毎月10日はコッペパンの日であります。
丸十の「十」に因んで、全日本丸十パン商工業協同組合によって制定されました。
日本で初めてパン酵母(イースト)による製パン技術を開発された
田辺玄平氏が1913年にパン屋を創業され、2013年で100周年を迎える事から、
丸十のコッペパンをより多くの方々に知ってもらうのが目的であります。
・全日本丸十パン商工業協同組合は、日本全国に暖簾分けして展開する
「丸十製パン店」や関連企業等で構成された協同組合であります。
1901年に渡米され、現地の製パン法を習得された田辺玄平氏は
1911年に帰国後、私財を投じてドライイーストの研究に着手されました。
1913年に東京下谷黒門町で食パン製造工場を創設後、
1915年にドライイースト「玄平種」の開発に成功され、
1918年に東京市長の田尻稲次郎氏に玄米パンの普及を説かれました。
1919年に麻布宮村町に工場を新設し、赤坂新町に「赤坂分店」を創設。
大正末期から昭和初期にかけて、全国から集まられた門下生の方々に
暖簾分けをされ、田辺家の家紋(「○」の中に「十」)を商標とした店舗が
全国へと広まる事となりました。第二次大戦の終戦直後に、
田辺玄平氏の長男である田辺一郎氏を初代理事長として
「東京都丸十パン協同組合」が発足され、この組合は1966年に
「全日本丸十パン商工業協同組合」として新たに発足されております。
けものフレンズにおいてパンといえばジャパリパンであります。
アニメ二期における「パンのロバヤ」の商品や、
「けものフレンズ3」に登場するアイテムとしてもお馴染みであります。
パンは日本人にとっても国民食の一つと言える存在であり、
コッペパンは日本の歴史に古くから関わる食べ物であります。
この日を機に、改めてコッペパンに注目されるのも良いかもしれません。
本日もお祈りいたします、みんみー。