「6時36分、私は起床しました。」
「しかし、私は悪夢に
「その後すぐに私は顔を軽く洗いました、顔を洗い終えると私は朝食を摂るために食堂へと向かいました。」
「食堂についた時、時計の針は確か7時5分を指していたかと思います、ここら辺の記憶は曖昧ですが……。」
「いんくちゃんは朝食で何食べたん??」
私が話しているときに突如口を挟んできたこの男は私の悪夢の中で死んでしまった男、ナイヤガラさんだ。
糸目がチャームポイントの彼もまた私の同僚で、私と同じアドミニストレータである。
「こらこら、ナイヤガラくん、いんくちゃんが大事な話をしているときに余計なことを聞くんじゃないよ」
藤遊さんがナイヤガラさんを
「いや、だってそういう一見どうでもいいようなことが実は核心に繋がってたりする………」
「ナイヤガラくん、見てごらん、冬将軍さんのあの穏やかな表情を…。」
藤遊さんがそう言うので私達は一斉に冬将軍さんの顔を見やった。
「ナイヤガラさん、お静かにお願いします。」
藤遊さんの言う通り冬将軍さんの表情はとても穏やかな表情であった。
しかし冬将軍さんの穏やかな微笑みからは何故だかとてもダークな印象を受けた。
私はその冬将軍さんの微笑みから底知れぬ恐怖を感じ思わず身震いがした。
「あ、あぁ…サーセンでした………」
「では、いんくさん、引き続きお願いします。」
「あ、ど、どうも…。」
私は先程の恐怖の余韻に浸っていたため少しぎこち無い返事をしてしまった。
手から離れかけていた紙を再び手に持ち直して私は続けた。
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凍結されています。