現れたのは、光の巨人。目の前の巨大セルリアンにも劣らない程に巨大な存在が、薄暗い空を眩い光で照らす。
オーブ(ガイ)「俺の名はオーブ!闇を照らして、悪を討つ!」
そのまま巨人は、呆然とする周囲を置いてセルリアンへと飛びかかった。抵抗するセルリアンだったが、パワーが違うのか容易く押さえ込まれ、遠くへ放り投げられる。
そのまま、圧倒。
博士「凄いのです…ただのキックやパンチで、あのセルリアンの外殻を打ち砕いているのです!」
サーバル「が、頑張れー!」
ツチノコ「おおおお前ら、早く逃げるんだよ!」
かばん「ツチノコ、さん?どうして、ここに…」
ツチノコ「お前は無理して喋るな!多分だけど…!」
ツチノコの説明を聞いたフレンズ達は、急いでその場から離れ始めた。
オーブ(なんて奴だ、斬っても砕いても再生するなんて…)
セーバン「ガイさん!」
セルリアンを殴り飛ばしたオーブ(ガイ)は、その声に顔を向ける。
セーバン「“火”が、来るらしいよ!!」
オーブ(ガイ)「…!分かった!!」
それを聞いて、オーブ(ガイ)は飛び退いた。
その、次の瞬間。
スネーク「沈め、化け物…!」
叡智の火が、頭上からセルリアンへと降り注いだ。
爆発。爆発。爆発爆発爆発爆発爆発。
それが止む頃には、セルリアンの四肢は千切れ、内部がむき出しになって倒れていた。
それを見てオーブが構えを取る。
「トドメだ!“スペリオン光線”ッ!!」
L字に組まれた両手から放たれた光の奔流。それはセルリアンを飲み込み、完全に消滅させたのだった。
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