けものフレンズBBS NEO

みんみ教徒の集い / 1641

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流浪のみんみ教徒 2019/04/14 (日) 00:03:03 修正 457e0@dadbc

引き続き「けものフレンズ2」の感想ですが、
今回はフレンズの方々やセルリアンについてです。
今作も沢山のフレンズの方々が登場いたしました。
今作に登場されたフレンズの方々のうち幾人かは、元の動物において
「人間と関係の深い」または「人間に飼い慣らされていた」という背景がございます。
これは一期とも違うアプローチなので、注目すべき点と言っても良いでしょう。
しかし残念ながら、それを活かしたシナリオであるとは言えませんでした。
それどころか、五話において「ヒトの力で動物を思いのままにコントロールする」
という主旨を推奨するセリフは、けものフレンズの方針に相応しいとは言い難く、
また五話のストーリーやセリフの延長線上にて出たセリフとはいえ、
最終話での「ヒトの手下」という一言は、動物ファーストの精神に反しております。
各話におけるフレンズの方々に対する扱いも、決して良いものとは言えません。
まず、ほぼ毎回においてフレンズの方々同士で諍いが起きております。
もちろん、考えの違い等から諍いが起きる事自体何らおかしくはありませんが、
毎回のような頻度では流石に辟易いたします。再考の余地はあったはずです。
そして登場されたは良いものの見所が少なく印象が薄いならまだしも、
扱いが悪く不憫な印象が強い方々が幾人か挙げられるほどです。
ダブルスフィアのお二人がPPPのお二人に行った暴力行為は見に余るものがあり、
そしてイエイヌ様とアムールトラ様に対する扱いはあまりに酷すぎます。
これらもやはり、けものフレンズを名乗る作品に相応しいとは到底言えません。
優しい世界こそ全てというつもりはございません。しかし、いち動物として
生き物に対する配慮を明らかに欠いている場面を見過ごすわけにはいきません。
今度はセルリアンについてですが、今作は一期よりも登場が多いにも関わらず、
いまいち印象が薄いと感じたのは私だけでしょうか?
フレンズの方々の力の強さ故かもしれませんがあっさりと撃退される場面が多く、
積極的に襲いかかってくる様子があまり見られない場面すらあり、
天敵であるはずのセルリアンの脅威の度合いがどうにも薄いのです。
明らかにサイズが大きいにも関わらず簡単に撃退されるどころか、
ジャパリホテル前にいた客船型のセルリアンに至っては、
海底火山を含めた「海のご機嫌」と共に放置されてしまいました。
ストーリーやフレンズの方々の活躍を中心に描いた結果、
後回しにされてしまったような印象がどうしても否めません。
やはり、見せたい場面ありきでストーリーを展開した結果なのでしょうか?
何とも、残念な印象を強く感じました。
本日もお祈りいたします、みんみー。

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