ペナトピ・Deracine版

雑記帳 / 214

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晩御飯 2023/07/16 (日) 16:22:28 修正

新・野球との関わり(大学生)

大学に入ると、僕はすぐに草野球チームを作った。
監督兼選手として。

選手集めはかなり苦労した。
描いていた理想は、中学・高校の6年間を野球部で過ごした経歴のあるメンバーを最低でも9人集め、
可能であれば自分は監督業に専念する・・だったが、結局それは叶わなかった。

色んな方面の友人・知人に声をかけたが、みんなバイト、サークル活動、デートなどで忙しい。
野球経験の有無などで人選しでる場合ではなく、最初の頃はとにかく試合のたびに9人揃えるだけでも四苦八苦した。

そうこうしてるうちに、何となくメンバーが固定されてきた。
高校まで野球部だったのが2人、中学までが3人、残りは僕のような「少年野球ならやってたけどね・・」レベル。

一応、勝敗にもこだわっていた。
とにかく投手力を上げることに躍起になっていたため、スカウトした元野球部の5人は全員投手経験者だった。
中でも、僕が「ウチのエース」と位置づけた奴は、中学・高校とずっと投手だったらしく、
草野球としてはかなり速い真っ直ぐに加え、フォークボールを投げられる逸材だった。
・・が、露骨に50球肩で、4~5回くらいになると、まったくストライクが入らなくなる。
結局3~4人の継投策で、少ない得点力をなんとか補う・・みたいなチームだった。
(今の阪神みたいやなw)

僕自身は、ほとんどの試合で「9番センター」で出場した。
センターは高3の体育の授業(ソフトボール)で守って以来、すっかりハマってしまったポジション。
めちゃめちゃ楽しかったし、タイプ的にも正直自分で「向いてる」と感じた。

打つほうは、別競技で中学・高校時代に鍛えまくったせいか、小学生の頃のような非力な打者ではなくなっていた。
それと、かつてのチームメートX君(元リトルリーガー)に言われたことを思い出し、自分の欠点を矯正した。
X君に指摘された「サードゴロが多すぎる。セカンドを狙え」は、
要は僕は体の開きが早くて、ボールを迎えにいってしまう傾向がある・・ということだったのだろう。
(今の梅ちゃんみたいやなw)

暇さえあればバッティングセンターに通った。
「ポイントは近め」を意識し、「少々刺され気味くらいで丁度いい」の精神で、徹底的にセンター返しを磨いた。
すると、自分の感覚の中ではいくらか窮屈さを感じる打撃内容ながら、結果だけはついてくるようになった。
いつの間にやら僕は安打製造機と化していき、自分でも「9番で使うのはもったいない」とさえ思うように・・。
しかし、立場は監督であり、忙しい中みんなに集まって来てもらっているという負い目から、
できるだけ皆に打順が回るよう、自分は9番に固定し続けた。

そんなこんなで、打つほうにも一定の自信が芽生えた大学時代だが(あくまで低レベルな草野球ですよw)
僕には絶対に打てない球種があった。
スライダー。

何度も対戦することのあった相手チームの投手に、キレのいいスライダーを投じる奴がいた。
あれは打てん!
消える魔球かと思ったw

カーブは打てるんよね。
でも僕のような素人には、スライダーは一瞬ストレートのように見えてしまうのかな?
よく分からんけど、前に飛ばなかった。
それどころか大抵は空振り。
仕方ないので四球になるのを祈るばかりだったとさ。

(大学編おしまい)

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