっとした話題になった(当時の反応)。
- 野狐説禅
「野狐禅」とは禅宗で、悟ってもいないのに悟ったと称する邪禅のこと。- また、日本には「白蔵主」のように狐が僧に化けた話もあり、そこではまさしく「野狐が禅を説いていた」ことになる。この白蔵主の狐も稲荷神の使いの白狐とされる。
- 望月之吼噦
白蔵主を主役にした狂言劇『吼噦』(こんかい)から。
ちなみに吼噦はコンコンという狐の鳴き声への当て字である。
- 七化けの段
上述の玉藻の前を主題にした浄瑠璃劇『玉藻前曦袂』の「狐七化けの段(化粧殺生石)」から。
殺生石となってしまった九尾の狐が毎夜様々なものに化けて踊り狂うという内容だが、化けたものの中には神子の元素である雷が入っている。
- 暴悪嗤笑面
十一面観音の後背にあり、観音のこの世の悪を笑い飛ばす表情を表現したとされる顔「暴悪大笑面」が元ネタか。
なおこの場合の暴悪は「悪を暴く」という意味で、暴力的な悪という意味ではない。
嗤笑(ししょう)は嘲笑と同じ意味。
十一面観音は現代では狐との繋がりが薄いが、過去、特に中世では盛んに稲荷神やダキニ天との同一視が行われた。
- 八重桜
原神の開発元であるmihoyoはスターシステムを好んで用いており、過去作で出演したキャラクターがリファインされて「原神」へ登場するといった事が稀にある。
八重神子というキャラクターに関しても、mihoyo過去作「崩壊学園」「崩壊3rd」にて、「八重桜」という容姿が瓜二つのキャラクターが存在している。
なお一部では「mihoyoの推しキャラ」であるとまことしやかに囁かれており、かつての本社受付には等身大の像が飾ってあった。現在の新オフィスでは壊れた遺跡守衛が迎えてくれる- Ver2.0の予告トレーラーで八重神子が映った際、まだ名前が明かされていなかったため、一部では「八重桜」と呼ばれていたらしい。
- なお八重神子の実装された2022年2月16日は、「崩壊3rd」日本版リリースから5周年の日でもある。
- 旅人の奇妙な冒険
八重神子の伝説任務において小説を書くことでもらえる任務アイテム「旅人の奇妙な冒険」の解説欄にはヒナさんからの推薦文が掲載されるが、
その推薦文の内容は旅人が伝説任務中で作った物語のあらすじによって数パターンに変化するようになっている。
- その他
- 彼女の誕生日は雷電将軍の誕生日の翌日である。
2022年の誕生日では、将軍の誕生日メールを神子が代筆し、翌日に来た自身の誕生日メールを自身で書いている。 - 待機モーションの一つでは飛来するヤマガラを狐霊が捕食するというショッキングな光景が繰り広げられている。
マルチプレイにて雷電将軍や七七と並べる鬼畜な旅人がいるとかいないとか。 - 八重神子はゴローのデートイベントに(妾にしっぽは無い)と言っていたが、落下攻撃、元素スキル、元素爆発では狐の尻尾をお披露目する。元素爆発では狐の尻尾が4つに分かれている。
- 彼女の誕生日は雷電将軍の誕生日の翌日である。
性能アップデート履歴
- 2022年03月30日
- 「殺生櫻」索敵仕様の変更 → 2022年04月06日のアップデートで再修正
キャラクター「浮世笑百姿・八重神子(雷)」の創造した「殺生櫻」が、周囲の敵をランダムに攻撃する不具合を修正しました。*6
修正後、「殺生櫻」は範囲内で最も近い敵を優先的に攻撃します。
- 「殺生櫻」索敵仕様の変更 → 2022年04月06日のアップデートで再修正
- 2022年04月06日
- 「殺生櫻」索敵仕様の巻き戻し
2022/04/06に行われる更新にて、八重神子の索敵仕様の巻き戻しを実施する予定です。その他の索敵に関する調整は有効なままになります。
アップデート後、「殺生櫻」は攻撃範囲内の敵をランダムに攻撃するようになります。*7
- 「殺生櫻」索敵仕様の巻き戻し
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