PCOTを更新しました。
※今回の更新はWindows10以外のバージョンも対象です。
更新内容は以下の通りです。
「Tesseract OCR」の意図しない位置への改行を抑制
今回の修正で「Windows10 OCR」と同様に段落分けが幾分マシになったと思います。
長い間どうやって対応したものかと悩んでましたが、座標の持ち方がアレなだけで普通に対応できました。
Tesseractが勝手に改行ねじ込んでくるのは変わりませんが、座標を判定して無理やり改行を除去する力業の対応です。
これも本当は標準偏差とかで計算すれば、もっと正確な段落分けが出来そうなんですが、面倒なのでやりません。対応しないプロセスの場合もPCOTをプロセス選択画面に戻さないように修正
これはなかなか探す方が難しいですが、本当に稀にPCOTが対応しないプロセスが存在します。
これまで、どうやっても無理だったので仕方なく対応しない旨のメッセージを出したあとにプロセス選択画面に
戻すようにしていたんですが、デスクトップ接続を実装したので一々戻られると二度手間になるので
エラー表示だけして、画面はそのままという風に修正しました。
対応しない旨のエラーメッセージが表示された場合は接続解除を押して、デスクトップ接続に切り替えて翻訳してみてください。
既知の不具合
- 画像翻訳の画像数が2枚でそこから表示中の画像を「Delete」キーを押して削除すると表示が更新されない。
これは・・・すぐに直ると思いますが、今のところ画像翻訳画面を開き直せば済む話なので、一旦放置です。
週末辺りに暇があればちゃちゃっと対応します。
今回の更新は以上です。
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プログラム一覧からプロセスを選択すると反応なくなるようになりました。
ただ、ファイル差し替え直後はフリーズ頻度があがったくらいで動いていたのですが、徐々に状況悪化して、最終的にプロセスを選択するとフリーズして反応がなくなる、という不思議な状況なので、自分の環境だけかもしれません…
11/28版ではそんなことはなかったので一回verを戻して確認してみたかったのですが、zipファイル上書きDLしてしまっていて、1つ前に戻せないのですが、古いverのPCOTを入手する手段はないでしょうか?
ご不便をお掛けして申し訳ありません。
まず、フリーズの原因についてですが、PCOTの最新バージョンが悪さをしているわけではないです。
肝心の原因はというと、沢山翻訳を行ってGoogleの規制対象になってしまうとフリーズするようです。
何故プロセスを選択した瞬間にフリーズするかというと、翻訳表示画面を開く際に一度ダミーで翻訳を行い
翻訳のクオリティーを確かめています。(画面下部の「Google翻訳:通常/低品質/無効」と出るのがそれです)
問題は、PCOTの翻訳にはGoogleTranslateFreeApiというものを使用しているのですが、これは元々無料で無制限に
翻訳が行えるAPIだったのですが、最近Googleが対策してしまったため現在使用できません・・・。
APIを公開している作者さんが対応してくれるまでは如何ともし難い状況です。
ただ、このGoogleTranslateFreeApi、実を言うと同じGoogle翻訳にも関わらず翻訳精度が悪いです。
下に「低品質」と出るのはGoogleTranslateFreeApi本来の機能が働いている為です。
無料で無制限に使えたのが唯一の魅力だったのが、使えないどころかフリーズするようになってしまったので
一度、この低品質を外してみます。一度テストしてみて、大丈夫そうなら更新します。
今しばらくお待ちください。
最後に対策についてですが、フリーズしてしまったら可能であればIPアドレスを変更して頂くか
しばらく時間を置けば自動的に規制は解除される筈なので、その際にまたPCOTを起動してみてください。
なるべく急いで対応しますので、どうかご理解願います。