缶ビ 「先日ダウンタウンＤＸに新川優愛が出てた。なんかしばらくぶりに見たなぁ」
スナック『みちゃき』は今日も大盛況のようだ。
ママ 「なんか5月に第１子を出産したって聞いてたけど･･･」
缶ビ 「うん。でも今まで見なかったなぁ。ＣＭの『マルっとコミコミ』しか･･ いやぁ～、やっぱり美しいねえ」
タイ 「ずいぶんお熱を上げてるわね」
ヒラメ 「広瀬すず一本じゃなかったの？」
缶ビ 「そんな絞れるもんなの？
ダイワスカーレットも好きだけどスイープトウショウも･･みたいなことだってあるじゃん」
ママ 「ま、それはあるかもね。で？天皇賞の捜査は進んでて?」
エージェント缶ビの顔が曇った。
缶ビ 「いやぁ、なんか下馬評通りの有力馬ばかりの情報しか入ってこないんだよ」
ママ 「ここは買い目を絞ってでも厚く買えば?」
タイ 「そうよ。缶ビさんの厚めって２００円でしょ？」
ヒラメ 「もっと絞って３００円になさいよ。えーと、イクイノックスとドゥデュースと･･あとは何にする？」
缶ビ 「おいおい、そんな簡単に行くか･･と言いたいところだが、この２頭は強そうだなぁ」
ママ 「第３の馬情報は入ってなくて？」
缶ビ 「それが･･あることにはあるんだが･･」
タイ 「なによ、もったいぶってないで教えてよ」
ヒラメ 「めずらしく盛り上がってないわねぇ。どうしたのよ？」
缶ビがしようがなさそうにつぶやいた。
缶ビ 「うん･･プログノーシス。人気サイドにはなるとおもっていたが５～６番人気かと踏んでたんだ」
ママ 「なによぉ。イクイノとドウデュに次いで３番人気じゃないの」
タイ 「え～～ それじゃ分厚くどころか、１点勝負しかないんじゃなくて？」
缶ビ 「なんせ全１０戦のうち２着だった香港を除いて９戦。うち８戦が上がり３Ｆ最速で、うち６勝だ。
いかにも東京コース向きだ。･･初コースとは言え」
ヒラメ 「負けた３戦だって大崩れはないわね。３着、２着、４着が１回づつ。悪くないわあね」
ママ 「でもイクイノックスとかドウデュースとかは高みでしのぎを削りあってるわ。
中日新聞杯とかカシオペアＳとかで負けてて、初対戦のイクイノやドウデュと渡り合えて？」
タイ 「毎日杯のシャフリヤールとか中日のキラーアビリティとかはＧ１馬だけど･･その他は･･」
缶ビ 「でもね、香港も含めて１０戦中負けた４戦は全て騎手が違うんだよ」
ママ 「あ、ほんとだ。勝った６勝は全て川田騎手だわ。６勝０敗よ」
タイ 「パ、パーフェクトじゃないの！」
ヒラメ 「負けた４戦は全て違う騎手だわ」
缶ビ 「そうなんだ。決して藤岡佑介や岩田望来が下手くそとか言ってるんじゃない。
彼らだって今までにイイ仕事をしてきているはずだ。
つまり相性っつうのかなぁ。プログノーシスにとっては川田がツボで、もう、大大だ～い好きとか･･」
ママ 「広瀬すずや新川優愛みたいに？」
タイ 「それはあり得るわね」
もう勝った気になっているエージェント缶ビが叫んだ。
「最悪でトントンの保険でいいとすれば･･･さらにプログ以外にイクかドゥの一角を崩せるヤツが他にいれば･･･
結構つけば浮くぞぉｗｗ！」
３人 （･･･だから、その『あと１頭』も捜査しろっつうの！ 勝特隊なんだろ？
マルっとコミコミ発表しろよｗｗ！）
