24裁判心理学

投稿の手引き / 311

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F22044 2024/11/22 (金) 11:33:40 da155@285ee

逆行的構成分析と心理の流れ分析は、供述の真実性を検証する上で重要な手法であり、特に矛盾や不自然さを通じて作話や虚偽の可能性を明らかにする点で有効な分析だということを理解した。逆行的構成分析は、供述中に未来の出来事が過去や現在に影響を与えているような矛盾を指摘し、真の体験か否かを判断する。一方、心理の流れ分析は、行為と意図の自然な連鎖が供述に現れているかを検討し、その不在や不自然さを虚偽の可能性として断定する。しかし、これらの手法は、記憶の再構築やストレスによる混乱が影響する場合はもっと慎重に使用されるべきだと感じる。なぜなら、事件や事故の当事者や目撃者は、極度のストレスや緊張状態に置かれることが多くあり、出来事を正確に覚えていることは稀なことが多いと思う。また、時間が経つほど記憶が薄れ、曖昧になりやすいため、事実とは異なる供述が自然に生じる場合があるからだ。また、心理学的分析と法的運用の間にはギャップが存在し、調書作成において行為だけでなく意図や動機を記載するルールの整備が必要だと感じた。これらの手法がさらに精密化され、心理学的分析を過信しすぎず、ほかの客観的証拠や証言と照らし合わせることが重要になる。

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    satsugakushinri 2024/11/25 (月) 17:35:03 >> 311

     正確に覚えていないと、逆行的構成をしたり、心理の流れを無視した供述になってしまうのですか。記憶が曖昧になって、曖昧な部分を推論として物語を構成するとなれば、逆行的構成は生じやすくなるでしょうが、むしろ心理の流れは精緻になる気がします。
     後の部分は授業で言ったことがそのまま書かれています。理解してくれてよかったです。
     4点差し上げます。