まず一番大切なことなんだけど、赤メダルの恩恵が大きいのは後半やレックウザ戦ではない。最も恩恵があるのは最序盤のレーン戦で、その後ユナイト技が出揃う前の7,8レベル帯までをメインで強化するメダルだと言える。この序中盤においては他のメダル、つまり茶も白も青も黒もピンクも恩恵が少ない。序盤に強くそこでリードを作ることが大切なマンムーだからこそ、その序盤を重点的に強化できるメダルを選ぶのは間違った理屈ではないはずだ。
次に後半は赤メダルの恩恵が少ないという点だけど、ぶっちゃけ後半、とくにレックウザ戦ではどのメダルも恩恵は少ないということを理解してもらえればと思う。
白→恩恵中
茶→恩恵小
青→恩恵小
赤→恩恵小
黒→恩恵小
黄→戦闘中は恩恵なし
これはえこひいきが入っているわけではなく、本当にこうとしか言えない。白についても赤7白4と茶6白6の差は2%、実際値にしても140程で大した差ではない。そんな僅かな数値で勝敗を決することはほとんどないだろう。
なんならレックウザ戦だけ見据えてメダルを選ぶなら、後半ほど意味のあるピンクメダルが一番とさえ言える。だから後半につれて赤メダルの価値が減っていくというのは正しくない。ほとんどのメダルは価値が少ないのだ。そうであるならば序盤に明確に他を凌駕した強みを持つ赤メダルを優先したほうが良いのではないだろうか。
最後に、マンムーの技チェイン→ユナイト→技チェインがレックウザ戦での重要な立ち回りであることはたしかなのだけど、先述したようにその部分をクローズアップしても各メダルの恩恵はそこまでない。つまりどのメダルでも良いもさえ言える。
その中で赤メダルの持つ強みとは、ずばりその技もユナイトもない状態で通常攻撃を振り回すしかない時間を強めることにある。
毎回のレックウザ戦がユナイトバカスカですぐに終わってくれるなら茶メダルでもいいが、実際はそこで終わらずに長引くことや、ラッシュ選択または防衛選択も多々あるだろう。散発的な削り合いや殴り合い、抜けやその防衛など実際のシチュエーションは様々だ。それらの状況で赤メダルの有無は確かな意味を持つ。レックウザ戦、もっと言えばラストスパートでの様々なシチュエーションを意識するからこそ、回り回って赤メダルに帰ってくるとも言えるのではないかと思う。