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みんみ教徒の集い / 1943

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1943
流浪のみんみ教徒 2019/10/29 (火) 03:03:02 修正 457e0@01dcd

本日はホームビデオ記念日であります。
1969年のこの日、ソニー/松下電器/日本ビクターが
家庭用ビデオテープレコーダ(U規格)の開発を発表した事に由来しております。
それまでのVTRはオープンリール方式がほとんどでしたが、
U規格は民生用としての使いやすさを考慮し、
19mm(3/4インチ)テープを使ったカセット方式を採用しております。
記録は円筒磁気ヘッドに磁気テープを斜めに巻きつけるヘリカルスキャン方式で、
名称はそのローディングの形がUの字に似ている事からつけられたと言われております。
民生用として発売されたものの、当時はカラーテレビが普及し始めた頃で、
まだ高価だったVTRが一般家庭にほとんど普及する事はありませんでした。
しかし、後のVHSやベータマックスは画質ではU規格に及ばなかったため、
それ以前にU規格のビデオデッキを購入したマニア層の他、学校や企業研修施設等では、
その後も長くU規格のビデオデッキが使われ続けることとなりました。
1980年代に入ると1/2インチテープを使った放送用の後継フォーマットの開発が行われ、
1981年には松下電器からVHSを基にカムコーダを用いたM規格が、
翌1982年にはソニーからベータマックスを基にベータカムが発売され、
放送用・業務用の現場において徐々に交代していきました。
2000年6月にU規格のVTRの生産が終了、規格制定から31年の歴史に幕を下ろしました。
けものフレンズにおいて記録媒体といえばラッキービースト様であります。
このスレでのベータマックスに関する内容の際に、あらかた書き込みを行いましたが、
録画や録音の再生のみならず投影の機能までも収められており、
しかも自身は自律歩行や半自動運転も行われる等、その機能には驚くばかりであります。
記録方式や媒体は業務用/家庭用共々、驚くべき勢いで発展を続けております。
再現が難しいものにとって、過去の記録はそれそのものが財産であります。
末永く残し続けるために、これからの技術の進歩にますます期待が高まります。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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