名無しのフレンズ
2018/02/18 (日) 10:19:23
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本文7
ゆっくりと扉を開け、船内へと入るが廊下はガランとして誰もいない
カレント「遅かったか?」
菜々「待ってください!何か聞こえませんか?」
カレントは耳をすませた。何かを叩くような音が聞こえる...
カレント「厨房の方からだ!」
厨房の前に着いたが扉にロックが掛かっていて入れない
カレント「どうなってる!?おい!助けに来た!ここを開けてくれ!」
扉を叩くと返事が帰ってきた。ビンゴだ。どうやらこの中にたて籠っているらしい
船員「ダメだ!こっちからも開けられないんだ!」
カレント「どういうことだ!?」
菜々「この船の扉は全て電子制御で、遠隔操作出来るようになっているんです!」
カレントはその言葉で全てを察した。あいつらだ。あいつらが時間稼ぎの為に仲間ごとセルリアンを閉じ込めたのだ
カレント「あの屑共めぇ~!退いてろ!一か八かこじ開ける!」
菜々「こじ開けるって一体何を...」
カレントは旅行カバンからリボルバーを取り出した。
菜々「!!? 銃!?」
船員「お、おい!一体なにをする気だ!」
カレント「退いてろ!」
カレントは扉のコンピューター部分に愛銃、シングルアクションアーミー(SAA)をブッ放した
ロックが外れる音がする。成功だ
カレント「よしッ!」
菜々「なんて無茶な..!」
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