以下、大変申し訳ないのですが今回の要望に対する所感と、私のPCOTに対する開発指針を説明させて頂きます。
簡易コマンド、ショートカット共にOCR&翻訳の起点のなる処理であるため、片方に機能制限を設ける意味が薄いです
これは、簡易コマンドもショートカットも機能制限を付けるなら両方できるのが望ましいと思われます。機能制限はPCOTの開発指針と真逆に位置するため、対応が難しいです
PCOTは実験的なソフトであり、PCOTの後に出てくるソフトの参考としての側面もあります。
つまり、PCOTの処理の中で必要なものと不必要なものを後進の開発者が取捨選択できるように
「〇〇はこういうことが出来るけど、PCOTではできない」を無くすべく、日々開発しています。
逆に、後進の開発者はPCOTのソースを参考にして自由に機能制限版を作成することができます。上記の様な開発指針で開発を行ってきたため、機能制限をしてシンプルに作ろうとすると逆に難しいです
ご要望に対応する場合は、従来の画面と新しいシンプルな画面とでオプション方式にする上、既存の処理から
流用するにしても、影響範囲が大きすぎてむしろ作り直した方が早いレベルになってしまいます。
但し、無理ですの一言で終わるとあまりにも不親切なので、以下のソフトが故思我様のニーズに合うと思いますので
是非ご一考ください。
【Spoonailさん作のXSSTR】
XSSTRを公開しているSpoonailさんのサイト:白黒地帯
GoogleのGCPキー(要クレジットカード)の取得が必要ですが、一度GCPキーを取得してしまえばPCOTよりも
精度の高いGoogle製のOCRが使用できます。
以下に、シンプルさと画面サイズの比較画像を掲載します。
「参考画像」
XSSTRをお勧めする理由として以下があります。
- OCRの精度がPCOTよりも信頼できる。
- 上記の通りOCRの精度が信頼できるので、辞書登録のような機能を必要としません。
- チャットのやり取りのようなちょっとした翻訳であれば、比較画像の様に小さくできるので邪魔になりません。
- 最新バージョンではショートカットに対応したため、ちょっとした翻訳ならこれだけで完結できます。
正にPCOTのごちゃごちゃした部分を一掃したようなソフトです。
以上、長々と書きましたが参考にして頂けたら幸いです。
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