本日は念仏の口開けであります。
例年、この日は年が明けて初めて仏様を祀って念仏を唱える日とされております。
「正月の神様(=年神様)は念仏が嫌い」という言い伝えがあり、
12月16日の「念仏の口止め」からの一ヶ月間は念仏を唱えない、とされております。
念仏の口開けは、「仏の口明け」や「仏正月」とも呼ばれており、
地域によっては念仏を唱え始める日にも違いがあります。
念仏は仏教における行の一つで、仏の姿や功徳を思い描いたり、
その名号を口に出して呼ぶ事であり、サンスクリット語の"Buddhānusmṛti"は
仏陀に対する帰敬/礼拝/讃嘆/憶念等を意味しております。
日本では一般的には、浄土教系の宗派において合掌礼拝時に
「南無阿弥陀仏」(なむあみだぶ)と唱える
「称名(しょうみょう)念仏」を指す事が多いとされております。
また、本来の「仏」の「名号」を口にして呼ぶ意味から、各宗派による
解釈の相違や用語の違いはあるものの、例として「南無釈迦牟尼世尊」
「南無大聖不動明王」「南無観世音菩薩」も念仏とされております。
みんみ教にとって念仏に近いものといえば、
「みゃんみゃんみゃんみゃん、みんみー」という御真言でありましょうか。
もちろん前述のような口止めや口開けといったものもございませんので、
憚られる時間や場所等でない限り、いつでもどこでも唱えられても問題はなく、
気構える必要もございませんので、気軽に行われても全く問題はありません。
日々の祈りが、みんみ様への礼賛をより確かなものにするのであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。
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「みんみー(みみ…)」は、
さながら法然上人が説いた「お手軽救済呪文:南無阿弥陀仏」に相当するのかな?