本日は香りの記念日であります。
1992年に石川県で第7回国民文化祭が開催され、
10月30日に七尾市で「世界の香りフェアIN能登」が開催したことを記念し、
七尾市が日本記念日協会に申請し、翌年の1993年に正式に制定されました。
国民文化祭とは全国から集結し、演劇、吹奏楽、美術作品などを発表する
文化の祭典であります。国文祭と略され、「文化の国体」とも言われております。
1977年から始まった全国高等学校総合文化祭に対抗し、
一般の団体でも全国規模で参加する文化祭をしようと、
当時の文化庁長官で作家の三浦朱門氏が提唱し文化庁と東京都の共催で
1986年にNHKホールで第1回大会が行われました。
以降、毎年各県持ち回りで開催されております。
「世界の香りフェアIN能登」が開催された七尾市は
古くから香りの文化が育まれており、七尾城下町の遺跡発掘により遺溝、
日常雑器と共に茶道・香道などの嗜みを知る天目茶碗・香炉などの遺物が発見され、
五百年の昔、畠山時代には、庶民の家にも「香」が焚かれる等、
香りに関しては京都と並ぶ文化を持つ都市であります。
七尾市や七尾商工会議所青年部・女性会やその他団体からなる
香りの記念日実行委員会は、香りグッズ全国コンクール・香り文化講座・
香りフェア・香りコンサート等の事業を通じ、香り文化普及に努めております。
けものフレンズにおいて香りに関する場面はいくつかあり、
アライグマ様とフェネック様が図書館に訪れた際に
アライグマ様が反応されたのは、おそらくカレーであります。
みんみ様達がゆきやまちほーにある源泉に訪れた際に
かばん様は温泉独特の硫黄等の香りに反応しておられました。
そして、香りについては言及されてはおりませんが、
アルパカ・スリ様のカフェにて提供された紅茶も、
みんみ様達に癒しのひとときをもたらした事は間違いありません。
香りは古い記憶までも思い起こさせるほどの効果がございます。
味わい深い香りは、人生に深みを与えてくれるはずであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。
けものフレンズ×香り
その発想は無かったなぁ
言われてみると、
1話でかばんを追うアライさんが匂いを辿ったり、
2話でバスを発見した時にサーバルが匂いを嗅いだり、
4話でツチノコが外の匂いがすると言ったり、
8話でマーゲイがPPPを良い匂いと言ったり、
10話でアリツさんが臭いはしなかったと言ったり。
ーと、沢山ありますね。
やはり動物→フレンズ化しても嗅覚は大事な情報源、という描写なんでしょうね。
嗅覚に関する描写が思いのほか多かったのは確かであります。
元の動物を考えてみますと、色彩を識別できない動物や
視力そのものが弱い動物もたくさん存在しますので、
嗅覚は重要な器官であると改めて認識する次第であります。