勝特隊のエージェント缶ビがいつになく悩んでいる顔つきだ。
(いつになくじゃねえだろ! いつもやん)
ママ 「天皇賞はどう?悩まし気な顔つきね」
缶ビ 「本格的な予想はこれからなんだけど・・。
今のところ、データ解析と血統分析とが真っ向から反してるのよぉ~。
まいったわ~」
タイ 「なんか、この頃、血統にハマってるわね~」
ヒラメ 「あら、ハマってるわけじゃないわよねぇ~。
研究までは面倒なので、上っ面を聞きかじってるんでしょう? 😄」
ママ 「まあ、手厳しいわね~。😆」
缶ビ 「そう言いながらママだって顔が笑ってるぞぉ~」
ママ 「で?何が真っ向から反してるの?」
缶ビ 「いや、馬柱の実績から単に追った結果では、
◎シルバーソニック 〇ワープスピード ▲ドゥレッツァ △ディープボンド △タスティエーラ
と言ったところだが、なんかnetkeibaの予想オッズでは
①ドゥレッツァ ②テーオーロイヤル ③タスティエーラ ④サリエラ ⑤ブローザホーン・・」
タイ 「だいぶ違うわね。でも缶ビさん的にはオッズが高いほうが嬉しいんじゃないの?」
缶ビ 「そうなんだけどね。
それにしても、シルバーソニックは3000m以上では馬券圏内を外したことがなかったのに、
前走の阪神大賞典で初めて11着。
陣営は『11か月の長期休養明け、叩き2走目で前進あるはず』で安心してるんだが、
しかし、なにしろ8歳馬。休んでいる間にムムム・・という心配になってきたんだよ」
ヒラメ 「で?血統分析の結果と反してるっていうのは?」
缶ビ 「サンスポZBATによると、ここ10年のうち2021、23年の阪神開催を除くと
京都開催の8回の馬券対象24頭が、全て父サンデーサイレンス(SS)系なんだよ。
勝馬だけじゃなくて1~3着が全てって・・驚異的やん。
勝馬8頭中の5頭は母の父がノーザンダンサー(ND)系とのこと。
ここでは、なかでもサリエラを推してる」
エージェント缶ビの困惑はそこで終わらなかった。
缶ビ 「そして今日のスポニチ亀谷氏の血統ビームでは・・
全く同じ見解なんだ。 『父系SS ✕ 母父欧州型』・・サリエラだ」
ママ 「でも、今年ドゥレッツァとかテーオーロイヤル・・それこそシルバーソニックが
25頭目の快挙を成し遂げるかもしれなくてよ」
缶ビ 「そちら側から正面突破していくか。
ただ、データ上△のディープボンドだが・・」
タイ 「なに、なに?」
缶ビ 「地元の阪神、京都でのレースは馬券圏内とまではいかないが、ほぼ掲示板は外さない」
ヒラメ 「なに、その『ほぼ』って?」
缶ビ 「デビュー3走目の福寿草特別で6着、この1戦だけだったんだ。
ところが前走の阪神大賞典では7着。7歳にして久しぶりに一敗地にまみれた。
2、3走前の大敗は全く気にしないんだが、前走が・・」
ママ 「これも7歳だから?」
缶ビ 「う~む。何とも言えない。ここでまた血統に話が戻るけど、
そのディープボンドが父SS系キズナ ✕ 母父DN系キングヘイロー。
缶ビ予想と血統分析と、両方からイケてるんじゃね?」
テーオーロイヤル、ワープスピードなどにしてもここ数戦の充実ぶり特に阪神大賞典が光っており、
こうして今週もまた混沌の世界にはまり込んで行くのだった。
この後の情報待ちやね~~ん。