いわゆる「転化反応」を表す公式用語、というか、「Transformative」の訳語に相当する単語は、Ver.2.3のイベント「迷城戦線・光界編」で登場済みです。溶解・蒸発反応をテーマとした「増幅試練」に相対する形で、超電導・過負荷・拡散・結晶反応をテーマとした「劇変試練(英:the Transformative Trial)」が設定されています。
ただし、これを以て「『転化反応』をこれから『劇変反応』と改めよう!」とするのは個人的には遠慮したいです。理由はいくつかあります。
一つ目は、この訳語がとっくに定着しきっていること。確認できた限りでも2020年10月や11月の時点で既に使用例があるワードを、1年以上たった今になって変えようというのはかなり労力がいると思います。
二つ目は、「劇変」が「激変」とごっちゃになりやすいことです。ゲーム内で頻繁に登場する「溶解」すら「融解」と取り違える人がいるのだから、よりマイナーなこの訳語を流行らせても無用な混乱が生まれるだけではないでしょうか。
三つめは、これが最も大きな理由なんですが、公式における「劇変」が上述の通り結晶化を含んでいる概念であることです。現在こそ「ダメージは出ないが熟知依存でボーナスが付く」元素反応は結晶化のみですが、この先もし万が一巷で言われるように草元素関連の新反応が来て、それに結晶化と同系統のものが追加された場合、それも含めて公式呼称として「劇変反応」があてられる可能性を否定できません。今なおダメージ計算式のページで「公式で使われている単語を非公式用語でも用いるのを回避する」ために議論が進められているのを見ると、少なくともスメール実装までは様子を見た方がよいと思います。
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劇変という(ヘンテコな)訳を用いなければいいだけのように思いますが…