基本情報
画像 |
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プロフィール | |
名前 | オロルン |
CV | 近藤隆 |
誕生日 | 10月14日 |
所属 | ミクトラン |
神の目 | 雷 |
命ノ星座 | チスイコウモリ座 |
装備可能武器 | 弓 |
オリジナル料理 | ハニーセビチェ(セビチェ) |
ひとこと紹介 |
謎煙の主出身だが、無数の命と共に、集落の外で生きる若者。 |
人物評 |
「どれほど厄介な患者でも、あいつ以上の頑固者はいやしない。いくら考えを変えさせようとしても無駄だ。けど、心配はいらない。独自の思考回路を持つあいつなら、この乱れた世も上手く渡って行けるだろうからな。」——カルテを書きながら、イファは俯いたままこう述べた |
公式動画
ステータス
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 775 | 1,991 | 2,570 | 3,850 | 4,261 | 4,901 | 5,450 | 6,090 | 6,501 | 7,141 | 7,552 | 8,192 | 8,604 | 9,244 |
基礎防御力 | 49 | 126 | 163 | 244 | 271 | 311 | 346 | 387 | 413 | 453 | 480 | 520 | 546 | 587 |
基礎攻撃力 | 20 | 52 | 68 | 102 | 112 | 129 | 144 | 160 | 171 | 188 | 199 | 216 | 227 | 244 |
攻撃力 | - | - | - | - | 6.0% | 6.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 12.0% | 18.0% | 18.0% | 24.0% | 24.0% |
※表中の灰字部分について、ゲーム中の情報の提供をお待ちしております。ゲーム内情報に基づき修正した際はカラーリングの解除をお願いします。
天賦
通常攻撃
戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
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![]() 憑霊の閃矢 | 通常攻撃 最大3段の連続射撃を行う。 重撃 ダメージがより高く、より精確な狙い撃ちを発動する。 照準時、雷霆の力が矢先に凝集する。雷霆の力に満ちた矢は、敵に雷元素ダメージを与える。 落下攻撃 空中から矢の雨を放ち、凄まじいスピードで落下し地面に衝撃を与え、落下時に範囲ダメージを与える。 |
ステータス詳細 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 狙い撃ち | フルチャージ 狙い撃ち | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Lv.1 | 50.6% | 44.4% | 69.8% | 43.9% | 124% | 56.8% | 114%/142% |
Lv.2 | 54.8% | 48.0% | 75.5% | 47.4% | 133% | 61.5% | 123%/153% |
Lv.3 | 58.9% | 51.6% | 81.2% | 51.0% | 143% | 66.1% | 132%/165% |
Lv.4 | 64.8% | 56.8% | 89.3% | 56.1% | 155% | 72.7% | 145%/182% |
Lv.5 | 68.9% | 60.4% | 95.0% | 59.7% | 164% | 77.3% | 155%/193% |
Lv.6 | 73.6% | 64.5% | 101.5% | 63.8% | 174% | 82.6% | 165%/206% |
Lv.7 | 80.1% | 70.2% | 110.4% | 69.4% | 186% | 89.9% | 180%/224% |
Lv.8 | 86.6% | 75.8% | 119.3% | 75.0% | 198% | 97.1% | 194%/243% |
Lv.9 | 93.0% | 81.5% | 128.3% | 80.6% | 211% | 104.4% | 209%/261% |
Lv.10 | 100.1% | 87.7% | 138.0% | 86.7% | 223% | 112.3% | 225%/281% |
Lv.11 | 107.2% | 93.9% | 147.8% | 92.8% | 236% | 120.3% | 240%/300% |
元素スキル
戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 |
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![]() 冥色のタイトロープ | オロルンは謎煙の主に伝わる古の秘術で冥色の宿霊玉を具現化させ、敵に向かって放ち、夜魂性質の雷元素ダメージを与える。 近くに他の敵が存在する場合、宿霊玉はその敵の間を移動し、夜魂性質の雷元素ダメージを与える。冥色のタイトロープを発動するたび、各敵は1回までターゲットとして選ばれる。 3回移動した後、または近くにターゲットとなる敵が存在しない時、宿霊玉は消える。 「人は未来を覗きたがるものだ。だがそれは、彼らがまだ自分のやるべきことを見つけていないからだと思う……ごめん、また難しいことを言ってしまったな。」 |
ステータス詳細 | 宿霊玉のダメージ | クールタイム |
---|---|---|
Lv.1 | 197.6% | 15.0秒 |
Lv.2 | 212.4% | |
Lv.3 | 227.2% | |
Lv.4 | 247.0% | |
Lv.5 | 261.8% | |
Lv.6 | 276.6% | |
Lv.7 | 296.4% | |
Lv.8 | 316.2% | |
Lv.9 | 335.9% | |
Lv.10 | 355.7% | |
Lv.11 | 375.4% | |
Lv.12 | 395.2% | |
Lv.13 | 419.9% |
元素爆発
戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
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![]() 闇声の残響 | オロルンは古代の秘技を発動させ、夜魂性質の雷元素範囲ダメージを与えて、「ウルトラソニック・アイ」を召喚する。 ウルトラソニック・アイ ・持続的に周囲の敵を挑発し、攻撃を引き寄せる。 ・回転しながら音波を放ち、近くに敵に夜魂性質の雷元素範囲ダメージを与える。 感知力に優れた人は、万物の微細な音を聴くことができる。そのおかげで、たとえ光のない長い夜でも、進むべき道を見失うことはない。 |
ステータス詳細 | 秘儀のダメージ | 音波衝突 ダメージ | 継続時間 | クールタイム | 元素エネルギー |
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Lv.1 | 174.4% | 33.2% | 9.0秒 | 15.0秒 | 60 |
Lv.2 | 187.5% | 35.7% | |||
Lv.3 | 200.5% | 38.2% | |||
Lv.4 | 218.0% | 41.5% | |||
Lv.5 | 231.1% | 44.0% | |||
Lv.6 | 244.1% | 46.5% | |||
Lv.7 | 261.6% | 49.8% | |||
Lv.8 | 279.0% | 53.1% | |||
Lv.9 | 296.5% | 56.4% | |||
Lv.10 | 313.9% | 59.8% | |||
Lv.11 | 331.3% | 63.1% | |||
Lv.12 | 348.8% | 66.4% | |||
Lv.13 | 370.6% | 70.6% |
固有天賦
固有天賦 | |
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![]() 夜陰のシナスタジア | 付近にいるチーム内キャラクターが「夜魂バースト」を起こした後、オロルンは夜魂値を40獲得する。元素スキルを発動後の15秒間、チームにいる他のキャラクターの水元素、または雷元素の攻撃が敵に命中すると、オロルンは夜魂値を5獲得する。この効果は0.3秒毎に1回のみ発動でき、継続期間中に最大10回まで発動可能。 オロルンの夜魂値の上限は80。 また、近くの敵が感電ダメージを受ける、または付近にいるチーム内の他のキャラクターが夜魂性質のダメージを与えた時、オロルンの夜魂値が10以上の場合、オロルンは夜魂値を10消費して夜魂の加護状態に入り、「顕象超感覚」効果を発動する。オロルンの攻撃力160%を基に、周囲の最大4体の敵に夜魂性質の雷元素ダメージを与える。上記効果は1.8秒毎に1回のみ発動可能。 夜魂の加護・オロルン オロルンの夜魂の加護状態の継続時間は最大6秒。 突破段階「1」で解放 |
![]() 霊相のカタリスト | 元素スキル冥色のタイトロープの宿霊玉が敵に命中した後、オロルンは継続時間15秒の「霊相の印」効果を獲得する。 霊相の印 付近にいるチーム内フィールド上キャラクターの通常攻撃、重撃、または落下攻撃が敵に命中した後、そのキャラクターは元素エネルギーを3ポイント回復する。さらに、オロルンが待機中の場合、オロルンは元素エネルギーを3ポイント回復する。この効果は1秒毎に1回のみ発動でき、継続期間中最大3回まで発動できる。 突破段階「4」で解放 |
![]() 夜域の賜物・流霧躍影 | 燃素を利用できるナタのエリアにいる時、「夜魂トランス: オロルン」を行える。フィールド上キャラクターが空中にいる時、オロルンに切り替えて登場すると次の効果が発動する。オロルンが高く跳び上がる。自身のチームにおいて、夜魂トランスは10秒毎に1回のみ発動可能。 長押しで狙いを定めている時、オロルンは「霊覚」状態に入る。この状態にある時、オロルンは「謎霊のラクガキ」と「謎霊のシジル」から情報と力を引き出せる。それらのオブジェクトのインタラクトルールはイクトミ竜のインタラクトルールと同じものとなっている。 また、ジャンプを長押しすると、オロルンはスタミナを75消費して跳び上がる。燃素を利用できるナタのエリアにいる時、オロルンは燃素を5消費して、より高く跳躍する。なお、スタミナより燃素の消費が優先される。 空中にいる時、オロルンは通常攻撃ボタンを長押しすることで、燃素またはスタミナを消費して照準を行える。 |
![]() 獣の姿を借る者の妙技 | チーム内自身キャラクターの滑翔時の移動速度+15%。 同じ効果を持つ固有天賦との重ね掛け不可。 |
命ノ星座
![]() 第1重 | 霧立つ林中の痕跡 元素スキル冥色のタイトロープの宿霊玉の移動回数+2。 また、宿霊玉が敵に命中した後、その敵に「夜冥」効果を付与、継続時間12秒。「夜冥」効果を受けている敵に対して、固有天賦「夜陰のシナスタジア」による「顕象超感覚」のダメージ+50%。固有天賦「夜陰のシナスタジア」を解放する必要がある。 |
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![]() 第2重 | 蜜酒を隠す王蜂 元素爆発闇声の残響を発動した後、オロルンは継続時間9秒の「霊式超感覚」効果を発動する。 霊式超感覚 雷元素ダメージ+8%。 また、継続時間中、元素爆発闇色の残響またはウルトラソニック・アイが敵1体に命中するたびに、追加でオロルンの雷元素ダメージ+8%。この方法でアップできる雷元素ダメージは最大32%まで。 |
![]() 第3重 | 蝙蝠が棲む霊籠 元素爆発闇声の残響のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
![]() 第4重 | 夜風の如き謎煙 元素爆発闇声の残響が召喚するウルトラソニック・アイの回転速度+25%。 また、闇色の残響を発動した後、オロルンの元素エネルギーを8ポイント回復する。 |
![]() 第5重 | 心魂に捧ぐ贈物 元素スキル冥色のタイトロープのスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
![]() 第6重 | 深泉に贈る礼賛 固有天賦「夜陰のシナスタジア」の「顕象超感覚」を発動した後、チーム内にいる自身のフィールド上キャラクターの攻撃力+10%、継続時間9秒。この効果は最大3層まで重ね掛け可能、継続時間は層ごとに独立してカウントされる。 また、元素爆発闇色の残響を発動時、「顕象超感覚」と同様の効果を1回発動し、本来の200%分のダメージを与える。固有天賦「夜陰のシナスタジア」を解放する必要がある。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
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物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
キャラクター詳細 | 「謎煙の主」は聖火競技場の西、ナタの心臓部に位置している。遠方から眺めた時に、谷の中に薄暗い紫色の光が漂っている辺りがそうだ。 人々が謎煙の主の民に抱く印象にも、その光景のような雰囲気がある——彼らは神秘的で奥深い、難解な言葉をよく使うのだ。そして、診療や占いなどの依頼を受けて外出する時を除けば、滅多に姿を見せることはない。 しかし、オロルンは例外だ。人と交わることが好き…という意味ではなく、彼は野外を探索することを好むのである。人里離れたところに住み始めたと思ったら、どんどん集落から遠ざかり…今や、たとえ十頭のライノ竜で引き戻そうとしても、そこから動く気は起こさないだろう。 それだけではない。彼と話したことがある者なら、彼の思考についていくのは一苦労だと誰もが実感するはずだ。彼と話すことは、才能と努力が試される二重の試練を受けるようなものである。 しかし、オロルン本人は人にそんな試練を与えようとは思っていない。彼の言葉や行動は大抵の場合ごくシンプルで、深読みする必要などないのだ。 ある例を紹介しよう。ある日、オロルンの住まいを通りかかった親切な人が、集落の外に住む彼を心配してこう尋ねた——「一人でここに住んでいるのは、もしかして…部族の人と揉め事でもあったからなのかい?何か力になれることがあれば、言っておくれ」 「いや、そうじゃない」 オロルンは花のつるを弄っていた手を止めて立ち上がり、周りのミツムシを見つめながら真剣な表情で言った。「この子たちがここを気に入ったらしい。だから、ここで一緒に暮らそうと思ったんだ。」 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | 古名の存在もあり、ナタの人々は名前を大切にしている。そんな環境で育ったオロルンも、その一人である。さらに彼は周りのものに名前を付けるのが好きなのだが、その対象は生き物だけとは限らない。 彼のつけた名前は、持ち主と一生を共にする。花はいずれ枯れ、グラスもいつかは割れる。しかし、その短い、あるいは長い一生を最後まで共にできたのなら、たとえそれがたったの一分間だったとしても、名前は無価値ではないのだろう。 また、彼は途中で名前を変えることもある。気が変わったわけではない、名前の持ち主が何らかの事情で姿を変え、より相応しい名前が必要になることがあるのだ。例えば、成長するにつれてどんどん丸くなる竜をいつまでも「ペラくん」と呼ぶわけにはいかないだろう。とはいえ、オロルンが名前の意味にそれほどこだわっているかといえば、そういうわけでもない。彼が付けた名前は、対象をありのまま表現しており、とても分かりやすいものだ。それに、彼がつけるのは単に対象を呼びやすくするものであって、特別な感情を込めるためでもない。名前は大切なものだ。だからこそ、中性的かつ平等であるべきだし、より円滑なコミュニケーションをとるために役立つものであるべきだ。 このような考え方は、彼自身の名前に対しても変わらない。ただし唯一の違いは、彼は自身の名前の意味を知らないことだ。 オロルンが赤ん坊のとき、おくるみにくるまれた状態で発見されたのだが、その内側に名前が書いてあったのだという。古書を調べたり、年長者に聞いたりもしたが、手がかりは見つからず、意味も未だに分からぬままだ。 ——もしかして、ばあちゃんの読み間違いだったのだろうか?おくるみに書かれた文字はかなりぼやけていたそうだし、ばあちゃんの年だと…いや、この疑問は胸の中に留めておいた方がいいだろう。尋ねた日には、デコピンの嵐を浴びるハメになることは目に見えている。 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 「謎煙の主」の民はウォーベンに物語や伝説、歴史などを記録している。布と織り糸で織り出される模様は、文字のように物事を詳細に伝えるのは難しい。ウォーベンの情報は、飾り気のない文字に比べて、より抽象的で概念化されたものになる。しかも多くの場合、作者の感情が大いに影響する。 要するに、再創作の要素が非常に濃いのだ。主体と背景、強調すべき事象と簡略化すべき事象を織り手が判断し、創作するわけである。 ——というと、特に難しいこともなさそうだが、オロルンは困り果ててしまう。 何せ、主体と背景を区別するべきではないと彼は思っているのだ——人物も背景も家も山河も等しく重要であり、ゆえにそれに割く材料の量も同等でなければならない。そこらに咲いた一輪のサウリアンサキュレントの露までも再現しようというこだわりぶりだ。そういうものも部族の「じいちゃん」「ばあちゃん」の顔に刻まれたしわと同じように、布の上で輝きを放つべきだ、というのがオロルンの持論なのである。 しかし、この考えはある問題をもたらした。ウォーベンを織る際の彼の忍耐力は限られている。たとえば、ドアの傍にある木とその横に立つ人物を表現するとしよう。可能な範囲で「平等」に表現しようとした場合、全ての要素が簡略化され、完成品はもはやウォーベンとは呼びがたいものになってしまう。強いて言うなら、何かしらの模様が施されたタオル…といったところだろう。 人から教わっても身につけることが難しいことはたしかに存在する。生まれつきの才能による部分が大きい、芸術分野となればなおさらだ。オロルンがほかの分野——たとえば、魂の感知や地脈の観測——において人一倍の才能を発揮していることを鑑み、部族でウォーベンの織り方を教えていた師匠たちは、強要はすまいと決めた。ウォーベンの授業はオロルンの選択科目とし、好き放題させたのである。 それを機に、オロルンはこれ幸いと布と糸さえも手放し、紙とペンで描いて済ませるようになった。「ささっとペンで描けばいいものを、なぜ骨を折ってまで布に織る必要があるのだろうか?」しかし意外なことに、オロルンの作品を見た他の部族は誰もが畏敬の表情を浮べるのだった。謎煙の主の民がラクガキの才能にも恵まれていることは周知の事実…皆はオロルンの絵を古の祝福が込められた呪文だと思い込んだのだ。 実際、オロルンはこれといって有用なものを描いたことはあまりない。唯一有用だと言える作品は、イファの診療所の前に立てられた看板だろう。滑らかな線で色鮮やかに描かれたそれは、オロルンが最も真剣に作った作品でもある。 「竜の怪我した翼に包帯が巻かれているのが可哀想だったから、かなり気を遣った。絵に占める割合こそ少ないが、君を描く時と変わらないぐらい時間をかけて描いた。」 「そうか。」オロルンの真剣な目を見つめ返しながら、イファは落ち着いた口調で言った。「これほど生き生きした俺は初めて見るな。礼を言うぜ、きょうだい。」 | 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | 「人を愛する者は、人恒に之を愛す」という言葉がある。自然界のあらゆる生き物を愛するオロルンに、この土地のあらゆるものが、優しい心をもって接している。 ——というのは偽りだ。オロルンに対する人々の態度は、たしかに大方友好的なものだが、それは彼の自然への愛とは必ずしも関係しているとは限らない。 オロルンに対する人々の扱いは、一部は同情によるものだ。山で拾われてきた天涯孤独の赤ん坊が一人で生きていくことはできない。食べ物や服を届けるのは大した手間ではないし、その子が健やかに育っていく姿を見守ることは、世話の労力をはるかに超える満足感をもたらしてくれる。こんなに嬉しいことはないだろう。 そしてもう一つは、単純な好感によるものだ。オロルンは(ほとんどの場合)実にいい子なのだ。(普段は)誠実で穏やかで、物分かりがよくて、しかも勉強熱心…やんちゃないたずらには興味も示さず、独学で野菜の栽培法やミツムシの養殖法まで身につけ、自力で生活できるまでになった。周りの人に(できるだけ)迷惑をかけまいと生きる若者に好感を抱かない者はいないだろう。 三つ目は——ごくわずかな割合ではあるが——罪悪感によるものだ。オロルンは生まれつき魂が不完全だった。拾われてきたばかりの頃、集落では彼の特殊な体質を利用して、彼を媒介にナタの地脈を救う試みが行われた。幸か不幸か、個人を犠牲にする方法は功を奏さなかった。おかげで結論の出ない倫理的問題をめぐる言い争いは避けられたものの、当時この件にかかわった年長者たちは言葉にできない罪悪感を抱いてきた。 この件を秘密にしても余計な問題が生じるだけだと判断した人々は、特段秘密にすることもなかったので、オロルンも長じてからこれを知った。この件の扱い方に彼は不満を覚えたことなどないし、むしろありがたく思っている。現実がどれほどつらかろうと、偽りの中で生きるのは嫌だからだ。 人々が自分を気にかけてくれる理由も、オロルンはよくわかっている。同情も優しさも罪悪感も、あるいはそれらすべての入り混じった感情も、ありのまま受け入れているのだ。 イファの言を借りれば、社会における人間関係はとても複雑なもので、他人の心境を推し量るよりも、結論と行動だけを見たほうがよほど楽だ。みんなの優しさに善意で応える…至ってシンプルな話なのである。 「獣医でよかったってつくづく思うよ。」イファはジェスチャーを交えながら話す。「だって、人間を相手にするってなると、もっと色んな状況に対処しなきゃいけないだろ?」 その後、イファは病気や診療にまつわる変わった事例を列挙したが、オロルンはあさっての方向へと思考を飛ばしていた——いくら「変わっている」といっても、僕の状況より変わっているものはないだろう。 そうすると…僕も患者といえるかもしれない。しかも、かかっているのは不治の病だ。さらに言えば、普通の人間とは耳の形が違うから、病にかかった「動物」と言ってもいいかもしれない。ふむ…そもそも、人間は動物と言えるのだろうか?—— ここまで考えて、オロルンは、滔々と続くイファの演説を遮って質問した。「もし僕が病気になったら、獣医に行くべきだろうか?」 イファが口をつぐみ、オロルンを睨む。 「…今の話、全然聞いてなかったな?」 「それより、答えたくない質問から逃げるな。こっちに矛先を向けても無駄だ。」 | シナリオ「燃ゆる運命の虹光」をクリア 好感度Lv.4後に解放 |
キャラクターストーリー4 | もしも凄まじい根性と時間的余裕があって、「謎煙の主」の古書やウォーベンを読破したことがある者がいれば、その内容の幅広さに驚くだろう。 数百年前に連載が途絶えた稲妻の娯楽小説など、一体誰が読むと言うのだろう? 「紙が燃えた後の灰の三百六十種の形についての分析とその予言の応用記録」——こういった資料を、一体誰が整理しているのだろうか。 これら文献の出所はさておき…残念ながら、これらの資料を閲覧し、整理する者は今やオロルンくらいしかいない。 最初は、不完全な魂が過去に現れた記録がないか調べるために手を出したのだが、地脈や夜神、幽霊などの言葉が押し寄せてきたと思ったら、続いてドキュメンタリー文学やファンタジー小説の波に見舞われ…最終的にショコアトゥルの種のごとく積み上げられた資料の海に吞み込まれてしまったのである。そうしてボランティアの図書館司書となったオロルンは、当初の目的とは関係のない知識の海に溺れる羽目となった。 「もともとそこまで興味があるわけでもないのに…」さすがに少し疲れてきたオロルンは考えた。しかしすぐに、「まぁ、他にやることもないし。」と考え直した。それに、大量の時間を費やしてきたが、まったく収穫がなかったわけではない。 現時点で最も合理的な説明は、意外なことに表紙の擦り切れた怪談集から見つかった——はるか昔の魔神戦争の時代、一部の魔神は戦いで勝つために、獣の血脈と人間の血脈を融合させ、人を超えた力を持つ戦士を育てようと試みたという話があったのである。実験はほとんどが失敗に終わったが、一部の成功例が現代にまで残っているという… 「筋は通っているが、あくまで物語だろう…」そうオロルンは考えた。 「いや、物語とはいえ、あり得なくもないか…」とも考えた。 しかし、二十歳そこそこの頭で真相を突き止めるというのは、現実的でなかった。考えに考えても、結論は出せそうにない。たまには、己の無知と無能さを認め、受け入れなければならない時だってある。あるいは、面白い物語でも作って自分を納得させるのも手だ。 資料に引き続き目を通す気が失せたオロルンは、数分かけて、最も簡潔で分かりやすい理屈を導き出した—— パズルで、場違いのピースを無理に組み入れようとすると、必ずぶつかったり歪んだりして、ピースが破損してしまう。二十数年前のあの日、まさにその破損したピースだった僕は、たまたま冷たい石の上に落ちていたのだ。 | シナリオ「燃ゆる運命の虹光」をクリア 好感度Lv.5後に解放 |
キャラクターストーリー5 | ちょうどいい気候に恵まれたある夜、オロルンはファデュイの者たちと一緒に野営地に座り、皆の話に静かに耳を傾けていた。 そんな彼と同じようにしていたのは、途中からそこに加わった「隊長」だけ。他の者たちはオロルンの存在を気にする様子もなく、他愛もない世間話に花を咲かせている。彼らがオロルンを警戒しないのは、きっと彼と上官の協力関係を知っているからだろう。一人の兵士が、オロルンの年を尋ねた後、「炎水」という無色の飲み物を渡してくれた。 オロルンは試しに一口飲んだ後、一気に飲み干した。他の兵士がみんなそうしていたからだ。すると、盛大な歓声が沸き起こった。なぜだか、気分が高揚してくる。 兵士たちは家族のことや身の回りで起きたことを語り合ったり、時々皆が知っている歌を歌ったりしている。その輪の中に入れないオロルンは、焚き火を眺めたり、夜空を眺めたりしていた——「空はとてつもなく遠いんだろう…小さな星はまるで、白い粒みたいだ。霧も小さな粒子でできているんだったな…『星霧』…うん、なかなかいい名前だ。」などと、取り止めのない思考を巡らせながら。 後に彼は、ファデュイのすべてがそのような人たちではないことを知った。ファデュイ執行官第一位「隊長」の率いる精鋭部隊は、年齢とともに戦歴を重ねてきた、モラルと場をわきまえた行動を心がけるベテラン兵だったのである。他の部隊にはオロルンよりも若い兵士がおり、眉をひそめるような行為に及ぶこともざらにあるという。 だが、星がきれいに見えた風のないあの夜、そんなことを知る由もないオロルンは、しばし悩みを忘れ、友好的な雰囲気と変な味の酒を心ゆくまで楽しんだ。 こんな夜はもう二度と訪れないだろう——あの時、そんな予感がしていた。この予感を裏付けるかのように、二杯目を飲もうとした時、「隊長」に容赦なく止められた。一杯飲んだ後も顔色はほとんど変わらず、酒豪の素質が透けて見えないわけでもなかったが、あまり深入りしないほうがいいこともあると思ったのだろう。 しかし、オロルンが素直に従うはずもない。その後、彼は酒をくれた兵士をこっそり訪ね、炎水の醸造法を教わった。もし、夜空を映すほど澄み切った酒を作れたら、最初の瓶には「星霧」と名付けよう、と考えて。 | シナリオ「燃ゆる運命の虹光」をクリア 好感度Lv.6後に解放 |
おやつ箱 | それは人間ではなく、野生動物のために用意したおやつだ。動物たちの好みに合わせて、それぞれのおやつが仕切りのある箱の中に入っている。 動物は賢い。オロルンの観察によれば、動物と人間の知能には、多くの人々が想像するほどの差はない。人間がうまく生きているのは、多くの場合、先人の知恵のおかげだが、厳しい環境の中で生き抜くすべを見出している動物のほうが、実は人間よりすごいのかもしれない。 動物が人間に助けを求めるのも、人間と共に暮らす中で学んだ、欲しいものを手っ取り早く手に入れるための方法の一つなのだろう。例えばオロルンは道を歩いている時、急に背中に重い衝撃を受けることがある。ほんの少し反応が遅れたら、フライングモモンガがマントを引っ搔いた跡が、きっともう数本増えてしまう。 動物の間には、きっと共通の通信ネットワークがあるのだとオロルンは考えている。動物の伝達使は、ひょっとすると人間よりも器用かもしれない。空を飛んだり地中に潜ったりするうえ、いろんな動物の言葉を身につけないといけないからだ——ナタの動物が「オロルンのポケットにご馳走が入ってるぞ!」と言っているかもしれないと思うと、思わず口角が上がってしまう。 だから、招かれざる客が訪れたとき、たとえ追い払う方法を知っていたとしても、それをオロルンが実行することはない。誰もが、どこに行っても動物たちに仲間だと思ってもらえるわけではないのだ。 当然ながら、動物たちはそれぞれ色んな性格をしているし、感謝を伝える方法もさまざまだ。 例えば、キィニチのところのアハウは実にヘンテコな性格をしている。「我輩がもらって当然だ!」と大口を叩きながらも、人から離れようとはしない。オロルンがアハウの話など無視して、目の前で食べ物を揺らしてみせると、アハウのサングラス越しの目——あの光っているのは…目で合っているのだろうか…?——がつられて左右に動く。大人しく言葉遣いを改めないと、食べ物が口に入る前に、口を開く権利をキィニチに剥奪される羽目になるのだ。 対して、カクークは口がうまい。話せる人間の言葉は限られているが、そこには情熱がたっぷり込められている——「やっぱ最高だな、きょうだい!」 | 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | 一日目の夜、彼は夢の中で冷たい洞窟を見た。 振り向くと、すぐ正面に見える洞窟の入り口から、白い砂のような月光が一筋差し込んでいる。しかし、洞窟の奥のほうには光が一切届かず、しゃーしゃーという音だけが聞こえる。まるで、漆黒の霧が棲むかのようだ。天井から滴る水が、開いた掌に落ちた。ねばねばしている。 「水の中に養分が含まれている。ここは命を育むことができる場所なのだろう」と一つ頷く。 そこで目が覚めた。いい夢だとも、悪い夢だとも思わなかった。夢の中で寒い思いをしたのは、夜になって気温が下がったからだろうか?明日は分厚い布団を出そう。 …すると次の夜は、夢の中で熱い風を浴びた。 視界に映るのは、青白い石柱と赤く縁どられた雲だけ。雲があるということは、空に浮いているのだろうか…?しかし、太陽は見えない。火などどこにもないのに、熱い空気に魂までもが熔かされてしまいそうだ。 どこにいるかは皆目見当がつかないが、なんとなく、ここが終点だという気がした。あと一歩進めば大丈夫だ…あと一歩だけ… そこで、はっと目が覚めた。人間とは温もりを求めるもので、オロルンもナタの炎が好きだが、先ほどの夢の中で感じた温度は恐ろしいものだった。「いい決断ではなかったな。」と首を横に振った。夢に対する否定なのか、それとも現実に対する否定なのかは定かでない。何にせよ、モコモコ駄獣の毛を使った毛布を被るには、まだ早かったらしい。 三日目の夜は、漆黒の宇宙と鏡の迷宮を見た。重なり合いながら周りを囲っている平面に映る、無数の自分と向かい合った。 そして、頭の中で声を聞いた。「反射する影がいっぱいあれば、完全な自分を組み立てられるかもね?」善意も悪意も感じない、単に状況を面白がる傍観者のような声だった。 しかし、実在しないものを、どうやって反射させろというのだ?それに、この真っ暗な空間の中で、いったい「何」が鏡の中を移動しているんだ… 珍しく怒りが沸き上がり、大声で叫んだ。「影を補うには、光が必要だろう!」 おそらく、人は夢の中でも声を聴くことが出来るのだろう。自分の寝言ではっと目が覚めた。なぜそんな夢を見たのか、解釈しようとするのはやめた。気温のせいだとか、布団のせいだとか、考えられる理由はもう尽きた。完全に意識は戻ったが、まだ怒りの余韻と、ずっしりと身体が重くなったような感覚が残っている。 重いものなど、何一つ身につけていないはずなのに——彼の胸を押さえていたのは、「神の眼差し」だった… | 好感度Lv.6後に解放 |
ボイス
日常ボイス
タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | こんにちは。僕は「謎煙の主」のオロルンだ。野菜はいるか?野菜売りじゃないが、少し分けてあげてもいい。心配しないでくれ。何か意図があるわけじゃないし、君から何か得ようとしているわけでもない。種が育ってどんな姿になるのかが知りたくて植えてたら、どんどん増えてしまってな。喜んで食べてくれる人の胃袋の中で最期を迎えられたら、野菜たちも幸せだろう? | 初期解放 |
世間話・変人 | 謎煙の主は変人ばかりだと?僕一人だけだと思っていたんだが…他にもいるのか? | 初期解放 |
世間話・目標 | 誰もが好きな動物や野菜、あるいは果物を持つべきだと思う。そうすることで、自分がどんな人になりたいかが見えてくるんだ。 | 初期解放 |
世間話・迷煙 | すべての「迷煙」を通り抜けられるとは限らない。欲張りすぎると、かえって煙にむせてしまうことになる。 | 初期解放 |
雨の日… | 走ると泥水がはねて裾が汚れるし、飛ぶと…雨に濡れたマントが重たくて仕方がない。とりあえず、どこかで雨宿りしよう。 | 初期解放 |
雷の日… | 雷は蛇にも見える。その色と形から占いをする人もいるんだろうか…だとすれば、身の安全が心配だが。 | 初期解放 |
雪の日… | …雪の下に何かがいる。しーっ、驚かせないように。 | 初期解放 |
晴れの日… | 太陽は永遠に燃え続ける炎の塊だ。ナタの人はそれを直視するのを恐れない。もちろん、耐えられないならサングラスをかけてもいい。 | 初期解放 |
砂漠にいる時… | こんなところに種を植えても…育たないだろうな。他の場所にしよう。 | 初期開放 |
おはよう… | うぅん…起きはしたけど、まだ目は覚めきっていないんだ…用があるなら、後ででもいいか? | 初期解放 |
こんにちは… | 食事の時間だと胃袋が知らせていたけど、食べたいものは思いつかない…まだ脳が眠っているんだろう。 | 初期解放 |
こんばんは… | サウリアンサキュレント入りコーヒーソーダが飲みたいな。ミルクなしで。この時間にコーヒーかって?ならおはよう。 | 初期解放 |
おやすみ… | この時間になると脳が冴えてくるんだ。だから無理に眠ろうとも思わなくなった。先に休んでいてくれ。僕はライトを持って畑の大根を見てくる。 | 初期解放 |
オロルン自身について・交流 | 僕の話は時々分かりにくかったりするから、もしそういうことがあったら、言ってくれ。遠慮はいらない。 | 初期解放 |
オロルン自身について・解明されていない謎 | 自分がどこから来たのかは分からないし、別に知りたいとも思わない…それより、どこに向かうべきかのほうが気になる。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「燃ゆる運命の虹光」をクリア |
謝罪について… | すまなかった…本当に…心から申し訳ないと思っている。初めてあった人に騙されるなんて、いい気分じゃなかっただろう。そんなことをした理由は君に話した通りだ…嘘はない。それでも許してくれないのであれば、できるだけ君の目の前には姿を現さないようにしよう。 | シナリオ「燃ゆる運命の虹光」をクリア? |
お札について… | これは「朝四時」に採れたサウリアンサキュレント、「頭より大きい」ケネパベリー、「先週まで甘さ一位」だったミツ…ああ、あとこれは「カクーク無料相談券」だ。 顔にハテナがいっぱい浮かんでいるな。全部君へのお礼だ。受け取ってほしい。僕を助けてくれたお礼に何かあげたいけど、君に何が必要なのか分からなかったから、自分の好みで用意した。 カクークは誰かって?そいつは竜だ、今度紹介しよう。 | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「燃ゆる運命の虹光」をクリア |
「神の目」について… | 雷は作物の成長にいいと聞いたから、畑の真ん中で「神の目」の力を使ってみたんだ。だが残念ながら、キャベツもトマトもあまり好きじゃないみたいだった。その栽培法はそれっきり使っていない。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シェアしたいこと… | 僕から一つアドバイスするなら——最初に意見を述べるな、ってことかな。最初に実った果実が狙われやすいのと同じように、先に頭角を現した人は憂き目に遭うのがオチだ。 | 初期解放 |
興味のあること… | 空を飛んでいるときのフライングモモンガには孤高なイメージを抱く。けど、ふとした瞬間に降りてきて、人の身体にすり寄っては離れなくなることがあるんだ。そんなとき、ついついあの子たちの欲しいものをあげてしまう。まあ、ある意味ずる賢い連中だ。 | 初期解放 |
シロネンについて… | 彼女は高いところが好きらしい。特に木の上で寝そべるのが好きみたいだが、僕の場合は、枝から逆さまにぶら下がっているほうが気持ちよかった。機会があれば、ぜひ彼女と感想を話し合ってみたい。ん?やめたほうがいいのか?違う角度から世界を見ることも大事だと思うけど。特にシロネンほどの発明家なら、なおさらだろう? | 好感度Lv.4後に解放 |
キィニチについて… | あのアハウってやつは本当に面白い。それなりの年のはずだけど、まるで子供みたいだ。キィニチはその反対で、年は若いのに大人びている。僕が言いたいこと…伝わるかな? | 好感度Lv.4後に解放 |
チャスカについて… | チャスカの実力は皆もよく知っている。彼女が姿を現した途端、喧嘩がピタッと止まり、握手して和解する流れになるんだからな。なるほど、最も説得力があるのは「武力交渉」ってやつか。うん、かっこいい名前だ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
イファについて… | イファが竜の患者を叱っているところをよく見かけるけど、実際は竜たちと仲がいいんだ。暇な時、あいつが診療所の入り口でギターを弾いていると、竜たちが寄ってきて歌い始める。 ま、キューキューって叫ぶだけだけど。僕も見かけたら仲間に入るよ——竜のほうにな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
シトラリについて… | ばあちゃんは感情を隠すのが苦手な人だから、嬉しい時も不機嫌な時も丸わかりだ。君はばあちゃんと同世代…いや、もっと年上か? あ、失礼な言い方だったかもな。これ以上聞かないほうがよさそうだ。でも、もし僕の推測が合っているなら、ばあちゃんの話し相手になってあげてほしいんだ。ばあちゃんの周りは年下ばかりだから、もし君が声をかけてくれたらきっと喜ぶと思う。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「燃ゆる運命の虹光」をクリア |
イアンサについて… | 僕を捕まえるために、炎神様が彼女を送ってこなくてよかった。身長こそ勝るけど、有名なスポーツトレーナーとの駆けっこで勝てるはずがないからな。目くらましの術?いや、何度も使うと効き目がなくなるんだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
マーヴィカについて… | 以前は炎神様を知らなかった。 いや、炎神様が誰かはもちろん知っていたけど、言葉を交わすような「知り合い」ではなかった、という意味だ。僕から見た炎神様は、すべてを掌握し、無限の力を秘めたトーテムのような存在だった。だが、それはあやふやな理解でしかなく、あの方についてはほぼ何も知らなかったんだ。 今は少しあの方のことを知ることができて、嬉しいと思う反面、自分が情けないとも思っている…炎神様は炎が燃え続ける理由をよく知っていて、その炎を絶やすまいという意志に一切の迷いがない。僕も…ナタの力になれたらいいなと思う。 そうだ、こんなこともあった…この前のパーティーで、炎神様が緑の野菜をたくさん取っていたから、話しかけてみたんだ。そしたら、栄養バランスのとれた食事が好きだと話してくれた。なんというか、意外と繊細な一面もある方だった。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「燃ゆる運命の虹光」をクリア |
隊長について… | 彼は突然訪れた、実に奇妙な縁だった。 謎煙の主は未来を予知する術に長けているって言われるけど、当時道端で「隊長」と会ったときは、これほど事態が複雑になるとは想像もしていなかった。人への貸し借りというのは、きれいに「清算」できるものなのだろうか?そうだとすれば、僕の中に未だに感謝と申し訳なさが残っているのはなぜだろう? …ま、僕の考えすぎかもしれないな。過去に何があったとしても、ナタを窮地から救ってくれた彼は、尊敬すべき英雄だと思う。彼のことはこれからもずっと記憶に残るだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「灼烈の反魂の詩」をクリア |
オロルンを知る・1 | こんにちは。ん?握手?ナタではそういうかしこまった挨拶はあまりしないけど、君が望むなら。むしろ遠くから声をかけてくれるだけでいいんだ。僕は耳がいいからな。 | 初期解放 |
オロルンを知る・2 | 君はいつも忙しくしているな。君みたいに、僕もずっとやることがあるといいんだけど。でも、のんびり過ごすのも好きだ。人間の気分はころころ変わるものだし、言うことを聞いてくれなくて困っている。 | 好感度Lv.3後に解放 |
オロルンを知る・3 | 日中のナタは暑いから、必要がない限りは夜に出かけるのを好んでいる。夜の水面を見たことあるか?月明りに照らされ、キラキラと光るところを見ているのは気持ちがいいんだ。でも、水がきれいかどうかは太陽光の下でしか分からない。夜の水には触れないほうがいいだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
オロルンを知る・4 | 僕は生まれつき、魂への感知能力が人一倍高いんだ。どう説明すればいいかな…人の魂は予測不能なエネルギーの塊みたいなもので…もし形の様々な「ちび竜わたあめ」ってものが存在するなら、魂の形はそれに似ているだろう。君の魂は、とても暖かい。まるで炎に当たっているみたいだ。 | 好感度Lv.5後に解放 |
オロルンを知る・5 | 正直、僕も自分のことがよく分からない。僕の中には常にたくさんの疑問がある。前の疑問がまだ解決しないうちに、また新しい疑問が生まれるんだ。 これといった解決策もないみたいだから…前へ進むしかない。そうだろう? | 好感度Lv.6後に解放 |
オロルンの趣味… | 野菜の栽培とミツムシの観察のほかに、趣味はあるかって?もちろんあるさ…少し時間をくれ、すぐ思いつくから。 | 初期解放 |
オロルンの悩み… | 時々、こう思うことがあるんだ——「やりたい」と「やり遂げる」の間には、越えがたい距離があるって。 | 初期解放 |
好きな食べ物… | タタコスを食べるときは、下に生地を一枚敷いて食べるといい。頬張るときにこぼれた具材で、タタコスがもう一個作れるぞ。 | 初期解放 |
嫌いな食べ物… | 軍用携帯食…特に乾パンはどうも苦手だ。「隊長」の魂みたいにずっしりしていて…素晴らしい食べ物だと思うが、とにかく硬すぎるんだ。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | 大した腕だ。僕よりうまいな。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | 味の加減がちょうどいい。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | これは…僕の知らないアートか? | 初期解放 |
誕生日… | ナタには、生まれた日によってその人の運命が決まるという考え方もある。大英雄と誕生日が同じ人は、その英雄の加護を受け、同じような資質の持ち主になるとかな。君と同じ誕生日の人は、きっと運に恵まれた人だろう。誕生日おめでとう。 | 初期解放(※) |
突破した感想・起 | さっき渡してくれたのはなんだ?もう一回見せてくれ。 | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | 「先生」と呼んだほうがいいかな?ありがとう、じいちゃん(ばあちゃん)先生。 | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | 身体が軽くなった。もっと高いところにも簡単に行けそうな気がする。でも力の出し方を工夫しないとな。頭をぶつけると痛いから。 | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | 僕にはまだ、死の境を窺う能力がない。だが君の手によって、僕の死はさらに遠ざかった。安心してくれ、だからといって、タガを外して悪事に手を染めたりはしないから。 | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | あまり遠くに行くなよ。 | |
じゃあな。 | ||
自由になれ! | ||
元素爆発 | 行け、もう自由だ。 | |
さ、みんなに挨拶だ。 | ||
周りを見張っててくれ。 | ||
宝箱を開ける | 君の宝箱への情熱が、こいつらの生存環境を脅かしている。 | |
叩くといい音がする。いい品かもしれない。 | ||
箱に隠れるのが好きな竜もいるから気をつけろ。たぶん内気な性格なんだろう。 | ||
HP低下 | もう走れそうにない… | |
気を引き締めないと…! | ||
悪い兆しだ。 | ||
仲間HP低下 | 医者に連れて行こうか? | |
僕がカバーする。 | ||
戦闘不能 | 先にいってる… | |
見えなくなった… | ||
聞こえるはずのない…声が… | ||
重ダメージを受ける | くっ、一歩遅れた… | |
こんなはずじゃ… | ||
チーム加入 | 呼んだか? | |
目的地は? | ||
まず、いいことか悪いことか教えてくれ。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
他キャラからの反応
シトラリ | やれやれね。 |
シロネン | マイナスかけるマイナスはプラスになる——この理屈でいけば、変人の中の変人は普通の人間ってことでしょ?でもオロルンは明らかに違う。 まっ、そうは言ってもあいつはいいやつだよ。イファに頼んで、「こだまの子」に果物やミツをたくさん持ってきてくれたし。みんなに迷惑をかけたって思ってるんでしょ。それに、燃素ミツムシからこんなに甘いミツを採れるなんて知らなかった。あいつ、腕は確かみたい。 …はぁ、なんでもうまく育てられる人っているもんなんだね… |
マーヴィカ | 傍から見た彼の姿は、本当の性格とだいぶかけ離れているのではないだろうか。彼を見ていると、まるで氷に包まれたマグマのように思える——部族の人々や友人の存在は彼に冷静さを与えてくれるが、一方で皆を守りたいという衝動と「英雄」としての使命感は彼に不安と焦りをもたらしている…このような感情は決して理性的とは言えないが、とても貴重なものだ。 |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
戦力は表に出るものと誰が決めた? 控えから雷を撒き続けるサブアタッカー
雷元素の散布能力に優れたサブアタッカー。自身の能力のほとんどが控えにいるまま発動し完結するのが特徴。
「感電反応とそれを起こす水・雷攻撃」か「夜魂バーストと夜魂性質の攻撃」がトリガーとなるため、オロルン以外のキャラの編成と立ち回りに気を配りたい。
特徴
- 感電で手数を増やす雷サブアタッカー
控えにいても残り続けるスキルと元素爆発、控えにいながら雷追撃を行う固有天賦と、とにかく雷付着に特化したサブアタッカーである。感電反応、もしくはパーティ内キャラが夜魂バーストを起こすとオロルンの夜魂値が上昇、夜魂値を消費して控えから常に雷追撃を行う。性質上もう1人は水元素キャラクターか夜魂属性を持ったキャラと組ませたいところ。
- 味方へのチャージ補助
固有天賦により通常攻撃、重撃、落下攻撃で敵に攻撃したキャラに対して元素エネルギーを配ることができる。
爆発も火力源となるアタッカーには嬉しい補助効果。
- 優れたジャンプ性能
ナタキャラは全員探索性能も併せ持っており、「謎煙の主」の民であるオロルンはジャンプのボタンを長押しすると大ジャンプが可能。
その場に飛び上がるキャラクターは楓原万葉や放浪者等が存在するが、オロルンのジャンプにはクールタイムがない。
スタミナを消費するとはいえ着地後は即座に使用できる為ちょっとした崖を飛びこえたい時に便利。
同様の効果をシトラリも持っているがオロルンは長身で通常の移動が早く、滑翔速度が上がる天賦を持っていることから移動性能が優れている。
また「謎煙の主」の特徴として、イクトミ竜と同様の能力を有しており、特殊なギミックを攻略できる他、元素視角が通常キャラよりも広く見える特徴がある。
注意点
- 夜魂の加護状態に入るには編成を縛られる
固有天賦1の効果によって夜魂値の獲得および消費が可能になるが、オロルン以外のナタキャラクターを編成する、または水雷のキャラを入れ感電を起こせる編成にする必要がある。
オロルンは夜魂値を消費することによって夜魂の加護状態に入るため、どちらの条件も満たしていない編成だと「顕象超感覚」のダメージが発生しない他絵巻4セットのダメバフも12%止まりとなってしまう。
- 単体戦は苦手
感電を主体にした運用になる都合上、単体戦だとヒット数が減ってしまい火力が低下しがち。
元素スキルや命ノ星座でも複数へのヒットがトリガーのなる効果も多いので螺旋等で活躍させるなら複数敵が登場するフェーズで出場させたい。
運用
固有天賦のエネルギー供給と完凸時の攻撃バフ以外はチームへのサポート能力を持たず、攻撃の殆どは控えに下がっても攻撃が可能なので、オフフィールド型サブアタッカーとしての運用が基本となる。
注意点の記載と重複になるが、夜魂の加護状態に入る条件が限られるため、オロルン以外のナタキャラクターを編成する、または水雷のキャラを入れ感電を起こせる編成が望ましい。
※ジャンプ時に一瞬夜魂の加護状態に入る事を利用し絵巻4セット効果を発動させる運用もあるが、タイミングのシビアさやジャンプを含めた掛かる時間、顕象超感覚分の火力低下等を考慮すると推奨はし難い。
天賦
通常攻撃・憑霊の閃矢
- 通常攻撃
1、2段目はその場で撃ち、3段目を撃った直後に大きく後退する。
倍率は高くも低くもなく、同じく全3段のセトスにやや劣る程度。
3段目で後退した後には、ズレたフードを直すモーションが入る。
- 狙い撃ち
元素量: 1U
倍率もモーションもごく普通の狙い撃ち。
しかし、オロルンは空中でも狙い撃ちが可能になっている点が特徴。
空中で発動するとチャージ中は落下速度が大幅に減少する代わりに、スタミナを継続的に消費する。
他の挙動は普通の狙い撃ちと変わらず、スタミナが続く限りは照準もチャージ時間も自由自在。
スタミナが途中で切れるとチャージは出来なくなるが、狙い撃ち自体は発動可能。
この仕様を利用し、重撃を連続で撃って長時間滞空する…なんて一発芸も。
戦闘には活かしにくいが、ナタ地域の探索では謎霊のギミック解除はもちろん、キィニチやチャスカへの空中夜魂トランスまでの時間稼ぎをして半永久飛行を実現させたりと役に立つ。
ボタン短押しだと普通に落下攻撃が出るので、出す時は長押しか照準ボタンを押すことを意識しよう。当初はコントローラ操作だと左トリガーで空中狙い撃ちが出来ないというバグがあったが、
それが修正された後でもオロルンが落下し始めて数秒経つと通常攻撃ボタンでは空中狙い撃ちができるが左トリガーではできなくなるというバグが残っている。
コントローラ操作の時に空中狙い撃ちで落下ダメージキャンセルだ!とかやると死んでしまうので注意。
冥色のタイトロープ (元素スキル)
「自由になれ!」
CT: 15秒
元素粒子生成: 3個 元素量: 1U 特性: なし
雷の弾を放つシンプルな攻撃で、敵が複数いれば弾が敵の間を移動する。
ただし3体の敵に当たるか攻撃対象がいなくなると弾は消え、1回のスキルで弾が同じ敵に複数回当たることはない。
その性質上複数戦ではそれなりに使える一方、対単体ではやや頼りない。
後述の固有天賦と1凸効果のトリガーとしても機能する。
1凸するとスキル1回のヒット上限が5体になり、命中した敵に対するパッシブ1のダメージが強化される。
闇声の残響 (元素爆発)
「さ、みんなに挨拶だ。」
エネルギー: 60 | CT: 15秒 継続時間: 9秒
元素量: 1U 特性: なし
前方に雷元素範囲ダメージを与えた後、「ウルトラソニック・アイ」を召喚する。
ウルトラソニック・アイは回転しつつ音波を放ち、持続的に雷元素範囲ダメージを与える。
またデコイ効果もあり、ボス以外には疑似的な耐久手段として使うことも可能。
攻撃倍率はかなり低いので攻撃というよりは裏からの雷付着兼デコイとして使うと良い。
元素爆発にデコイ効果を持つリネットと同じく、デコイ効果の影響範囲がリネやティナリなど元素スキルに効果を持つキャラより1.6倍広い。
夜陰のシナスタジア (パッシブ1)
夜魂値と夜魂の加護状態についての固有天賦。
オロルンは以下のいずれかの条件を満たすと夜魂値を獲得できる。上限は80。
・チームメンバーが夜魂バーストを起こすと40獲得。
・元素スキル発動後の15秒間、オロルンを除くチームメンバーの雷元素または水元素の攻撃が当たる*1と5獲得。0.3秒に1回、1回のスキルにつき10回まで発動可能。
そして、
・敵が感電ダメージを受けた。
・オロルン以外のチームメンバーが夜魂性質のダメージを与えた。
以上のいずれかの条件を満たすことでオロルンは夜魂値を10消費して以下の行動をとる。この効果は1.8秒毎に1回発動可能。
・「夜魂の加護・オロルン」に入る(継続時間6秒)。
・「顕象超感覚」を発動し、周囲の最大4体の敵に雷元素ダメージを与える。
オロルンの強みの根幹を為す固有天賦。
上手く使えばオロルンを一切出場させずに立ち回ることも可能。
感電反応が起こる編成ならば自然に発動できるが、それ以外の編成でこの固有天賦を発動させたい場合はオロルン以外のナタキャラが必須になる点に注意。
ある程度離れると「顕象超感覚」が反応しなくなるため、敵から離れすぎないことも要求される。
トリガーになる夜魂性質のダメージは控えからのものでも問題なく発動する。
夜魂値の増減は、オロルンが出場中なら一時的にゲージが出現し、控えにいる場合はHPバーの下に表示される。
「顕象超感覚」は特に分類のない攻撃であり、元素スキルや元素爆発を強化する効果は適用されない。
霊相のカタリスト (パッシブ2)
元素スキルが敵に命中すると、オロルンは継続時間15秒の「霊相の印」を獲得し、以下の効果を発動できる。
・出場キャラクターの通常攻撃・重撃・落下攻撃のいずれかが敵に命中すると、出場キャラクターの元素エネルギーを3回復する。
・上記効果のエネルギー回復発動時にオロルンが待機中だった場合、オロルンの元素エネルギーも3回復する。
・上記2つの効果は1秒に1回、継続時間中に最大3回まで発動できる。
出場キャラクターのチャージ補助をしつつ、裏にいるオロルンのチャージも賄える地味ながら優秀な天賦。
出場キャラクターが通常・重撃・落下攻撃を多用するなら恩恵は大きめ。
夜域の賜物・流霧躍影 (パッシブ3)
ナタキャラ共通の、燃素と夜魂トランスに関する天賦。
ナタ地域でキャラクターが空中にいる場合、オロルンに特殊キャラチェンジできるようになり(「夜魂トランス: オロルン」)、切り替えると、オロルンが高く跳び上がる。
キィニチやチャスカといった長く滞空できるナタキャラ同士で夜魂トランスを繰り返すことで滞空時間を大幅に伸ばせる。
この場合は夜魂トランスのCTを誤魔化す必要があるので状況によっては空中狙い撃ちによる滞空も駆使すると良い。
また、狙い撃ちのチャージ中は「霊覚」効果が発動しており、イクトミ竜のそれと同様の効果を発動できる。
ただし照準内に「霊覚」に反応するオブジェクトがある場合、ボタンホールドを離すと矢が消失する。
たとえ敵に狙いを定めていても、照準内にラクガキなどがあるだけで狙い撃ちが攻撃に一切使えなくなるので注意。
イクトミ竜のもう1つの模倣能力として、ジャンプボタンを長押しすることで大ジャンプできる。ジャンプ直後にマントをコウモリの翼のように広げて1秒ほど水平移動が可能で、その後自動で風の翼を開く。
大ジャンプにはスタミナを75消費するが、スタミナが1でもあれば大ジャンプ自体はいつでも可能。
ナタではスタミナの代わりに燃素を5消費することで通常の大ジャンプよりも更に高く跳び上がる。
燃素を使って大ジャンプする場合でも、燃素が1でも残っていれば燃素版大ジャンプになる。
なお大ジャンプでも狙い撃ちの滞空でも、スタミナより燃素が優先して消費される。
同じ謎煙の主のシトラリも同様の大ジャンプが可能。
獣の姿を借る者の妙技 (パッシブ4)
自身キャラクターの滑翔速度+15%。
閑雲のものと同じ効果。パッシブ3の大ジャンプと合わせて上空からの探索に役立つ。
命ノ星座
基本的にオロルン自身の火力が上昇する凸が主体であり、サブアタッカー性能に関しては無凸で完成されている。
完凸すると攻撃バフを配ることができるようになり、絵巻4セットに加えてサポーターとしての役割が強化される。
- 第1重・霧立つ林中の痕跡
元素スキルの移動回数が2回増えることで、最大5体の敵にヒットするようになる。
さらに元素スキルの攻撃が命中した敵に固有天賦の追撃のダメージがあがる。
- 第2重・蜜酒を隠す王蜂
元素爆発による攻撃がヒットする度にオロルンは雷元素バフを8%獲得する。
最大32%まで上がり、元素スキルや固有天賦の追撃のダメージも向上する。
- 第4重・夜風の如き謎煙
元素爆発の回転速度が上昇することでヒット数が上昇する。
元素エネルギーが8回復することで、実質52になり取り回しがよくなる。
- 第6重・深泉に贈る礼讃
固有天賦の追撃が発生する度に、フィールド上のキャラクターに攻撃バフ10%を与える。
最大3層まで重ね掛けされ、最大30%の攻撃バフを提供できるようになり絵巻4セットによる元素バフに加えて強力なバッファーとして役割が持てるようになる。
また元素爆発発動時にも固有天賦と同様の追撃を200%にして発動できるようになり、こちらでも攻撃バフが発生する。
ビルド
武器
【チャージ武器】
終焉を嘆く詩(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:チャージ効率55.1% / 効果:元素熟知アップ、元素スキルまたは元素爆発が4回命中すると味方全員に元素熟知と攻撃力バフ]
複数戦であればオロルンのスキル爆発いずれも多段ヒットする為、バフを配りやすい。天賦の追撃ではカウントされない点は注意。
絵巻4セットのダメージバフも加えると強力なバッファーとして活躍できる。
祭礼の弓(★4/祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:チャージ効率30.6% / 効果:元素スキルがダメージを与えると確率でCTリセット]
クールタイムが長めの元素スキルのクールタイムをリセットできる。単体ではやや不安定なものの、対複数であれば多段ヒットである為CTリセットは安定しやすい。
固有天賦「霊相のカタリスト」のエネルギー回復の効果もリセットされる為、スキルを使いなおすことで実質的な味方へのチャージ緩和となる。
西風猟弓(★4/祈願) [基礎攻撃力:454 サブOP:チャージ効率61.3% / 効果:会心時に元素粒子発生]
サポーター定番弓。サポーターでもオロルンは一般的な会心率ビルドになる為会心率は稼ぎやすい上、多段ヒット攻撃で粒子発生はしやすい。
ただし基礎攻撃力が低く、元々エネルギー回復手段も多い為上記武器でチャージが回らない場合の選択肢。
【アタッカー武器】
冬極の白星(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心率33.1% / 効果:元素スキルと元素爆発ダメージアップ、通常攻撃/重撃/元素スキル/元素爆発命中時に4層まで攻撃力アップ]
スキルと爆発主体なのでダメージバフは有難い。通常と重撃を使用する必要がある為出場時間はやや長くなる。
オロルンをメインアタッカーにする場合の選択肢としても有用。黒曜と合わせれば十分な会心率を稼げる。
ダークアレイの狩人(★4/限定祈願) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:装備キャラが待機時与えるダメージアップ、フィールド上にいると上記効果ダウン]
スキルと爆発を打ったら即控えに戻るオロルンの立ち回りに非常に噛み合っている他、青と黒を基調にした武器である為見た目の親和性も抜群。公式のチュートリアル動画、キャラクタートレーラーで持っている武器でもある。
仮にダウンしてしまってもリアルタイム参照の為、控えに戻ればダメージは上昇していく。
絶弦(★4/祈願) [基礎攻撃力:510 サブOP:元素熟知165 / 効果:元素スキルと元素爆発のダメ―ジアップ]
スキルと爆発を打ったら即控えに戻るサブアタッカー定番武器だが、天賦の追撃に乗らない点が惜しい。
サブOPの元素熟知もオロルンは元素反応の下地になることが多く活かせる場面は少ない。
チェーンブレイカー(★4/鍛造) [基礎攻撃力:565 サブOP:攻撃力27.6% / 効果:チーム内のナタ出身または装備者と異なる元素キャラクター1名につき攻撃力アップ、3名以上の時元素熟知アップ]
編成のみが条件で攻撃・元素熟知が伸びる鍛造武器。
武器効果を最大まで発揮させる為には元素をバラけさせるかナタキャラクターと組みたい。
元素熟知バフは自身以外に2名をナタ人or雷以外の元素にすることで得られる。
静寂の唄(★4/鍛造) [基礎攻撃力:510 サブOP:攻撃力41.3% / 効果:治療を受けた後、8秒間与えるダメージアップ]
ヒーラーが必須になるが高いダメージバフを獲得できる。
感電のトリガーとなる水元素は回復できるキャラが豊富な為、ヒーラー要員には困らないだろう。
落霞(★4/イベント) [基礎攻撃力:565 サブOP:チャージ効率30.6% / 効果:与えるダメージアップ]
時間経過でバフ量が変動するが、精錬5の場合は平均するとダークアレイの狩人精錬1の最大値と同程度のダメージバフを獲得できる弓。
無条件で全ての攻撃に対して効果を発揮するのがオロルンには合っている。サブOPのチャージ効率も爆発をできるだけ使いたいので無駄にならない。
イベント武器のため現在は入手不可なのが難点。
聖遺物
オロルンの攻撃は全て攻撃力参照となっているため、基本的なアタッカーと同様のビルドが主となる。
元素熟知は基本的に雷元素の下地となることが多く、武器や味方からのサポートでも得る機会が多いため優先度は低い。
絵巻4装備であれば、サブアタッカーをこなしつつ味方をサポートすることも可能。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 攻撃力% | 雷元素ダメージ 攻撃力% | 会心系 攻撃力% |
サブ効果 | 会心系≧攻撃力%>元素チャージ効率>その他 |
灰燼の都に立つ英雄の絵巻4 (付近のキャラクターが「夜魂バースト」を起こすと元素エネルギーを6ポイント回復 / 装備者が自身の元素タイプの元素反応を起こした後、チーム全員の元素反応に関連した元素ダメージ+12%、継続時間15秒。発動した時に装備者が「夜魂の加護」状態にあった場合、さらに元素ダメージ+28%、継続時間20秒。装備者が待機中でも発動可能。重ね掛け不可)
ナタキャラクターの定番サポート用聖遺物。ではあるが、オロルン自身がダメージを出したい場合でも、基本的にはこちらを装備させた方がダメージを伸ばしやすい。
オロルンは2凸に与ダメバフを持つため、凸次第で杯を攻撃力%にする選択肢が増える。
旧貴族のしつけ4 (元素爆発のダメージ+20% / 元素爆発を発動すると、チーム全員の攻撃力+20%、継続時間12秒、重ねがけ不可)
他に絵巻を持ったナタキャラクターがいる場合の選択肢。
オロルン自身にも恩恵がある他、完凸効果と合わせると50%もの攻撃バフが可能になる。
黒曜の秘典4 (「夜魂の加護」状態かつフィールド上にいる時、与えるダメージ+15% / 装備者がフィールド上で夜魂値を1消費すると、会心率+40%、継続時間6秒。1秒毎に1回のみ発動可能)
ナタキャラクター専用のアタッカー聖遺物。
サブではなくメインアタッカ―として運用したいときの選択肢。冬極装備であれば冠は会心ダメージが望ましい。
オロルンの夜魂値の増減には感電反応を求められる部分が多く、パーティーの幅はやや狭まるか。
他キャラクターとの相性
オロルンの性能を最大限活かす為、感電反応を起こす為の水元素及びナタのキャラクターは優先的に採用したい。
条件を満たせば追撃から手軽に絵巻バフを発生させられる為、雷元素と反応する元素であれば基本的に相性は良いと言える。
編成例
感電編成
キャラ | ![]() スクロース | ![]() 行秋 | ![]() 北斗 | ![]() オロルン |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー 翠緑デバフ | サブアタッカー 中断耐性付与 水元素付着 | サブアタッカー 中断耐性付与 雷元素付着 | サブアタッカー 終焉&絵巻バフ 雷元素共鳴 |
凸目安 | 1+ | 0+ | 0+ | 0+ |
聖遺物 | 翠緑4 | 絶縁4 | 絶縁4 | 絵巻4 |
水元素キャラクターと雷元素キャラクターで感電反応を起こしたところをスクロースで2元素拡散を起こす編成。
北斗行秋によって中断耐性とダメージ軽減が重ねがけされ粘り強く、星4だけで組めることで編成難易度も比較的低い点が特徴。
元よりオロルンはフィッシュルで使用されていた編成だが、オロルンになったことで変化した点は以下の通り。
- 絵巻4セットによりダメージバフ、終焉により元素熟知バフをチーム全体に付与
- 元素爆発のデコイ効果とスクロースの元素爆発が重なることでより敵を引き寄せやすさがアップ
- 天賦効果でスクロースの元素エネルギーを緩和
などとチーム全体が多くの恩恵を受けることができる。
ただし単体火力と粒子生成量はフィッシュルの元素スキルに劣る。北斗は出場中にオロルンの固有天賦でエネルギーを回復させるか、チャージ武器が無いと元素爆発はやや回し難くなる。
またスクロースの枠は鹿野院平蔵でも代用可能。
こちらは元素反応よりも平蔵の火力に特化した編成になり、オロルンの完凸による攻撃バフの恩恵を受けやすい。
チャスカ編成
過負荷編成
キャラ | ![]() マーヴィカ | ![]() 主人公(炎元素) | ![]() シュヴルーズ | ![]() オロルン |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー バッファー 夜魂性質攻撃 | 炎元素付着 バッファー 夜魂性質攻撃 | 攻撃力バフ 炎雷デバフ 回復 | サブアタッカー 終焉&絵巻バフ 雷元素付着 |
凸目安 | 0+ | 1+ | 0+ | 0+ |
聖遺物 | 黒曜4 | 千岩4 | 旧貴族4 在りし4 | 絵巻4 |
夜魂性質の炎元素ダメージを与えられるマーヴィカを主体にしたシュヴルーズ過負荷編成。
オロルンの追撃によって絵巻バフが安定する点、マーヴィカの主な火力源である元素爆発を貯める為の戦意を獲得できる点で好相性。
ただし他の雷元素キャラを採用しなければオロルンが獲得できる夜魂値は40止まり。雷元素キャラクターを採用すると炎元素の付着が外れて、オロルンの追撃による絵巻の起動が安定しなくなる。
そこで夜魂値の獲得手段が多く、炎3編成故に高倍率の元素爆発を回しやすい主人公(炎)を採用している。
その他
小ネタ
- 名前
オロルンである。オルロンではない。公式すら間違えていたがエルロンでもない。
なお、英語版では Ororon と表記する。オロロンではあるのかもしれない。
- 容姿
オロルンは右目がピンク、左目が青のオッドアイキャラで、過去にオッドアイキャラがプレイアブル化されているが、実はオロルンが実装されるまでは男性オッドアイキャラはいなかった。
- ウルトラソニック " ultra sonic " とは超音波のことである。超音速のことではない。超音速はスーパーソニック " super sonic " という。
コウモリモチーフの彼らしい命名であろう。
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