けものフレンズBBS NEO
小説リレー（一応完結） / 142
だが、しかし。
ソ連兵「ギャアアア！？」
スネーク「！？」
突如のしかかって来た巨塊に、彼らは呆気なく踏み潰された。スネークが一度離れてから見上げると、その正体は尻餅をついた巨大な人型の何か。
そして、それに挑む者達の姿も見えた。
かばん「もう一度っ…！」
\セルリアン、マキシマムドライブ！/
アライさん「駄目なのだかばんさん！それ以上“まきしまむどらいぶ”をしたら、かばんさんが壊れてしまうのだ！！」
かばん「ですが、これが最後にして最大のチャンスなんです！うああああッ！！」
苦痛の絶叫と共に放たれた一撃が、セルリアンに突き刺さり腕のガードをこじ開ける。
ヤタガラス「今だ、かかれぇ！」
ハンター達「うぉおお！！」
デビルマスク「超破壊光線！！！」
この攻撃で、今度はセルリアンのもう片方の腕が壊される。しかしその間に、先に壊された方の腕は再生してしまっていた。
リカオン「埒が開かない。突破口は見えたのに…！」
かばん「くそぉおおおお！！」
\セルリアン、マキシマムドライブ！/
サーバル「かばんちゃん、もうやめて！」
セーバン「やめて、かばん！！」
ツチノコ「あいつ、このままじゃ死ぬぞ！？」
スネーク「…っ！」
〜回想〜
カコ「フレンズを、あの子達を守ってあげて下さい…！」
〜〜〜〜
スネーク「こちらスネーク…戦闘に参加する！！」
ツチノコ「！！お前…」
スネークが放ったロケットランチャーが、セルリアンの肩に突き刺さり爆発を引き起こす。
スネーク「言ったはずだ。死体は見飽きた、とな…！」
ツチノコ「うわあああ！何してんだお前、いや責めてるわけじゃねぇけどっ！」
スナネコ「セルリアンがこっちを向きましたね。ところでですが、隠れる穴を掘ったんですけど、要りますか？」
ツチノコ「遅いんだよっ！」
スネーク「いや、充分だ！」
スネークは煙幕弾を投げ、周囲の視界を閉ざした。そのせいでセルリアンは目測を誤り、穴に隠れたスネーク達を踏みつけ損ねる。