本文3
────────────幼い少年は雨の中、町の路地裏を一人歩いていた。
フラフラと、力なく歩くが、その手には一丁の銃がしっかりと握られていた。
少年の目には、闇が写っていた。底知れぬ深い闇が。
少年は力尽き、ごみ捨て場に倒れ込んだ。
少年は思った。
あぁ、このまま死ぬのだろう。
その時、少年は自分に雨が降ってこない事に気付き、目を開けた。
男が一人、立っていた。
男は少年に傘を差し出していた。自分が濡れるのも気にも留めず。
男の顔はサングラスを掛けていて、よく見えなかった。
男は少年に訪ねた。
こんな所でどうしたんだい?
少年は、泣いていた。もう涙なんて出ないと思っていたのに。
男は微笑み、こう言った。
さあ、行こう。
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・・・ントさん
・・・レントさん
ミライ「カレントさん!起きてください!着きましたよ!」
カレント「ん...」
どうやら、寝てしまったようだ。
ミライ「ビックリしましたよ。途中で全然返事をしなくなるものですから。」
カレント「すまない。」
ミライ「まぁ、無理もありませんね。連絡船であんな事がありましたし...」
そう言って、彼女は微笑んだ。
だが、彼女はすぐに何かに気付いたように表情を変えた。
ミライ「あれ?カレントさん....泣いてます..?」
カレントは、泣いていた。
カレント「いや...居眠りしていたからな...?今朝は朝イチの連絡船に乗ったから早起きだったんだ。」
カレントはすぐに涙を拭き取り、苦笑した。
ミライ「・・・・そうですか。では、仮眠も取れたようですし、管理センターに入りましょう!」
カレント「あぁ。」
カレントは車から出て、管理センターへ向かう。
管理センターへ向かうカレントの目はまだ眠たそうだったが、カレントの目には光が灯っていた。
揺るぎない信念の光が。
To be continued
BGMを付けないと....死ぬッ!!
ビバップOSTとかこれまたしゃれおつなものを……
ビバップ、ルパン、最近だと血界とか、
その辺りばかり観てきた私が何故けものフレンズにハマったのかは永遠の謎である
そのうち、考えるのを、止めた。