>> 32
恥を感じることは心的現象の一種である。これを公理とみなさず、更に噛み砕いて説明するということが求められているわけだな。
ここでいう公理とは、これ以上簡単には表せないという意味合い。
こういうのを恥ずかしいと感じちゃうのはなぜか
恥の原因となった行動もとい失敗によって、人間関係的な意味での生存率が下がるから。
人は、恥を感じるか否かによって以下の二通りに分けられる。
失敗によって恥を感じなければ深く心には刻み込まれない。深く心に刻み込まれないのであれば、また同じ失敗を繰り返しやすい。こうして人間関係的生存率はどんどん下がっていく。
失敗によって恥を感じるということは、人間の心に強烈な失敗体験を自認させるということである。その体験は反省を生み、次の失敗を予防する効果がある。こうして人間関係的生存率を維持することができる。
なので、個人差はあれど人間は生まれつき恥を感じることができるように遺伝子によって決められている。
そして何によって恥を感じるのか(感じるべきか)は教育も含めたあらゆる後天的要因によって形成されるのである。
恥とは生命の神秘であり、自然淘汰に抗う術なのだ。
結論:失敗などによって恥を感じる理由
恥を感じなければ人生終了してしまう危険性が極めて高いからである。
通報 ...
投稿するにはメンバーである必要があります。