乙姫 「缶ビ隊員 ミスったわね。勝特隊木星支部の黒改さんが来て行ったわよ。
激しくこぼしてったわよ。馬名を間違えるか~い!基本じゃろ~!」
缶ビ 「まじっすか?火星に行ってたから全然知らんかった~」
タイ 「これは、がっつり的中させて汚名挽回ね」
ヒラメ 「ふふっ、できる?」
缶ビ 「おら~ できるわ~い!」
乙姫 「で? 捜査のほうは?」
缶ビ 「そのリバティはかなり有力だ。
前走アルテミスSは4角回って尻から3頭目。勝ったラヴェルはさらにその後ろ外2頭目だ。
しかし佐藤哲三氏の指摘どおり前が開かないうちに外ではじけたラヴェルが3F最速の上りでまくっていった。
進路を外に持ち出したリヴァティはその時点で2馬身ほどあったラヴェルとの差をクビ差まで追い上げた。
当然のことだが上り3Fはともかくとしてゴール前の脚いろは完全に上回っていた」
乙姫 「今、2番人気ね。ラヴェルは4番人気だわ」
タイ 「やっぱり見てる人は見逃さないのね。それにしてもドゥーラ、ドゥアイズがそれほどでもないわね。
それこそ2~4番人気になると思ってたのにね。それにしてもモリアーナが1番人気になっちゃってるわね」
ヒラメ 「抽選通過はエイムインライフ、シンリョクカ、ハウピアね。
井崎センセが言ってたシンリョクカが出てきたわね」
缶ビ 「これの末脚も強烈だ。前走Vでは一瞬でスパっという感じじゃない。
ジリッ、ジリッと加速してどんどん引き離していく。
今回逃げそうなのはサンティーテソーロ、リバーラぐらいだが、6枠のリバーラはもともと
『逃げにはこだわらない』らしい。ペースは早くもなく遅くもなく・・・とみる」
乙姫 「じゃあ直線むいてからのヨ~イドンにならないかしら?」
缶ビ 「何とも言えないが今回は顔ぶれ、コースなどからむしろ長く良い脚を使うタイプがいいような気がする。
その意味でシンリョクカは侮れないね」
タイ 「じゃあそのへんで決着しそうな感じなのね。リバティ、ラヴェル、シンリョクカっていうところ?」
ヒラメ 「差し勝負ね。今回はいただきね」
缶ビ 「ところがどっこい。
前にも言ったが、差し・追い込みが1~3着独占かどうかは分からない。しかし有利なのは間違いない。
そして強烈なのがまだいる」
乙姫 「え?まだ他にもすごい差し馬がいるの?」
缶ビ隊員がにやりと笑って答えた。
「ふっふっふ。オイラが一番好きな昭和の歌姫と言えば中森明菜。その中でも3番目に好きな曲が・・・」
乙姫 「え・・と、確か北ウイング・・?」
缶ビ 「そうだ。キタウイングだ。新馬戦は直線300m弱の福島コース。それでもよく追い上げて4着だ。
その後の2戦は650mの新潟コースではいかんなく持ち味の末脚を繰り出している」
タイ 「それこそ終いが持続しそうじゃない。阪神外回りはたしか450mくらいね」
ヒラメ 「でも新潟の直線ではみんな外に寄っていくわ。
うまいこと内側が開くからそこを突き抜けられた・・とか?」
缶ビ 「みんなが行かないその内を通って最速上りだぜ。
そして新潟の新馬で31秒4で上がったリバティアイランドと一騎打ちになると見る」
乙姫ママは思った。 (カンペキだわ。・・でもなぜ3番目に好きな曲? ここはウソでも1番とか・・・)
タイ (きっと1番目はサザンウインドだわ。2番目がデザイア)
ヒラメ (でも3着でも馬券対象圏内ね。いただきだわ)