いつの間にやらあれほどいた雑魚共は残り2人までに減っていた。
「さぁ、お前らはどうする?死を乞うか?」
「それとも、もう既に定められた運命に抗うか?」
>> 14「氷の中から不意打ちしますよー。」
可哀想に
死への恐怖のあまり
今、自分が立っている地面を氷だと勘違いしているらしい
「手遅れか」
俺は>> 14に向けデコピンを放った。
無論、俺のデコピンの衝撃波に耐えることなく奴の体はあっという間に朽ち果てた。
「さて、最後はお前らしい」
「遺言ならじっくり聞いてやろう」
>> 22「こいつ・・・オレを殺(や)る気だ
「マジ」だ・・・・・・
音楽家のくせにこのオレを始…………」
気の毒に、仲間を一人残らず失ったせいだろう
ブツブツと何も意味を成さないうわ言を繰り返すおしゃべり人形へと変わり果ててしまったようだ。
俺は人差し指から深紅に煌めくレーザービームで奴の脳天を貫いた。
奴のうわ言は電池の切れたラジオのようにぴたっと止まった。
あぁ、神よ
俺はまた多くの
せめてもの償いです、聴いてください。
『恋』
おしまい
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