けものフレンズBBS NEO
みんみ教徒の集い / 2614
本日は2004年に当時の史上最大の客船である
｢クイーン・メリー2｣が処女航海に出発した日であります。
・クイーン・メリー2はイギリス船籍のクルーズ客船であり、
アメリカのカーニバル・コーポレーション傘下のイギリスの海運会社
キュナード・ラインが運用する現時点でのフラッグシップであります。
総トン数148528t/全長345mという船体は2003年の建造当時、
客船としては史上最大を誇り、2620名の旅客定員と1253名の乗組員を
受け入れる巨大な船内はカジノやスポーツセンターを始めとして、
プラネタリウムまで備える様子は｢洋上の宮殿｣とも呼ばれるものであり、
全部で1310室ある客室のうち1017室が海側に面しております。
・1998年6月に計画されていた2000人乗りの新型客船の設計が破棄され、
同年12月10日にキュナード社は、1969年から2004年まで同社の
フラッグシップを務めた｢クイーン・エリザベス2｣の後継を建造する
｢クイーン・メリー計画｣の詳細を公表。2000年11月6日に建造の
受注業者がフランスのアトランティーク造船所に決定し、
2002年7月4日から開始された建造には延べ800万時間を費やした
約3000人の熟練工による作業を含め、設計から艤装までを合わせて
約20000人が何らかの形で携わる大規模なものであり、
それは従来の客船の｢1.6隻体制｣に及ぶものでありました。
また、巨大な船体/絢爛な内装/外航船として要求される堅牢性を求めた結果、
鋼鉄の使用量は一般的な客船と比して40%ほど多いのも特徴であります。
完成した船体は2003年3月21日に進水し、同年9月25日から29日と
11月7日から11日の二度にわたり公試が行われました。
最終段階において思いもよらぬ不幸な事故が発生したものの
建造自体は予定通り完了し、2004年1月8日にイギリス女王
エリザベス2世により｢クイーン・メリー2｣と命名されました。
因みに｢クイーン・メリー｣の初代は、かつてキュナード社が所有し、
1936年から1967年まで大西洋航路を航海していたクルーズ客船であります。
・2004年1月12日、テロリストに対する厳戒態勢が敷かれる中、
2620名の乗客を乗せたクイーン・メリー2はイギリスの
サウサンプトンを出港し、アメリカ・フロリダへの処女航海を行いました。
その後、定期的に渡洋航海が行われ、日本にも度々寄港しております。
けものフレンズにおける航海で思い浮かぶのは、
ごこくエリアへと出発されたみんみ様達であります。
かばん様が本来利用されるはずであった船は
大型セルリアンとの戦いにおいて沈んでしまいましたが、
損傷したジャパリバスのトラクターとトレーラー部分に
フレンズの方々が改造を施され、船の代替とされたエピソードは
今でも印象深いシーンの一つであります。
遠方への旅等に欠かせないクルーズ船でありますが、
現在は新型ウイルスの影響によって大変厳しい状況となっております。
1日も早く、安心してクルーズを楽しめる日々が戻ってきてほしいものであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。