けものフレンズBBS NEO

あからさまに不自然に置かれた段ボール箱にクロの尾が反応する
シンゴジ(クロ)「ウガ…？」
リカオンとキンシコウはいぶかしげに箱の方に目をやり小声で話し始める
キンシコウ「リカオンも気がつきましたか？あの箱、さっきからずっと私たちの後をついて来てるんですよ…」
リカオン「やっぱりそうですよね…それにあの箱からする独特の匂い、何ですかね？何かを燃やしたような…」
キンシコウ「私達、普段は火を使わないし警戒してるからすぐわかるんですよね…」
長年に亘り戦場を駆け巡っていたスネークの体に染みついた火薬と硝煙、そして葉巻の匂いにアニマルガールは敏感に反応した

スネークin段ボール(…しまった…！…もう葉巻はやめるか…くっ、だが任務前のあの一本だけは…)

そのとき、スネークに無線が入った
???「スネーク!何してる!?早く葉巻を消せ」
スネーク「ゼロ少佐...」
ゼロ「いいか、今回の敵はソ連兵でもテロリストでも無い。アニマルガールへの攻撃は緊急時を除き、一切禁止されている」
スネーク「わかってる、俺も幼い少女を傷付ける趣味は無い」
スネークは名残惜しそうに最後の葉巻を踏消しながら、任務開始を思い出していた
ー少し前ー
風を切り、スネークの体が落下していく、
ゼロ「いいかスネーク、今回のミッションはジャパリパーク上層部から『非公式』に入った依頼だ」
ゼロ「数時間前、ジャパリパーク立ち入り禁止区域で、原因不明の異常事態が起きた」
スネーク「異常事態?」
ゼロ「ああ、何でもパークに生息する危険生物『セルリアン』が大量発生したらしい」
スネーク「サンドスターに無機物が反応すると生まれるあれか?」
ゼロ「そう、そのセルリアンだ」
スネークがため息をはく。
スネーク「....俺はパークの調査隊じゃ無いぞ」
ゼロ「わかってる、だがパークの職員はろくな実戦経験も無い」
ゼロ「集団で入っても変に目立ってアニマルガールに不信感を与えてしまうし...」
スネーク「下手したら全員セルリアンの餌か...」
ゼロ「そうゆう事だ。そこで君が選ばれた。」
ゼロ「本ミッションの内容は、ジャパリパーク立ち入り禁止区域に単独潜入」
ゼロ「パーク内の状況の調査。セルリアン及びアニマルガールの状態の調査。」
ゼロ「あわよくばセルリアンの数を減らしてくれれば...との事だ」
スネーク「ずいぶんと注文が多いな」
ゼロ「この任務が成功すればジャパリパーク計画にアメリカが再び関われる」
スネーク「なるほど」
ゼロ「本ミッション名は『貞淑なミッション(バーチャスミッション)』と名付ける」
スネーク「バーチャル(VR)ミッション?」
ゼロ「バーチャスミッションだ」
スネーク「なるほど、忠誠を誓う儀式みたいなものだ」
ゼロ「気を抜くんじゃ無い。あくまで実戦だ」
話している間に地面が大分近くまで迫っている。スネークはパラシュートを開いた。
落下がゆっくりになる。
任務開始地点の森が見えてきた。スネークはパラシュートを外し、着地した。
ゆっくりと立ち上がり、機器や酸素装置を外して捨てていく。
酸素マスクを外し、新鮮な外の空気を吸い込み、物陰に隠れて無線を掛ける。
スネーク「こちらスネーク任務開始地点に到着」
ゼロ「予定通りだな、スネーク。ブランクが有るとは思えん」
スネーク「今から、バーチャスミッションを開始する」
ーーーーー
スネーク「なるべくアニマルガールに干渉するわけにはいかない...どうする」
スネークは麻酔銃を構え、考えていた。

キンシコウゆっくりと近づいてくる。
スネーク「くっ...仕方がない」
スネークはダンボールの隙間から麻酔銃を撃った
キンシコウ「!?...?..zzzz」
キンシコウの身体がふらつき、倒れた
リカオン「キンシコウッ!?」
シンゴジ(クロ)「!!?」
このすきをスネークは見逃さずにダンボールの横を開け、木陰に飛び込んだ
リカオン達がキンシコウにかけ寄る。その場から離れつつ、スネークが呟いた。
スネーク「いい夢を。」

そう呟いていると、空中で
トキ「私はトーキー！仲間を探してるーのー！どこにいるのー！」
スネークの頭上から耳元で拡声器を直接叩き込まれたような声が声が聞こえ、急な高音波に耐えられず、気絶した。
トキ「どこに仲間がいるのかなぁ。この歌で聞いた人にいい夢を見られるようにしたいわ」
トキはスネークの存在に気付かず、素通りした。
ゼロ「おい、どうした！応答しろ！スネーク！スネェェェェク！」
返事がない。
ゼロ「直ちに回収班を投下しろ。スネークを発見次第、フルトン回収しろ」
作戦は失敗し、スネークは離脱した。

リカオン「ど、どうしましょう！？今度はキンシコウさんが…」
キンシコウ「zzz」ｽﾔｧ
クロ「ガル、ガルル！」
リカオン「そ、そうですね！一旦図書館に引き返して増援を…って、クロだけで探索を続けるつもりですか！？」
クロ「グァ」
リカオン「え…近くに気に入らない気配を感じる…キンシコウが動かない今、私だけで対処するのが最善…ですって？」

リカオン「…分かりました。キンシコウさんを送り届けた後は、すぐに戻るから待ってて下さいよ」
クロ「ガラッ」
リカオンはその場からキンシコウを抱えて一旦離脱した。

一方その頃、かばん達は。
かばん「探すとは言いましたが…何を頼りに探せばいいんでしょうか」
サーバル「手掛かりが欲しいねー」
セーバン「…」(無言で指差し)
サーバル「え・えー！？セーバンちゃん分かるの？」
セーバン「うん。なんとなく」
かばん(そういえば、セーバンさんはさっきから予知能力があるみたいな言動を繰り返している。彼女にも何か特殊な力が…？)
セーバン「メモリ、近いよ…あ、来た」
その一瞬後。草陰から、今度は人型ですらない存在が飛びかかって来た。

図書館へと駆けるリカオンの背中でキンシコウは目を覚ます
キンシコウ「う…ん…リカオン…？私、どうして…？」
リカオン「キンシコウさん？！目が覚めたんですね！突然倒れたから心配したんですよ！」
スネークの放った麻酔銃は対人用を想定した仕様だった事が幸いし、アニマルガールの人より遥かに高い身体能力とサンドスターの持つ浄化作用が麻酔の効果をほぼ相殺していた
キンシコウ「降ろしてリカオン私は大丈夫、それよりクロが心配です、急いで戻りましょう！」

かばん「変身！」\ｾﾙﾘｱﾝｯ!/

襲撃者に対し、即座にかばんはセルリアンメモリも用いて変身。セーバンの警告のお陰で反応が間に合い、瞬時に体を覆った装甲が彼女を衝撃から守った。
同時に、彼女の身体に直接染み渡ってくる地球の記憶。セルリアンの概念を内包したそれのが精神を犯す苦痛が過ぎると、かばんは意を決して叫ぶ。

かばん「…行きます！」

四つ足で這うように移動する黒い襲撃者へパンチ。甲殻に阻まれダメージはあまり与えられなかったが、怯ませる事に成功する。
そのまま一気呵成に攻め立てるかばん。今度は甲殻とは違い弱そうな関節部位へ攻撃を集中し、ダメージを積み重ねていく。

かばん(これなら、いける！)

だが敵も馬鹿ではない。距離を取ってから、偽かばんがやったようにエネルギーを溜め始めた。

かばん「しまった！サーバルちゃん、セーバンさんと一緒に僕の後ろへ！」
サーバル「かばんちゃんは良いの！？」
かばん「耐えてみせます！」

そして、衝撃波がかばん達へと放たれるかに思われたその瞬間。

セーバン「伏せて！」
かばん&サーバル「！！」

セーバンによって2人が押さえ込まれたその頭上を、一条の閃光が走った。敵の頭蓋へ向けて。
命中。

襲撃者「●●●●●！！！」
クロ「ゴアアアア！！！」
サーバル「クロ、来てくれたんだ！」

クロの熱線を受けて、フラフラの襲撃者。トドメを刺すべく、かばんはメモリを再起動した。

かばん「これで、メモリブレイクです！」
\セルリアン、マキシマムドライブ！/
かばん「はぁあああ！」

かばんのライダーキックが炸裂し、襲撃者はあえなく爆発した。爆煙の中から、割れたメモリが飛び出して来る。

メモリ『…モンス…モン…ター……ンス………』

黒い煙を噴出して、メモリは砕けた。それを拾い、かばんは呟く。

かばん「モンスターメモリでしょうか。恐ろしい外見でしたが……破壊成功、ですね」

サーバル 「それにしてもセーバンちゃんはなんで色んなことがわかるの？」
セーバン「なんでだろう…私にもわからな・・・ゔっ！」
かばんちゃん「セーバンちゃん！」
セーバンは急に頭痛がした。そして、脳内で何かを掘り返したような気分になった。
セーバン（これは・・・一体・・・私の記憶？）
脳内で何かがぼんやりと見えた。その中で喋り声も聞こえてきた。

？「かばんちゃんにもう会えない！ヒグマも助手も！私どうしたら！」
？「落ち着くのです。洞窟奥地で見つけたかこという場所に行けるきかいてきなものを使えば、まだ救える可能性があるのです」
？「ですが、セルミミズク。このきかいてきなものは一度しか動かないうえに安全に動作するかわかないのです」
？「なら私がかこという所に行く…たくさん話せなかったけど、またみんなでじゃぱりまん・・・食べたい」
いきなり自分の声がして、セーバンは驚いた。ぼんやりの視点が切り替わり、きかいてきなものの中からになった。
？「サーバルちゃん・・・元気で・・・」
？「セーバンちゃん！」
ここでぼんやりは無くなり、正常に戻った。

セーバン「思い・・・だした！」

クロ「…？」
サーバル「なに！何を思い出したの？」
セーバン「私は、私は…！」

セーバンが、記憶を引き摺り出そうとした刹那。

キンシコウ「皆さん、大丈夫ですか！」
かばん「キンシコウさんにリカオンさん！無事だったんですね」
リカオン「はい、お陰様で…あ、そのメモリを持っているって事は倒したんですね！」
クロ「グルラ！」
サーバル「良かった…あ、ごめんねセーバンちゃん。話を切っちゃって」
セーバン「ううん、大丈…あれ？」

先程まで出かかっていた記憶が、今では再び靄に掛かったように不明瞭になってしまっていた。

セーバン「…忘れちゃった」
キンシコウ「もしかして、私達のせいですか…？」
セーバン「ううん。この早さで忘れちゃったんだもん、きっと途切れなくても途中でまでしか話せなかったよ」
かばん「残念ですね…しかし、仕方がありません。分かった事を部分的にでも話して頂けませんか？」
「うん。多分私は…未来から、来たんだと思う。詳しい事までは覚えてないけど、何か悲しい事があったから、それを変える為に」
サーバル「未来？すっごーい！」
リカオン「悲しい事…それを避けるのが、メモリ破壊と同時に目下の目標になりそうですね」

？？？「パークの危機なのだ〜！！」

唐突に聞こえて来た大声に振り向いて見れば、そこには駆け寄って来るアライグマと彼女に背負われたフェネックの姿が。

サーバル「アライグマにフェネッ…って、フェネック、肩から血が！」
フェネック「あはは…してやられちゃったよ」
アライさん「大変なのだ！急に出て来た化け物に襲われて、フェネックが怪我したのだ！その化け物が今、湖畔に巣食っているのだ！ビーバーとプレーリーも危ないのだ〜！！」
かばん「！！！」
キンシコウ「クロちゃん！」
クロ「ガッ！」

キンシコウの指示でクロが尻尾から空へ放ったのは、今度は赤色の光線ではなく青色の光弾。図書館で決めた、湖畔付近に異常が発覚した時の合図だ。

かばん(今僕たちがいる場所よりも、タイガーマスクさん達がいる場所の方が湖畔には近いはず…お願いします！)

ー数十分前 ジャパリパーク上空 コンバットタロン機内ー
スネーク「・・・うぅ」
ゼロ「スネーク!目が覚めたか?」
スネーク「何が起こったのかわからない。まるで突然上空でスタングレネードが爆発したようだった...」
ゼロ「一体あの施設には何がいるんだ...?」
ゼロ「スネーク、もう一度行けるか?」
スネーク「まだ少し気分が悪いが大丈夫だ」
ゼロ「燃料タンクの残量を考えて次が最後だ。」
スネーク「・・・」
ゼロ「降下地点を変更する。次の降下地点は管理センター付近だ」
スネーク「管理センター?」
ゼロ「あぁ、本来ならあの森林から周りの状況を調査しつつ、そこに向かってもらう予定だったが...」
ゼロ「最優先事項である管理センターの調査だけを行う事にする。いけるか?」
スネーク「了解」
─────────
スネーク「こちらスネーク。管理センター前に到着...」
ゼロ「バックパックの中にカードキーを入れてある。それを使って中に入ってくれ」
スネーク「了解」
辺りを警戒しつつ管理センターの扉にカードキーをかざす。
スネーク「反応しない...」
扉を押してみる。
スネーク「少佐、扉があいている...」
ゼロ「バカな!?そんな筈は無い!」
スネーク「どうやら先客がいるようだ...」
ゼロ「・・・」
スネーク「どうする?」
ゼロ「任務は管理センターの調査だ。中に入ってくれ...万が一の場合は交戦を許可する」
スネーク「分かった」
麻酔銃を構えたまま、ゆっくりと中に入る。
随分使われていないのか、ロビーの床は埃をかぶっていた
ゼロ「コントロールルームは最上階だ。最上階へ向かってくれ」
銃を構えたまま音をたてないようにゆっくりと薄暗い非常階段を上がってゆく
コントロールルームを覗き込むと、白衣を着た人物がひとり計器をいじっていた
スネーク「黒髪...長髪...女か?」
???「良かった...ほとんどのシステムが生きてる...」
スネークは背後から銃を突き付けた。
スネーク「動くな!」
???「!!?!?」
スネーク「そこで何をしている...!ゆっくりと前を向くんだ...」
???「まっ、待って下さい！わ、私はパークの...か、関係者で...」
どうやら日本人女性のようだった
スネーク「関係者?職員は全員撤退したと聞いたが?」
???「い、いや...あの、その...」
白衣には写真付きのIDカードが付いていた。どうやら本当に関係者のようだ。名前は「KAKO」
スネーク「...すまなかった。で、あんたはここで何をしている...?」

カコ「わ、私は、このジャパリパークに所属していた、も、元研究者、です。つい先日まで、日本にいましたが、フレンズの事が心配で1人で戻って来たんです」
スネーク「日本だと？あの国は確か、例の異変で崩壊した筈だが…それに、1人で来ただと？冗談が過ぎるぞ」
カコ「な、なら、このIDカードを調べてみて下さい」
スネーク(…どうだ、少佐)
ゼロ(今データと照会したが、嘘偽りはないようだ。そのIDカードと持ち主の存在は本物だぞ)
スネーク「…ひとまずは、アンタを信じてみよう。だが、ここは各緊急政府同士で決められた機密軍事領域だ。ずっと俺の監視下にいて貰うと共に、帰投時には身柄を拘束する」
カコ「は、はい…政府が機能してない日本では、情報も手に入りにくかったので、その…むしろありがたい、です」
スネーク「じゃあ、それまでは案内役に徹して貰おうか」
カコ「分かり、ました…」

ふと窓から火山を見るカコ。

カコ「…保存、再生…永遠に」ﾎﾞｿｯ

スネーク「何か言ったか？」
カコ「いえ、何も」

スネーク「!!....博士、隠れてろ...!」
カコ「?」
スネーク「早く!」
カコ「は、はい!」
カコを奥の部屋に押し込み、スネークはコントロールルームの計器の影に身を潜めた
???「ムーヴ!!」
武装した集団がコントロールルームに突入する
スネーク「AK47に..グレネード...ソ連兵かッ!?」
ソ連兵「計器は全て作動するようです」
指揮官「よし、地下格納庫のロックを解除しろ」
ソ連兵「了解しました」
スネーク「地下格納庫...?」

一方、図書館では
博士「なるほど、ひょっとしたら今回の騒動でこの力を使えば、ジャパリパークの混乱を食い止めることができるかもしれないのです」
助手「フレンズの奇跡、けもハーモニー・・・かつての伝説に書かれた特別な力を持つサーバルキャットと仲間達・・」
博士「そして、この力をさらに引き出す楽しい音楽」
助手「けものパレード！」

そして湖畔では。
？？？「ハッハッハッハァ！！！」
ビーバー「うわあああ！？ダムが壊されたっすよおおお！！」
プレーリー「くそぅ、生き埋めにしてやるでありますっ！」
ビーバー「無理っすよプレーリーさん、隠れましょう！」

タイガーマスク「たァーっ！(見つけたぞ、メモリ所有者！)」

3人組が、追い詰められたビーバー達と化け物の間に降り立つ。

キャシャーン「これ 結構不味い状況じゃーん」
デビルマン「倒すマー…お、お前は！」
？？？「久しぶりだな、デビルマン！！」
デビルマン「妖獣ゴッド！？お前は倒した筈…」
キャシャーン「あれは♪誰だ♪」
タイガーマスク「誰だ♪誰だ♪」
デビルマン「俺のTV版のラスボス」
妖獣ゴッド「舐めとんのかお前ら」
ビーバー「一体何が起こってるんすかぁ…？」
ゴッド「確かに俺は、僅差でお前に敗れ死んだ。しかし“ある存在”が寄越した“デーモンメモリ”によって、パワーアップし復活したのだ！」
デビルマン「俺に復讐するつもりか！」
キャシャーン「させないぞ！いくぜデビルマン、タイガーマスク」
タイガーマスク「たァーっ！(OKだぜ！)」

3人はベルトを取り出し、そこにメダルを入れてスキャンする。
\マスク！/ \デビル！/ \サイボーグ！/
眩い光が現れ、そこに現れたのは…

ゴッド「何…っ！？」
？？？「新造人間デビルマスク、見参！」
ビバ&プレ「「合体したーッ！！？」」

ーキョウシュウエリア ジャパリパーク管理センター コントロールルーム ー
指揮官「物音が..?」
スネーク「まずいッ!」
すかさず指揮官を倒し、足で拘束。武装解除する。
ソ連兵達「!?誰だッ!! 隊長ッ!!」
指揮官「構わん!撃て!」
しかし指揮官を拘束したスネークを撃つのを躊躇し、殴り掛かってきたソ連兵の襟を掴み、盾にして他のソ連兵を撃つ。ソ連兵を盾にしたまま二人組に近づき、すかさず一方に盾にしていたソ連兵を投げつけ、もう一人を拘束する。焦ったソ連兵が拘束されたまま銃を乱射するが、知った事では無い。そのまま床に叩きつけ、呆気にとられるソ連兵のもとへ走って行き一人を拘束。そのまま人質にし、間合いをつめる。近づいた所で人質の首に手刀をくらわせ、最後の一人に間をおかずラリアットをかます。
スネーク「!?」
先ほど撃ったソ連兵がまだ眠っていなかったようだ
ソ連兵「ハァ..ハァ..ハァ..グッ.zzzzz」
呆然としていた指揮官がようやく襲い掛かってくるが、冷静さを欠いている。叩きふせる
訓練された屈強なソ連兵達はスネーク一人に呆気なくやられてしまった。

スネーク「ソ連の条約違反か。今後の外交戦略に使えそうだな…ん？」

全員を拘束した後、ふと周りを見るスネーク。だが…

スネーク「あの女がいない…しまった、逃げられたか！！」
ゼロ『スネーク、大変だ、スネーク！』
スネーク「どうした少佐！？」
ゼロ『あれから“カコ”という職員について詳しく調べてみたんだが…してやられた！“例の異変”より前の事件で負傷して以来、カコ博士は歩行困難な体になっていた！！そして今も、日本臨時政府のジャパリパーク管理本部で保護されている！』
スネーク「という事は…！」
ゼロ『あのカコ博士は偽物だ！すぐに追いかけてくれ！！』

スネーク「少佐、聞こえるか?」
ゼロ「聞こえる、スネーク。大丈夫か?」
スネーク「ややこしくなってきた。何故ソ連兵が...」
スネーク「気に入らない。嫌な予感がする」
ゼロ「私もだ」
スネーク「コイツら、地下格納庫がどうとか言っていた...ロックは解除されてしまったようだ」
ゼロ「地下格納庫...場所は分かるのか?」
スネーク「カコ博士に聞けば分かるだろう」
ゼロ「嫌な予感がする。地下格納庫の場所が分かり次第向かってくれ」
スネーク「了解」

失礼しました。98さんの方で続けます

スネークは偽カコを追いかけるが、偽カコはソ連兵からぶんどったサブマシンガンを装備していた。
スネーク「なっ！」
偽カコは容赦なく乱射し、スネークは即座に隠れた。

>> 100
すみません。と同時に、ありがとうございます

ゼロ「奴は何処へ向かってる!?」
スネーク「おそらく例の地下格納庫だ!!」

偽カコが非常階段をかけ降りて行く。
スネーク「くそッ」

ソ連兵1「カコ博士！我々を置いていくつもりか！？」
ソ連兵2「地下格納庫の情報を提供したのはあなたの筈だ！独り占めするつもりか！」
ゼロ『どうやら、奴らも騙されたクチのようだな。スネーク、一刻も早く彼女を止めてくれ！』
スネーク「分かっている！ソ連兵の回収は頼むぞ！」

格納庫の扉へと辿り着いたスネーク。しかし、入る寸前で閉じられしまう。
隙間から見えたのは、扉の向こうへ走り去る女の後ろ姿のみ。

スネーク「ちぃ、爆破する！」

>> 103
カコっぽい何かが出ているのでまだセーフで(強引)
最終的にけもフレに収束するようにすれば良いと思います
でも、これからは外れ過ぎないように注意して書きますね

扉を爆破するが偽カコの姿がない
その代わりにあった物は...
スネーク「くっ、やはりそうか!!」
巨大な箱には大きな核のエンブレムが印刷されていた