ちゃむ
Tyamu-game
2018/02/25 (日) 10:22:12
「…誰?」
呆然とテレビを眺めていた星野は無意識のうちに率直な疑問を投げかけていた。
しかし、フクナガは信じられないと言わんばかりの様子で限界まで開ききった目をテレビに向けていた。
『えーっと…あの、なんかその……恥ずかしい…///』
『わたしテレビに出るのはじめてなんで……🙈』
「いいからさっさと喋れよビッチ」
星野は画面の女に対する苛立ちからだろうか、いつもの様子からは考えられないほど語気を荒げ女を酷く痛罵した。
だがそんな星野の変貌ぶりをフクナガは気にもとめず相変わらずテレビに映し出されている女を不思議そうな様子で眺めていた。
『あ、ごめんなさい笑笑🙏』
『それじゃあ単刀直入に言いたいと思います🤔🤔』
『今日から1週間後、革命を起こしちゃいます🤘😝🤘』
「なん…だと…」
唐突に女の口から出た革命の二文字に星野は動揺を隠しきれなかった。
「…何言ってんだこいつ」
フクナガは我を取り戻したのか開いて塞がらなかった口をようやく開閉させた。
『まぁ恐らくみなさんは「何言ってんだこいつ」とでも画面の前で言ってるのかもしれないけど…』
『とりあえずわたしの演説を聞け🖕』
通報 ...
凍結されています。