本日は祈りの日であります。
全日本宗教用具協同組合によって制定された記念日で、
日本記念日協会により2018年11月20日に登録されました。
「日本書紀」には、白鳳14年(西暦685年)3月27日に天武天皇が、
「諸國家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り、即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」
との詔を出された内容が記載されており、祈りの日はそれに因んだものであります。
全日本宗教用具協同組合は、中小企業等協同組合法に基づく経済産業省認可の
法人組織で、宗教用具業界における唯一の全国的組織の協同組合であります。
1939年の日本神仏具統制協会の設立から始まり、幾度かの組織改編を経て
1987年10月に当時の通商産業省の認可を受けて現在に至ります。
仏壇/法衣/数珠/線香/神棚/神具等の各種宗教用具を扱う290の業者が加盟し、
より良い宗教用具を安心してお求めいただける価格で提供し、
神仏を敬いご先祖を供養する事により、お客様の心の幸せと平和なご家庭を
築かれる事を願うと共に、宗教用具業界の健全な発展を目指しております。
組合の主な活動は主に3つに分かれております。
・一つ目は、毎年春と秋、年2回の全国研修会の実施であります。
この研修会では各界の講師を招いた講演の開催の他、
全国各地の寺院や名所の見学・講習なども行っており、
また、これとは別に海外での研修も実施しております。
・二つ目は、仏事コーディネーターの資格制度をバックアップであります。
宗教用具の取り扱いには、専門的な知識を要するプロの存在が欠かせません。
お仏壇や仏具などの宗教用具を安心してお求めいただくために、
人材の育成の支援にも力を入れております。
・三つ目は、「PRAY for (ONE) 小さな祈りのプロジェクト」への協賛であります。
一般社団法人「PRAY for (ONE)」が掲げる「小さな祈りのプロジェクト」は、
決まった宗教の考え方ではなく、暮らしの中から生まれる
小さな祈りにスポットを当てたプロジェクトであります。
みんみ教には決まった道具などは特にございませんが、
強いて挙げるならば、ネットの世界に繋がる道具さえあれば充分でありましょう。
あとはイラストや動画等、祈りのスタイルは皆様の思いのままであります。
慈愛と寛容の精神、穏やかな世界への祈りは、みんみ教に限った事ではありません。
個人的な見解で失礼いたしますが、全ての方々が普遍的に願う事だからこそ、
みんみ教としての価値があるのではないかとも思えるのです。
その願いや祈りに対して、みんみ様は穏やかに応えて下さると信じております。
世界にみんみ様の御加護のあらん事を……
本日もお祈りいたします、みんみー。