けものフレンズBBS NEO

みんみ教徒の集い / 2475

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流浪のみんみ教徒 2020/10/07 (水) 03:30:30 修正 457e0@56d18

本日は2008年に小惑星「2008 TC3」がスーダンに落下した日であります。
「2008 TC3」は2008年10月7日の協定世界時2時46分(現地時間5時46分、
日本時間11時46分)に地球の大気圏に突入した小惑星であります。
この天体は大気圏に突入する約20時間前の10月6日6時39分、
アメリカの天文学者リチャード・コワルスキー氏によって、
アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソンの北にあるレモン山天文台の
カタリナ・スカイサーベイ用1.5m望遠鏡を用いて発見されました。
多数の視差測定と写真観測の後に小惑星センターに報告され、
それらの観測を元に11時間で25本の小惑星電子回報を発行し、
その度にこの天体の軌道が更新されました。
その後、イタリア・ピサ大学の「CLOMON 2」半自動追跡システムと
ジェット推進研究所の「Sentry」システムが地球への衝突が予測されました。
10月7日1時49分、天体は地球の影に入ったため観測不能となりました。
そして、「2008 TC3」はスーダン北部の上空にて、秒速12.8km(時速46080km)
の速度で流星のように大気圏に突入した事が確認され、方位角281度(西微北)、
地平線に対して19度の方向から飛来してきたと推定されております。
その後、早朝のヌビア砂漠上空にてTNT換算2.1kt相当の爆発を起こし、
大きな火球を発生させました。後の発表で、爆発した場所はエジプトと
スーダンの国境より100kmほど南の上空で、高度37kmとされております。
同年12月6日から現地調査が行われ、280個/約4kgの破片が回収されました。
それらはヌビア砂漠を縦断している鉄道線の最寄駅から、
「アルマハータ・シッタ(アラビア語で「6番駅」)隕石」と名付けられました。
隕石のサンプルは、カリフォルニア州のエイムズ研究センター、
ヒューストンのジョンソン宇宙センター、ワシントン・カーネギー協会、
ニューヨークのフォーダム大学などに送られ分析されました。
その結果は、炭化物の粒を多量に含み、非常に粒子が細かく、空隙率が30%前後の
多種混合角礫岩ユレイライトの端成分エコンドライトと判明しております。
地球に衝突する前に宇宙空間で捕捉された物体の破片が発見されたのは、
この「2008 TC3」が初めてでありました。
けものフレンズにおいて最重要と言える物質であるサンドスター。
けものフレンズの各作品ごとに設定が異なる場合がありますが、
動物と接触する事によってフレンズへと変化する事は共通しております。
アニメ一期においては山の噴火によって放出され、
様々なフレンズの方々が誕生しております。
とはいえ、降下物がピンポイントに直撃するのは稀であると思われます。
そう考えると、かばん様の誕生は奇跡的と言えるのかもしれません。
地球に衝突またはニアミスする可能性のある天体について、
あらゆる場所で観測が行われております。
宇宙からの飛来物と聞くとロマンを感じるものでありますが、
大型の飛来物が直撃するとなると影響が甚大となる可能性があります。
日々の観測に従事しておられる方々に対して、頭が下がる思いであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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