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ぼく・わたしのかんがえた<エンブリオ> / 5970

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【殉死無垢 イビス】TYPE:ワールド
モチーフ:古代エジプトで崇められ、過失であろうと殺した者は死刑に処された白黒の神鳥、イビス。
能力特性:自身死亡時復讐

《死は罪人の元に戻る(Curses, like chickens, come home to roost)》:パッシブスキル
 自身死亡時、エンブリオが自壊することをコストに自動発動する。
 自身を殺した相手のLUCをマイナス化し、
 更に状態異常耐性減少&複数の精神・呪怨・制限状態異常に罹患させる。
 期間はゲーム内で一月。一月過ぎれば自動的に解除される。
 <エンブリオ>にも寄生するためアバター再構築では逃れられず、期間中に解放されるには自身の<エンブリオ>の完全破壊とデスペナが必要となる。
 特化型の上級エンブリオが完全破壊と自身死亡という厳しい制限の元で発動するため、効力は絶大。
 おまけでクールタイムも三日ある。
 超級進化した場合、単純に期限が年単位で伸びる上アリスの領域に侵食する恐れがある。
《好きに生き、有意義に死ね》:必殺スキル
 《人を殺さば穴二つ》が原因で自身を殺した相手が死亡した場合、相手の保有するリソースをばら撒く。
 消費アイテムは捨てられ、装備品は消え、レベルは下がり、<エンブリオ>の出力も下がり、レベルが0になった場合器が削れジョブさえ放棄させる。
 感染中に死ぬたびにリソースを失う、ある種の古典的な"デスペナルティ"として機能する。
 とはいえ所詮上級エンブリオの必殺であるため、一度なら低下量・放棄量はそこまで多くない。
 何事もなければ<エンブリオ>の出力は時間経過で戻り、器は死亡時に戻る。
 また逆に死んだ時周囲にいた存在はアイテムをランダムに配布され、レベルも上がる。
 <エンブリオ>の進化がちょっと早まることもある。
 仮に<超級>進化した場合、エンブリオの形態すら下げる恐れがある。

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    備考:
     上級エンブリオ。ステータス補正は皆無。世にも珍しき"死亡前提スキルのみ所有する"特化<エンブリオ>。
     上級であるその力の全てを"死後の復讐"に特化させたもの。
     ただでさえ重いコストである"死(デスペナ)"を前提に組み込んだ狂気の沙汰。
     邪魔な者でなく、傷つけられた者でもなく、苦しめられた者でさえなく、ただ殺した者だけを狙う極限の執着。
     こうなったのは<マスター>のリアル環境から来る「自身の殺害者への報復衝動」が原因であり、ただしこの世界にログインしてからは復活できるため死の意味合いが変わったことでややポジティブな必殺スキルが生まれた。
     このスキルを仕事にしようとは思わないためにこの<マスター>がまともに活躍することはなく、同時に監獄に送られることもない。
     ただし能力のタチが悪すぎるため要注意人物として扱われている。