Hageteru
2023/06/16 (金) 03:03:48
特殊ではなく、無鉛ハンダが電子機器の接合の主流となっています。だから、昔の鉛ハンダが現代では特殊ハンダになります。無鉛ハンダは鉛ではなく錫を主体として銀と銅が混ざっています。その融点が鉛に比べて7~80℃高いので通常の鉛ハンダは溶け込みません。だから、まず80℃ほどの低融点ハンダを最初に流し込み、無鉛ハンダを綺麗に除去してから諸々の処理をやらねばなりません。今回、アンプの手直しでは低融点ハンダが無かったので、外れない、くっ付かないと酷い目に合いました。100W ほどのコテを使えば無鉛ハンダも融けますが、その代わりに電子パーツが壊れます。なので、細いコテ先で高温を出すにはどうしても温度調節付きのコテが必要なのです。たかがハンダ付け、されどハンダ付け、が現代です。
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