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対京都大学定期戦 観戦記

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慶応ラグビーファンの皆様

昨日行われた対京都大学定期戦の観戦記を以下御参照下さい。

この試合に関し特筆すべきは“京大の頑張り”かと思います。最後の
最後まで緊張感の伴う良いゲームを見せてくれました。経過以下。
前半:
5・10・15分慶応、連続トライにてリード。                    (15-0)
20・25分京大、慶応陣10m付近からCTBが/京大陣10m付近からFBがそれぞれ
    慶応デイフェンスラインを突破/ロングゲインし連続トライ。(15-12)                                                          
30・35分慶応、PK/ラインアウトモール, 京大陣での連続BKライン/ラックから
    京大デイフェンスを崩し連続トライ。              (27-12) 
  (寸評)京大の体を張った闘志あふれるプレーが印象的。
  スクラム6-4慶応/ブレイクダウン6-4慶応⇒ポゼッション6-4慶応、

後半:
風上に立った京大がロングキックを多用する戦術をとり、これに伴い
慶応のキック処理ミスが多くみられ形勢が逆転し受けに回るシーンが度々。
10分京大、慶応陣でBK左展開し慶応デイフェンスを崩しトライ。   (27-19)
17分京大、慶応敵陣に攻め込むもキックチャージとその処理ミスで京大に
  トライ+ゴール献上。1点差に迫られる。              (27-26)
30・35分慶応、やや足の止まった京大のすきをつき左中間、PK/ラインアウト
  モールからトライ。ようやく京大を突き放す。             (39-26)
 (寸評)“最後までやり切ろう”の声とともに金星を目指した京大であったが
 最終的には一日の長のある慶応が勝利を収めた。
 スクラム慶応7-3/ブレイクダウン慶応6-4⇒ポゼッション慶応6-4。

かつては大学選手権に2年連続出場するなど関西の雄でしたが、近年は
2部リーグに定着するなど決して満足のゆく結果が出ていませんでした。
しかし今日の試合を見る限り“京大ラグビー”のDNAは枯れておらず、熱心な
OBの後押しもあり、いつの日か復活した姿をみせて欲しいものです。

個人的にこの日の注目選手として:
➀FL小川和真 … 茗渓学園から1浪での入部で派手さはないが名門校で揉まれた
  ラグビー偏差値の高さはさすが。青貫監督からこの日のMOMに選ばれたよう
  だが、伝統の慶応の6/7番を背負う選手に成長してほしいものである。
➁SO 加藤竜朗 … “有力なSO候補”として期待が大きいが、この日は小技に溺れた感が
  否めない。特に後半良い形で敵陣に攻込んでいるにも拘わらず、相手デイフェンス
  裏へのチョン蹴りを数回試みたがそのいずれも成功せず結果ターンオーバーをゆるし
  味方をピンチに陥れ負担を大きくさせた。この段階ではゲームコントロールを担う
  ものとして、小技に走らずもっと大きな勝負を目指したプレーを見せて欲しいもので
  ある。この才能に溢れた選手にはそれが出来るはずである。(勝手な私見をご容赦下さい。)

                                  以上                                                                                                           
慶応ノーサイド倶楽部 幹事 六甲おろし

六甲おろし
作成: 2025/06/30 (月) 17:12:10
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