続・阪神ファンになった経緯(1977年・ファン3年目・小学3年)
この年は全プロ野球ファンの注目が王さんひとりに集中した。
ハンク・アーロンの持つメジャー本塁打記録755本超えへのカウントダウン。
シーズン後半に世界新記録とされる756号を放ち、初の国民栄誉賞。
その流れに乗って巨人がセ・リーグを制して2連覇。
阪神は4位に終わった。
チームは低迷したが、掛布人気の勢いは留まるところを知らず、
イリーガルさん大望の「GO! GO! 掛布」が発売w
開幕時は6番でスタートするも、シーズン途中から3番に定着し、打率.331 23本で2年連続ベストナインに選ばれた。
古い記憶を掘り起こしてみると、おそらく僕が初めて球場で生観戦したのはこの年。
巨人vsヤクルト@後楽園球場。
球場の雰囲気に圧倒され、巨人が勝ったこと以外、試合内容はほとんど覚えてない。
ただひとつ、キョーレツに印象に残っているのが、
リリーフ登板したヤクルトの安田が、巨人ファンからめちゃめちゃ面白くヤジられてた件w
まだメガホン叩いて応援する文化もなかった。
トランペット伴奏による選手ごとの応援歌もなかった。
ザ・昭和のプロ野球。
酔っ払いによるユーモアたっぷりのヤジがスタンドのあちこちから聞こえてくる。
それが子供心には面白くてたまらなかった。
「阪神戦も観に行きたい!」
「生の掛布を見てみたい!」
この切なる願いが叶ったのは、翌1978年の開幕カード。
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