第1話「サイドンVSヤミチック」
ロケット団したっぱ「いけ……ヤミチック……悪の波動‼︎」
ロケット団の下っ端がトゲチックに似たポケモンに指示を出す
ヤミチック「ヤァァミィィィ‼︎」
ヤミチックは悪の波動をサイドンに向かって撃つ
エリートトレーナー「サイドン‼︎突っ走ってあいつ(ヤミチック)につのドリルだ‼︎」
サイドン「サイッ‼︎」
サイドンは悪の波動にも動じずそのままヤミチックめがけて突っ走る
>> 1 >> 2 ありゃとー😆
ヘタルさんのタコのss
めっちゃかわE
老婆の言う通り東へ真っ直ぐ行くと、自分の家が見えた。
不思議だ。
それにしてもカイリューの楽園行きだなんて!!
マリー「うふっ、うふふふふ!」
黄色のクッションを抱えゴロゴロとベッドの上を転げ回る。
マリー「マリン達も誘おうかなぁ」
チケットを眺め、マリーは「ふふふ」と微笑んだ。
マリー「はぁ」
老婆「一等だからこれをあげるよ、是非お友達と行ってくれ」
老婆は五枚のチケットを差し出した。
チケットをよくよく見てみると「カイリューの楽園行き」と書かれていた。
マリー「え、ええええええええ!?」
ついつい叫んでしまった。
老婆「向こうのフワライドに渡すと連れて行ってくれるよ。運が良いねぇ」
マリー「あ、ありがとうございます」
そう言い小屋を出た。
マリー「あ、じゃあ引いてみようかな」
ガラガラくじの取っ手に手を触れた瞬間
老婆「おっと、金は取るよ」
むっ、と思って財布を取り出し、500円を出す。
マリー「よ、よし」
ガラガラガラガラ
出たのは金色の球。
マリー「これは?」
老婆「おお!おめでたい!一等だ!!」
老婆は側に置いてあったハンドベルを手に取りカランカランと鳴らした。
マリー「なんだろう…?」
目の前に会ったのは紫色の小さな小屋。
マリー「失礼しまーす…」
中に入ると、ガラガラくじの奥に魔女のような老婆が座っていた。
老婆「ひっひっひ、いらっしゃい」
本当に魔女のようだ。
マリー「えーと、道に迷ってしまったんですけどー」
ゆっくりと椅子に腰掛けた。
老婆は頷くと東を指差した。
老婆「東に真っ直ぐ行くといい」
マリー「あ、ありがとうございますー。では…」
マリーが小屋を出ようすると老婆は手招きしてこう言った。
老婆「くじ、引いてみないかい?いっひっひ」
かわいい
おまけ
面白そう!
こんなかわいかったんだ!
マリー「…暇だし外にでも行こうかな」
ソファから降りて玄関に向かう。
マリー「行ってきまーす」
ガチャリ
ここはミアレシティ。カロス地方一の大都会だ。
今日もミアレシティは観光客で賑やかだ。
人混みを抜け、誰もいない広場に辿り着いた。
マリー「あれぇ、迷っちゃったかな」
ミアレシティはとにかく広い。地元の人だって迷う。
皆はカイリューの楽園って知ってるかな。
カイリューしかいない島の事。
遭難するとカイリューが連れて行ってくれるんだって。
面白そうだよね。
カロス地方に住む少女、マリー・ゴールドはカイリューが大好きだった。
子供の頃映画で悪い怪人をカイリューが倒すのを見て、憧れた。
私もカイリューのように強くなりたい。そう思った。
マリー「カイリューに会いたいなぁ」
マリーはそう呟いた。
ここはカロス地方。カントー地方でもアローラ地方でもない。
野生のミニリュウやハクリュウなら見た事はあるが、野生のカイリューは見た事がない。
どこにあるそれ?ちょっと読んでみたいわ
めがね
そうでしょ
うん!頑張って生きてみせる
周りに☆つけとけ
ねこみみ
せーらーふく
草
いきろ!
ありがと 嬉しい
困る
まるいちー!!!
鹿「…」 鹿は黙って噴水を見つめている。 鹿「なんかこうすると猿みたいだよね」 タコ「分かる…気がする」 鹿「猿で思い出したんだけどさぁ!!」 鹿「今猿ってカメルーンにいるんだって!」 タコ「へぇ聞いた事ないな」
タコ「へぇ聞いた事ないな」完
鹿「暇!」 公園のベンチに腰掛ける。 「どうしたんだよ」 鹿が前を向くとタコがいた。 タコ「よいしょ」 タコが隣に座った。 鹿「いやぁー暇だなぁと…」 タコ「そうか…」 鹿「…懐かしいよねぇ」 タコ「…?なんの事だ?」 タコは首を傾げている。 鹿「あ、そっか。タコには言ってなかった!!」 タコ「なんだよそれ!」
蜘蛛「明日は曇るでしょう」 蜘蛛は気象予報士になった。
アシカ「はいここでジャンプー!」 アシカはアシカショーのスタッフになった。
タコ「はい!たこ焼き一丁ー」 タコはたこ焼き屋の店長になった。
そして僕は… 鳥「俺の虜になりな!」 有名俳優になった。 皆、良い未来を歩んでいた。
トカゲ「ひゃひゃ!凄いだろう?コインが一瞬で消えたぜぇ」 トカゲはマジシャンになった。
鮟鱇「バクバクバクバク!!」 鮟鱇は大食い選手になった。鯵は良きライバルだ。
鹿「えーと、虫歯だねぇこれ」 鹿は歯科医師になった。
豹「稲妻を表現したダンスや!凄いやろ!これは高評価!」 豹はダンサーになった。
鰹「鰹は勝つーおー♪」 鰹はダイエットに成功し売れっ子の歌手になったが、語尾は未だにそのままだ。
鯛「はぁ、やっぱ大変だなぁ、タイとか台湾に行きたいよぉ」 鯛は大工になった。
鱈「よ、よーし就職頑張るぞ!」 働きたくないと駄々をこねていたが、今は就職しようと頑張っているようだ。
亀「カメルーンって良いところだなー!そうですよね?」 猿「…あぁ」 亀は猿と一緒に世界各地を旅するカメラマンになった。
猿「…さぁ次はどこへ行こうか亀」 亀「うーん、フランス!」 猿は付き添いの亀と一緒に世界各地を旅する旅人になった。
蛙「打倒猿…打倒猿…」 蛙は実家に帰り、打倒猿を目指して日々筋トレをしている。
貝「海外旅行のお金を貯めなきゃ!」 貝は海外旅行へ行くためにコンビニでアルバイトをしている。
鯵「いやぁ素晴らしい!星五つー!」 鯵は鯛と結婚し、グルメリポーターになった。
数年後。 俺達は成長した。 象「メガ盛りカレーだぞう」 象はカレーライス専門店「象カレー」の店長になった。
栗「しゃっくりが止まらなくてねぇ、ひゃっほぉ!ひゃっほぉ!」 サイ「いやどんなしゃっくりやねん!!」 栗はサイとコンビを組み漫才師になった。
パン「はーい、クロワッサン一つー」 パンはパン屋「パンパンベーカリー」の店長になった。
柿「締め切りがー…ヤバイよぉ、誰か助けてーー!!」 柿は今超有名な漫画家になった。
梨「梨汁ーぶしゃーー!!」 梨は今流行りのゆるキャラ、ななっしーの中の人になった。
亀「何言ってんだよ!!」 鳥「だ、ダメか」 鳥は更に深く俯いた。 亀「いやそうじゃなくて…」 亀「もう友達じゃないか!!」 鳥の顔がパアアと明るくなった。 鳥「か、亀ぇ!!」
タコ「なんかな、夢を見てたんだ」 タコ「俺が悪者になって、皆をボコボコにしちゃう夢」 タコ「でも最後は倒されちゃったけどね」 鹿「そ、そう。怖い夢だね」 それが本当の事だっただなんて口が避けても言えない。鹿はタコから目を逸らし苦笑いを浮かべた。
その後皆でパーティーをした。 鳥「最高だね。夢みたいだ」 亀に優しく微笑んだ。 亀「うん」 鳥「なぁ、亀」 亀「うん?」 鳥「友達に…ならないか…?」 恥ずかしくなり俯いた。 亀は驚いた表情のまま固まっている。
街に戻ると鳥達はたくさん祝福された。 「英雄だー!英雄が帰って来たぞー!!」 「悪霊を退治した英雄だーー!!」 鳥「英雄かぁ、なんだか恥ずかしいな」 鳥は照れ臭そうに笑った。 タコ「こ、ここは…?」 タコが目を覚ました。 トカゲ「どうやら目が覚めたみたいだぜ」 鰹「おはようだお!」 タコは許された。 タコ「やけに賑やかだな、何かあったのか?」 辺りをキョロキョロと見回している。 鹿「いいや」 鹿は咄嗟に嘘をついた。
タコ「まぁいい!喰らえええええええええええ!!!」 鳥「はあああああああっ!!」 皆が片手を前に出すと鳥の手から虹色のビームが放たれた。 タコ「なっ?!」 タコのビームが少し弱くなった。 鳥「俺達は負けないんだあああああ!!!」 虹色のビームはどんどん勢いを増していき、やがてタコを呑み込んだ。 タコ「この俺が…負けるなんてええええ!!」 タコの身体から悪霊が出ていったのが見えた。 どうやらタコは悪霊に操られていたらしい。だがその悪霊は俺達が退治した。 紫色だった空は青く澄み渡り、街に平和が訪れた。 鳥「へ、へへ」 雲ひとつない青空を見て鳥は優しく微笑んだ。
パン「パンク…しそうだぜ…」 梨「これはナシでしょ…」 皆、傷ついている。 鳥「み、皆!!」 タコ「今度こそ!死ねエエエエエエ!!!」 両手を前に出し、赤と黒の太いビームを放つ。 鳥「俺達は…」 皆の方へ走り出す。 鳥「この世界を守りたい!!」 その時空が金色に光った。 タコ「な、なんだ!?眩しい!!」 空から降ってきた虹色の小さな光の弾を優しくキャッチすると、溶けてしまった。 鳥「こ、これは…」 鳥の体からは虹色のオーラが出ていた。 鳥「皆!」 鳥が皆の方を振り返ると皆はコクリと頷いた。
タコ「ゲホッ、ゲホッ…なかなかやるじゃねぇか…」 タコがどんどん傷だらけになっていく。 皆は少し怪我してはまだまだピンピンだ。 タコ「だがここからだあああああ!!」 タコ「うおおおおおおおおおお!!」 タコがそう叫ぶと元々ムキムキな体が更にムキムキになった。 タコ「これが真の力だ…!」 タコの赤色がどす黒く濁り体からは不気味な紫色のオーラが漂っている。 タコ「喰らえ!」 タコは大きく息を吸い、吐き出した。もの凄い風だ。 タコ「ふーーーーーーっ!!」 皆「うわあああっ!!」 皆が飛ばされていく。飛ばされてないのはさっきから戦いを見ていた鳥だけだ。
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第1話「サイドンVSヤミチック」
ロケット団したっぱ「いけ……ヤミチック……悪の波動‼︎」
ロケット団の下っ端がトゲチックに似たポケモンに指示を出す
ヤミチック「ヤァァミィィィ‼︎」
ヤミチックは悪の波動をサイドンに向かって撃つ
エリートトレーナー「サイドン‼︎突っ走ってあいつ につのドリルだ‼︎」
サイドン「サイッ‼︎」
サイドンは悪の波動にも動じずそのままヤミチックめがけて突っ走る
>> 1
>> 2
ありゃとー😆
ヘタルさんのタコのss
めっちゃかわE
老婆の言う通り東へ真っ直ぐ行くと、自分の家が見えた。
不思議だ。
それにしてもカイリューの楽園行きだなんて!!
マリー「うふっ、うふふふふ!」
黄色のクッションを抱えゴロゴロとベッドの上を転げ回る。
マリー「マリン達も誘おうかなぁ」
チケットを眺め、マリーは「ふふふ」と微笑んだ。
マリー「はぁ」
老婆「一等だからこれをあげるよ、是非お友達と行ってくれ」
老婆は五枚のチケットを差し出した。
チケットをよくよく見てみると「カイリューの楽園行き」と書かれていた。
マリー「え、ええええええええ!?」
ついつい叫んでしまった。
老婆「向こうのフワライドに渡すと連れて行ってくれるよ。運が良いねぇ」
マリー「あ、ありがとうございます」
そう言い小屋を出た。
マリー「あ、じゃあ引いてみようかな」
ガラガラくじの取っ手に手を触れた瞬間
老婆「おっと、金は取るよ」
むっ、と思って財布を取り出し、500円を出す。
マリー「よ、よし」
ガラガラガラガラ
出たのは金色の球。
マリー「これは?」
老婆「おお!おめでたい!一等だ!!」
老婆は側に置いてあったハンドベルを手に取りカランカランと鳴らした。
マリー「なんだろう…?」
目の前に会ったのは紫色の小さな小屋。
マリー「失礼しまーす…」
中に入ると、ガラガラくじの奥に魔女のような老婆が座っていた。
老婆「ひっひっひ、いらっしゃい」
本当に魔女のようだ。
マリー「えーと、道に迷ってしまったんですけどー」
ゆっくりと椅子に腰掛けた。
老婆は頷くと東を指差した。
老婆「東に真っ直ぐ行くといい」
マリー「あ、ありがとうございますー。では…」
マリーが小屋を出ようすると老婆は手招きしてこう言った。
老婆「くじ、引いてみないかい?いっひっひ」
かわいい
おまけ
面白そう!
こんなかわいかったんだ!
マリー「…暇だし外にでも行こうかな」
ソファから降りて玄関に向かう。
マリー「行ってきまーす」
ガチャリ
ここはミアレシティ。カロス地方一の大都会だ。
今日もミアレシティは観光客で賑やかだ。
人混みを抜け、誰もいない広場に辿り着いた。
マリー「あれぇ、迷っちゃったかな」
ミアレシティはとにかく広い。地元の人だって迷う。
皆はカイリューの楽園って知ってるかな。
カイリューしかいない島の事。
遭難するとカイリューが連れて行ってくれるんだって。
面白そうだよね。
カロス地方に住む少女、マリー・ゴールドはカイリューが大好きだった。
子供の頃映画で悪い怪人をカイリューが倒すのを見て、憧れた。
私もカイリューのように強くなりたい。そう思った。
マリー「カイリューに会いたいなぁ」
マリーはそう呟いた。
ここはカロス地方。カントー地方でもアローラ地方でもない。
野生のミニリュウやハクリュウなら見た事はあるが、野生のカイリューは見た事がない。
どこにあるそれ?ちょっと読んでみたいわ
めがね
そうでしょ
うん!頑張って生きてみせる
周りに☆つけとけ
ねこみみ
せーらーふく
草
いきろ!
ありがと
嬉しい
困る
まるいちー!!!
鹿「…」
鹿は黙って噴水を見つめている。
鹿「なんかこうすると猿みたいだよね」
タコ「分かる…気がする」
鹿「猿で思い出したんだけどさぁ!!」
鹿「今猿ってカメルーンにいるんだって!」
タコ「へぇ聞いた事ないな」
タコ「へぇ聞いた事ないな」完
鹿「暇!」
公園のベンチに腰掛ける。
「どうしたんだよ」
鹿が前を向くとタコがいた。
タコ「よいしょ」
タコが隣に座った。
鹿「いやぁー暇だなぁと…」
タコ「そうか…」
鹿「…懐かしいよねぇ」
タコ「…?なんの事だ?」
タコは首を傾げている。
鹿「あ、そっか。タコには言ってなかった!!」
タコ「なんだよそれ!」
蜘蛛「明日は曇るでしょう」
蜘蛛は気象予報士になった。
アシカ「はいここでジャンプー!」
アシカはアシカショーのスタッフになった。
タコ「はい!たこ焼き一丁ー」
タコはたこ焼き屋の店長になった。
そして僕は…
鳥「俺の虜になりな!」
有名俳優になった。
皆、良い未来を歩んでいた。
トカゲ「ひゃひゃ!凄いだろう?コインが一瞬で消えたぜぇ」
トカゲはマジシャンになった。
鮟鱇「バクバクバクバク!!」
鮟鱇は大食い選手になった。鯵は良きライバルだ。
鹿「えーと、虫歯だねぇこれ」
鹿は歯科医師になった。
豹「稲妻を表現したダンスや!凄いやろ!これは高評価!」
豹はダンサーになった。
鰹「鰹は勝つーおー♪」
鰹はダイエットに成功し売れっ子の歌手になったが、語尾は未だにそのままだ。
鯛「はぁ、やっぱ大変だなぁ、タイとか台湾に行きたいよぉ」
鯛は大工になった。
鱈「よ、よーし就職頑張るぞ!」
働きたくないと駄々をこねていたが、今は就職しようと頑張っているようだ。
亀「カメルーンって良いところだなー!そうですよね?」
猿「…あぁ」
亀は猿と一緒に世界各地を旅するカメラマンになった。
猿「…さぁ次はどこへ行こうか亀」
亀「うーん、フランス!」
猿は付き添いの亀と一緒に世界各地を旅する旅人になった。
蛙「打倒猿…打倒猿…」
蛙は実家に帰り、打倒猿を目指して日々筋トレをしている。
貝「海外旅行のお金を貯めなきゃ!」
貝は海外旅行へ行くためにコンビニでアルバイトをしている。
鯵「いやぁ素晴らしい!星五つー!」
鯵は鯛と結婚し、グルメリポーターになった。
数年後。
俺達は成長した。
象「メガ盛りカレーだぞう」
象はカレーライス専門店「象カレー」の店長になった。
栗「しゃっくりが止まらなくてねぇ、ひゃっほぉ!ひゃっほぉ!」
サイ「いやどんなしゃっくりやねん!!」
栗はサイとコンビを組み漫才師になった。
パン「はーい、クロワッサン一つー」
パンはパン屋「パンパンベーカリー」の店長になった。
柿「締め切りがー…ヤバイよぉ、誰か助けてーー!!」
柿は今超有名な漫画家になった。
梨「梨汁ーぶしゃーー!!」
梨は今流行りのゆるキャラ、ななっしーの中の人になった。
亀「何言ってんだよ!!」
鳥「だ、ダメか」
鳥は更に深く俯いた。
亀「いやそうじゃなくて…」
亀「もう友達じゃないか!!」
鳥の顔がパアアと明るくなった。
鳥「か、亀ぇ!!」
タコ「なんかな、夢を見てたんだ」
タコ「俺が悪者になって、皆をボコボコにしちゃう夢」
タコ「でも最後は倒されちゃったけどね」
鹿「そ、そう。怖い夢だね」
それが本当の事だっただなんて口が避けても言えない。鹿はタコから目を逸らし苦笑いを浮かべた。
その後皆でパーティーをした。
鳥「最高だね。夢みたいだ」
亀に優しく微笑んだ。
亀「うん」
鳥「なぁ、亀」
亀「うん?」
鳥「友達に…ならないか…?」
恥ずかしくなり俯いた。
亀は驚いた表情のまま固まっている。
街に戻ると鳥達はたくさん祝福された。
「英雄だー!英雄が帰って来たぞー!!」
「悪霊を退治した英雄だーー!!」
鳥「英雄かぁ、なんだか恥ずかしいな」
鳥は照れ臭そうに笑った。
タコ「こ、ここは…?」
タコが目を覚ました。
トカゲ「どうやら目が覚めたみたいだぜ」
鰹「おはようだお!」
タコは許された。
タコ「やけに賑やかだな、何かあったのか?」
辺りをキョロキョロと見回している。
鹿「いいや」
鹿は咄嗟に嘘をついた。
タコ「まぁいい!喰らえええええええええええ!!!」
鳥「はあああああああっ!!」
皆が片手を前に出すと鳥の手から虹色のビームが放たれた。
タコ「なっ?!」
タコのビームが少し弱くなった。
鳥「俺達は負けないんだあああああ!!!」
虹色のビームはどんどん勢いを増していき、やがてタコを呑み込んだ。
タコ「この俺が…負けるなんてええええ!!」
タコの身体から悪霊が出ていったのが見えた。
どうやらタコは悪霊に操られていたらしい。だがその悪霊は俺達が退治した。
紫色だった空は青く澄み渡り、街に平和が訪れた。
鳥「へ、へへ」
雲ひとつない青空を見て鳥は優しく微笑んだ。
パン「パンク…しそうだぜ…」
梨「これはナシでしょ…」
皆、傷ついている。
鳥「み、皆!!」
タコ「今度こそ!死ねエエエエエエ!!!」
両手を前に出し、赤と黒の太いビームを放つ。
鳥「俺達は…」
皆の方へ走り出す。
鳥「この世界を守りたい!!」
その時空が金色に光った。
タコ「な、なんだ!?眩しい!!」
空から降ってきた虹色の小さな光の弾を優しくキャッチすると、溶けてしまった。
鳥「こ、これは…」
鳥の体からは虹色のオーラが出ていた。
鳥「皆!」
鳥が皆の方を振り返ると皆はコクリと頷いた。
タコ「ゲホッ、ゲホッ…なかなかやるじゃねぇか…」
タコがどんどん傷だらけになっていく。
皆は少し怪我してはまだまだピンピンだ。
タコ「だがここからだあああああ!!」
タコ「うおおおおおおおおおお!!」
タコがそう叫ぶと元々ムキムキな体が更にムキムキになった。
タコ「これが真の力だ…!」
タコの赤色がどす黒く濁り体からは不気味な紫色のオーラが漂っている。
タコ「喰らえ!」
タコは大きく息を吸い、吐き出した。もの凄い風だ。
タコ「ふーーーーーーっ!!」
皆「うわあああっ!!」
皆が飛ばされていく。飛ばされてないのはさっきから戦いを見ていた鳥だけだ。