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みんみ教徒の集い / 2609

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流浪のみんみ教徒 2021/01/08 (金) 00:03:03 457e0@32991

本日は1912年に日本国有鉄道の上野駅にて、
日本初の発車ベルが設置された日であります。
・発車ベルとは、鉄道駅において乗降中の利用者の方々に
 列車の発車やその他の合図をベル音によって伝達するシステムで、
 電鈴合図や電鈴とも呼ばれております。鉄道事業者によっては、
 合図を行う音をベルではなくブザーの形態で採用している事例もあり、
 その場合は発車ブザーと呼ばれております。
・発車ベルおよび発車ブザーは、車掌および駅係員の方が
 ホームに備え付けのスイッチや携帯しているリモコンによって鳴らされ、
 停止ボタンのあるものと一定時間で自動的に止まるタイプとがあります。
 日本国有鉄道をはじめとして、電子音が普及する前は目覚まし時計のように
 ジリジリと半連続式で音が鳴るベルを長らく使用されておりました。
 東海道新幹線でも開業当初はこのタイプの発車ベルでありました。
 一方で、帝都高速度交通営団(営団地下鉄)では
 基本的に発車ブザーを採用しておりました。
 発車ベルおよび発車ブザーにおいても、上りホーム用と下りホーム用とで
 音程などが違っていたり、鉄道事業者によっても音色に違いが見られます。
 JRグループや東京地下鉄(東京メトロ)など一部の鉄道事業者では
 ベルやブザーに代わり発車メロディが採用されております。
・発車ベル採用の発端は、鉄道が日本で最初に開業された際には発車の合図に
 笛や鐘が用いられていましたが、鉄道利用者数の増加に伴って
 多くの乗客の方々に発車を周知させるには難点が出てきた事であります。
 そこで1912年1月8日に上野駅に新しく発車ベルを設置した事によって
 発車を周知させる事にし、後には発車ブザーを採用する鉄道事業者も現れました。
・車両に設置された電鈴(ベルおよびブザー)は、乗客の乗降が終わり
 発車が可能である事等の状況を車掌と運転士の間で伝達するシステムであります。
 電鈴での合図を電鈴合図と呼び、操作はモールス信号に近い方法で、
 伝達する内容により打ち方(鳴らし方)が決まっております。
 私鉄においては関東と関西とで電鈴の音色が異なり、多くの場合は
 名古屋を境に関西ではベル音と関東ではブザーに分けられますが、
 西日本でもブザーを使用する例や、電子ブザーへと変更される例もあります。
 ベルの場合は単打ベルと連打ベルとの2種類があり、
 鉄道事業者によっていずれかが採用されております。
 路面電車ではかつては鐘が使用され、またその合図の音から「チンチン電車」と
 呼ばれておりましたが、現在ではブザーが使用されております。
けものフレンズにおいて発車ベルで思い浮かぶのは、
アニメ二期にて登場したジャパリラインであります。
キュルル様/サーバル様/カラカル様がセルリアンから
逃げ込まれた先の駅のホームにはジャパリラインが停車しておりました。
お三方が乗車され、車両が運転手のラッキービースト様の合図により
発車された際に約1秒ほどの発車ブザーが鳴らされました。
おそらく、車両搭載型の電子ブザーではないかと思われます。
発車ベルやブザー等は鉄道の象徴の一つであり、
その音によって旅愁を誘われる方々もいらっしゃるかと思われます。
たまには鉄路を辿って遠くへ出かけてみたいものであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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