本日はオカルト記念日であります。
1974年のこの日に、オカルトブームの火つけ役となった
映画「エクソシスト」が日本で初公開された事を記念して制定されました。
「エクソシスト」は、少女に憑依した悪魔と神父の戦いを描いた作品であります。
本国で1973年の興業収入1位を記録し、第46回アカデミー賞において
脚色賞と音響賞を受賞した、オカルト映画の代表作であります。
・「エクソシスト」は作家のウィリアム・ピーター・ブラッティ氏が
1971年に出版された小説であります。題名となっているエクソシストとは、
英語で「悪魔払い(カトリック教会のエクソシスム)の祈祷師」の意味であります。
エクソシスムとは「誓い」や「厳命」を意味するギリシャ語であり、
悪魔にとり憑かれた人から、悪魔を追い出して正常な状態に戻す事であります。
・ウィリアム・ピーター・ブラッティ氏はアメリカの作家/脚本家であります。
1928年にニューヨークでレバノン人の両親の間に生まれ、
熱心なカトリック信者であった母親の影響もあって、カトリック教会の
修道会であるイエズス会が運営する私立学校にて奨学金を得て学ばれました。
1946年に卒業後、イエズス会の大学であるワシントンDCのジョージタウン大学に
進学され、在学中に「エクソシスト」の基となるメリーランド悪魔憑依事件の
話を知る事となります。ジョージタウン大学を卒業後、同じくワシントンDCにある
ジョージ・ワシントン大学で英文学の修士号を取得されました。
1960年代に脚本家デビューされ、初期の頃はコメディ作品も手がけられました。
1971年に小説「エクソシスト」が出版されベストセラーとなり、
同時期に映画化権が売れたため脚本の製作に着手され、
公開されると「ホラー映画の金字塔」と呼ばれるほどの人気となり、
翌年公開の日本でも洋画配給収入1位を記録する大ヒットとなりました。
1990年には完結編となる「エクソシスト3」の製作/脚本/監督も務められました。
けものフレンズにおいてオカルトといえば、ろっじであります。
タイリクオオカミ様が漫画のネタのために「いい顔をいただく」目的で、
法螺話でみんみ様達を怖がらせる場面が印象的でありますが、
夜に現れた白い影にはタイリクオオカミ様も怖がっておられたようであります。
もしかしたら、その経験は「ホラー探偵ギロギロ」に活かされるのかもしれません。
秘学・神秘・超自然的なものを意味するオカルト。
世の中には、科学では解明できないものも存在するのかもしれません。
本日もお祈りいたします、みんみー。