今回のゼミでは、久しぶりのゼミだったこともあって、論文に対しての具体的な意見を考えることが難しく、他の人に比べてやや漠然とした指摘になってしまったことが悔やまれました。きたる卒論執筆に向けて、論理的思考の勘を取り戻していきたいと思います。
自分が述べた意見では、「アンディの罪はどんなことであると筆者は規定しているのか、という情報をもっと早い段階で提示すべきだ」としたのですが、その後末廣先生が他の人の論文に対しておっしゃっていた解説で、「問題提起に対する結論には論文の最後に辿り着く構造になっているのがよい」というものがあり、読後感や構成のため、論文の最終盤までヒントを提示するにとどめ最終的な結論は提示しないままにしておくべき問と、理解をスムーズにするため序盤で解決すべき問との判断を間違えないようにしなければならないと感じました。
今回のゼミでは、末廣先生の指導を受けずに書くとどのような論文ができあがってしまうのか、ということをより身にしみて理解できたので、余裕を持った執筆ペースで書き上げられるよう努力したいと思いました。
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