避難所のが面白かったので、続きを見たいなと作りました
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おしらせ
タイトル背景・アイコン募集中
🐉
フレンズピックアップ企画
週間フレンズ+月刊けものを統合し、総合ファンスレとしてリニューアル
詳しい事はスレで
秋イベント
けもがたり
変則隔週日曜日 22:00~23:00 けもがたりの場所
11・12月の予定 🐸<もう今年も終わりでありますなぁ
11/3 黄色い生き物の話 モンキチョウ、キビタキ、ウデフリツノザヤウミウシなど
11/17 赤い生き物の話 アカゲザル、タンチョウヅル、ベニザケ(繁殖期)など
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12/1 緑・青色の生き物の話 ミドリムシ、ウグイス色のメジロ、アオツラカツオドリ、マルタタイガーなど
12/15 雪と氷と生き物と ユキヒョウ、ニホンザル、アザラシ、ワカサギなど
12/29 これまでのけもフレとこれからのけもフレ プロジェクト10周年!
けもがたり保管庫
(けもがたり過去ログまとめ)
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日記
2024/9/9
久々の日記更新。この前三次コラボに行ってきました。親になると子供目線で施設を見たり色々と気付きが出てきますね。
2024/10/23
詐欺に遭って所持金ごっそりやられました。みんなも美味しい話には気をつけてね
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【ネタバレ注意!】けものフレンズ3ストーリー感想・考察スレ 2 日前
※このコメは小説とは関係ありません
いきなりの三銃士に若干ゃ草
>> 58
※このコメも小説とは関係ありません
スパルタ兵も急に出て来たし…許してくれ
>> 57
すみません、ハンターの大将はハゲワシではなくヤタガラスでした(しんごじちゃん設定)
脳内で名前を入れ替えて下さい
※このレスも小説とは関係ありません
>> 60
編集出来るよ
タイガーマスクはジャガーに似たものに攻撃する。
タイガーマスク「何っ!?」
タイガーマスクは異変に気付いた。それはジャガーに似た何者か、ですらなく、なんと木彫りの像だったのだ。暗闇の中では間違えるのも無理はない出来だった。
キャシャーン「ん?」
デビルマン「ん?」
残りの8体のフレンズも全て木彫りであった。が、
キャシャーン「かばんだけ見当たらないぞォ!」
いつ攻撃されるかも分からない、緊張感のある戦場が続く。
敵の攻撃がないまま、数十分が経つ。
キンシコウ「どうやら私達が木の像に反応してる間に逃げたらしいですね…」
キンシコウ「それにしても、何故かばんが攻撃を…?」
もう夜が開けようとしていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>> 61
※このコメも小説とは(ry
ありがとうございます!
修正しました
以下本編
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ハゲワシ「大丈夫か、ヒグマ!」
オオタカ「大将の命令で来たよ…って大怪我してるじゃないか!」
ヒグマ「ったく、遅いんだよ…」
キンシコウ「早く治療を!」
〜ヒグマ応急処置中〜
デビルマン「アレは何だったんだ?」
タイガーマスク「たァーッ(かばんちゃんに似てたね)」
キンシコウ「前に出たセルリアンのかばん…黒かばん、でしたっけ。あれに似てました」
キャシャーン「でも 様子がおかしかったじゃーん」
前に、サンドスターロウを操って島中のフレンズの闘争本能を暴走させた人型のセルリアン、黒かばん。だが、アレと今回の敵はあまりにも様子が違い過ぎたのだ。
タイガーマスク「たァーッ(あんなに無感情じゃなかったぞ)」
デビルマン「漫画版の俺の作風みたいに狂ってたよね。性格が」
クロ「アイツ、前ニ、かばんガ、倒シタ。ソシテ、私、消シ炭ニシタ」(聞き取れるか否かの微妙な言葉)
キンシコウ「そうなんですよね…」
そもそも、今回の敵は見た所セルリアンですらない。ヒグマを攻撃する時も、黒かばんとは違い触手ではなく拳で彼女の身体を貫いたのだ。
全員で考え込むが、現状では答えにはたどり着けなかった。
一方、本物のかばん達は…
クレナイ・ガイ「見つけたぞ」
偽かばん「…」
相対する2人。その草陰から、かばんは息を潜めて趨勢を見計らっていた。
近くには、横転したバス。
「どうして、こんな事に…!」
偽かばんが逃げた直後、1時間ほど前に時は遡る。
黒かばんってなんや…>> 64
「けものの本能」っていうカクヨムのSSに出てくる敵キャラ。面白いので是が非でも読むべし(強要)
リカオン「あ、かばん!それに他の皆さんも!!」
かばん「リカオンさん!って、今背負ってるのって…」
セルミミズク「私のオリジナルではないですか!?早く、バスに入って治療するのです!」
リカオン「は、はい!」
助手は激しい衝撃で気絶しただけで、そこまで深い傷は負っていなかった。その事実に安堵しながらも、走るバスの中でセルミミズクはリカオンへ質問する。
セルミミズク「一体、何があったのですか?パークを脅かしかねない敵に、オリジナルはあやられたのですか」
リカオン「はい。しかも、その敵はかばんにそっくりで…」
サーバル「もしかして、黒かばんがまた現れたの!?」
リカオン「いえ、雰囲気が違うというか…たぶん別人です。しかし物凄く強くて、ヒグマさんが…!」
その声を聞き届けて、ボスとかばんはバスのスピードを上げる。一刻も早くしなければ、ヒグマ達が危ない。
そう思った、その時。
セーバン「来る!」
彼女の声が聞こえてきたのは、その出来事の前だったか後だったか。
バスが、強烈な衝撃でひっくり返された。
かばん「うわあっ!!」
回転する車内で、掻き回される一向。少し経って、かばん達は停止したバスから感性のままに放り出される。
その瞬間、かばんの瞳に映ったのは。
かばん(ぼ、く…!?)
光の無い瞳以外、まるで差異の無い姿。自分の鏡写しが、そこにいた。
サーバル「う…」
セーバン「ん…」
かばん(サーバルちゃん、セーバンちゃん、静かに!)
側で呻いた友を抑える。その間に、偽かばんはある一点へと歩み寄って行った。
そこに伏すのは、気絶した助手・リカオン・セルミミズクの3人。気を失ったままの助手を庇って、他の2人も失神してしまったのだろう。
サーバル(どうしよう、かばんちゃん!助手達がやられちゃうよ!)
かばん「…ッ!」
歯軋りするかばんだが、彼女たちに出来る事は何も無い。下手に出ても、あの偽かばんに容易く倒されてしまうだろう。
かばん(何か…何か、策を…!)
セーバン「大丈夫だよ」
かばんの思考を断ち切ったのは、側にいたもう1人の友達の声だった。
セーバン「ほら、間に合った」
???「オイ!」
セーバンの言葉と同時に、何者かがセーバンを呼び止める声。その方向にいたのは、先程かばん達が火口で出会ったフレンズだ。
クレナイ・ガイ「見つけたぞ、◯◯◯」
偽かばん「…」
かばんには、ガイの言葉の一部が聞き取れなかった。偽かばんも、その言葉に何の反応も示さない。
かばん「どうして、こんな事に…!」
ガイ「親玉を起こそうと四苦八苦しているようだが…そんな事は、この俺が阻止してやる!」
切られた啖呵に、偽かばんはようやく反応した。強襲という形で。
突き出された拳。それをガイは、紙一重でいなす。
突き出す。
カウンター。
躱す。
追撃。
反撃。
高速の攻防戦が、始まった。
サーバル「あのクレナイ・ガイっていうフレンズ、凄いよ!とっても速い!!」
かばん「今のうちに、3人を確保しましょう!セーバンちゃんも!」
セーバン「うん!」
ボス「アワ、アワワワワ…」
かばん御一行は3人を救出した。
かばんちゃん「なんとか助けられましたが、怪我人が多すぎます!このまま闘うのもヒグマさんのところに行くのも危険…どうすれば・・・!」
サーバル 「うぅ!どうしたら…」
珍しくかばんちゃんが八方塞がり状態であった。そこへ
アリツカゲラ「あれ、サーバルさんどうしてここに?」
アミメキリン「皆倒れて向こうには壮絶な闘い…大事件です!」
タイリクオオカミ「いい顔って訳ではなさそうだね」
ろっじから逃げてきた3人と偶然合流した。
ガイ「硬い…!」
偽かばん「……!!」
暫く戦闘していたガイだったが、先程から攻めあぐね始めていた。
彼は確かに速い。しかし、ヒグマのような強烈な一撃を繰り出す事は出来ず、偽かばんに有効な一撃を与えられなかったのだ。
そこで、偽かばんが目が赤く光る。
偽かばん「…!!!」
周囲の木々「●●●●●!!!」メキメキ
ガイ(木が襲いかかってきた!?周囲の物体を操れるのか!)
先程の木彫りも、同じ理屈で操っていたのだろう。その能力で、偽かばんはガイを追い詰める。
その時だった。
タイリクオオカミ「後ろがガラ空きだよっ!」
偽かばん「!!?」
背後から、タイリクオオカミが奇襲を仕掛けた。偽かばんは吹っ飛ばされ、ガイはすんでのところで木の攻撃を避ける。
ガイ「君達は…」
かばん「跳んで下さい!」
ガイが、かばんの声を聞いて飛び退く。
そして、偽かばんが立ち上がった時にはもう遅い。
アリツカゲラ「いっ…けぇええ!」
アミメキリン「名探偵といえばぁああ!」
頭上から、声。
アミメキリン「真犯人への、一発ッ!」
サバンナのフィジカルモンスターが、偽かばんへと落下した。
ライオンの群れすら時に撤退させるキリンの体当たり。それをマトモに食らったのだ、無事であるはずがない。
サーバル「やったー!」
セーバン「凄い…」
ガイ「…君の作戦かい?」
かばん「えっ…あ、はい。そうです。あなたが気を引いている内にタイリクオオカミさんが不意をついて、その隙にアリツカゲラさんにアミメキリンさんを投下して貰いました」
タイリクオオカミ「やれやれ、すごく硬い皮膚だ。手が痺れちゃったよ」
アリツカゲラ「アミメキリンさん、凄く重かったです…」
アミメキリン「名探偵であるこの私が、見事事件を解決してあげたわ!」
クレーターの真ん中で、えっへんと胸を張るアミメキリン。
故に、彼女は気付けない。まだ終わっていない事に。
アミメキリン「感謝しなさキャー!?」
タイリクオオカミ「アミメ君!!」
突如、宙を舞う彼女の身体。投げ飛ばしたのは、下敷きになっていた筈の偽かばんだ。
偽かばん「●▼✖︎◼︎!!!」
サーバル「え・えー!?めっちゃ怒ってるよ!」
かばん「そんな…」
ガイ「エネルギーを溜め始めている…不味い!」
ガイが前に出て、取り出した剣を掲げて皆を庇った、その時だった。溜め込まれた負のエネルギーが放たれたのは。
ガイ「ぐっ…」
一同「うわぁ!?」
ガイが剣で張ったバリアーにヒビが入る。
かばん「このままじゃ…!」
サーバル「負けないんだからっ!」
かばん「サーバルちゃん!?」
サーバルの身体が輝き出す。
サーバル「私たちは、あなたに屈したりしないもん!フレンズを甘く見ないで!!」
タイリクオオカミ「そうだ!フレンズを、友達を傷付けたお前に負けるわけにはいかない!」
アリツカゲラ「私だって…!」
未だ立っているフレンズの身体が光り、その輝きがエネルギーの波を一瞬押しのけた。
かばん「!!今です、ガイさん!」
ガイ「ああ!」
そのエネルギーの隙間を縫って、偽かばんへと放たれる聖剣。その名を、ガイが叫ぶ。
ガイ「オーブカリバー!!」
寸分違わず命中した剣。それが放った光と、フレンズ達の輝きが重なった瞬間。
偽かばんは爆散し、巨大な爆発が巻き起こったのだった。
辺りを見渡すと、偽かばんの姿はなかった
タイリクオオカミ「倒した・・・のか?」
野性解放を維持したまま、警戒する。
ガイ「安心しろ。もうこの辺りに敵意はない。闘いが終わったし、俺はこの世界からおさらばするぜ」
そう言うと、どこかへ行ってしまった。
サーバル 「え・えー?もう会えないのかな?」
かばんちゃん「でも、助かりました。会うことができてありがとう」
セーバン「オトモダチ・・・守ってくれてありがとう」
セルミミズク「いえ…まだ終わりじゃないのです」
サーバル「セミちゃん!?」
かばん「起きたんですか!?」
セルミミズク「あれだけの爆音なのです、起きない方が不思議なのですよ…他の2人は、ダメージが大きいのか寝たままですが」
タイリクオオカミ「どういう事だい?今の、偽物のかばんは倒したけど」
セルミミズク「あれは、あくまで“末端”に過ぎないのです。恐らく本体は火山の下に眠ったまま。あのガイとかいうフレンズも、その事を分かった上で、別の世界に行くと嘘をついてまた独自に調査するつもりなのでしょう」
かばん「嘘をつく理由があるんでしょうか…見た所、悪い人には見えませんでしたが」
セルミミズク「私達を巻き込みたくないのか…それとも、何か良からぬ事を企んでいるのか。いずれにせよ、パークの危機の可能性は高まりました。ヒグマ達と合流した後、図書館へ向かいましょう」
アミメキリン「時間に次ぐ事件…腕が鳴るわね!」
それを最後に、かばん達はバスを元に戻しにかかった。だが、セーバンだけが偽かばんの爆発した跡を見やり…
セーバン「…じゃあね」
すぐにそっぽを向いてしまう。
タイリクオオカミ(ところでだけど、サーバルを筆頭に私達の身体が一緒に輝いたのって…もしかして、“けもハーモニー”だったりするのかな?)
そんなタイリクオオカミの思考の間に、なんとか横転したバスを立て直した一向は、再会したヒグマ達と共に図書館へと行った。
バス内
かばんちゃん「今回の異変はとんでもないですが、この中で不可思議なことが多いです」
セルミミズク「確かに…ガイやスパルタ兵といった今までジャパリパークにいたとは思えない個体が多く出現している」
サーバル 「よくわかんないけど、やばいってこと?」
アリツカゲラ「なににしてもしばらくゆっくりできませんね…」
セーバン「・・・来る」
サーバル 「えっ!今度はなに!?」
バスのすぐ側で光を放ち、そこからなにかが出てきた
???「まったくサーバル !いきなり現れた光に突っ込んで怪我でもしたらどうするのよ!」
サーバル ?「そういうカラカルだって突っ込んだじゃない!?」
二匹の後ろからもフレンズが出てくる。
サーバル 「あれって……私・・・?」
かばんちゃん「でも…声が違いますね…」
アミメキリン「分かったわ、ヤギね!」
セルミミズク「まるで馬鹿の一つ覚えなのです」
キンシコウ「そこまで言わなくても…」
かばん「とにかく、声を掛けてみましょう。あの、そこのお二人さん!」
サーバル?「ん?誰…あ、ミライさんと同じ帽子だー!」
かばん「ミライさんって…知ってるんですか!?」
サーバル?「知ってるも何も私達今、一緒に居るんだもの!おーい、ミライさーん!」
そう言うと光の奥に広がる空間に向かって手を振るが、もう一人のフレンズがそれを遮った
カラカル?「サーバル、また変な事に首突っ込もうとしてるわね!」
サーバル?「えーっ!そんな事無いよー!!」
直後に光の中から人影が姿を現す
かばん「は初めまして、あなたがミライさんですか、僕はかばんって……?!」
しかし現れたのはよく見知った顔だった
トキ?「…コパイバの樹液…待ち遠しいわ…ここにあるのかしら…」
かばん「えっ、トキさんまで……?!今はカフェにいるはずじゃ…」
カラカル?「ほら、向こうでガイドさんも呼んでるし帰るわよ!」
サーバル?「わーっ!待ってよー!」
トキ?「楽しみだわ…」
現れたのも束の間、すぐさま彼女らはもと来た光の中へと帰って行った
かばん「ああっ待ってください、僕、まだ聞きたい事がっ…!」
慌てて後を追おうとするかばんをサーバルが引き止めた
サーバル「駄目だよ!かばんちゃん!」
サーバルが叫んだ直後に光が消滅した
かばん「…あ、ありがとうサーバルちゃん……、ミライさん…会ってみたかったな…でもあのサーバルちゃんは一体…?それにトキさんも……」
サーバル「危なかった~、かばんちゃんも一緒に消えちゃう所だったよ~、でも、なになに今のー?!どうなってるのー?」
困惑するサーバルの疑問に答えるようにタイリクオオカミが神妙な面持ちで話し出す
タイリクオオカミ「こんな話があってね…この世界には自分と同じ顔のフレンズがあと2人いるらしい、もし出会ってしまったら……」
一同「…出会ってしまったら……?」
タイリクオオカミ「そのフレンズに体を乗っ取られてしまうらしい…!」
一同「こわい!こわい!こわい!」
タイリクオオカミ「なんてね、冗談だよ、冗談、良い顔いただき!」
アリツカゲラ「もー、オオカミさん!」
アミメキリン「この名探偵アミメキリンが推理してあげる!なんと!サーバルは双子だったのです!」
タイリクオオカミ「それ私の時も言ってたじゃ無いか」
アミメキリン「め、名探偵にも間違いはあるのです!」
サーバル「もー、私なんてヤギって言われたよー!」
アミメキリン「それは間違いないわ!あなたは、ヤギです!!」
サーバル「えーっ!まだ言うのー!?」
一同「あははははは」
戦いから解放され緊張の糸が緩んだのかバス内が僅かに普段の明るさを取り戻す
かばん「さぁ皆さん、今のうちにじゃぱりまんを食べて少し休みましょう、サーバルちゃん」
サーバル「はいはーい!さ、みんなじゃぱりまんだよ、いっぱいあるからたくさん食べてね!」
そんな中、遠く小さくなってゆく山を見つめるセーバン
セーバン「……あと少し……」
サーバル「はい、セーバンも、じゃぱりまん!…セーバン…?」
差し出されたじゃぱりまんにハッとするセーバン
セーバン「…!じゃぱりまん大好き♪」
賑やかなバスは博士の待つ図書館へと急ぐのだった
図書館に着いた一向は、ヒグマ等の重傷者や気絶者を治療班に任せて、セルリアンハンター本部から来たハゲワシ達と共に博士の元へ集められた。そこで博士は、こう言った。
博士「今起こっている異変の、大まかな原因が分かったかも知れないのです」
かばん「ほ、本当ですか!?」
ハゲワシ「早く教えてくれ。このままじゃ、またヒグマのように大きな傷を負うものが出るかも知れないぞ」
タイガーマスク「たァーッ!(俺達はいつでも戦えるぞ)」
博士「血気盛ん過ぎるのです。少し落ち着くのです」
セルミミズク「先程、私と博士が話し合って出した即席の結論に過ぎないのです。今から、それを元に今後の行動を考える為の集会なのです」
博士「そしてその原因と思われるのが、コレなのです」
博士が取り出したのは、かばんが少し前に発動した“セルリアンメモリ”によく似た物体だった。違うのは、書かれている文字がセルリアンの“C”ではなく“P”である事。
博士「先程、私が拾ったモノなのです。興味本位で起動してみたところ、“パスト(過去)”という音声が流れ、それと同時間帯に過去と思われる世界からそこのフレンズ達が来たという報告をセルミミズクから受けました」
セルミミズク「コレと同種の物がパーク内に散らばり、異変を引き起こしている可能性があるのです。先程の偽かばん爆発の際にも、似たような物体を爆発跡から見つけましたが、コレは壊れていました」
キャシャーン「つまり、それを探して壊せば良いって事かァーっ!」
博士「はい。ですが、注意するのですよ。また偽かばんのような奴が現れるかも知れないのです」
ハクトウワシ「Of course、大将を介してハンター全員に通達するよ」
博士「そしておそらくですが、そこにいるキャシャーンとかいうやつとかもこのメモリによって、別のところから来たのだと思うのです」
セルミミズク「つまりは本来ここにいるべきではない存在」
助手「ある程度収束がついたらもといた世界へ帰るべきなのです」
博士「今存在が分かっているのは、かばんが持っている『セルリアンメモリ』、私が持っている『パストメモリ』、偽かばん爆発跡に落ちていた『K』のメモリ、の3つです。音が鳴らないので確かめられないですが、恐らくこれは『カバンメモリ』なのです。」
かばんちゃん「カバンメモリ…?」
博士「効果は、かばんの姿になり、かばんの知性と器用さを得られる。的なものだと思うのですよ。」
セルミミズク「…かばんがセルリアンメモリを使って鞄ライダーになればガイアメモリを使う敵にも対抗できるのですか?」
博士「その可能性が高いのです。ですが、副作用があるかもしれないので、多用は禁物なのです。」
かばん「分かりました…僕にライダーとしての資格があるのなら!戦えない全てのフレンズさんの為に、僕は戦います!!」
キャシャーン「皆の為に、覚悟を決めるぜ!」
デビルマン&タイガーマスク「俺達も同じだぞ!!」
セーバン「………」
ー同時刻 ジャパリパーク上空ー
ジャパリパーク上空を米軍のコンバットタロンが一機、飛んでいた...
操縦士「間もなくジャパリパーク領空に近づきます」
隊員「降下20分前...機内減圧開始。装備チェック...」
隊員「自動開傘装置のアーミングピンを外せ」
緊迫した機内の中、男が立ち上がった。
???「よし、準備はいいか」
操縦士「高気圧 依然として目標地域に停滞中。CAVOK」
???「いいぞ 視界は良好だ」
ー機内後部ー
隊員が椅子に座り込み葉巻を吹かす無精髭の兵士に話しかける
隊員「葉巻を消せ。酸素ホースを機体のコネクターに接続...マスク装着せよ」
兵士は隊員の命令をよそに気だるそうな顔で葉巻を吹かし続けている。
隊員「...あの男素人か?」
ー機内操縦室ー
操縦士「降下実施点に接近中...」
ー機内後部ー
隊員「降下10分前」
痺れを切らした隊員がそう言い放ったと同時に、兵士に操縦室から無線が入る
???「おいっ!聞こえたか? 葉巻を消してマスクを装着しろ」
兵士「····」
兵士がめんどくさそうに葉巻を投げ捨て、マスクを着けた。
隊員「機内の減圧完了。酸素供給状態確認。」
機内のランプが黄色く点灯し、操縦士が緊張した様子で言い放った
操縦士「降下6分前! 後部ハッチ開きます!」
重々しい音と共に、後部ハッチがゆっくりと、開く。
兵士の酸素マスクには、眩しい朝日が写っていた。
操縦士「日の出です...」
兵士に操縦士から無線が入る。
操縦士「外気温度 摂氏マイナス46度。降下2分前...スタンドアップ」
兵士は合図と共に立ち上がり、凄まじい風圧の中ゆっくりと後部ハッチへと向かってゆく
???「時速130マイルで落下する。風速冷却での凍傷に注意しろ」
兵士の後ろで時計を確認していた隊員が兵士に声をかけた
隊員「降下1分前...後部に移動せよ!」
ー機内操縦室ー
操縦士「ベイルアウトボトル(酸素装置)作動」
???「これが記録に残るパーク初のHALO降下になる...」
ー機内後部ー
ハッチに立ち、指令を待っていた兵士の足元に風圧で投げ捨てた葉巻が転がってくる。
兵士は葉巻を踏みしめ、火を消した。
隊員「降下10秒前...スタンバイ」
兵士は、ハッチの先端へゆっくりと歩いて行く
操縦士「全て正常 オールグリーン!」
機内のランプが青へと変わる
隊員「降下準備...カウント...5 4 3 2 1ー」
この瞬間、兵士へと無線が入る。
???「鳥になってこい! 幸運を祈る!」
兵士は機体から飛び出した。大空へと投げだされた体は、朝日を浴びながら落下してゆく
こうして兵士...ネイキッド・スネークはジャパリパーク立ち入り禁止区域で起きている異変の秘密捜査を開始した。米軍の介入は「例の異変」以来、初となる
おそらくこのシーンの元ネタであろうシーン
各々のフレンズ達が、解決に向けて図書館を後にして行く。それを後方から博士達は眺めていた。ちなみに助手は、再び救護班の世話になっている。
セルミミズク「博士、その物体…ガイアメモリ、でしたか。“地球の記憶”という事は、つまり…」
博士「同じ星の記憶と密接しているであろうサンドスターと、確実に無関係ではないのです。そして、サンドスターが噴出しているのは火口…これで、火山に何か不味い事が起きているのが明白になりましたね」
セルミミズク「では、私はガイとかいうフレンズを探してくるのです。恐らく奴が、現状最も真実に近いと思われるので」
博士「気を付けるのですよ、セルミミズク。半日探して見つからなければ帰って来るのですよ」
博士「…行きましたか。では、私は私で図書館の資料を片っ端から漁ってみるのです。まずは“例の異変記録”…ふむふむ、文明はとある事象で壊滅し、あめりかという国も大打撃を受けた、と…今回の事とは関係無さそうなのです。次を読むとしますか」
タイリクオオカミ「ちょっと良いかな?」
博士「なんですかこんな忙しい時に!」
助手「我々は賢いのでいちいち相手していられないのです」
タイリクオオカミ「ろっじから逃げる時に持って来たんだけど、もしかしたらこのけもハーモニーっていのが打開策になると思うんだけど・・・」
博士助手「・・・」
タイリクオオカミ「おっ、良い顔いただき」
タイリクオオカミ「さっき偽かばんと戦った時に、その“けもハーモニー”っていうのと似た事が起きて、偽かばんの攻撃を跳ね返したんだ。解明すれば、この異変の解決に役立つかも知れないよ」
博士「なるほど。情報提供感謝するのです」
タイリクオオカミ「じゃ、私は行くよ。アミメ君やアリツさんと一緒に、ロッジの代わりの寝床を探しにね。メモリも探すけど、偽かばんみたいなのが出たら勝てないから控えめにしておくよ」
助手「気を付けるのですよ。危なくなったら、島中央のハンター本部かここへ連絡するのです」
タイリクオオカミ「分かったよ」
メモリ捜索部隊は、かばん班・3人衆班・クロ班に分かれてそれぞれ行動していた。各々の班に、必ず1人は敵に対処できる人材を配分した結果だ。
その内、クロとキンシコウとリカオンが属する班では…
リカオン「ヒグマさん、大丈夫ですかねぇ…」
クロ「ガル…ルラァ!」
リカオン「分かってるよクロ。僕だってヒグマさんを信じてますから」
キンシコウ「図書館なら、適切な治療も受けられますしね。今は、目の前のことに集中しましょう」
リカオン「ですね。ところでですが…」
リカオン「そこにあるダンボール…なんすかね?」
スネークinダンボール(流石に無理があったか…!)